国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

研究公演

2010年11月23日(火)
現代の音楽とアフリカ
特別展「彫刻家エル・アナツイのアフリカ―アートと文化をめぐる旅」関連

リズムが人と人をつないでいく―アフリカの音楽に見られるそうした一面は、グローバル化していく今日の世界にとってどんな意味を持っているのでしょうか。
アフリカを旅しながら各地のさまざまなリズムを自分たちの音楽に採りいれてきたOCHI BROTHERSのワークショップと公演を通して、この問題を考えてみたいと思います。

石や木片、西アフリカの太鼓などを使って演奏するワークショップもおこないます。
OCHI BROTHERSと一緒にみんなで楽しく演奏しましょう。ぜひご参加ください。

  • 日時:11月23日(火・祝) 13:30~15:45(開場13:00)
  • 場所:国立民族学博物館 講堂(定員450名)
       *入場整理券を10:00から2F講堂入口にて配布いたします。
  • 事前申込:不要
  • 参加料:無料(ただし、本館展示をご覧になる方は別途観覧料が必要です。)
  • 主催:国立民族学博物館
  • チラシダウンロード[PDF:778KB]
お問い合わせ
〒565-8511 吹田市千里万博公園10番1号
国立民族学博物館 広報企画室企画連携係
TEL : 06-6878-8210(平日9:00~17:00)

出演者

[img]OCHI BROTHERS(越智ブラザーズ)
1980年代より数年にわたり世界の各地でフィールドワークを行い、様々なリズムを体験する。83年から民俗楽器、自然素材、美術的オブジェを駆使し、人と地球を結ぶイメージを音楽で表現させる試みを続けている。
84年から90年までの三宅一生コレクションの作曲とパフォーマンスにより世界的に注目を集める。90年にCD「NATURAL SONIC」をリリース、同名の舞台作品も発表。
93年 La MaMa劇場(Annex / New York)で招待作品「VISUAL SONIC」を発表。96年にCD「AQUA」、「NATURAL SONIC 2」をリリース、97年、35th Anniversary Season La MaMa劇場(Annex / New York)において、招待作品「NATURAL SONIC」を発表。
98年、韓国 Jooksan International Arts Festival に招待され海外においても高く評価されている。TV、ラジオ、CD-ROMなどの音楽制作、空間のための環境音楽制作、音楽プロデュース、子供から大人まで楽しめる音とリズムのワークショップの展開など、幅広いジャンルで活躍している。

 

司会・解説

川口幸也(文化資源研究センター准教授)
アフリカの同時代美術を通して、アフリカと世界がどのように語られてきたのかに関心を持っている。