国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

みんぱくウィークエンド・サロン――研究者と話そう

2010年4月4日(日)
文化の越境を考える ~チャイナタウンの獅子舞から~

ポールの上でアクロバティックに舞う獅子

○ 話題
華僑・華人の来日と定住にともない、中国の獅子舞など伝統芸能が日本に伝わってきました。華僑・華人たちの間での獅子舞にまつわる、さまざまなエピソード のほか、獅子舞がどう伝わり、継承・実践されているのか、そして、人々にとってどんな意味をもっているのか紹介します。三大チャイナタウンとよばれる長崎、神戸、横浜の獅子舞に注目し、文化の越境、そして多文化の共生について考えます。

○ 話者
陳天璽(先端人類科学研究部准教授)

○ 場所
本館展示場(東アジア展示〈中国地域の文化〉)