国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

みんぱく映画会

2021年1月23日(土) 、1月30日(土)、2月13日(土)、2月27日(土)
みんぱく映像⺠族誌シアター

「セネガルを越える人と地域ラジオ」「ネパールのサーランギ音楽」「常ならざる音―耳を通して異界とつながる―」「カンボジア クメール人の伝統芸能」


チラシダウンロード[PDF:4.1MB]

※ 新型コロナウイルス感染症の予防のため、イベントを変更・中止する場合がございます。予めご了承ください。

本館製作オリジナルDVD「みんぱく映像民族誌」シリーズから、次の収録作品を上映し、監修者によるトークもおこないます。
・第34集『セネガルを越える人と地域ラジオ』
・第35集『ネパールのサーランギ音楽』
・第36集『常ならざる音―耳を通して異界とつながる―』
・第37集『カンボジア クメール人の伝統芸能』

  • 開催日:2021年1月23日(土)、1月30日(土)、
        2月13日(土)、2月27日(土)
  • 場 所:オンライン開催
      ※シアターセブンからのWEBライブ中継となります。
  • 時 間:
     ・1月23日(土)13:30~16:00
     ・1月30日(土)13:30~16:00
     ・2月13日(土)14:00~16:00
     ・2月27日(土)13:30~16:00
      ※2月13日(土)のみ開場・開演時刻が異なります。
  • 定 員:100名(要事前申込/先着順)
  • 申込期間:開催日により異なります。詳しくは下記をご確認ください。
  • 参加費:無料
 

申込方法(WEBライブ中継参加)

1月23日(土)、1月30日(土)開催分
  • 申込期間:受付中~2021年1月20日(水)17:00
    ※申込期間を1月12日(火)より延長しました。
    ※定員になり次第受付終了
2月13日(土)、2月27日(土)開催分
  • 申込期間:2021年1月13日(水)9:00~2021年2月2日(火)17:00
    ※定員になり次第受付終了
 
 
 

みんぱく映像民族誌シアター 1月23日(土)

セネガルを越える人と地域ラジオ
国立民族学博物館製作オリジナルDVD「みんぱく映像民族誌」シリーズから、第34集『セネガルを越える人と地域ラジオ』収録作品を上映します。
舞台となるのは西アフリカのセネガル河上流域で、セネガルやモーリタニア、マリが国境を接する場所です。ここでは政府の資金を導入しない地元主体でおこなわれる「文化週間」が10年以上にわたって開催されています。この行事の立ち上げから運営に深くかかわっている地域ラジオ局、そして小さな経済活動を通じて地域社会を活性化させる女性グループやグリオとよばれる伝統楽師ら、「文化週間」をになう人びとに焦点をあてながら、このような運動の意義を考えます。
監修者・三島禎子(本館准教授)によるトークもおこないます。

【開催日時】1月23日(土) 13:30~16:00
【撮影】2017年
【監修】三島禎子
【上映時間】65分
【解説】三島禎子(国立民族学博物館准教授)
【司会】福岡正太(国立民族学博物館教授)
 

みんぱく映像民族誌シアター 1月30日(土)

ネパールのサーランギ音楽
国立民族学博物館製作オリジナルDVD「みんぱく映像民族誌」シリーズから、第35集『ネパールのサーランギ音楽』収録作品を上映します。
サーランギはネパールの弓奏弦楽器です。カトゥマンドゥでサーランギを演奏する楽師カーストのガンダルバは2つの系統に分かれます。地方から上京し、ツーリスト街でサーランギの弾き語りをしてきたガンダルバ、そして古くからカトゥマンドゥ盆地で暮らし、王宮付き楽師の伝統をもつガンダルバです。多様なサーランギ奏者から、ガンダルバの生業としての音楽の変遷をたどり、サーランギとその音楽の今後を展望します。
監修者・南真木人(本館准教授)によるトークもおこないます。

【開催日時】1月30日(土) 13:30~16:00
【撮影】2016年~2018年
【監修】南真木人、藤井知昭
【上映時間】77分
【解説】南真木人(国立民族学博物館准教授)
【司会】福岡正太(国立民族学博物館教授)
 

みんぱく映像民族誌シアター 2月13日(土)

常ならざる音―耳を通して異界とつながる―
本館製作オリジナルDVD「みんぱく映像民族誌」シリーズから、第36集『常ならざる音―耳を通して異界とつながる―』収録作品を上映します。
姿かたちが見えずに、異音として感じられる「何か」に、人は畏れおののきます。また、神/カミ、精霊といった見えない力に人間が働きかける際にも音は重要な役割を果たしています。この作品では日本の祭事・神事から、不思議な常ならざる音によって異界とつながったり、この世ならざるモノに働きかけたりする四つの事例を紹介します。
監修者・山中由里子(本館教授)によるトークもおこないます。

【開催日時】2月13日(土) 14:00~16:00
【撮影】2017年~2018年
【監修】山中由里子
【上映時間】33分
【解説】山中由里子(国立民族学博物館教授)
【司会】福岡正太(国立民族学博物館教授)
 

みんぱく映像民族誌シアター 2月27日(土)

カンボジア クメール人の伝統芸能
本館製作オリジナルDVD「みんぱく映像民族誌」シリーズから、第37集『カンボジア クメール人の伝統芸能』収録作品を上映します。
1999年、カンボジアの長い内戦の時代が終わり、人びとは伝統的な芸能の復興に力を入れていました。国立民族学博物館は、カンボジア人研究者の協力を得て、大型影絵芝居スバエク・トムを映像で記録しました。伝承が途絶えていた影絵芝居の復活に努力した一座の長老ティー・チアンさん(2000年没)の姿を紹介します。あわせて小型影絵芝居スバエク・トーイと仮面劇ラカオン・カオルの映像も上映します。
監修者・寺田吉孝(本館名誉教授)によるトークもおこないます。

【開催日時】2月27日(土) 13:30~16:00
【撮影】1999年~2000年
【監修】サムアン・サム、寺田吉孝、福岡正太
【上映時間】72分
【解説】福富友子(東京外国語大学非常勤講師)
    寺田吉孝(国立民族学博物館名誉教授)
【司会】福岡正太(国立民族学博物館教授)
 
 

お問い合せ先

国立民族学博物館 企画課博物館事業係
〒565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1
Tel:06-6878-8210(土日祝を除く9:00~17:00)
Fax:06-6878-8242