国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。
総合イメージ

スタッフの紹介

小林繁樹
小林繁樹KOBAYASHI Shigeki
国立民族学博物館・名誉教授
専門分野
  • 道具人類学、文化人類学、博物館学
各個研究
  • 文化資源の活用に関する研究
個人ホームページ

略歴

南山大学大学院文学研究科文化人類学専攻修士課程修了。野外民族博物館リトルワールド学芸研究員、東京造形大学造形学部助教授、東京造形大学学芸員課程室室長、東京造形大学造形学部教授を歴任。2004年より民博。

専門分野

道具人類学、文化人類学、博物館学

研究のキーワード

道具、道具人類学、造形文化学、博物館学、文化資源、シアシ諸島民、パプアニューギニア、オセアニア、文化人類学

現在の研究課題

  • 文化資源の活用に関する研究
  • 諸文化における道具人類学的研究

所属学会

日本文化人類学会、日本オセアニア学会、民族芸術学会、道具学会、日本展示学会

主要業績

2011
 「次世代展示はモノコミだ!」特集 10のキィワードで語る"博物館展示の未来"6 モノ:情報集合『展示学』49:36-39。
2009
 「世界のものづくり ―創造のキッカケを動詞で試みる」国立民族学博物館編 『茶の湯のものづくりと世界のわざ:千家十職×みんぱく』pp.154-157、東京:河出書房新社。
2004
 『世界一周道具パズル これ、なんに使うのかな?』電子書店mm文庫、光文社。
2003
 「オセアニアにおける民族技術の観光資源化」近藤雅樹編『日用品の二〇世紀』pp.95-108、東京:ドメス出版。

館外活動(大学教育、社会活動等)

  • 日本展示学会副会長(2011.4-現在に至る)
  • 日本展示学会理事(2011.4-現在に至る)
  • 総合研究大学院大学文化科学研究科教授併任(2005.4-現在に至る)
  • 道具学会理事 (1999.4-現在に至る)
  • 野外民族博物館リトルワールド客員研究員 (1992.4-現在に至る)

経歴詳細

学歴
  • 南山大学文学部人類学科卒(1973)
  • 南山大学大学院文学研究科文化人類学専攻修士課程修了(1976)
職歴
  • 野外民族博物館リトルワールド学芸研究員(1976)
  • 東京造形大学造形学部助教授(1992)
  • 東京造形大学学芸員課程室室長(1994)
  • 東京造形大学造形学部教授(1997)
  • 国立民族学博物館教授(2004)
  • 総合研究大学院大学文化科学研究科教授併任(2005)
  • 国立民族学博物館館長補佐併任(2005.4-2006.3)
  • 国立民族学博物館情報管理施設長併任(2006.4-2009.3)
  • 国立民族学博物館文化資源研究センター長併任(2009.4-2011.3)
学位
  • 文学修士(南山大学大学院文学研究科1976)

研究詳細

文化資源の活用に関する研究においては、人類が生み出し、育み、築いてきている人類文化を文化資源としてとらえ、その活用に関する一連の過程(認識し、理解し、留め、さらには伝え、促進し、より有効な利用へと展開させる)を全般的に調査研究するが、特に研究組織間や博物館同士の連携のあり方やその具体的方策の検討と文化人類学・民族学博物館における文化資源の有効な活用についての考察や実験的研究に重点をおく。
諸文化における道具人類学的研究においては、ことに身体の動きと道具との関連の考察を進める。

業績詳細

著書
2004
『世界一周道具パズル これ、なんに使うのかな?』電子書店mm文庫 光文社。
1997
『世界一周道具パズル これ、なんに使うのかな?』文庫 光文社。
1988
『世界一周道具パズル これ、なんに使うのかな?』光文社。
論文
2011
「モンゴルの民主化で復活する「嗅ぎたばこ」文化」『Tasc Monthly』6月号 No.426. pp.19-25、東京:財団法人たばこ総合研究センター(TASC)。
2011
「次世代展示はモノコミだ!」特集 10のキィワードで語る"博物館展示の未来"6 モノ:情報集合『展示学』49:36-39。
2010
「動詞を利用した展示品選択」特別展「千家十職×みんぱく:茶の湯のものづくりと世界のわざ」実行委員会編『国立民族博物館特別展「千家十職×みんぱく」を解剖する』pp.21-27、国立民族学博物館。
2008
「モンゴルのタバコ文化における近代化の受容に関する文化人類学的研究」『平成19年度財団法人たばこ総合研究センター助成研究報告』 加藤謙一との共同執筆、pp.90-110、東京:財団法人たばこ総合研究センター。
2008
「第108回研究例会記録および発表要旨2.小林繁樹(民族学)「オセアニア大航海展」から」『民族藝術学会会報』2008年2月18日、Vol.72.pp.8。
2007
「地球と道具」『季刊道具学』17,36-43. 道具学会。
2007年1月13日開催の、道具学会創設10周年記念道具学研究フォーラム「道具学 これから」の3部パネルディスカッション「21世紀の道具学の視座」のパネルと討論のまとめ。
2007
「女の道具・男の道具」『季刊道具学』17,23. 道具学会。2007年1月13日開催の、道具学会創設10周年記念道具学研究フォーラム「道具学 これから」の2部「21世紀の道具学の課題」テーブルディスカッションのまとめ。
2007
「オセアニアの櫛」『月刊みんぱく』表紙モノ語り、2007年11月号、第31巻第11号、通巻第362号、p.11 国立民族学博物館
2007
「クラ交易」国立民族学博物館編『オセアニア 海の人類大移動』国立民族学博物館特別展「オセアニア大航海展」解説書、pp.19 昭和堂。
2007
「クラ交易の記憶をとどめる歴史資料」松園万亀雄監修、「世界を集める-研究者の選んだみんぱくコレクション」実行委員会編『世界を集める-研究者の選んだみんぱくコレクション』文と写真解説、現地写真3枚、pp.118-119.大阪:国立民族学博物館。
2007
「展示場もフォーラムへ、そしてハブへ」『民博通信』視座、NO.117,裏表紙.国立民族学博物館。
2007
「比例ものさし」道具学会・道具学叢書委員会編『道具学への招待』道具学叢書001、pp.149.東京:ラトルズ。
2005
「ビンロウ噛みとカヴァ」pp.150-154,「手工芸品」pp.155-159,「衣文化」pp.160-164,「家・集会所・カヌーハウス」pp.169-173,「世界最大の貨幣」pp.174-178,印東道子編著『ミクロネシアを知るための58章』明石書店。
2005
「国立民族学博物館」『服飾美学』41:96-98。
2005
「チベット仏教における仏画とものさし」『生活デザイン研究』3,34-41。
2004
「チベット仏教の仏画粉本にみる幾何学的描画法」『民博通信』107,18-19,国立民族学博物館。
2003
「オセアニアにおける民族技術の観光資源化」近藤雅樹編『日用品の二〇世紀』ドメス出版 pp.95-108。
2000
「産業社会、大衆社会のなかの道具 大量生産・大量消費・大量廃棄がもたらすもの」『季刊道具学』Vol.1.pp.18-21。
1999
「トロブリアンド諸島における民族資料の収集」石森秀三,林勲男編『ジョージ・ブラウン・コレクションの研究』国立民族学博物館調査報告10:95-108。
1994
「生活の技術と文化 道具を通して見る世界」廣瀬鎭編『比較文化研究の世界』学術図書出版社 第V章 pp.116-144。
1993
「バス交通が結ぶコミュニケーション・ネットワーク ミクロネシア、ヤップ島における情報伝達の現代化方法」南山大学複合社会比較研究会編『文化人類学・現代の風景』中央法規出版 第III部第1章 pp.172-195。
1993
「メラネシアの伝統的貨幣と交換」石川栄吉監修,須藤健一,秋道智彌,崎山理編『オセアニア2 伝統に生きる』東京大学出版会 第7章 pp.95-110。
1993
「身体尺 ─ モジュールの東と西」『グラフィケーション』No.70.pp.4-5。
1993
「ビジターズ・インダストリー(集客産業)の展開 ─ なぜ人は集まるのか」「現代人にとって旅とはなにか」高田公理,石森秀三著編『「新しい旅」のはじまり 観光ルネッサンスの時代』PHP研究所 第3章 pp.83-116,第6章 pp.187-265。
1992
「海に生き、人と暮らす パプア・ニューギニア、シアシ諸島民の生活」『人間は何を食べてきたか 海と川の狩人たち』日本放送出版協会 第3章 pp.161-176。
1991
『パプア・ニューギニア、シアシ諸島民の「もてなし」その1』リトルワールド研究報告11 (pp.1-36)。
1990
「民族のくらし」「ヒロスファヤ(有畜農家の秋の行事 ─ 豚の屠殺)」畑聰一,芝浦工業大学建築工学科畑研究室『エーゲ海・キクラデスの光と影 ミコノス・サントリーニの住まいと暮らし』建築資料研究社 pp.21-27, 186-191。
1989
「アムブギムと宝の木ー贈物交換活動の起源」『リトルワールド』31:6-11。
1989
「リトルワールドの展示をめぐって」『民博通信』44:24-29。
1989
「くらしII」天理大学,天理教道友社共編『ひと もの こころ』第3期第1巻『パプア・ニューギニア』天理教道友社 pp.178-182。
1989
「ヤップ島のコミュニケーション・ネットワーク バス交通が結ぶface to face関係」牛島巌,中山和芳編『オセアニア基層社会の多様性と変容 ミクロネシアとその周辺』国立民族学博物館研究報告別冊6号 pp.353-378。
1986
「人間博物館リトルワールド ─ 生きている博物館づくりをめざして」『月刊文化財』No.270:28-31。
1986
「ベーテル・チューイングとカヴァ・ドリンキングについての覚書」『リトルワールド研究報告』8:18-53。
1983
「異郷に建つ民家群 ヤップ島 ー島の棟梁のもとで大工修業」『季刊民族学』23:107-110。
1982
「ニューギニア北東部における航海を伴なう贈物交換活動について ─ その概要と問題提起」『リトルワールド年報』4:49-73。
1979
「マンドック島の人びと」『季刊民族学』10:62-69。
1978
『ヤップ島家屋の構造と建築過程』リトルワールド研究報告2(pp.iii-xvii,1-69)。
1978
「ニューギニア東海岸地域の土器」南山大学小林知生教授退職記念会編『小林知生教授退職記念考古学論文集』pp.111-126。
1977
「ニューギニアの交易航海民」大島譲二編著『魚と人と海』日本放送出版協会 pp.156-161。
1976
『交易航海活動が果す親族観念維持・強化の役割』南山大学提出修士論文。
1975
「メラネシア島嶼民の漁撈活動」東京都立大学社会人類学会編『社会人類学年報Vol.1.1975』弘文堂 pp.199-210。
1974
「オセアニア考古学の現状」『歴史と構造』4:71-90。
その他
2011
「忘れえぬ先人」オセアニア探検(6)『旅・いろいろ地球人』毎日新聞、8月18日夕刊、毎日新聞社。
2011
「石貨」みんぱく 私の逸品『月刊みんぱく』35(7):15、通巻第406号。
2011
「序文」五月女賢司編『学校と博物館が学びあえる場の構築をめざして』p.1、国立民族学博物館文化資源研究センター。
2011
「はじめに」五月女賢司編『2009年度年末年始展示イベント「とら」実施報告書』p.1、国立民族学博物館とら展プロジェクトチーム。
2011
「はじめに」五月女賢司編集『2009年度展示活動研修会実施報告書』p.1、 国立民族学博物館とら展プロジェクトチーム。
2011
「梅棹忠夫著作集第10巻「民族学の世界」」特別展「ウメサオタダオ展」実行委員会編『梅棹忠夫--知的先覚者の軌跡』特別展「ウメサオタダオ展」図録 p.137、大阪:千里文化財団。
2010
「はじめに」、「2009年度の活動概要」国立民族学博物館文化資源研究センター編『文化資源研究センター活動報告2009』p.1、pp.7-9、国立民族学博物館文化資源研究センター。
2010
「第370回みんぱくゼミナール 千家十職の家を継ぐ」特別展「千家十職×みんぱく:茶の湯のものづくりと世界のわざ」実行委員会編『国立民族博物館特別展「千家十職×みんぱく」を解剖する』土田半四郎、永樂陽一、黒田益代、八杉佳穂、太田心平と、司会として pp.92-107、国立民族学博物館。
2009
「動詞で見る 「叩く」と開くどこでもドア」モノを見る目(1)『旅、いろいろ地球人』毎日新聞、4月1日夕刊、毎日新聞社。
2008
「道具からのぞく世界のくらし 10.インドの包丁」聖教新聞 5版9頁、聖教新聞社。
2008
「道具からのぞく世界のくらし 9.インカの結縄」聖教新聞 5版9頁、聖教新聞社。
2008
「道具からのぞく世界のくらし 8.ブーツ脱ぎ」聖教新聞 5版9頁、聖教新聞社。
2008
「道具からのぞく世界のくらし 7.ヒゴ製海図」聖教新聞 5版9頁、聖教新聞社。
2008
「道具からのぞく世界のくらし 6.酒壷とストロー」聖教新聞 5版9頁、聖教新聞社。
2008
ねずみ展プロジェクト・チーム、情報管理施設情報企画課編『2007年度年末年始展示イベント「ねずみ」および展示活動研修会実施報告書』の編集、刊行。
2008
「道具からのぞく世界のくらし 5.タカ狩り用の罠」5版9頁、聖教新聞社。
2008
「道具からのぞく世界のくらし 4.イネの穂づみ具」5版9頁、聖教新聞社。
2008
「道具からのぞく世界のくらし 3.鍋かご」5版7頁、聖教新聞社。
2008
「クラ交易の記憶をとどめる歴史資料」国立民族学博物館開館30周年記念企画展「世界を集める 研究者の選んだみんぱくコレクション」の展示解説の録画録音。2007年度文化資源プロジェクト「ポッドキャスティングによる30周年企画展示の情報提供」(代表者:福岡正太)の研究の一環として。公開未定。
2008
「物を贈り、社会を結びつける」国立民族学博物館開館30周年記念、みんぱくウィークエンド・サロン 研究者と語ろう、第56回、オセアニア展示場。
2008
「パプアニューギニア、シアシ諸島の人間関係をつむぐ宝物」『みんぱくラジオ~世界を語る』ラジオ大阪(大阪放送株式会社)。
2008
「道具からのぞく世界のくらし 2.たたき棒」5版7頁、聖教新聞社。
2008
「貝ビーズの首飾りと貝製腕輪」『特集1179』毎日放送ラジオ局(株式会社毎日放送)
2008
「道具からのぞく世界のくらし 1.口琴」5版7頁、聖教新聞社。
2008
「道具論:新しい定義をめぐって」リトルワールドカレッジ マスターコース2007 第5回。愛知県犬山市:野外民族博物館リトルワールド
2007
「パプアニューギニア、シアシ諸島の人間関係をつむぐ宝物と年末年始展示イベント「ねずみ」紹介」『昼どきパーク837(やぁ!みんな)』FM千里(千里ニュータウンFM放送株式会社)。
2007
「オセアニア特別展示紹介解説」園田学園女子大学教育研究推進部シニア専修コース「アジア太平洋文化論」。
2007
「道具研究の現在-新たな道具定義の提唱」技術の伝承と創出3、第354回国立民族学博物館友の会講演会、於:国立民族学博物館、主催:財団法人千里文化財団。3-13
2007
秋篠宮同妃両殿下にご説明。第19回全国生涯学習フェスティバルの民博ブースにて、岡山市:岡山総合グラウンド。
2007
「ようこそ!みんぱくワンダーランドへ」内オセアニア展示部分。かんさい特集、NHK総合テレビ。
2007
「特別展「オセアニア大航海展」と民博紹介」『ハッピーカーライフ』ラジオ大阪(大阪放送株式会社)。
2007
「石灰容器(ヒョウタン)」『CALENDAR 2008 国立民族学博物館』解説、7月分 監修:国立民族学博物館 発行:財団法人千里文化財団。
2007
写真提供2枚、「カヌーいっぱいの食糧をおろすパプアニューギニア、マンドッグ島の人びと」、「運搬船が到着し、生活物資が届けられ、人が行き来する」。国立民族学博物館編『オセアニア 海の人類大移動』国立民族学博物館特別展「オセアニア大航海展」解説書、pp.72-73、84、 昭和堂。
2007
「文化人類学」NHK学園高等学校専攻科スクーリング、日本放送協会学園高等学校。
2007
「食文化の体験型博物館を構想 韓福眞さん」『民博通信』2007 No.118 p.28 国立民族学博物館。
2007
「オセアニアの偉大なる航海者たち」開館30周年記念国際シンポジウムでの総合司会、於:国立民族学博物館講堂、主催:国立民族学博物館。
2007
「カパハカ -マオリの伝統芸能」開館30周年記念研究公演での司会、於:国立民族学博物館講堂、主催:国立民族学博物館。
2007
「特別展「オセアニア大航海展」紹介」『朝はミラクル』の『電話で聞いてみよっ!』コーナー、ラジオ大阪(大阪放送株式会社)。
2007
「海と人6 海水のこと」連載『異文化を学ぶ』毎日新聞、夕刊.毎日新聞社。
2007
「異文化を学ぶ 海と人(6) 海水のこと」『毎日新聞』7月11日夕刊。
2006
「「研究」の研究 研究とは何か? 第1回座談会」『季刊道具学』15,5-44。
2006
「シンポジウム 災害と道具」『季刊道具学』14,66-75。
2006
「問題提起ミニ討議 極限の道具学『水筒と飯盒』をめぐって」『季刊道具学』14,58-64。
2006
「マイラーン パプアニューギニア・マンドッグ島の越年祭り」『まほら』2006.10;49,29-37。
2006
「異文化を学ぶ 伝統芸能最前線(8) 平和の祭典」『毎日新聞』3月22日夕刊。
2005
「比例ものさし」『道具学への招待』4,2005.07,道具学会。
2005
「美味なるかな カメの甲羅焼き」『月刊みんぱく』29(7):20-21。
2004
「本が誘う道具学への招待」小林繁樹・野辺公一・真島俊一・山口昌伴『季刊道具学』8,4-7。
2004
「海図」『朝日小学生新聞』9月15日,朝日学生新聞社。
2004
「ポリネシアンの家づくりから見たシックハウス 西サモアの事例から」『道具学論集』8:52-57。
2004
「道具学の視座を求めて」『季刊道具学』8:8-9。
2004
「本が誘う道具学への招待」『季刊道具学』8:4-7。
2003
「中国道具調査報告」『道具学論集』Vol.6.pp.4-5。
2003
「ニューギニアの土器」『月刊みんぱく』Vol.27(2).p.表紙うら。
2002
「チベット仏教仏画のしかけ」『季刊リトルワールド』82:9-10。
2000
「ウェダウ」「ウォヴァン」「ウシノ」「グッドイナフ島「クニマイパ」「シアシ」「シオ」「タング」「ダントルカストー諸島」「ドブ」「トロブリアンド諸島」「ブサマ」「マイシン」「マナム」「ムメン」「ロッセル島」「ミワラ」「ワントアト」綾部恒雄監修『世界民族事典』弘文堂。
2000
「駅はサービス産業。人の顔の見える駅へ」環境計画研究所編『ステーションモード駅学ノススメ 25人の提言』pp.61-62。
1999
「カヌーの船首飾り板」『月刊みんぱく』Vol.23(5).p.表紙うら。
1999
「黒曜石」「トロブリアンド諸島」「クラ」「ニューギニア」「樹皮布」「土器」「その他の島じま」石森秀三編著『南太平洋の文化遺産 国立民族学博物館ジョージ・ブラウン・コレクション』国立民族学博物館企画展図録。
1997
「人と道具の関係学」住友和子編集室,村松寿満子編『道具の謎とき What is thisー』 INAX BOOKLET INAX出版 pp.61-83。
1996
「エーゲ海で想う都市生活観」『アイカアイズ』Vol.21.pp.12-15。
1994
「オセアニアの実用櫛」『マキエ MAQUILLER』No.10. 1994/4:4-5。
1991
「北シリア・ベドウィンのくらし」杉村棟監修『シルクロード紀行 ─ 遊牧民の生活と文化:図録』福島県立博物館 pp.92-97。
1989
Preliminary Report on the Cultural Anthropological Field- Work in the Papua New Guinea. Port Moresby, P.N.G.: Institute of Papua New Guinea Studies.
1989
Preliminary Report on the Cultural Anthropological Field- Work in the Siassi Islands, Morobe Province. Port Moresby, P.N.G.: Institute of Papua New Guinea Studies.
1988
「長さの単位とものさし」『リトルワールド』24:18-21。
1987
「アドミラルティ諸島民」「ウォジェオ島民」「カヴァ」「ガワ島民」「クラ」「ダントルカストー諸島民」「ドブ島民」「トロブリアンド諸島民」「ベテル」「マイル島民」「マヌス島民」「ロッセル島民」石川栄吉,梅棹忠夫,大林太良,蒲生正男,佐々木高明,祖父江孝男編『文化人類学事典』弘文堂。
1987
「オセアニア物語11 人と交わる 祖先と交わる」『季刊オセアニア』11:4-6。
1987
「トンガのタパと染型」『月刊みんぱく』Vol.11(8).p.表紙うら。
1984
「アドミラルティ[諸島]」「クラ」「ダントルカストー[諸島]」「ビスマーク[諸島]」「マヌス[島]「ルイジアード[諸島]」下中邦彦編『大百科事典』平凡社。
1982
「南太平洋の染織 人間博物館リトルワールドのコレクションから ─ タパと腰ミノ」『月刊染織α』1982.12 No.21:2-7。
1981
「北シリア、ベドウィン族」『Little World News』23:2-13。
1979
「パプア・ニューギニアのマンドック島」『Little World News』17:8-13。
口頭発表等
2011
「海に生きるくらし -島と島をつなぐ遠洋航海」第399回みんぱくゼミナール、国立民族学博物館(2011.8.20)。
2011
「創造のための工夫 -あるいは道具人類学」南山大学人類学博物館2011年度講座「道具とヒトをむすぶもの」第3回、南山大学人類学博物館(2011.6.25)。
2011
「民博の展示活動」平成23年度博物館学集中コース、国立民族学博物館(2011.6.20)。
2011
「クラ交易の記憶をとどめる歴史資料」みんぱくウィークエンド・サロン 研究者と話そう 第210回、国立民族学博物館(2011.6.19)。
2011
「国立民族学博物館とは」平成23年度みんぱくミュージアムパートナーズ会員養成研修、研修○1として、国立民族学博物館(2011.6.11)。
2011
「博学連携ワークショップ 学校と博物館が学びあえる場の構築をめざして」主催、国立民族学博物館文化資源研究センター(2011.2.20)。
2011
「フランス アルザス地方の家」2010年度リトルワールドカレッジ・ベーシックコース第7回、野外民族博物館リトルワールド(2011.1.15)。
2011
「民博本館展示を見るにあたって ?展示新構築のねらい」2010年度道具学研究発表フォーラム、道具学会(2011.1.10)。
2010
「年末年始展示イベント「うさぎ」と職員研修会」みんぱくウィークエンド・サロン 研究者と話そう 第186回、国立民族学博物館(2010.12.19)。
2010
「モノ(情報集合)」2010年度展示学研究集会シンポジウム「10のキーワードで語る"博物館展示の未来"」日本展示学会(2010.12.5)。
2010
「みんぱくラジオ?世界を語る」ラジオ大阪(2010.12.1)。
2010
「民博の展示新構築方針と文化の展示」日本展示学会第29回研究大会フォーラム「民博展示新構築の評価を試みる」日本展示学会(2010.6.19)。
2010
「気軽に世界を一周した気分!?国立民族学博物館?」in『ぐるっと関西おひるまえ』NHK大阪放送局(2010.5.11)。
2010
「道具論3 道具人類学をめぐって」リトルワールドカレッジ マスターコース第5回、野外民族博物館リトルワールド(2010.1.17)。
2009
「文化人類学」NHK学園高等学校専攻科スクーリング(2009.9.27)。
2009
「世界一受けたい授業」日本テレビ放送網(2009.6.27)。
2009
「動詞を利用した展示品選択」2009年度人間文化研究機構総合推進事業「連携展示の可能性についての予備的研究」(研究代表者:八杉佳穂)によるシンポジウム「特別展『京十職×みんぱく』を解剖する」パネリスト(2009.6.14)。
2009
「日本の国立民族学博物館における博物館の文化資源と人の交流促進について」中華人民共和国広西壮族自治区文化庁、広西文物局主催 国際会議「相互発展のための博物館資料の共有化と人の交流」中華人民共和国南寧市:広西民族博物館(2009.4.29)。
2009
「手仕事を動詞で考える」みんぱくウィークエンド・サロン 研究者と話そう 第110回、国立民族学博物館(2009.4.19)。
2009
「千家十職の家を継ぐ」第371回みんぱくゼミナール、国立民族学博物館(2009.4.18)。
2008
「「道具する」という道具」道具学会研究発表フォーラム、07年度年次フォーラム「道具学への招待・展」、道具学会(2008.1.14)。
2007
「道具という文化資源」フォーラム「文化資源という思想:21世紀の知、文化、社会」国立民族学博物館開館30周年、東京大学創立130周年記念フォーラム、発表と討論参加。於:国立民族学博物館、主催:国立民族学博物館・朝日新聞(2007.11.23)。
2007
「オセアニア大航海展から」民族藝術学会第108回研究例会。於:国立民族学博物館。その後、特別展会場案内。要旨「第108回研究例会記録および発表要旨2.小林繁樹(民族学)「オセアニア大航海展」から」『民族藝術学会会報』2008年2月18日、Vol.72.pp.8(2007.11.3)。
2007
「オセアニアの人間関係をつむぐ石と貝の宝物」 日本文化人類学会一般公開シンポジウム「「もの」から見る人間の社会と文化 -贈りものの人類学」での講演と総合討論に参加。司会・須藤健一、参加者・岸上伸啓、杉本星子、小林繁樹。於:神戸国際会館、主催:日本文化人類学会、協力:国立民族学博物館(2007.9.29)。
2007
「海外における日本文化の表象」人間文化研究総合推進事業研究計画「大学共同利用機関における博物館」海外研究協議会に討論参加、主催:人間文化研究機構、大英博物館、ロンドン大学アジア・アフリカ学院、国際交流基金(2007.3.22-23)。
2007
「21世紀の道具学の視座」パネリスト、道具学会創設10周年記念道具学研究フォーラム「道具学 これから」の3部として、主催:道具学会(2007.1.13)。
2007
「女の道具・男の道具」座長、道具学会創設10周年記念道具学研究フォーラム「道具学 これから」の2部「21世紀の道具学の課題」として、主催:道具学会(2007.1.13)。
2006
「文化人類学」NHK学園高等学校専攻科スクーリング(2006.11.4)。
2006
“From Recognition of the Present Situation in the National Museum of Ethnology that marks its 30th Anniversary of the Opening.” Asian Museum Directors and Anthropologists Forum, 18 September, Yunnan Nationalities Museum, China and Vietnam Museum of Ethnology.
2006
「「研究」の研究 研究とは何か?」座談会、主催:道具学会(2006.8.25)。
2006
「「道具」をどう見るか」Think the Value colloquium 2006、企業研修(2006.7.20)。
2006
「道具から「くらし」を学び、それを生かす」大阪教育大学付属池田中学校授業(2006.6.13)。
2006
「コレって何に使うの?世界?道具探検」『世界一受けたい授業』日本テレビ放送網(2006.4.15)。
2006
「フランス アルザス地方の家」第4期リトルワールド・カレッジ第5回、野外民族博物館リトルワールド(2006.2.12)。
2005
「十顔身という仏の見方─チベット仏教の仏画のしかけ」第325回みんぱくゼミナール(2005.5.21)。
2005
「ミクロネシア ヤップ島の家、ポリネシア サモアの家」リトルワールドカレッジ2004年後期第5回、野外民族博物館リトルワールド(2005.2.13)。
2004
「チベット仏教における仏画とものさし」第14回生活デザイン小研究会、武庫川女子大学生活美学研究所(2004.10.23)。
2003
「韓国における民俗村の現状と展望」道具学会第7回研究フォーラム(2003.8.22)。
2003
「韓国調査概況報告」道具学会第7回研究フォーラム(2003.8.22)。
2002
「中国調査(考察)概況報告」道具学会第6回研究フォーラム(2002.9.29)。
2002
「ポリネシアンの家づくりから見たシックハウス」シンポジウム「シックハウスを道具学の立場から考える」、道具学会(2002.9.28)。
2001
「中国調査(考察)概況報告」道具学会第5回研究フォーラム(2001.9.22)。
2001
「文化人類学資料からみた「入墨」・「ペインティング」」パネルディスカッション「弥生人の入墨」、安城市歴史博物館(2001.3.11)。
2000
「中国探検(考察)概況報告」道具学会第4回研究フォーラム(2000.9.24)。
1999
「オセアニアにおける民族技術の観光資源化」シンポジウム「二〇世紀における諸民族文化の伝統と変容 シンポジウムVIII 日用品の二〇世紀」、国立民族学博物館(1999.11.4)。
展示活動
2010
年末年始展示イベント「うさぎ」プロジェクトチーム・リーダー、国立民族学博物館(2010.12.16-2011.2.1)。
2009
年末年始展示イベント「とら」プロジェクトチーム・リーダー、国立民族学博物館(2009.12.17-2010.2.2)。
2009
特別展「千家十職×みんぱく:茶の湯のものづくりと世界のわざ」(実行委員長:八杉佳穂)実行委員会委員、国立民族学博物館(2009.3.12-6.14)。
2008
年末年始展示イベント「うし」プロジェクトチーム・リーダー、国立民族学博物館(2008.12.18-2009.2.3)。
2007
年末年始展示イベント「ねずみ」プロジェクトチーム・リーダー、国立民族学博物館。(2007.12.20-2008.1.29)。
2007
開館30周年記念特別展「オセアニア大航海展 ヴァカ モアナ、海の人類大移動」実行委員会委員、国立民族学博物館。(2007.9.13-12.11)。
2007
「本館イントロダクション展示リニューアル」担当、国立民族学博物館(2007.3.31-)。
2006
展示イベント「いのしし」プロジェクトチーム・リーダー、国立民族学博物館(2006.12.14-2007.1.30)。
2006
企画展「17・18世紀の博物誌」第1回みんぱく図書室所蔵貴重図書展示会、プロジェクトチーム・メンバー、国立民族学博物館(2006.11.2-11.28)。
2006
企画展「みんぱく昆虫館」プロジェクトチーム・リーダー、国立民族学博物館(2006.7.13-9.5)。
2005
展示イベント「いぬ」プロジェクトチーム・リーダー、国立民族学博物館。
2005
企画展「みんぱく水族館」プロジェクトチーム・メンバー、国立民族学博物館。
2004
展示イベント「とり」プロジェクトチーム・リーダー、国立民族学博物館。
2004
「沙漠の王国 ヨルダン展」主催:世田谷美術館、NHK、NHKプロモーション、ヨルダン・ハシェミット王国観光遺跡省考古局。展示協力。
2004
「アラビアンナイト大博覧会」主催:国立民族学博物館。コーディネーター。
2004
「みんぱく動物園」主催:国立民族学博物館。野林厚志と共にプロジェクトチームリーダー。
1999
「南太平洋の文化遺産 ジョージ・ブラウン・コレクション」主催:国立民族学博物館。実行委員会(委員長:石森秀三)委員。
主な研究・調査歴
2009
台湾:国立台北芸術大学との学術交流協定締結式出席及び周辺地域の博物館研究動向調査(2009.5.14-5.17)。
2009
中華人民共和国:広西壮族自治区南寧での広西民族博物館開会式典と国際会議出席及び周辺地域の文化人類学的調査(2009.4.28-5.3)。
2008
アメリカ合衆国:ニューヨーク、ワシントン特別区での博物館、美術館研究動向調査(2008.5.28-6.6)。
2007
モンゴル国:ウランバートル市内とアルハンガイ県での喫煙文化に関する文化人類学的調査。(2007.8.1-8.9)。
2007
イギリス、フランス:ロンドンでの研究協議会に参加とロンドン、パリの博物館、美術館研究動向調査(2007.3.21-26)。
2006
中華人民共和国:雲南省昆明でのフォーラム参加と周辺地域の文化人類学的調査(2006.9.15-24)。
2005
フランス:パリの主要博物館におけるミュージアム・マネージメントに関する研究動向調査(2005.2.20-2.27)。
2003
大韓民国:道具学調査(2003.7.25-8.10)
2002
中華民国:道具学調査(2002.10.9-10.13)
2002
中華人民共和国:四川省とチベット自治区での道具学調査(2002.8.2-8.13)
2001
中華人民共和国:江南水郷地域(上海市・浙江省)と上海から香港までの南東沿岸地域での道具学調査(2001.7.27-8.19)
2000
中華人民共和国:華東地域(上海市・江蘇省)、三峡地域、雲貴高原地域での道具学調査(2000.7.27-8.19)
1999
中華人民共和国:内モンゴル自治区、華東地域(上海市・江蘇省)、雲貴高原地域での道具学調査(1999.7.25-8.13)
1998
中華人民共和国:上海市・江蘇省での道具学調査(1998.6.23-7.1)
1995
ペルー、チリ:造形文化学的調査(1995.7.18-8.10)
1994
アメリカ合衆国、カナダ:造形文化学的調査(1994.8.18-9.7)
1993
ネパール:ソル地方での造形文化学的調査(1993.12.8-12.28)
1993
ネパール:ソル地方での造形文化学的調査(1993.7.15-8.10)
1992
ドイツ:文化人類学的調査(1992.1.12-1.23)
1991
スイス、ドイツ:文化人類学的調査(1991.9.3-9.17)
1991
ベルギー、フランス、スイス、ドイツ:文化人類学的調査・民族資料収集(1991.6.30-7.23)
1990
フランス:アルザス地方での文化人類学的調査・民族資料収集(1990.7.23-8.23)
1989
ヨーロッパ:アルプス地域での文化人類学的調査、主に家屋調査(1989.11.14-12.13)
1988
パプア・ニューギニア:シアシ諸島での「島嶼国家における観光の文化人類学的研究」(1988.11.12-1989.1.29)
1987
ギリシア:エーゲ海地域での文化人類学的調査・民族資料収集(1987.11.3-12.31)
1986
ギリシア、イタリア、スペイン、西ドイツ:南ヨーロッパ地域家屋選定予備調査(1986.10.26-12.8)
1986
ソ連:文化人類学的調査・民族資料収集(1986.10.2-10.25)
1985
西サモア、アメリカン・サモア、トンガ、ナウル:文化人類学的調査・民族資料収集(1985.6.3-7.29)
1985
パプア・ニューギニア、オーストラリア、ニュージーランド、フィジー、西サモア:移築復元家屋選定予備調査(1985.2.10-4.4)
1983
ミクロネシア:ヤップ島での「国家形成期における放送の社会的役割に関する比較研究」(1983.6.28-10.6)
1981
ミクロネシア:ヤップ島での付属家屋収集・文化人類学的調査(1981.8.31-10.20)
1979
シリア:ベドウィン族の文化人類学的調査・民族資料収集(1979.10.8-11.14)
1978
パプア・ニューギニア:シアシ諸島での文化人類学的調査・民族資料収集(1978.8.10-10.30)
1976
モロッコ:アラブ、ベルベル族文化人類学的調査・民族資料収集(1976.10.28-12.7)
1974
パプア・ニューギニア:文化人類学的調査・民族資料収集(1974.8.15-11.20)
1973
ミクロネシア:ヤップ島での「ミクロネシア島嶼地域における社会・民族構造の人類学的研究」(1973.8.10-8.27)
1972
イラク、シリア、レバノン、トルコ、ギリシア、イラン:民族学・考古学的調査(1972.2.1-3.16)
1971
イラク:「クルナ水没文化財引き揚げ調査」(1971.10.1-1972.1.31)