スタッフの紹介
略歴
東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。国立民族学博物館第一研究部助手、大阪大学言語文化部助教授を歴任。1995年より民博。
専門分野
文化人類学
- シベリア、ロシア極東先住民の狩猟文化、トナカイ飼育文化の研究
- ロシア極東先住民の近世史、近代史の研究
研究のキーワード
シベリア、ロシア極東、東北アジア、ナーナイ、ウリチ、ウデヘ、ニヴヒ、エヴェンキ、エヴァン、ヤクート、ネネツ、ロシア
現在の研究課題
- 19世紀におけるアムール川流域住民の交易誌
- シベリア・ロシア極東の狩猟文化誌
所属学会
日本文化人類学会、言語文化学会
主要業績
- 2002
- 『開かれた系としての狩猟採集社会の研究』(国立民族学博物館調査報告34)国立民族学博物館
- 2002
- 『先史狩猟採集文化研究の新たな視野』(国立民族学博物館調査報告33)国立民族学博物館
- 1996
- 『北方から来た交易民-絹と毛皮とサンタン人-』日本放送出版協会(NHKブックスNo.772)
館外活動(大学教育、社会活動等)
- 総合研究大学院大学文化科学研究科併任教授
- 財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)森林保全プロジェクト委託研究員
- 北海道開拓記念館「北の文化交流史研究事業」特別研究推進委員
- 北海道大学スラブ研究センター共同研究員
- 地球環境戦略研究機関(IGES)委託研究員
受賞歴
- 1997
- 澁澤賞
代表者を務めた研究プロジェクト
- 科研「北海道内の主要アイヌ資料の再検討」(2005-2007)
- 科研「ポスト社会主義圏における民族・地域社会の構造変動に関する人類学的研究 ─ 民族誌記述と社会モデル構築のための方法論的・比較論的考察」(2001-2002)
- 重点研究「人類学的歴史像の構築」(1999-2001)
- 共同研究「東アジアの狩猟採集文化の研究」(1999-2000)
経歴詳細
学歴
- 東京大学教養学部教養学科第一卒(1981)
- 東京大学大学院社会学研究科修士課程修了(1983)
- 東京大学大学院社会学研究科博士課程中退(1985)
職歴
- 国立民族学博物館第一研究部助手(1985)
- 大阪大学言語文化部助教授(1991)
- 国立民族学博物館第四研究部助教授(1995)
- 国立民族学博物館民族学研究開発センター助教授(1998)
- 国立民族学博物館民族文化研究部教授(2003)
- 国立民族学博物館研究戦略センター センター長(2004)
学位
- 学術博士(東京大学大学院総合文化研究科 1989)、社会学修士(東京大学大学院社会学研究科 1983)
-
[学位論文]
1989『清代におけるアムール川下流域住民のエスニシティ』(東京大学大学院総合文化研究科)
研究詳細
1.19世紀におけるアムール川流域住民の交易誌
山丹交易に焦点を当て、それを担っていたアムール川下流域のウリチ、ニヴヒたちの祖先が、いかに日常の生産活動と交易活動を両立させていたのか、交易からどれだけの利益が上がったのか、そしてその交易活動が、ロシアの進出と近代化とともにいかに衰退していったのかついて、日本、ロシア、中国に残された資料をもとに復元していく。
2.シベリア・ロシア極東の狩猟文化誌
現在厳しい経済状況の中でシベリア、ロシア極東の先住民たちは典型的な「伝統的生業」とされている狩猟活動を何とか商業ベースにのせることで生活を維持しようとしている。しかし、資源の枯渇、野生動物保護運動、毛皮などの狩猟産品の取引に対する国際的な規制や需要の低下など、狩猟を取り巻く環境はきわめて厳しい。「伝統」を現代の経済情勢の中に活かしていく過程を、野外調査を通じてリアルタイムで追跡する。
業績詳細
著書
- 2015
- 『シベリアで生命の暖かさを感じる』(フィールドワーク選書13)京都:臨川書店
- 1999
- 『モンゴロイド系諸民族の初期映像資料―シベリア・北海道・樺太篇―』日文研叢書20 国際日本文化研究センター (赤沢威との共著)
- 1996
- 『北方から来た交易民-絹と毛皮とサンタン人-』日本放送出版協会 (NHKブックスNo.772)
編著書
- 2016
- Культура народов Сибири и Дальнего Востока в музейных коллекциях: методы сбора, учета, хранении и экспозиции (Senri Ethnological Reports 135). Осака: Национальный музей этнологии (редакторы: Шагланова Ольга А. и Сасаки Сиро). 160 p.
- 2016
- 『ポスト社会主義以後のスラヴ・ユーラシア世界―比較民族誌的研究』(国立民族学博物館論集4)。東京:風響社(渡邊日日と共編著)285 p.
- 2015
- Культурное наследие бурят, эвенков и семейских: Предметы материальной и духовной культуры из коллекций Этнографического музея народов Забайкалья (Республика Бурятия, Россия) (Senri Ethnological Reports 128). Осака: Национальный музей этнологии (редактировал с Шаглановой Ольгой А.).
- 2011
- 『東アジアの民族的世界―境界地域における多文化的状況と相互認識―』人間文化叢書 ユーラシアと日本―交流と表象― 佐々木史郎・加藤雄三編 東京:有志舎
- 2009
- Human-nature Relations and the Historical Backgrounds of Hunter-Gatherer Cultures in Northeast Asian Forests. Russian Far East and Northeast Japan (Senri Ethnological Studies 72), pp.168. Osaka: National Museum of Ethnology.
- 2008
- 『ポスト社会主義人類学の射程』(国立民族学博物館調査報告78)国立民族学博物館(高倉浩樹と共編)
- 2008
- 「山丹交易の視点から『夷酋列像』を読む」佐々木史郎・大塚和義編 研究フォーラム「『夷酋列像』と道東アイヌ」pp.13-14 大阪:国立民族学博物館
- 2008
- 「書評 松浦茂著『清朝のアムール政策と少数民族』」 『史學雑誌』第117編第3号 pp.105-114 東京:史学会
- 2008
- 『文化資源の高度活用 アイヌ文化の図像表象に関する比較研究―『夷酋列像図』とマンローコレクションのデジタルコンテンツ化の試み―』 佐々木史郎編 (人間文化研究総合推進事業連携研究中間報告書)東京:大学共同利用機関法人 人間文化研究機構
- 2008
- 『北海道内の主要アイヌ資料の再検討』佐々木史郎・古原敏弘・小谷凱宣編集 (2005~2007年度日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(B)研究成果報告書) 大阪:国立民族学博物館
- 2008
-
『東アジア内海世界の交流史 周縁地域における社会制度の形成』 加藤雄三・大西秀之・佐々木史郎編 京都:人文書院 (2008. 3.10)
人文書院 詳細ページへ - 2006
- 『北東アジアにおける森林資源の商業的利用と先住民族』 特定領域研究「資源の分配と共有に関する人類学的統合領域の構築」 計画研究班B-02「生態資源の選択的利用と象徴化の過程」 資源人類科研報告シリーズ 国立民族学博物館
- 2006
- 『江戸のモノづくり 19世紀における日本在外博物学・民族学標本コレクションの実態調査』 特定領域研究「我が国の科学技術黎明期資料の体系化に関する調査研究」A06.内外特定コレクションの総合的調査研究 計画研究成果報告書 国立民族学博物館(共編者:近藤雅樹・水口千里・吉田晶子・木村裕樹)
- 2003
- 『ポスト社会主義圏における民族・地域社会の構造変動に関する人類学的研究:民族誌記述と社会モデル構築のための方法論的・比較論的考察』(平成13年度~14年度科学研究費補助金基盤研究(C)(2)成果報告書)、国立民族学博物館
- 2002
- 『開かれた系としての狩猟採集社会の研究』(国立民族学博物館調査報告34)国立民族学博物館
- 2002
- 『先史狩猟採集文化研究の新たな視野』(国立民族学博物館調査報告33)国立民族学博物館
- 1999
- 『ユーラシア遊牧社会の歴史と現在』(国立民族学博物館研究報告別冊20)国立民族学博物館 (松原正毅・小長谷有紀と共編)
- 1993
- 『ナーナイの民族遊戯』(ツングース言語文化論集2)小樽商科大学言語センター (ポンサ・K・キレ著、津曲敏郎、匹田剛との共訳編)
論文・その他
- 2016
- Культура народов Сибири и Дальнего Востока в музейных коллекциях. Шагланова, Ольга А. и Сиро Сасаки (ред.), Культура народов Сибири и Дальнего Востока в музейных коллекциях: методы сбора, учета, хранении и экспозиции (Senri Ethnological Reports 135), pp. 1-10. Осака: Национальный музей этнологии (написана с О. А. Шаглановой).
- 2016
- Экспонаты культуры народов Сибири и Дальнего Востока в Национальном музее этнологии в Японии. Шагланова, Ольга А. и Сиро Сасаки (ред.), Культура народов Сибири и Дальнего Востока в музейных коллекциях: методы сбора, учета, хранении и экспозиции (Senri Ethnological Reports 135), pp. 21-39. Осака: Национальный музей этнологии.
- 2016
- 「あとがき」佐々木史郎・渡邊日日(編)『ポスト社会主義以後のスラヴ・ユーラシア世界―比較民族誌的研究』(国立民族学博物館論集4)pp. 267-274 東京:風響社
- 2016
- 「年金と自然に生きる村:ポスト社会主義時代のウリカ・ナツィオナーリノエ」佐々木史郎・渡邊日日(編)『ポスト社会主義以後のスラヴ・ユーラシア世界―比較民族誌的研究』(国立民族学博物館論集4)pp.211-243 東京:風響社
- 2016
- 「序章 ポスト社会主義以後という状況と人類学的視座」佐々木史郎・渡邊日日(編)『ポスト社会主義以後のスラヴ・ユーラシア世界―比較民族誌的研究』(国立民族学博物館論集4)pp. 9-43 東京:風響社(渡邊日日と共著)
- 2016
- 特集「「夷酋列像」を読み解く」『月刊みんぱく』第40巻第2号 pp2-6 大阪:千里文化財団
- 2015
- 「<カレッジシアター地球探究紀行> アムール川流域の岩画の世界観」『産経新聞』夕刊 4月7日
- 2015
- 「間宮林蔵が見たデレンの賑わい―交易に集まった人々の実像」『環オホーツク』No.22 北海道:北の文化シンポジウム実行委員会
- 2015
- 「<旅・いろいろ地球人>ミュージアム(10)ロシア最古の博物館」『毎日新聞』夕刊 9月10日
- 2015
- 特集モノから生まれたものがたり「アムール川の岩面画と三つの太陽のものがたり」『月刊みんぱく』2015年5月号 pp.2-5 大阪:千里文化財団
- 2015
- Предисловие (Foreword). Шагланова Ольга А. и Сасаки Сиро (ред.) Культурное наследие бурят, эвенков и семейских: Предметы материальной и духовной культуры из коллекций Этнографического музея народов Забайкалья (Республика Бурятия, Россия) (Senri Ethnological Reports 128) pp. i-ii. Осака: Национальный музей этнологии.
- 2015
- Способы охоты и охотничьи снаряжения у народов Сибири и Дальнего Востока (The hunting techniques and equipment of the peoples of Siberia and the Russian Far East). Шагланова Ольга А. и Сасаки Сиро (ред.) Культурное наследие бурят, эвенков и семейских: Предметы материальной и духовной культуры из коллекций Этнографического музея народов Забайкалья (Республика Бурятия, Россия) (Senri Ethnological Reports 128) pp. 89-111. Осака: Национальный музей этнологии.
- 2015
- 「『坪井正五郎』の著書川村伸秀氏を囲んで」コメント 基幹研究「人類学におけるミクロ-マクロ系の連関」2013年度第2回公開セミナー(2014年1月23日)pp.20-27 東京:東京外国語大学アジアアフリカ言語文化研究所
- 2015
- クロテンの森の先住民族:極東ロシアの森林開発・森林保護とウデヘの人々」 第29回北方民族文化シンポジウム網走報告『環境変化と先住民の生業文化―開発と適応―』pp.27-32 北海道:一般財団法人北方文化振興協会
- 2015
- 「集めてみました世界の○○ 手袋編」『月刊みんぱく』2015年2月号大阪:千里文化財団 pp.10-11
- 2015
- 「北東アジア先住民族の歴史・文化現象―中国黒竜江省敖其村の赫哲族ゲイケル・ハラの人々の事例から―」『国立民族学博物館研究報告39巻3号』大阪:国立民族学博物館、pp.321-373
- 2014
- 「民族学資料の情報化とデジタル化」『民博通信』No.147 大阪:国立民族学博物館 pp.9-10
- 2014
- 「鳥居龍蔵が出会った北方民族―千島アイヌ」ヨーゼフ・クライナー(編)『日本とは何か―二〇世紀の民族学』pp. 78-96、東京:東京堂出版
- 2014
- 「<みんぱく世界の旅>ロシア(4)とても寒い所に暮らす人々」『毎日小学生新聞』 2月15日
- 2014
- 「<みんぱく世界の旅>ロシア(3)アジアの玄関口」『毎日小学生新聞』 2月8日
- 2014
- 「<みんぱく世界の旅>ロシア(2)文化と芸術の中心地」『毎日小学生新聞』 2月1日
- 2014
- 「<旅・いろいろ地球人>冬を楽しむ(5)カワカマスの穴釣り」『毎日新聞』夕刊 1月16日
- 2014
- 「<みんぱく世界の旅>ロシア(1)ロシアの成り立ち」『毎日小学生新聞』 1月25日
- 2013
- 「一九世紀の国境策定と先住民―アムール、樺太、千島における日ロ中のせめぎあいの中で―」『東アジア近代史』第16号 編集東アジア近代史学会 pp.23-44 東京:ゆまに書房
- 2013
- 「近世の環オホーツク海地域南部におけるクロテン、ギンギツネの流通と狩猟方法」『環オホーツク海地域における前近代交易網の発達と諸民族形成史の研究』 北海道大学総合博物館研究報告第6号 pp.86-102 北海道:北海道大学総合博物館
- 2013
- 「シベリアに進出した狩人たち 北方狩猟民の寒冷地適応戦略」『人類の移動誌』印東道子編 pp.94-108 京都:臨川書店
- 2012
- 「<地球ミュージアム紀行>研究所か博物館か―サンクトペテルブルクの人類学民族学博物館」『月刊みんぱく』2012年12月号 pp.14-15 大阪:千里文化財団
- 2012
- 「<旅・いろいろ地球人>鉄路叙景(5)車窓に浮かぶ社会主義」『毎日新聞』夕刊 11月29日
- 2012
- 「21世紀の民族学博物館の行方」『民博通信』No.138 pp.8-9 大阪:人間文化研究機構国立民族学博物館
- 2012
- 「精霊に捧げ食べる」「春の訪れを告げるはえ縄漁」『食べられる生きものたち 世界の民族と食文化48』『月刊みんぱく』編集部編 pp.56-57pp.60-61 東京:丸善出版
- 2012
- 「人類のシベリア進出―多様な生存・適応戦略」高倉浩樹編『極寒のシベリアに生きる―トナカイと氷と先住民』pp.30-48、東京:新泉社
- 2012
- 「極東シベリアの景観保護と環境の未来―ゴリン川流域のサマル集団の事例から」内山純蔵、カティ・リンドストロム編『景観から未来へ』(東アジア内海文化圏の景観史と環境3)、pp.244-261、京都:昭和堂
- 2012
- 「ロシアの国際婦人デー」『月刊みんぱく』2012年3月号 pp.20-21 大阪:千里文化財団
- 2012
- 「人類はなぜ極寒のシベリアをめざしたのか」『人類大移動 アフリカからイースター島へ』印東道子編 pp.55-60 東京:朝日新聞出版
- 2011
- Культурные ресурсы и этническая идентичность (на примере сахалинских айнов). М. А. Жигнова и Данченко, Е. М. от. ред. Население Сибири: Межнациональные отношения, образование и культурная идентичность, стр. 237-244. Омск: Полиграфический центр КАН.
- 2011
- 「<立命館大学講座日本文化の奔流> 日本史を北から見る」『読売新聞』夕刊 12月15日
- 2011
- 「北海道博物館の役割と期待すること―北東アジアの視点から―」北海道開拓記念館開館40周年記念事業 シンポジウム『北海道博物館と魅力ある地域づくり』pp.4 北海道:北海道開拓記念館
- 2011
- 「フォーラム化する文化人類学―大学共同利用機関としての国立民族学博物館が果たすべき役割を考える」『民博通信』No.134 pp.02-07 大阪:人間文化研究機構 国立民族学博物館
- 2011
- 「アイヌの木彫り 男たちの技と美意識」『電通報』No.4713東京:電通 11月7日
- 2011
- 「<旅・いろいろ地球人>くらしの美(8)木の器」『毎日新聞』夕刊 10月27日
- 2011
- 「極東ロシアと東北地方との相対研究の可能性」東北文化友の会会報『まんだら』vol.48 平成23年度文部科学省オープン・リサーチ・センター整備事業「東北地方における環境・生業・技術に関する歴史動態的総合研究」pp.12-16 山形:東北芸術工科大学東北文化研究センター
- 2011
- 「ポスト社会主義以後のユーラシア―旧ソ連型社会主義地域は一つの研究対象になりうるか」『民博通信』No.133 pp.12-13 大阪:人間文化研究機構 国立民族学博物館
- 2011
- Sacred Places and Masters of Hunting Luck in the Forest Worlds of the Udege people of the Russian Far East. Jordan, Peter (ed.)Landscape and Culture in Northern Eurasia, pp257-278. Walnut Creek, California: Left Coast Press.
- 2011
- 「アムール川流域の資源と先住民族の経済」『アイヌ史を問いなおす 生態・交流・文化継承』簑島栄紀編 pp.178-191 東京:勉誠出版
- 2011
- 「序 東アジアの境界地域における民族的世界」(加藤雄三と編著)『東アジアの民族的世界―境界地域における多文化的状況と相互認識』佐々木史郎・加藤雄三編 pp.1-27 東京:有志舎
- 2011
- 「ヘジェ・フィヤカ・エゾ ―近世における日本と中国の北方民族に対する知識―」『東アジアの民族的世界―境界地域における多文化的状況と相互認識』佐々木史郎・加藤雄三編 pp.178-211 東京:有志舎
- 2010
- 「サンタン交易の経済学」『北東アジアの歴史と文化』菊池俊彦編 pp.515-536 北海道:北海道大学出版
- 2010
- Voices of Hunters on the Socialist Modernization: From a Case Study of the Udehe in the Russian Far East. Inner Asia 12 (1): 177–197 (Special issue: Oral History of Socialist Modernities in Central and Inner Asia).
- 2010
- 「夷酋列像図」『月刊みんぱく』2010年12月号 pp.15 大阪:千里文化財団
- 2010
- 「ドイツ・バイエルン州の森を歩く」『月刊みんぱく』2010年7月号 pp.16-17 大阪:千里文化財団
- 2010
- Establishment of Large Scale Reindeer Herding in the European and West Siberian Tundra. In F. Stammler and H. Takakura (eds.) Good to Eat, Good to Live with: Nomads and Animals in Northern Eurasia and Africa (Northeast Asian Study Series 11), pp.77–99. Sendai: Center for Northeast Asian Studies Tohoku University.
- 2010
- 「<旅・いろいろ地球人>宗教とアルコール(4)狩猟の神と酒」『毎日新聞』夕刊 3月2日
- 2010
- 「北の森の王者アムールトラ」『月刊みんぱく』2010年1月号 pp.3 大阪:千里文化財団
- 2009
- Historical Background of the Distribution of Hunting Techniques and Equipment of the Peoples in the Lower Amur and Primorye Regions: Focusing on the Traps Used by the Udehe to Catch Fur-bearing Animals. In S.Sasaki (ed.) Human-Nature Relations and the Historical Backgrounds of Hunter-Gatherer Cultures in Northeast Asian Forests. Russian Far East and Northeast Japan. (Senri Ethnological Studies 72), pp.75-99 Osaka: National Museum of Ethnology.
- 2009
- 「ドイツにおける狩猟の実態と森林保全の諸問題」『少子高齢化時代における持続的資源利用型狩猟システムの開発に関する新領域研究』2006年度~2008年度科学研究費補助金(基盤B)研究成果報告書 山形:東北芸術工科大学
- 2009
- 「<旅・いろいろ地球人>暖をとる(3)薪ストーブの恩恵―厳冬期のシベリア」『毎日新聞』夕刊 12月16日
- 2009
- 「権力の象徴だったがゆえの受難」『月刊みんぱく』2009年3月号 pp.20-21 大阪:千里文化財団
- 2009
- 書評「森永貴子著『ロシアの拡大と毛皮交易16~19世紀シベリア・北太平洋の商人世界』」『北方人文研究』2009第2号 pp.101-105 北海道:北海道大学大学院文学研究科北方研究教育センター
- 2008
- 「よみがえったナーナイの樹皮舟」『北海道民族学』第4号 pp.89-92 北海道:北海道民族学会
- 2008
- Межэтнические браки коренных народов Нижнего Амура и Сахалина. Россия и АТР № 2 (60) 2008, стр. 64-74. Владивосток: Институт ИАЭ НДВ ДВО РАН.
- 2008
- 「東アジアの歴史世界におけるアイヌの役割」『北東アジアのなかのアイヌ世界 アイヌ文化の成立と変容-交易と交流を中心として 下』榎森進・小口雅史・澤登寛聡編 pp.51-76 東京:岩田書院
- 2008
- 「『夷酋列像』過去・今・未来 3」北の文化 朝日新聞2008年11月27日朝刊掲載
- 2008
- 「<異文化を学ぶ>創作神話(6)オロチの射日神話」『毎日新聞』夕刊 11月15日
- 2008
- 「<異文化を学ぶ>陸を越え海を渡ったモノ(8)間宮海峡を渡った絹織物」『毎日新聞』夕刊 9月24日
- 2008
- 「生きもの博物誌 精霊に捧げ食べる」『月刊みんぱく』2008年5月号 pp.20-21 大阪:千里文化財団
- 2008
- 「シベリア、極北、極東地域の今」「ウデヘ」「周辺化された人びとのポスト・ポスト社会主義」 『季刊民族学』124. 2008春 pp.4-6, pp.25-30, pp.56-57 大阪:千里文化財団
- 2008
- 「アムール川をいく白樺の舟」『月刊みんぱく』2008年3月号 pp.18-19 大阪:千里文化財団
- 2008
-
「アイヌ文化の図像表象に関する比較研究」「論壇人間文化」編集部会
『The Humanities Review Vol.2 論壇 人間文化』 pp.162-166,pp.170-179 東京:大学共同利用法人人間文化研究機構 - 2008
- 「極東ロシア先住民族の狩猟領域-沿海地方のウデヘの事例から」加藤雄三・大西秀之・佐々木史郎編 『東アジア内海世界の交流史 周縁地域における社会制度の形成』 京都:人文書院 pp.193-216(2008. 3.10)
- 2007
- 「資源の社会的コントロールと権力の介入―北東アジア森林地帯における生態資源の選択利用とその象徴化の過程」印東道子(編)『生態資源の選択的利用と象徴化』(内堀基光責任編集『資源人類学』07)pp.161-207 東京:弘文堂(2007. 12. 15)
- 2007
- 「北方諸民族世界と日本 大林太良と北方文化研究」ビオストーリー編集委員会 『生き物文化誌ビオストーリー第8号』生き物文化誌学会 pp.48-55(2007. 11. 30)
- 2007
- 「『夷酋列像』の時代の蝦夷地をめぐる国際関係」『研究フォーラム「蠣崎波響と『夷酋列像』の世界」をめぐって(中)』函館新聞朝刊2007年9月16日(2007. 9. 16)
- 2007
- Fur Trapping and Selective Usage of Ecological Resources by the Udehe in Far East Russia. MINPAKU Anthropological Newsletter 24: 3–5.
- 2007
- An examination on Manchurian brides among the peoples on the Lower Amur basins. VII Конгресс этнографов и антропологов России: Доклады и выступления, стр.459. Саранск: Ассоциация этнографов и антропологов России и Научно-исследовательский центр иниститута гуманитарных наук при Правительстве Респубулики Мордовия
- 2007
- 「東アジアの歴史世界におけるアイヌの役割」 澤登寛聡・小口雅史編 『アイヌ文化の成立と変容―交易と交流を中心として―』「日本学の総合的研究」研究プロジェクト テーマプロジェクト5「日本の中の異文化」研究成果報告書 法政大学国際日本学研究所 pp.845-869(2007. 3. 31)
- 2007
- 「狩猟民と農耕限界線 ――北東アジアにおける国家と狩猟の関係性をめぐる試論」『東アジアのなかの日本文化に関する総合的な研究 プロジェクト1 東アジアの民俗文化にかかわる調査・研究とデータベース化』研究成果報告書 東北芸術工科大学東北文化研究センター pp.81-99
- 2007
- 「北方諸民族におけるクマ送り儀礼」木村英明・本田優子編『アイヌのクマ送りの世界』 東京:同成社 pp.2-32(2007. 3. 31)
- 2007
- 「森と人」『月刊みんぱく』2007年4月号 大阪:千里文化財団 pp.3
- 2007
- 「ポスト社会主義時代の人類学的北方研究」煎本孝、山岸俊男編『現代の文化人類学の課題 北方研究からみる』 京都:世界思想社 pp.152-183
- 2007
- 「罠の比較民族学―極東ロシアの先住民族ウデヘの狩猟技術の形成過程」 季刊「東北学」 第十一号 山形:東北芸術工科大学 東北研究センター 発行人:赤坂憲雄 pp.102-118
- 2007
- 「サハ共和国北部における重層するアイデンティティとエスニシティ」煎本孝、山田孝子編『北の民の人類学―強国に生きる民族性と帰属性』京都:京都大学学術出版会 pp.229-246
- 2006
- Interethnic Relation between the Peoples in the Lower Amur Basin and Sakhalin in the Nineteenth Century. Культурологические исследования в Сибири №2(19): 57-62. Омск: Омский государственный университет имени Ф. М. Достоевского.
- 2006
- 「「日本周辺海域における物資と情報の往来」に関する問題提起」 『シンポジウム ユーラシアと日本 交流と表象の現状と課題―報告書―』 編集・発行:人間文化研究機構連携研究「ユーラシアと日本:交流と表象」研究プロジェクト pp.77-88
- 2006
- 「視座 もうひとつの研究博物館」『民博通信』115号 表紙裏 大阪:国立民族学博物館
- 2006
- 「森の民のクマとの絆」『月刊みんぱく』2006年11月号 p.7 大阪:千里文化財団
- 2006
- 「サンタンとスメレンクル―19世紀の北方交易民の実像―」天野哲也・臼杵勲・菊池俊彦編『北方世界の交流と変容 中世の北東アジアと日本列島』 東京:山川出版社 pp.12-55
- 2006
- Problems of the Interethnic Relation between the Indigenous Peoples of the South of the Far East and Neighboring Civilizations in the XIX Century. Дальневосточная государственная социально-гуманитарная академия.(Сборник докладов региональной научной конференции, Биробиджан, 10 ноября 2005 г.) стр.155-160. Дальневосточная государственная социально-гуманитарная академия.
- 2006
- 「ロシア」 高橋晴子監修、MCDプロジェクト編集、国立民族学博物館協力 国際理解に役立つ『民族衣装絵辞典』 東京:PHP研究所 pp.32-33
- 2006
- 「ロシアと日本の幸福な出会い、不幸な出会い」長崎純心大学比較文化研究所編 長崎純心大学開学10周年記念連続講演会講演録『西洋の中の日本、日本の中の西洋』 長崎:長崎純心大学比較文化研究所 pp.87-120
- 2006
- 「<潮音風声>新たな北方交流」『読売新聞』夕刊2月3日(→ 新聞記事 )
- 2006
- 「<潮音風声>上方商人北へ行く」『読売新聞』夕刊2月2日(→ 新聞記事 )
- 2006
- 「<潮音風声>日本海交易の中継地」『読売新聞』夕刊2月1日(→ 新聞記事 )
- 2006
- 「<潮音風声>昆布が結ぶ縁」『読売新聞』夕刊1月31日(→ 新聞記事 )
- 2006
- 「<潮音風声>大阪と北方世界」『読売新聞』夕刊1月30日(→ 新聞記事 )
- 2006
- 「<潮音風声>大阪と北方世界」『読売新聞』夕刊1月30日(→ 新聞記事 )
- 2005
- 「北東アジアの河川、海上交通とその拠点 ―「満州仮府」デレンの繁栄」 歴史学研究会編 責任編集=村井章介 港町の世界史1『港町と海域世界』 東京:青木書店 pp.11-48
- 2005
- 「山丹交易と蝦夷地・日本海域」 長谷川成一・千田嘉博篇 小林昌二監修『日本海域歴史大系』第四巻 近世篇Ⅰ 大阪:精文堂 pp.251-278
- 2005
- 「サンタンとスメレンクル―19世紀の北方交易民―」 編集:特定領域研「中世考古学の総合研究―学融合を目指した新領域創生」計画研究「東北アジア中世遺跡の考古学的研究」 公開シンポジウム 『中世総合資料学と歴史教育―北方世界の交流と変容―資料集』 北海道:札幌学院大学人文学部 pp.9-15
- 2005
- 「山丹交易におけるアイヌの役割」 法政大学国際日本学研究センター編 国際日本学シンポジウム報告書 アイヌの歴史―「周辺」との交易・交流― 東京:法政大学国際日本学研究所 pp.67-84
- 2005
- 「ロシア極東地域における先住民企業の生き残り戦略―社会主義時代とポスト社会主義時代の北方先住民族―」 本多俊和・大村敬一・葛野浩昭編『文化人類学』東京:放送大学 pp.141-168
- 2005
- 「ツンドラ地帯におけるトナカイ多頭飼育の成立過程」 松原正毅・小長谷有紀・楊海英編『ユーラシア草原からのメッセージ』 東京:平凡社 pp.339-370
- 2005
- 「アムール川流域における先住民族ナーナイ(ゴリド)の集落配置とその規模」 大貫静夫・佐藤宏之編『温帯森林漁猟民の居住と生業:ロシア極東の民族考古学』 六一書房 pp.233-262
- 2005
- 「第二セッション:「民族」から中国を考える コメント」『東南アジア研究シリーズ6 東北アジア地域研究シンポジウム:「中国研究」の可能性と課題』pp.124-130 東北大学東北アジア研究センター
- 2005
- 「ニヴヒ ― 近代化と社会主義の波に翻弄された極東ロシアの少数民族 ―」『講座 世界の先住民族 ― ファースト・ピープルズの現在 01東アジア』pp.66-86 (株)明石書店
- 2004
- 「チョウザメの刺身、サケのスープ」 岸上伸啓(編)『極北の食と文化』東京:農山漁村文化協会
- 2004
- 「視座 ポスト社会主義人類」『民博通信』No.106 大阪:国立民族学博物館 裏表紙
- 2004
- 「資源とは何か」『資源の分配と共有に関する人類学的統合領域の構築―象徴系の関連をとおして(中間報告)文部科学省科学研究費補助金特定領域研究「資源の分配と共有に関する人類学的統合領域の構築」総括班』pp..222-228
- 2004
- 「より広い視野から見たアイヌ文化研究」小谷凱宣(編)『海外のアイヌ文化財:現状と歴史』第17回「大学と科学」公開シンポジウム発表収録集pp.171-185。名古屋:南山大学人類学研究所
- 2004
- コメント「中国周辺諸集団と現在の少数民族の歴史を理解するために―クリューコフ報告、唐屹報告、果洪報告に対するコメント」横山廣子(編)『民族の文化とその社会の動態―東アジアからの視点』(国立民族学博物館調査報告50)pp.273-275。大阪:国立民族学博物館(2004年3月29日奥付)
- 2004
- 「サマギールの来歴」大貫静夫(編)『ロシア極東地方における伝統的生業と居住形態に関する民族考古学的研究』(文部科学省科学研究費補助金基盤研究(B)(2)研究成果報告書)pp.63-83、東京:東京大学大学院人文社会科学研究科
- 2004
- 「シベリア、アムール川流域先住民の嗜好品―中国とロシアの間で」高田公理・栗田靖之、CDI(編)『嗜好品の文化人類学』(講談社選書メチエ)。pp.217-225。東京:講談社。
- 2004
- Juridical Status of the Indigenous Peoples in Khabarovsk Region in Russian Federation. In H. Kakizawa, et al. (eds.) Russia Country Report 2002/2003: 109–119. Hayama: Institute for Global Environmental Strategies (IGES).
- 2004
- Anthropological Studies of the Indigenous People in Sakhalin in Pre-Wartime and Wartime Japan. In A. Shimizu and Jan van Bremen (eds.) Wartime Japanese Anthropology in Asia and Oceania (Senri Ethnological Studies 65), pp.151–168. Osaka: National Museum of Ethnology.
- 2004
- 「シベリア・極東ロシア先住諸民族のシカ猟:フィールドノートから」佐藤宏之(編)『シカ・イノシシ資源の持続的利用に関する歴史動態論的研究』科学研究費補助金基盤研究(B)(2)成果報告書。pp.139-159。東京:東京大学大学院新領域創成科学研究科
- 2004
- 「毛皮交易による狩猟採集社会の世界システムへの参入」佐藤宏之(編)『シカ・イノシシ資源の持続的利用に関する歴史動態論的研究』科学研究費補助金基盤研究(B)(2)成果報告書。pp.93-97。東京:東京大学大学院新領域創成科学研究科
- 2004
- 「ロシア―アムール・サハリン地方の民族分類の変遷と民族意識の形成―」青柳真智子編『国勢調査の文化人類学』古今書院
- 2004
- 「コラム 毛皮交易と世界システム」佐藤宏之(編)『小国ムラの民族知』東京:農山漁村文化協会
- 2004
- 「地球短信 ドアの向こうは」『月刊みんぱく』2004年2月号p.13、大阪:千里文化財団
- 2003
- 「ドイツ民族学博物館紀行」『民博通信』103号pp.29-32、大阪:国立民族学博物館
- 2003
- Review of Anthropological Studies on Ethnic Minorities in Siberia and the Russian Far East by Nineteenth and Twentieth Century Japanese Anthropologists and Ethnologists. Japanese Review of Cultural Anthropology 4: 107–132. Tokyo: Japanese Society of Ethnology.
- 2003
- 「極東ロシアの森林文化」井上真編『森林の百科』東京:朝倉書店
- 2003
- 「毛皮を通じた北方諸民族の交流」『環オホーツク』No.10(第10回環オホーツク海文化のつどい報告書2002)、紋別:北の文化シンポジウム実行委員会
- 2003
- 「森林伐採による狩猟採集民への影響―極東ロシアより」井上真(編)・財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)(監修)『アジアにおける森林の消失と保全』pp.114-131、東京:中央法規出版
- 2003
- 「日本列島と山丹交易」(海と民俗の歴史98)『船員ほけん』2003年4月号、pp.10-11、財団法人船員保険会
- 2003
- Forest Utilization by Indigenous People in Terms of Hunting in the Russian Far East: From the Case of the Udeghe People on the Bikin River. In I. Inoue and H. Isozaki (eds.) People and Forest: Policy and Local Reality in Southeast Asia, the Russian Far East, and Japan, pp.299–319. Dordrecht, Boston, and London: Kluwer Academic Publishers.
- 2003
- Changes of Hunting Systems and Strategis in Post-Soviet Yakutia: A Case Study of Eveno-Bytantai District. In H. Takakura (ed.) Indigenous Ecological Practices and Cultural Traditions in Yakutia: History, Ethnography and Politics, pp.89–119. Sendai: Center for North Eastern Asian Studies, Tohoku University.
- 2003
- 「ロシア極東地方の先住民のエスニシティと文化表象」瀬川昌久(編)『文化のディスプレイ:東北アジア諸社会における博物館、観光、そして民族の再編』pp.49-68、風響社
- 2003
- 「ポスト社会主義時代におけるロシア極東沿海地方先住民の狩猟と猟師企業の行方」佐々木史郎(編)『ポスト社会主義圏における民族・地域社会の構造変動に関する人類学的研究:民族誌記述と社会モデル構築のための方法論的・比較論的考察』(科学研究費補助金基盤研究(C)(2)成果報告書)pp.79-98、国立民族学博物館
- 2003
- 「ポスト社会主義地域の人類学的研究」佐々木史郎(編)『ポスト社会主義圏における民族・地域社会の構造変動に関する人類学的研究:民族誌記述と社会モデル構築のための方法論的・比較論的考察』(科学研究費補助金基盤研究(C)(2)成果報告書)pp.1-4、国立民族学博物館
- 2003
- 「樺太アイヌの大陸交易」大塚和義(編)『北太平洋の先住民交易と工芸』pp.84-89、思文閣出版
- 2003
- 「シベリア開発は人びとを幸せにしたか」月刊みんぱく編集部(編)『キーワードで読みとく世界の紛争』河出書房新社
- 2003
- 「北方領土に関する日本とロシアの主張はそれぞれ、いかなる根拠によるのか」月刊みんぱく編集部(編)『キーワードで読みとく世界の紛争』河出書房新社
- 2002
- 「出身民族=ニヴヒ研究から広がる視野―チュネル・ミハイロヴィチ・タクサミさん」『民博通信』99: 28、国立民族学博物館
- 2002
- 「開かれた系としての狩猟採集社会の研究」佐々木史郎(編)『開かれた系としての狩猟採集社会の研究』(国立民族学博物館調査報告34)pp.5-14、国立民族学博物館
- 2002
- 「東アジア・北太平洋地域の狩猟採集文化研究の新しい視野を求めて」佐々木史郎(編)『先史狩猟採集文化研究の新たな視野』(国立民族学博物館調査報告33)pp.5-20、国立民族学博物館
- 2002
- 「歴史が人類学に問いかけるもの―重点研究プロジェクト人類学的歴史像の構築―」『民博通信』98: 20-21、国立民族学博物館
- 2002
- 「ティコ・ウィルコの悲劇―社会主義政権下のノーヴァヤ・ゼムリャ島のネネツ」黒田悦子編『民族の運動とその指導者たち』山川出版社
- 2002
- 「アムール・サハリン地方における行政的民族分類の歴史」青柳真智子編『国勢調査・法制度に見られる人種・民族分類の比較研究』茨城キリスト教大学文学部、pp.185-209
- 2002
- Hunting Activities and Forest Management of the Udeghe People in Krasnyi Yar in Russian Far East. In M. Inoue, H. Kakizawa, and S. Tachibana (eds.) Russia Country Report 2001: IGES Forest Conservation Project, pp.83–103. Hayama: Institute for Grobal Environmental Strategies (IGES).
- 2002
- 「せかいのこども夢気球:ロシア」『毎日新聞』3月1日夕刊
- 2002
- 「ソヴィエト民族学によるシベリア・極東研究概観」煎本孝編『東北アジア諸民族の文化動態』北海道大学図書刊行会、pp.9-37
- 2001
- 「山丹交易と海上・河川交通」『歴史学研究』第756号(2001年11月号)、青木書店、pp.33-45
- 2001
- 「近現代のアムール川下流域と樺太における民族識別の変遷」『国立民族学博物館研究報告』26巻1号、pp.1-78
- 2001
- 「重点研究プロジェクト「人類学的歴史像の構築」国際シンポジウム『東アジア・北太平洋地域の狩猟採集文化研究の新たなパースペクティブ』」『民博通信』93号、pp.84-90
- 2000
- 「中央・北アジア地域概説」石毛直道監修・国立民族学博物館編集『国立民族学博物館展示ガイド』千里文化財団、pp.91-92
- 2000
- 「アイヌとその隣人たちの毛皮獣狩猟―ロシア極東地方先住民族のクロテン用の罠を中心として―」『アジア遊学』Vol.17、勉誠出版、pp.42-55
- 2000
- Comparative Study of Hunting Techniques of the Native People of the Lower Amur Basin and the Primor’e Region: With Forcusing on Traps for Fur Game Animals. In The Hokkaido Museum of Northern Peoples (ed.) The Ainu and Northern Peopels: with Special Reference to the Subsistence Strategy (The Proceedings for the 14th International Abashiri Shimposium, 2000), pp. 11–21. Abashiri: The Association for the Promotion of Northern Culture.
- 2000
- 「マイナス50℃の防寒対策(上)」『民博通信』87号 国立民族学博物館 pp.4-31
- 2000
- 「クストゥール村周辺での狩猟活動の歴史と現状―サハ共和国北部エヴェノ・ブィタンタイ地区での調査から―」齋藤晨二編『シベリアへのまなざしⅡ―シベリア狩猟・牧畜民の生き残り戦略―』名古屋市立大学人文社会学部(科学研究費補助金基盤研究(A)(2)「シベリア狩猟・牧畜民の生き残り戦略」成果報告報告書) pp.99-120
- 2000
- 「19世紀~20世紀におけるアムール川本流域の集落配置とその規模の変遷―ナーナイ(ゴリド)を中心として―」藤本強編『ロシア極東少数民族の自然集落に関する国際共同研究』新潟大学人文学部(課題番号09044003)平成9年度~平成11年度科学研究費補助金(国際学術研究・基盤研究(B)(2))研究成果報告書 pp.28-48
- 2000
- Fur Animal Hunting of the Indigenous People in the Russian Far East: Fistory, Technology, and Economic Effects. In M. Inoue and H. Isozaki (eds.) A Step toward Forest Conservation Strategy (1) (Current status on forests in the Asia-Pacific region, Interim Report 1998), pp.495–513. Hayama: Forest Conservation Project, The Institute for Global Environmental Strategies (IGES).
- 1999
- 書評「清水昭俊著『周辺民族の現在』世界思想社1998年」『民博通信』85号 国立民族学博物館 pp.31-35
- 1999
- 「民族博物誌 チョウザメ」『月刊みんぱく』11月号 pp.20-21
- 1999
- 「資料と情報 国際狩猟採集民会議青森シンポジウム『躍動する狩猟採集文化―北太平洋のなかの三内丸山遺跡―』」『民博通信』86号 国立民族学博物館 pp.104-108
- 1999
- 「山丹交易」『白い国の詩』8 創童舎 pp.4-13
- 1999
- 「極東ロシア先住民の生存戦略」『グローバルネット』99/04号(101号)特集グローバルネット編集委員会 pp.8-11
- 1999
- 「トナカイ飼育の生産性」松原正毅・小長谷有紀・佐々木史郎編『ユーラシア遊牧社会の歴史と現在』(国立民族学博物館研究報告別冊20) 国立民族学博物館 pp.517-540
- 1999
- Trading Brokers and Partners with China, Russia, and Japan. In W. W. Fitzhugh and C. O. Dubreuil (eds.) Ainu: Spirit of the a Northern People, pp.86–91. Washington D.C. : Arctic Study Center, National Museum of Natural History, Smithsonian Instition.
- 1998
- 「山丹交易と山丹人」秋道智弥編『海人の世界』同文舘 pp.237-259
- 1998
- 「ポスト・ソ連時代におけるシベリア先住民の狩猟」『民族学研究』63巻1号 pp.3-18
- 1998
- 「シベリア・極東先住民のエスニシティと文化表象─地方博物館の展示をめぐって─」田畑伸一郎編『スラブ・ユーラシアの変動─自存と共存の条件─』(全体研究集会報告集No.6) 北海道大学スラブ研究センター pp.59-71
- 1998
- 「クラースヌィ・ヤール村の狩猟採集産業の行方──株式会社民族猟師企業「ビキン」の挑戦」佐藤宏之編『ロシア狩猟文化誌』慶友社 pp.163-202
- 1998
- 「18、19世紀におけるアムール川下流域住民の交易活動」『国立民族学博物館研究報告』22巻4号 pp.683-763
- 1998
- 「「民族」解体─シベリア・ロシア極東先住民の文化・社会研究の枠組みに関する理論的考察─」『民族の共存を求めて(3)』(重点領域「スラブ・ユーラシアの変動」領域研究報告輯No.52 C01「民族の問題と共存の条件」研究成果報告書第3号)北海道大学スラブ研究センター pp.64-117
- 1998
- Segmentary Hierarchy of Identity: The Case of Yakuts and Evens in Northern Yakutia. In K. Inoue and T. Uyama (ed.) Quest for Models of Coexistence: National and Ethnic Dimensions of Changes in the Slavic Eurasian World (Proceedings of Conferences No.5), pp.317–337. Sapporo: Slavic Research Center, Hokkaido University.
- 1997
- 「広域経済システムとウデヘの狩猟」『社会人類学年報』Vol.23、東京都立大学社会人類学会 pp.1-28
- 1997
- Crisis of the Fur Animal Hunting of the Indigenous Peoples in Sibria and Russian Far East. People and Culture 5 (9): 173–191. Ansan: The Institute for Ethnological Studies, Hanyang University.
- 1996
- 「第二章 多民族国家としてのロシア」藤本和貴夫編『ロシア学を学ぶ人のために』世界思想社 pp.23-52
- 1996
- 「ロシア極東における政治情勢と民族間関係」井上紘一編『民族の共存を求めて(1)』(重点領域「スラブ・ユーラシアの変動」領域研究報告輯No.13、C01「民族の問題と共存の条件」研究成果報告書第1号)北海道大学スラブ研究センター pp.10-37
- 1996
- 「クストゥールにおける野生羊猟の過程」 斉藤晨二編『シベリアへのまなざし』(平成5-7年度 文部省科学研究費補助金・国際学術研究(学術調査)(課題番号05041013) 名古屋市立大学教養部 pp.137-155
- 1996
- 「18、19世紀におけるアイヌの大陸交流史」『アイヌ文化の形成と変容』平成7年度文部省科学研究費補助金(総合研究B)研究成果報告書(課題番号07351003) 名古屋大学大学院人間情報研究科 pp.80-97
- 1995
- 「第1章 シベリアの人々」米倉伸之編『モンゴロイドの地球4-極北の旅人』東京大学出版会 pp.1-46
- 1995
- 「アムール諸民族の近代史」『スラブの世界:学際的研究へのアプローチ』(スラブ研究センター研究報告シリーズNo.57)北海道大学スラブ研究センター pp.133-139
- 1995
- 「「少数民族」の重層性」『民博通信』70号 国立民族学博物館 pp.28-43
- 1995
- Two Types of Large-scale Reindeer Breeding in North Eurasian Tundra ─The Nenets and the Chukchi ─ 北海道立北方民族博物館編集『第9回北方民族文化シンポジウム「ツンドラ地域の人と文化」報告書』財団法人北方文化振興協会 pp.15-22
- 1994
- 「北海の交易──大陸の情勢と中世蝦夷の動向──」岩波講座『日本通史』第10巻中世4 岩波書店 pp.320-339
- 1994
- 「松花江におけるエスニックな出会い-フルハ部ゲイケル・ハラの軌跡」黒田悦子 編『エスニックな出会い』朝日選書 朝日新聞社 pp.263-288
- 1994
- 「関于"使犬部"與"赫哲"民族学的考察」『満語研究』1994年第1期、黒龍江省満語研究所(肖可訳・朝克校訂) pp.83-86
- 1994
- Economic-cultural Types and Historical-Ethnographic Regions in the Lower Amur River Basin and Sakhalin Island. In T. Irimoto and T. Yamada (eds.) Circumpolar Religion and Ecology: An anthropology of the North, pp.403–414. Tokyo: University of Tokyo Press.
- 1992
- 「北海道、サハリン、アムール川下流域における毛皮及び皮革利用について」小山修三編『狩りと漁撈--日本民族文化の源流を探る』雄山閣書店
- 1992
- 「シベリアの生態系と文化」岡田宏明・岡田淳子編『北の人類学』アカデミア出版会
- 1992
- 「シベリアのトナカイ―人とのかかわりから―」『ソビエト研究』第7号 白石書店 pp.128-144
- 1992
- 「シベリア・ラップランドのトナカイ乳製品」雪印乳業健康生活研究所編『乳利用の民族誌』中央法規出版
- 1992
- 「Ⅲ シベリア」赤澤威・落合一泰・関雄二編『異民族へのまなざし』東京大学総合研究資料館 pp.91-138
- 1992
- 書評「中川敏著『異文化理解の方法─または猫好きのための人類学入門』世界思想社 1992年」『民博通信』58号 pp.37-42
- 1992
-
Сантан коэки: торговля народов Нижнего Амура и Сахалина в XVIII и XIX вв. Б. О. Пилсудский: Исследоватедь народов Сахалина (материалы международной научной конференции. 31 октября - 2 ноября 1991 г. Южносахалинск), Южносахалинск: Сахалинский обласной краеведческий музей pp.119-127
(Santan koeki: torgovlya narodov Nizhnego Amura i Sakhalina v XVIII i XIX vv. B.O.Pilsudskii -issledovatel' narodov Sakhalina (Materialy mezhdunarodnoi nauchnoi konferentsii. 31 oktyabrya--2 noyabrya 1991g. Yuzhno-Sakhalinsk), Yuzhno-Sakhalinsk: Sakhaliskii oblasnoi kraevedcheskii muzei, pp.119-127) - 1991
- 「狩猟文化から見た満州東北部住民の系譜-15世紀から17世紀-」北海道立北方民族博物館編『北方の狩猟儀礼(第5回北方民族文化シンポジウム)』財団法人北方文化振興協会発行 pp.32-40
- 1991
- 「ナナイにおけるミオ信仰について」 黒田信一郎・津曲敏郎編『ツングース言語文化論集1』北海道大学文学部 pp.23-28
- 1991
- 「アムール川下流域諸民族の装飾文様」『民族藝術』17
- 1991
- 「アムール川下流域住民の民族構成の研究に関する覚書」『民博通信』51号 国立民族学博物館 pp.36-56
- 1991
- 「アムール川下流域とサハリンにおける文化類型と文化領域-レーヴィンとチェボクサロフの「経済・文化類型」と「歴史・民族誌的領域」の再検討」『国立民族学博物館研究報告』16巻3号 国立民族学博物館 pp.261-309
- 1990
- 書評「北方言語・文化研究会編『民族接触─北の視点から』六興出版 1989年」『民博通信』48号 国立民族学博物館 pp.30-32
- 1990
- 「清朝支配とアムール川下流域住民のエスニシティ」阿部年晴、伊藤亜人、荻原眞子編『民族文化の世界(下)─社会の統合と動態』小学館 pp.482-504
- 1990
- 「三つのシベリア民族誌─シベリアにおける民族分類の変遷史─」小谷凱宣編『北方諸文化に関する比較研究』名古屋大学 pp.57-104 (加藤九祚と共著)
- 1990
- 「レニングラードの人類学民族学博物館所蔵の満州文書」畑中幸子・原山煌編『東北アジアの歴史と社会』名古屋大学出版会
- 1990
- 「アムール川下流域諸民族の社会・文化における清朝支配の影響について」『国立民族学博物館研究報告』14巻3号国立民族学博物館 pp.671-771
- 1989
- 「狩猟民?遊牧民?-エヴェンキの正体」『モンゴロイド』No.1 東京大学総合研究資料館 pp.8-10
- 1989
- 「呼倫貝爾草原のエヴェンキ族(一)」『民博通信』44号 国立民族学博物館 pp.51-55
- 1989
- 「呼倫貝爾草原のエヴェンキ族(二)」『民博通信』45号 国立民族学博物館 pp.31-36
- 1989
- Kratkoe issledovanie po 4tniheskoj istorii narodov Ni8nego Amura i Saxalina s XVII veka do nahala XIX veka(アムール川下流域とサハリンの諸民族の歴史に関する小考察─17世紀から19世紀初頭にかけて─」(日本語要約付き)『北方文化研究報告』第20号 北海道大学文学部付属北方文化研究施設 pp.71-94
- 1988
- 「海岸狩猟漁撈民の社会組織-トナカイ遊牧民との比較において-」北方民族シンポジウム実行委員会編『[北方民族 文化シンポジウム]北太平洋圏における海への適応』網走市 pp.99-103
- 1987
- 「沿海州における食文化」森浩一編『味噌・醤油・酒の来た道』(日本海シンポジウム「日本海沿岸諸民族の食文化と日本」)小学館 pp.54-71
- 1987
- 「ピウスツキ資料に基づく北サハリンにおける民族関係の研究─サハリン・ギリヤークとアムール・ギリヤーク─」加藤九祚・小谷凱宣編『ピウスツキ資料と北方諸民族文化の研究』(国立民族学博物館研究報告別冊5号) pp.329-346
- 1986
- 「内陸アジア」 日本民族学会編『日本の民族学1964~1983』弘文堂 pp.211-213
- 1986
- Reexamination of the Social History of the Nentsy. In T.Koizumi and Y.Togunaga (eds.)The Journal of Intercultural studies, ExtraSeries 1: 78–85. Osaka: Kansai University of Foreign Studies Publication.
- 1985
- 「トナカイ飼育の歴史」『民博通信』30号 国立民族学博物館 pp.85-95
- 1985
- 「クマ祭に集まる人々─狩猟儀礼に表出するエヴェンキ族の社会構成原理ついて」『国立民族学博物館研究報告』10巻2号国立民族学博物館 pp.451-480
- 1984
- 「ネネツ族の社会─トナカイ飼養の発展とその影響─」『民族学研究』49巻3号 日本民族学会 pp.203-232
- 1984
- 「シベリアのトナカイ遊牧─西シベリア、ネネツ族の事例とその経済的意義の考察」『季刊人類学』15巻3号 京都大学人類学研究会 pp.114-180
- 1983
- 「ネネツ族の婚礼」『なろうど』7号 一橋大学 pp.18-26
- 1982
- 「ネネツ族のトナカイ飼養─革命前における状況とその成立史」『なろうど』6号 一橋大学 pp.19-28
口頭発表等
- 2016
- 「アイヌの衣服の素材と文様」みんぱく公開講演会『ワールドアートの最前線―アイヌの文様とエチオピアの響き」』 大阪オーバルホール(2016.3.25)
- 2016
- 「『夷酋列像』の首長たちがまとう衣装」第454回みんぱくゼミナール 国立民族学博物館講堂(2016.3.19)
- 2015
- 「シベリア・極東ロシア調査の30年」第30回北方民族文化シンポジウム網走「第30回記念大会 北方民族研究30年―成果・課題・博物館の役割―」オホーツク・文化交流センター(2015.10.24-25)
- 2015
- 「アムール河の古代遺跡と先住民の神話・世界観」国立民族学博物館巡回展『岩に刻まれた古代美術―アムール河の少数民族の聖地シカチ・アリャン―』講演会 新潟県立歴史博物館(2015.10.04)
- 2015
- 'Limiting line of farming on the Lower Amur River basins: from historical records on the ancestors of the present indigenous hunter-gatherers', Eleventh International Conference on Hunting and Gathering Societies, "Historical ecology of indigenous people in Amur region", University of Vienna, Vienna, Austria (2015.09.09)
- 2015
- 「シカチ・アリャンの岩画面の成立年代と日本の縄文時代」第389回みんぱくウィークエンド・サロン研究者と話そう(2015.07.05)
- 2015
- 「The Oak Forest Culture : Examination of K Sasaki's Hypothesis」The 6th Northeast Asia Ethnic Culture International Forum 中央民族大学民族学与社会学学院、北京、中国
- 2015
- 「聖なる遺跡は物語る:アムール河の少数民族ナナイの神話をさぐる」第443回国立民族学博物館友の会講演(2015.06.06)
- 2015
- 「アムール河の古代岩画と神話~少数民族の聖地シカチ・アリャン~」カレッジシアター地球探究紀行 アベノハルカス(2015.05.27)
- 2015
- 「シカチ・アリャンの岩面画とナナイの神話」第384回みんぱくウィークエンド・サロン研究者と話そう(2015.05.24)
- 2015
- 「千島アイヌの木綿衣」北海道大学スラブ研究センター客員研究員研究報告(2015.03.17)
- 2015
- 「趣旨説明:民族学思慮の展示への利用とソースコミュニティとの協力関係」「国立のアイヌ文化博物館(仮称)の基本構想」国際ワークショップ『民族学思慮の展示への利用とソースコミュニティとの協力関係』機関研究「民族学資料の収集・保存・情報化に関する実践的研究:ロシア民族学博物館との国際共同研究」国立民族学博物館・アイヌ民族博物館(2015.03.10-12)
- 2015
- 「北方の織布技術と布」第368回みんぱくウィークエンド・サロン研究者と話そう(2015.01.18)
- 2014
- 「江戸の探検家間宮林蔵と北方民族」カレッジシアター地球探究紀行 アベノハルカス(2015.12.10)
- 2014
- 「ナラ林文化を再考する」第437回国立民族学博物館友の会講演(2014.12.06)
- 2014
- 「間宮林蔵が見たデレンの賑わい―交易に集まった人々の実像」『第22回環オホーツク海文化のつどい』紋別市文化会館(2014.08.23)
- 2014
- 「Commercial hunting of the indigenous people in the Russian Far East: the change of their hunting strategy and techniques」日本文化人類学会50周年記念国際研究大会幕張メッセ国際会議場(2014.05.17)
- 2014
- 「趣旨説明:コンピュータとドキュメンテーション」国際ワークショップ『コンピュータとドキュメンテーション―民族学資料のデジタル化とその利用』機関研究「民族学資料の収集・保存・情報化に関する実践的研究:ロシア民族学博物館との国際共同研究」国立民族学博物館・天理大学天理参考館・奈良国立博物館・元興寺文化財研究所(2014.03.03-07)
- 2014
- 「シベリアをトナカイで旅する」NPO法人大阪府高齢者大学校世界の文化に親しむ科 『世界一周、文化の旅』大阪市教育会館(2014.01.31)
- 2014
- 「コメント」基幹研究「人類学におけるミクロ‐マクロ系の関連」2013年度第二回公開セミナー『「坪井正五郎」の著者川村伸秀氏を囲んで』東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(2014.01.23)
- 2013
- 「博物館における赫哲族の文化・歴史表象」『中日人類学・民族学的理論刷新与田野调查』機関研究「中国における家族・民族・国家のディスコース」中央民族大学、北京(2013.11.18)
- 2013
- 「ナラ林文化の再検討:北からの視点」佐々木高明先生追悼シンポジウム『日本文化のしくみ―その多様性を考える』国立民族学博物館(2013.11.09)
- 2013
- 「コメント『鳥居龍蔵』」、「コメント『ナラ林文化論』」国際シンポジウム『日本とは何か―日本民族学の20世紀―鳥居・澁澤・梅棹・佐々木』、法政大学国際日本学研究所(2013.10.18-19)
- 2013
- 「趣旨説明:博物館コレクションの中のシベリア、極東諸民族の文化」国際シンポジウム『博物館コレクションの中のシベリア、極東諸民族の文化―収集、保存、展示方法の検討』機関研究「民族学資料の収集・保存・情報化に関する実践的研究:ロシア民族学博物館との国際共同研究」国立民族学博物館(2013.10.13)
- 2013
- 「国立民族学博物館における民族学資料の文書化、情報化の基本方針」第2 回国際ワークショップ『民族学資料の記録化・情報化の諸問題』機関研究「民族学資料の収集・保存・情報化に関する実践的研究:ロシア民族学博物館との国際共同研究」、ロシア民族学博物館、サンクトペテルブルク(2013.09.23)
- 2013
- 「ロシア極東地域の先住民族の歴史と未来―近代国民国家の光と影」第12回全国大会『日本国際文化学会』龍谷大学大宮キャンパス(2013.07.06)
- 2013
- 'Вклад к изучению по айнам: Русскими академическими экспедициями на Курильские острова в XVIII веке,' "Секция 31. Кунсткамера и Академия наук в социокультурной модернизации России XVIII в." (X Конгресс этнографов и антропологов России), Институт этнологии и антропологии РАН, Москва.「18世紀におけるロシア科学アカデミーによる千島列島探検のアイヌ研究への貢献」第10回全ロシア人類学者民族学者会議 セッション31「18世紀ロシアの社会文化的近代化におけるクンストカーメラと科学アカデミー」モスクワ、ロシア(2013.07.03)
- 2013
- 「鳥居龍蔵が出会った北方世界―先住民族の虚像と実像」徳島県立鳥居龍蔵記念博物館主催特別展『鳥居龍蔵とアイヌ―北方へのまなざし』記念講演、徳島県立博物館(2013.02.17)
- 2013
- 「日本の先住民族を考える―列島文化の中のアイヌ文化」東海中学校・高等学校主催『第22回サタデープログラム土曜市民公開講座』東海中学校・高等学校(2013.02.16)
- 2013
- 「趣旨説明:北東アジアの森林地域における人々の文化的適応」国際シンポジウム『北東アジアの森林地域における人々の文化的適応』科学研究費補助金基盤研究(A)「ロシア極東森林地帯における文化の環境適応」ロシア極東連邦大学・ロシア科学アカデミー極東支部極東諸民族歴史学考古学民族学研究所 ロシア、ウラジオストーク(2013.03.06)
- 2013
- 「趣旨説明:民族学資料の保存と修復」国際ワークショップ『民族学資料の保存と修復:博物館バックヤードの利用効率向上と自然素材資料の修復』機関研究「民族学資料の収集・保存・情報化に関する実践的研究:ロシア民族学博物館との国際共同研究」奈良国立博物館・国立民族学博物館(2013.01.27)
- 2012
- 「樹皮舟を復元する―極東ロシアの白樺樹皮文化」第415回 みんぱくゼミナール(2012.12.15)
- 2012
- 「アイヌ文化と北方世界」アイヌ文化振興・研究推進機構主催『アイヌ文化フェスティバル東京』東京国際フォーラム(2012.10.06)
- 2012
- 「19世紀の国境策定と先住民―樺太とアムール川流域における日中露のせめぎあいの中で―」『第17回東アジア近代史学会研究大会』日本大学(2012.06.16)
- 2012
- 'Maintenance of the Landscape under the Modernization: From a case study of a subgroup of an indigenous people in the Lower Amur Region', International Symposium by NEOMAP "Inland Seas in a Global Perspective: International Conference on the Archaeology, History and Heritage Management of Coastal Landscapes," Research Institute for Humanity & Nature and Faculty of Archaeology, Leiden University, Leiden, Netherland (2012.03.17)
- 2012
- 「コメント1」南山大学人類学研究所・公開シンポジウム『社会貢献としての博物館活動・文化財行政との格闘』南山大学(2012.03.10)
- 2011
- 「ヨーロッパのアイヌコレクション」第231回みんぱくウィークエンドサロン研究者と話そう(2011.11.27)
- 2011
- 「北海道博物館の役割と期待する事―北東アジアの観点から―」北海道開拓記念館開館40周年記念事業シンポジウム『北海道博物館と魅力ある地域づくり』北海道鍼灸専門学校かでるホール、札幌(2011.11.16)
- 2011
- 「日本史を北から見る」立命館大学講座「日本文化の奔流」第19回、立命館大学(2011.11.09)
- 2011
- ледование Л. Я. Штернбергом нивхского общества и структурная антропология," Международный симпозиум «Лев Штернберг – Гражданин, Ученый, Педагог (к 150‒летию со днярождения)», Музей антропологии и этнографии им. Петра Великого Россииская Академии Наук, Санкт Петербург, Россия(「L・Ya・シュテルンベルクのニヴフ社会研究と構造人類学」国際シンポジウム『レフ・シュテルンベルク:一人の市民として、学者として、教育者として(生誕150周年記念)』ロシア科学アカデミー人類学民族学博物館、サンクトペテルブルク、ロシア).(2011.10.24)
- 2011
- 「年金と自然に生きる村―ウリカ・ナツィオナーリノエ」共同研究『ポスト社会主義以後の社会変容―比較民族誌的研究』国立民族学博物館(2011.07.16)
- 2011
- "Культурные ресурсы и этническая идентичность: Из случаев сахалинских айнов," IX Конгресс тнографов и антропологов России, Петрозаводск, Россия(「文化資源と民族アイデンティティ:樺太アイヌの事例から」第9 回全ロシア民族学人類学研究大会、ペトロザヴォーツク、ロシア).(2011.07.06)
- 2010
- 「中国王朝と北方の民」第75回歴博フォーラム『アジアの境界を越えて』新宿明治安田生命ホール(2010.07.27)
- 2010
- 「アムールの人々の文化交流」第181回みんぱくウィークエンド・サロン研究者と話そう(2010.11.07)
- 2009
- 「シャマンとアニミズムの世界」第130回みんぱくウィークエンド・サロン研究者と話そう(2009.09.13)
- 2009
- 「デレンを探して―間宮林蔵はどこまで行ったのか?―」国際シンポジウム『間宮林蔵が見た世界』稚内総合文化センター(2009.09.05)
- 2008
- 「山丹交易の視点から『夷酋列像』を読む」研究フォーラム『『夷酋列像』と道東アイヌ』(人間文化研究機構連携研究文化資源の高度活用「アイヌ文化の図像表象に関する比較研究─『夷酋列像図』とマンローコレクションのデジタルコンテンツ化の試み」の研究成果公開、国立民族学博物館・人間文化研究機構・根室市教育委員会共催)(2008.09.27)
- 2008
- 「共同研究趣旨説明」共同研究『ポスト社会主義後の社会変容─比較民族誌的研究』(2008.10.04)
- 2006
- 「『日本周辺海域における物資と情報の往来』に関する問題提起」人間文化研究機構連携研究『日本とユーラシアの交流に関する総合的研究』「交流と表象」第1回シンポジウム『ユーラシアと日本:交流と表象の現状と課題』(2006.03.19)
- 2005
- 「北方諸民族におけるクマ送り儀礼」札幌大学ペリフェリア文化学研究所シンポジウム&公開講座「アイヌ文化研究の今」<第2回>『クマ送りの民族誌』(2005.11.20)
- 2005
- 「北方から見るアイヌのクマ送り儀礼」札幌大学ペリフェリア文化学研究所シンポジウム&公開講座「アイヌ文化研究の今」<第2回>『クマ送りの民族誌』(2005.11.19)
- 2005
- 「サンタンとスメレンクル─―19世紀の北方交易民」文部科学省特定領域研究「中世考古学の総合的研究」(代表者:前川要)公開シンポジウム「中世総合資料学と歴史教育─―北方社会の交易と変容」(2005.08.04)
- 2005
- 「ソ連民族学における人類社会発展史研究」 共同研究会『ポスト社会主義における民族学的知識の位相と効用:制度としての人類学の多元性解明にむけて』(2005.04.23)
- 2005
- 国際シンポジウム『北東アジアにおける森林資源の商業的利用と先住民族』(文部科学省科学研究費補助金特定領域「生態資源の選択的利用と象徴化の過程」計画研究班「生態資源の選択的利用と象徴化の過程」による)を主宰(2005.3.5-6)
- 2005
- 「ロシア極東沿海地方の先住民族ウデヘの森林資源利用史」国際シンポジウム『北東アジアにおける森林資源の商業的利用と先住民族』(2005.3.6)
- 2005
- 「シンポジウムの趣旨説明」国際シンポジウム『北東アジアにおける森林資源の商業的利用と先住民族』(2005.3.5)
- 2003
- 「ポスト社会主義地域における人類学的研究の今後の発展のために」科学研究費補助金基盤研究(C)(2)『ポスト社会主義圏における民族・地域社会の構造変動に関する人類学的研究:民族誌記述と社会モデル構築のための方法論的・比較論的考察』(2003.2.15)
- 2002
- “Hunting Systems and Seasonality of the Indigenous Peoples in the Russian Far East from the Cases of the Udeghe on the Bikin River in Primorskii Krai.” The International Symposium, “The Raven’s Arch: The Jesup North Pacific Expedition Revisited (1902–2002).”, 10 September, Sapporo.
- 2002
- 「ロシア極東先住民族の狩猟・漁猟システム」共同研究『ジェサップ北太平洋調査を追試する(1902-2002):極東シベリア-北米大陸先住諸民族の文化変容』(2002.9.29)
- 2001
- 「サンタン交易の政治経済 ─ 東アジア世界の中の北海道・サハリン・アムール」第283回みんぱくゼミナール(2001.11.17)
- 2001
- 「18、19世紀の東北アジアの政治情勢と山丹交易」文部省シンポジウム『北太平洋における先住民交易と工芸』(2001.10.3)
- 2000
- “Forest Usage of the Indigenous People in the Russian Far East and its Problems ― The Case of the Udehe people on the River Bikin in Primorskiy Krai ―.” International workshop, “Transition to the Sustainable Forest Management Strategy in the Russian Far East Ecoregion in the 21 Century.”, Economic Research Institute of Russian Academy of Sciences, Khabarovsk, Russia.
- 1998
- “Trap Hunting of the Peoples of the Lower Amur basin under the Control of Chinese Empire.” 8th International Conference on Hunting and Gathering Societies (CHAGS 8), Aomori, Japan.
- 1996
- “Crisis of the Fur Animal Hunting of the Indigenous peoples in Siberia and Russian Far east.” International Symposium, “Society and Economy of the Minorityies in Eastern Asia.” The Institute of Ethnological Studies, Hanyang University, Seoul, Korea.
- 1992
- 「18、19世紀におけるアムール川下流域とサハリンの先住民による交易活動」(ロシア語)ピウスツキ生誕150周年記念国際シンポジウム『B.O.ピウスツキ―サハリン諸民族研究の先駆者―』サハリン郷土博物館、ユージノサハリンスク、ロシア連邦