国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。
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スタッフの紹介

森田恒之
森田恒之MORITA Tsuneyuki
国立民族学博物館・名誉教授
専門分野
各個研究
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経歴

学歴
  • 東京芸術大学美術学部芸術学科卒(1961)
  • 東京芸術大学美術専攻科絵画(修復技術)専攻修了(1963)
  • ベルギー国王立文化財研究所研究生(1964)
職歴
  • 万国博覧会協会万国博美術館主事(1979)
  • 埼玉県立博物館学芸員(1972)
  • 東京都美術館学芸員(1974)
  • 国立民族学博物館第5研究部助教授(1979)
  • 国立民族学博物館第5研究部教授(1993)
  • 国立民族学博物館博物館民族学研究部教授(1998)
  • 国立民族学博物館民族学研究開発センター教授(2000)
  • 総合研究大学院大学名誉教授(2002)
  • 国立民族学博物館名誉教授(2002)

専門分野

保存科学

  1. 博物館資料保存環境の研究、低毒性防虫剤の応用開発
  2. 博物館学
  3. 色材の応用技術史研究
研究業績
著書
1998
『なかはどうなってるの-民族資料をX線で見たら』千里文化財団
編著書
1999
『カラー版 絵画表現のしくみ-画材と技法の小百科』美術出版社
論文等
2000
「捨てられるべきものの保存・文化を記録する生活文化財」文化財保存修復学会編『文化財の保存と修復2/博物館、美術館の果たす役割』クバプロ pp.59-60
2000
"JICA's International Cooperation Seminar on Museology -Memorandum" ,'Cooperation Newsletter for Minpaku Seminar on Museology 2000', International Cooperation Committee on Museology, NME
1999
<基調報告>「多様な災害に備えて/展示法がもたらした損傷と予想外の災害」『文化財は守れるのか?/阪神・淡路大震災の検証』クバプロ pp.74-75
1999
<パネルディスカッション(パネリスト:森田恒之、河崎晃、小林茂昭、小川雄二郎)>「多様な災害に備えて」『文化財は守れるのか?/阪神・淡路大震災の検証』クバプロ pp.82-92
1999
<コラム>「残せるか?激震地の被災ビル」『文化財は守れるのか?/阪神・淡路大震災の検証』クバプロ pp.84
1999
「草原に生まれた春の小川」『月刊みんぱく』8月号 pp.8-9
1999
「高橋由一『酢川にかかる常磐橋』の謎」『近代画説』8号 明治美術学会 pp.5-11
1999
「夏休みこどもワークショップ'98/ワークショップの誕生まで」『民博通信』83号 国立民族学博物館 pp.109-110
1999
「JICAの博物館コースとわたし」『民博通信』84号 国立民族学博物館 pp.117-125
1998
「油絵と油絵具の今むかし(付:絵具、画溶液、木炭・コンテ・鉛筆・色鉛筆・パステル、絵筆・ナイフ、支持体各論)」京都造形芸術大編『洋画演習・デッサンと基礎』角川書店 pp.188-214
1998
「名訳それとも誤訳?-ヴァルールという言葉をめぐって」『近代画説』7号 明治美術学会 pp.7-12
1998
“Production Technology: Set and Unit -Mass Production Systems in Traditional Japanese Handicraft Manufacturing and the Contemporary Assemblage Industry", Umesao,Bartholomew,and Sugita (eds.)'Japanese Civilization in the Modern World X: Technology', NME,pp.141-151
1997
「不同舎のデッサンと明治の日本画」『近代画説』6号 明治美術学会 pp.7-11

代表者を務めた研究・プロジェクト

  • 共同研究「不活性気体を利用した大型民族学資料の虫害防除法の研究」(2001)
  • 科研「紙資料の保存 ─ 劣化状態調査法の定式化と大量脱酸処理法の開発」(1999-2001)

関連ページ

退官記念講演「ある博物館屋の半生」(2002.03.27)