国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

巡回展「マンダラ展 -チベット・ネパールの仏たち-」【高知県立歴史民俗資料館】

マンダラはサンスクリット語の音写で、曼陀羅・曼拏羅などと表記します。約1500年前にインドで生まれたマンダラは、ネパール、チベット、中国に伝えられ、日本にも9世紀初頭、唐に渡って密教を学んだ空海によってもたらされました。

今夏、高知県立美術館にて開催の四国霊場開創1200年記念「空海の足音四国へんろ展」プレ企画展として高知県立歴史民俗資料館では主に国立民族学博物館の所蔵品からチベットやネパールのマンダラを展示します。マンダラは仏教美術として知られていますが、その意味するところはよく理解されていません。今回の企画はマンダラとは何かに答える展示です。宇宙の縮図であり、同時に自己の心の図でもあるというマンダラの世界を紹介します。

 

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