国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

イベント・ワークショップ

2017年11月30日(木)
ミンパク オッタ カムイノミ(みんぱくでのカムイノミ)

2016年のカムイノミのようす

カムイノミとはアイヌ語でカムイ(神・霊的存在)に対して祈りを捧げる儀礼です。みんぱくでのカムイノミは、本館が所蔵するアイヌの標本資料の安全な保管と後世への確実な伝承を目的としています。以前は、本館展示のチセ(アイヌの伝統的な家屋)製作を監修した萱野(かやの)茂(しげる)氏(故人・萱野茂二風谷アイヌ資料館前館長)によって、非公開でおこなわれていました。萱野氏の没後、平成19(2007)年度からは、社団法人北海道ウタリ協会(現・公益社団法人北海道アイヌ協会)の会員がカムイノミと併せてアイヌ古式舞踊の演舞を実施し、公開しています。平成29年度は、八雲アイヌ協会・苫小牧アイヌ協会の方々にお越しいただき、開催いたします。
どなたでも見学できますので、ぜひお越しください。

  • 開催日時:2017年11月30日(木) 10:30~11:50
  • 開催場所:国立民族学博物館 玄関前広場(雨天の場合、古式舞踊はエントランスホールにて実施)

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11月30日(木)~12月3日(日) アイヌ工芸 in みんぱく 詳細はこちら

お問い合わせ
国立民族学博物館 企画課
電話 06-6878-8532(土日祝を除く9:00~17:00)
FAX 06-6878-8242