国立民族学博物館学術手話通訳研修事業

新規「研修員」(手話通訳者)募集要項

国立民族学博物館(民博)では、平成28年度も、学術手話通訳のレベルアップを目的とする「国立民族学博物館学術手話通訳研修事業」を実施します。 学術手話通訳技術の習得に対して意欲的な手話通訳者に研修員として研修にご参加いただき、学術分野におけるよりよい情報保障環境を築いてゆくことを趣旨と しています。そのために、民博で開催する手話言語に関する国際研究集会や言語学関連の研究会、国内の学術集会、大学の講義等を有効に活用します。学術手話通 訳に関心をお持ちの方々に広くご参加いただきたく、下記の通り研修員の選考を実施いたします。多くの方のご応募をお待ちしております。

1.「研修員」の概要

2.対象者

3.応募方法

氏名(フルネーム、読み仮名付記)と応募意思をminpaku.shuwa2016ni@minpaku.ac.jpまでメールで連絡してください。折り返し、担当者から応募書式と言語学分野の学術論考を送付します。その後、下記三点の提出(メールによる返信)をもって応募受付とし、一次選考を行います。

  1. 記入済み応募書式(申込書兼履歴書)
  2. 顔写真
  3. 送付された学術論考を読んで内容を400~600字で要約したもの、
    ※要約にあたっては、専門用語等を調べるためにインターネットやその他の資料を活用していただいて差し支えありません。

4.選考までの流れ

平成28年4月中旬 募集案内の公示
 
 

応募者:メールでの応募意思表示
(意思表示の時点では応募完了ではありませんので、ご注意ください)

 
 

担当者:応募書式と学術論考のメールでの送付

 
  応募者:応募書式・顔写真・学術論考の要約の送付
(メールが担当者に受領された時点で応募完了です)
 
平成28年5月9日(月曜日) 応募締め切り(必着)
 
  一次選考
 
平成28年5月13日(金曜日) 一次選考結果通知
合格者には担当者より二次選考の時間と場所の詳細および事前準備資料を送付
平成28年5月21日(土曜日) 二次選考
会場: 国立民族学博物館 (大阪府吹田市千里万博公園10-1)
内容:
【実技】学術的な内容の通訳
(日本手話→日本語、日本語→日本手話の同時通訳、講師との事前打合せを含む)
【面接】応募動機等に関する質疑応答(日本語による)
※ 二次選考会場までの旅費については自己負担をお願いします。
 
平成28年5月下旬 二次選考結果通知
 
平成28年6月19日(日曜日) 第一回研修

5.平成28年10月までの研修日程(11月以降の日程は未定)

第一回:6月19日(日曜日)
第二回:7月10日(日曜日)
第三回:8月7日(日曜日)
第四回:8月27日(土曜日)
第五回:9月17日(土曜日)18日(日曜日)
第六回:9月23日(金曜日)24日(土曜日)25日(日曜日)(国際研究集会:打ち合わせ・反省会を含む)
第七回:10月15日(土曜日)

6.その他

本事業関連事業である、下記『楽しい言語学を学ぶ会』で、本事業参加2年目・3年目の研修員が通訳OJTを行います。本事業に応募される皆さんにも、参加を推奨します。(『楽しい言語学を学ぶ会』は本事業開始前に第一回目がスタートしますので、参加お申し込みの際はご留意ください。)
http://www.r.minpaku.ac.jp/shuwa/l02.html

7.本事業運営メンバー

飯泉菜穂子 国立民族学博物館
市田泰弘  国立障害者リハビリテーションセンター学院/国立民族学博物館
岡森結子  通訳コーディネーター
菊澤律子  国立民族学博物館/総合研究大学院大学
野口岳史  国立障害者リハビリテーションセンター学院

8.応募先・問い合わせ先

国立民族学博物館学術手話通訳研修事業担当者:飯泉菜穂子(いいずみなおこ)
応募・問い合わせアドレス:minpaku.shuwa2016ni@minpaku.ac.jp
※応募および選考に関する連絡はすべてメールで行います。メール送信後2~3日たっても担当者から連絡がない場合には、必ず確認してください。

9.事業URL

国立民族学博物館学術手話通訳研修事業:http://www.r.minpaku.ac.jp/shuwa/l01.html
【日本財団受託研究】手話言語学研究部門の設置および手話言語学事業の推進(2016.4-2021.3):
http://www.r.minpaku.ac.jp/shuwa/