国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

特別展「多みんぞくニホン ─ 在日外国人のくらし ─」


近年、日本の街なかや電車、バスのなかはもちろん、学校の同級生や職場の同僚、隣人、友人、そして家族の一員として、外国人がいてもめずらしくなくなりました。
現在、外国人登録者だけでも約180万人、全住民の1.5%にもなっています。中国人や外国人の大部分をしめてきた在日韓国・朝鮮人にくわえ、1980年第以降、ベトナムやブラジル、フィリピンなどから移り住んだ人びとも増え、日本はますます多民族化しています。
本展示では、さまざまな外国人の衣食住、学校や仕事、家庭やコミュニティの行事などを実際につかわれているもの、写真や映像をとおして紹介します。住まいや雑貨店、エスニックショップの再現もあります。隣人となった外国人をとおして、進行中の多民族化を感じとってください。

2004年3月25日(木)~6月15日(火)
  個 人 団体(20名以上)
一  般 420円 350円(/1人)
高校・大学生 250円 200円(/1人)
小・中学生 110円  90円(/1人)
※上記料金で常設展もご観覧いただけます。