国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

みんぱくゼミナール

2011年8月20日(土)
海に生きるくらし―島と島をつなぐ遠洋航海
新オセアニア展示関連 / 新展示フォーラム「どっぷりオセアニア―夏のみんぱくフォーラム2011」関連

はなれた島に交換に出かけた人びとは、別れ際に、望みの品物を贈物として受け取る。海の道は、物品の交換と同時に人の交流も促す。

○概要
オセアニアでは、多くの人びとが海とともにくらしています。海は、魚や貝などを手に入れる日常的な生活の場であると同時に、遠くはなれた島と島をつなぐ道でもあります。それは、人と人を結びつける紐帯となります。こうした海に生きるくらしは、グローバル化が進む私たちのライフスタイルにもヒントとなることでしょう。

○講師
小林繁樹(文化資源研究センター教授)

○場所
講堂