国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

特別展「多みんぞくニホン ─ 在日外国人のくらし ─」

展示の構成


展示場一階では、日本の多民族社会への経過をおった後、行政や民間の外国人へのさまざまな支援活動を紹介する。また、エスニックショップを出身国ごとに再現し、外国人の食生活や嗜好にふれる場とする。エスニックメディア部門では、16言語にものぼる新聞、雑誌やその内容とともに紹介する。
二階では、中国、韓国・朝鮮、ブラジル、フィリピン、ベトナムにそれぞれルーツをもつ人に焦点をあてる。来日のさい、携帯したモノやパスポート、日本での定着・成功への努力、こだわって維持しようとする文化や同胞とのつながりなど、日本に移住した歴史的背景とともに、現在のくらしをさまざまな側面から紹介する。
─ 月刊みんぱく2004年3月号より抜粋 ─

展示場1F
多みんぞく化の歴史
多みんぞく化テーマコーナー
外国人集住都市
エスニック商店街
行政の事業、NGO
エスニックお祭り広場
子どもコーナー
多言語放送・FMわぃわぃ特設スタジオ
エスニックメディア
パンダ教室・民族学校

展示場2F
在日ベトナム人
在日コリアン
在日中国系
在日フィリピン人
在日ブラジル人

多言語コミュニティ放送・FMわぃわぃ 期間中、会場に多言語コミュニティ放送・FMわぃわぃの特設スタジオをもうけ、毎週日曜12時から、特別展関連特別番組を放送します。
特設スタジオの放送タイムテーブル→ http://www.tcc117.org/fmyy/event/minpaku
 
〈特別展示館地階ピロティ〉
ブラジル人高校生たちの大壁画「ミューラル」ブラジル人高校生たちの大壁画「ミューラル」
http://www.n-pocket.jp/model/multiculture/mural.htm
 
浜松市のブラジル人と日本人高校生が協働で大壁画ミューラルを作成しました。
「高校まで進学した外国人生徒」の存在やメッセージを地域にアピールすること、作成を通して地域において多文化共生社会をになう若者を育てることをめざしています。