- 卯田宗平
- 国立民族学博物館・先端人類科学研究部・准教授
- UDA Shuhei
- National Museum of Ethnology・Department of Advanced Studies in Anthropology・Associate Professor
- わたしは、日本列島を含む東アジア地域を対象とし、自然と人間とのかかわりに関する人類学的、民俗学的な研究を続けています。自然と人間とのかかわりと言っても多岐にわたっていますが、そのなかでわたしは「生業の技術」に着目しています。なぜなら、人間は技術を介して自然と対峙しており、その中間媒介である技術が変化したなら自然と人間とのかかわりも変化したといえるからです。具体的には、現在、日本や中国の鵜飼で使用される生業技術としてのカワウやウミウ、生業の手段から生業の対象に変化した大興安嶺森林地帯のトナカイなどを研究しています。最近では、マケドニア共和国における鵜飼の研究も始めました。
研究業績の詳細はこちら(国立民族学博物館ホームページ)
© 2016 Center for Northeast Asian Area Studies at National Museum of Ethnology, All rights reserved.