スタッフの紹介
経歴
学歴
- 名古屋大学文学部哲学科(印度哲学)卒(1964)
- 同修士課程修了(1966)
- 同博士課程中退(1967)
- ハーバード大学大学院単位取得退学(1970)
- 同修了(Ph.D取得)(1975)
職歴
- 名古屋大学文学部講師(印度哲学)
- 名古屋大学文学部助教授(1973)
- 名古屋大学大学院文学研究科担当(1973)
- 文部省在外研究員(ハーバード、ウィーン、プーナの諸大学にて研究)(1975)
- 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究員(1977)
- プーナにてヴェーダ儀礼の研究の後、西独ハンブルグ大学にてフンボルト研究員(1979)
- 国立民族学博物館助教授第二研究部併任(1982)
- カリフォルニア大学バークレー校客員教授(仏教学演習担当)(1987)
- 名古屋大学文学部教授(印度哲学)(1989)
- 国立民族学博物館教授第五研究部併任(1989)
- シカゴ大学客員教授(仏教概論担当)(1991)
- 国立民族学博物館教授第二研究部配置換(1992)
- 名古屋大学教授文学部併任(1992)
- 総合研究大学院大学文化科学研究科教授併任(1992)
- 総合研究大学院大学評議員併任(1997)
- 国立民族学博物館教授民族社会研究部配置換(1998)
- 国立民族学博物館教授民族社会研究部長併任(1998)
- 総合研究大学院大学先導科学研究科教授併任(1999)
- 国立民族学博物館教授民族社会研究部(2000)
- ライデン大学客員教授(仏教図像学担当)(2001)
- ボン大学客員教授(仏教学担当)(2001)
- 国立民族学博物館教授先端民族学研究部配置換(2002)
- この間、愛知県立大学、京都大学、東京外国語大学、東京大学、広島大学、日本赤十字愛知女子短大、中部大学、名古屋造形大学、名古屋大学、高野山大学、愛知学院大学、中京女子大学の非常勤講師を務める
- 国立民族学博物館名誉教授(2004)
- 愛知学院大学文学部教授(2004)
学位
Ph.D(ハーバード大学 1975)、文学博士(名古屋大学 1975)
専門分野
インド学・仏教学
研究業績
著書
- 2003
- Mother-Goddesses in Kathmandu, Adroit Publishers, Delhi
- 2003
- 『空の思想史』講談社
- 2002
- 「シヴァと女神たち」、山川出版、共著(写真):大村次郷
- 2001
- 立川武蔵『般若心経の新しい読み方』 春秋社(2001.12.25)
- 2001
- 『西蔵仏教宗義研究(第七巻)-トゥカン『一切宗義』ゲルク派の章-』(福田洋一氏、石浜裕美子氏との共著)財団法人東洋文庫
- 2000
- Puja and Sanskara(TACHIKAWA, Musashi, Shinobu HINO and Lalita DEODHAR), Motilal Banarsidass, p.177, Delhi
- 2000
- Indian Fire Ritual(TACHIKAWA, Musashi, Shrikant BAHURKAR and Maahavi KOLHATKAR), Motilal Banarsidass, p.212, Delhi
- 2000
- 『アジャンタとエローラ』(写真 大村次郷)集英社
- 1998
- 『密教の思想』吉川弘文館
- 1998
- 『最澄と空海』講談社
- 1998
- 『マンダラとは何か』高野山大学
- 1998
- 『ブッダの哲学―現代思想としての仏教』法蔵館
- 1997
- 『マンダラ瞑想法』角川書店
- 1997
- 『チベット密教の神秘』(正木 晃氏と共著)学習研究社
- 1997
- An Introduction to the Philosophy of Nagarjuna, tr. by R. Giebel, Motilal Banarsidass, Delhi
- 1996
- 『マンダラ』学習研究社
- 1994
- 『日本仏教の思想』現代新書 No.1254講談社
- 1994
- 『中論の思想』法蔵館(名古屋大学博士論文)(第50回中日文化賞受賞)
- 1994
- 『インド・ネパール 聖なるものへの旅』人文書院
- 1992
- 『はじめてのインド哲学』現代新書 No.1123講談社
- 1990
- 『女神たちのインド』せりか書房 (第3回アジア・太平洋賞受賞)
- 1988
- 『ヨーガの哲学』現代新書 No.924講談社
- 1987
- 『曼荼羅の神々』ありな書房
- 1987
- 『西蔵仏教宗義研究(第五巻)-トゥカン『一切宗義』カギュ派の章-』財団法人東洋文庫
- 1986
- 『「空」の構造-『中論』の論理-』レグルス文庫 No.169第三文明社
- 1981
- The Structure of the World in Udayana's Realism, Reidel, Holland(Harvard Ph.D.論文)
- 1980
- 『ヒンドゥーの神々』(序、第1章、第3章、結びを執筆、石黒 淳、菱田邦男、島 岩氏と共著)せりか書房
- 1978
- 『インド・アメリカ思索行』山と渓谷社
- 1977
- 『西蔵文日本仏教史』(ツルティム・ケサン氏と共同執筆)国際仏教徒協会
- 1975
- 『仏教と現代思想』(生田晃純、神戸和麿、宇佐見将氏と共著)信道会館
- 1974
- 『西蔵仏教宗義研究(第一巻)-トゥカン『一切宗義』サキャ派の章-』財団法人東洋文庫
編著書
- 2003
- 『マンダラ ─ チベット・ネパールの仏たち ─』千里文化財団、共著:伊藤真樹子・小野田俊蔵、佐久間留理子・桜井真樹子・野口圭也・正木晃・森雅秀・山口しのぶ・吉崎一美
- 2001
- 『癒しと救い』玉川大学出版
- 2001
- Tree Hundred and Sixty Buddhist Deities(M,Mori、S,Yamagutiと共編)Adroit Publishers,Delhi
- 2000
- 『シリーズ密教4 日本密教』(頼富本宏氏と共編) 春秋社
- 1999
- 『シリーズ密教1 インド密教』(頼富本宏氏と共編) 春秋社
- 1999
- 『シリーズ密教2 チベット密教』(頼富本宏氏と共編) 春秋社
- 1999
- 『シリーズ密教3 中国密教』(頼富本宏氏と共編) 春秋社
- 1997
- 『チベット仏教図像研究-ペンコルチューデ仏塔-』(国立民族学博物館研究報告別冊 No.18 正木 晃氏と共編)国立民族学博物館
- 1996
- 『マンダラ宇宙論』法蔵館
- 1995
- Five Hundred Buddhist Deities, Senri Ethnological Report 2,(森 雅秀氏、山口しのぶ氏と共編) National Museum of Ethnology
- 1993
- 『曼荼羅と輪廻』佼成出版社
- 1991
- 『仏教の受容と変容』(チベット・ネパール編) 佼成出版社
- 1991
- The Ngor Mndalas of Tibet, Linguistics of the Names of Deities (小野田俊蔵氏、野口圭也氏、田中公明氏と共編) The Centre for East Asian Cultural Studies
- 1991
- Nispannayagavali(グドルン・ビューネマン氏と共編) The centre for East Asian cultural Studies
- 1990
- 「特集 ネパール観自在図像資料」『密教図像』 No.8 (山口しのぶ氏と共編) 法蔵館
- 1989
- 『法界語自在マンダラの神々』(国立民族学博物館研究報告別冊 No.7 長野泰彦氏と共編) 国立民族学博物館
- 1989
- Three Works of Vasubandhu in Sanskrit Manuscript (御牧克己氏、湯山 明氏と共編) The Centre for East Asian Cultural Studies
- 1988
- A Catalogue of the United States Library of Congress Collection of Tibetan literature in Microfiche, Part 2., The International Institute for Buddhist Studies, Tokyo (長野泰彦氏、谷口富士夫氏、小野田俊蔵氏と共編)
- 1987
- 『チベットの言語と文化-北村甫教授退官記念論文集』(長野泰彦氏と共編) 冬樹社
- 1985
- A Catalogue of the Gedan Sungrab Minyam Gyunphel Series (Part 1), (Studia Asiatica No.7), The Department of Indian Philosophy, Nagoya University
- 1983
- A Catalogue of the United States Library of Congress Collection of Tibetan literature in Microfiche, Part1, The International Institute for Buddhist Studies, Tokyo.(ツルティム・ケサン氏、小野田俊蔵氏と共編)
- 1981
- 『法華経普門品諸訳対照テキスト』3 vols. 昭和55年度科研費成果報告
- 1979
- Catalogue of Tibetan Works Kept in Joraku-ji Temple Library (Studia Asiatica No. 4), The Department of Indian Philosophy, Nagoya University
論文
- 2003
- 「解説-井上円了の『外道哲学』」『井上円了・外道哲学』柏書房、2003、588-607頁
- 2003
- 「仏教と人間安全保障:行為の基準としての仏教」、Chubu Institute for Advanced Studies, Studies Forum Series 16、中部高等学術研究所研究会、14-19頁。
- 2002
- 「空とマンダラ」、Chubu Institute for Advanced Studies, Studies Forum Series 14、中部高等学術研究所研究会、1-16頁。
- 2002
- 「聖なるものと死」、宗教研究No.333、日本宗教学会、259-286頁。
- 2001
- "Iconology of the Sacred" Newsletter 26, p.6, International Institute for Asian Studies, Leiden University, Nov. 2001.
- 2001
- 二一世紀のブッダ『仏教』法蔵館 No.52
- 2001
- "The Introductory Part of the Kiranavali", The Journal of Indian Philosophy, Vol.29, Nos.1-2
- 2001
- 「仏教思想とキリスト教神学」『大法輪』68巻1号、pp.92~95
- 2001
- 「インド哲学とIT」『交流』57,pp.9-12
- 2001
- "The Sixteen Bodhisattvas in the Dharmadhatu Mandala."『国立民族学博物館研究報告』25巻4号、pp.537-623
- 2000
- "Mandala visia lization and possession." Samten G,karmay, Yasuhiko Nagano(ed,) New Horizons in Bon Studies, Senri Ethnological Reports 15 National Museum of Ethnology, pp.227~247
- 2000
- 「カーリダーサ『王子の誕生』第2章和訳」「加藤 純章博士還暦記念論集・アビダルマ仏教とインド思想」春秋社、pp.499-519
- 2000
- 「井上 円了の仏教思想」『印度学仏教研究』49巻1号、pp.12~20
- 2000
- 「最澄―日本仏教史上の巨人」『AERA Mook 仏教がわかる』 16-20頁 朝日新聞社
- 2000
- "The World and Amida Buddha," Toward a Contemporary Understanding of Pure Land Buddhism (ed. by D. Hirota), State University of New York Press, pp.223-240
- 2000
- "Mandala Contemplation and Pure Land Practice," Toward a Contemporary Understanding of Pure Land Buddhism (ed. by D. Hirota), State University of New York Press, pp.101-124
- 1999
- 「仏教における時間」長野泰彦編『時間・ことば・認識』 121-142頁 ひつじ書房
- 1999
- 「般若心経と空―色即是空について」『仏教文化』No. 39 43-67頁 東京大学仏教青年会
- 1999
- 「はしがき」立川武蔵・頼富本宏編『シリーズ密教1 インド密教』 pp.i-vi 春秋社
- 1999
- 「序論―密教とは何か」立川武蔵・頼富本宏編『シリーズ密教1 インド密教』 3-13頁 春秋社
- 1999
- 「インド密教の歴史的背景」立川武蔵・頼富本宏編『シリーズ密教1 インド密教』 19-31頁 春秋社
- 1999
- 「ヒンドゥー・タントリズム」立川武蔵・頼富本宏編『シリーズ密教1 インド密教』 225-236頁 春秋社
- 1999
- 「はしがき」立川武蔵・頼富本宏編『シリーズ密教2 チベット密教』 pp.i-v 春秋社
- 1999
- 「序論―チベット密教とは何か」立川武蔵・頼富本宏編『シリーズ密教2 チベット密教』 3-23頁 春秋社
- 1999
- 「ツォンカパの生涯と密教思想」立川武蔵・頼富本宏編『シリーズ密教2 チベット密教』 51-63頁 春秋社
- 1999
- 「カトマンドゥ盆地のネパール密教」立川武蔵・頼富本宏編『シリーズ密教2 チベット密教』239-252頁 春秋社
- 1999
- 「ネワール法界マンダラ図像資料」『国立民族学博物館研究報告』23巻4号 699-808頁
- 1999
- 「「色即是空」の解釈」『鈴木大拙全集』第八巻月報1 5-8頁 岩波書店
- 1999
- "How is World Sanctification Possible", Views of the Environment in Asian Countries: Their Relationship to Sustainable Development, pp.153-160, Asian-Pacific Center, The United Nations University
- 1999
- "Hindu Thinking on Sakti: A Historical Perspective", M.Tanakaand M. Tachiakwa(eds.), Living with Sakti: Gender, Sexuality and Religion in South Asia, Senri Ethnological Studies 50: 21-32, National Museum of Ethnology
- 1998
- 「世界の聖化はいかにして可能か」山折哲雄編著『アジアの環境・文明・人間』 275-288頁
- 1998
- 「インドの女神たちの変容―ヒマーラヤの娘パールヴァティー」『ユリイカ』30巻15号 pp.102-108 青土社
- 1998
- "Time in Buddhism", Yasuhiko Nagano(ed.), Time, Language and Cognition, Senri Ethnological Studies No.45:123-142, National Museum of Ethnology
- 1998
- "On the Introduction of Buddhism of Buddhist Thought to Japan", Japan in a Comparative Perspective, International Symposium No.12: 63-75, International Research Center for Japanese Studies
- 1997
- 「世界と神の関係」『日本仏教学会年報』 133-146頁
- 1997
- 「金剛界マンダラの観想法」『国立民族学博物館研究報告別冊』18号 319-336頁
- 1997
- 「救いは必要ないのではないか」『季刊仏教』No.40 70-75頁 法蔵館
- 1996
- 「日本仏教における自然-自然解釈の可能性について」山折哲雄・中西 進編集『講座 文明と環境』第13巻 109-121頁 朝倉書店
- 1996
- 「生命体としてのコスモス」『マンダラ宇宙論』 397-426頁 法蔵館
- 1996
- 「井上円了の仏教観とその意義」『季刊サティア』No.24 34-36頁 東洋大学井上円了記念学術センター
- 1996
- 「『唯識三十頌』における識と転変(一)」『今西順吉古稀記念論集』春秋社
- 1995
- 「欧米の東洋学-ジュゼッペ・トゥッチ」『月刊しにか』11月号 102-107頁 大修館書店
- 1995
- 「『完成せるヨーガの環』第19章 和訳およびテキスト」『密教図像』No.14 1-33頁
- 1995
- 「「色即是空」について」『ひかり』 16-47頁 筑紫女学園大学・筑紫女学園短期大学宗教教育部
- 1995
- "Svabhava and Sunyata" 『印度學仏教學研究』No. 43-2: 1027-1021 日本印度学仏教学会
- 1995
- "Interpretation of Emptiness", HORIN, das Haus der Japaneischen Kultur, Dusseldorf, No.2: 81-92
- 1994
- 「曼荼羅の構造学」『チベット密教の本』(山口しのぶ氏と共同執筆)学習研究社
- 1994
- 「空思想における死と再生」『ユリイカ』Vol.26-13: 294-301 青土社
- 1994
- 「ブータンの図像-聖なるもののすがた-」『アジアフォーラム』No.73 14-16頁 財団法人アジアクラブ
- 1994
- 「ヒンドゥーの成就法」『ヒンドゥー教の本』 124-132頁 学習研究社
- 1994
- 「「自性が空である」をどう解釈するか―ツォンカパ空思想研究序説」『仏教』No.26:164-177 法蔵館
- 1994
- "The Concept of Universal in Bhavaviveka's Writings," Johannses Bronkhorst(ed.), Asiatische Studien Etudes Asiatiques, XLVⅢ-2: 891-902, Berlin
- 1993
- 「竜樹の空思想」『学士会会報』No.799 97-100頁 社団法人学士会
- 1993
- 「ヴェーダ祭式におけるホーマ―新月祭満月祭の構造」『インド複合文化の構造』 pp.319-356 法蔵館
- 1993
- 「『金剛般若経』に見られる「即非の論理」批判」『印度学仏教学研究』41巻2号 984-987頁
- 1993
- "The Logical Structure of the Tetralemma in the Mulamadhyamakakarika"『宮坂宥勝博士古稀記念論文集 インド学・密教学研究』 401-421頁 法蔵館
- 1993
- "Mahayana Philosophies," Encyclopaedia of Spirituality, pp.188-202, Nanzan Institute for Religion and Culture
- 1993
- "Homa in Vedic Ritual:The Structure of the Darsa-purnamasa", Senri Ethnological Studies No.36, pp.239-267
- 1992
- 「美術」『インド』 92-108頁 新潮社
- 1992
- 「マンダラの宇宙観」『創造の世界』84 6-25頁 小学館
- 1992
- 「インド・タントラ-宇宙の神秘を解く-」『仏教』19 44-56頁 法蔵館
- 1991
- 「生命体としての宇宙―マンダラと元型「母」―」『日本仏教学会年報』56号 213-217頁
- 1991
- 「行為の時間構造と縁起(二)-仏教教義学の構築をめざして(三)-」『仏教』17 176-187頁 法蔵館
- 1991
- 「ネパールにおける仏教の受容と変容」『講座仏教の受容と変容』(チベット・ネパール編)佼成出版社
- 1991
- 「チベットにおける仏教の受容と変容」『講座仏教の受容と変容』(チベット・ネパール編)佼成出版社
- 1991
- "A Study of the Vajradhatu-mandala (1): Modern Line-drawings depicted according to the Nispannayogavali." Bulletin of the National Museum of Ethnology 15-4:1073-1120
- 1990
- 「序」『密教図像 特集ネパール観自在図像資料』No.8 2-5頁 法蔵館
- 1990
- 「行為の時間構造と縁起-仏教教義学の構築をめざして(二)-」『仏教』11 法蔵館
- 1990
- 「マチェンドラ・ナート寺の百八観自在について」(山口(服部)しのぶ氏と共著)『密教図像』No.8 6-18頁
- 1990
- "The Mandala: Its Structure and Functions," The Ngor Mandalas of Tibet, The Centre for East Asian Cultural Studies, pp.xxi-xxxv
- 1989
- 「生と死を包摂する母神-ヒンドゥの母神と血」川崎寿彦・木谷勤編『生と死の文化史』古屋大学出版会
- 1989
- 「自己空間と行為の基準-仏教教義学の構築をめざして(一)-」『仏教』9 法蔵館
- 1989
- 「月称註「『明らかな言葉』二章和訳・解説(二) 」『藤田宏達博士還暦記念論集 インド哲学と仏教』 433-455頁 春秋社
- 1989
- 「マンダラ-構造と機能」『岩波講座・東洋思想(十)・インド仏教3』 289-314頁 岩波書店
- 1989
- 「チベットのマニ石―特に古川為三郎翁白寿の祝に進呈したマニ石について―」『名古屋大学古川総合研究資料館報告』No.5 85-95頁
- 1989
- 「サキャ派」『岩波講座・東洋思想(二)・チベット仏教』 153-170頁 岩波書店
- 1989
- 「カトマンドゥにおける法界マンダラ」『国立民族学博物館研究報告別冊』7号 5-44頁 国立民族学博物館
- 1989
- 「カギュ派」『岩波講座・東洋思想(二)・チベット仏教』第11巻 172-189頁 岩波書店
- 1988
- 【翻訳】R. オットー『インドの神と人』(立川希代子と共著) 人文書院
- 1988
- 「月称註「『明らかな言葉』二章和訳・解説(一) 」『成田山仏教研究所紀要第十一号特別号 仏教思想史論集』 195-218頁 成田山新勝寺
- 1988
- 「アジアの宗教における聖と俗」『アジア その多様なる世界』第2回「大学と科学」 14-24頁 公開シンポジウム組織委員会・朝日出版社
- 1987
- 『密教小辞典』(訳40項目を執筆) 春秋社
- 1987
- 「母神たちのコスモス」『すばる』8月号 169-178頁
- 1987
- 「仏教図像」『チベットの言語と文化』 336-363頁 冬樹社
- 1987
- 「大地母神の姿」『季刊 自然と文化』 新春号 46-51頁 日本ナショナルトラスト
- 1986
- 【翻訳】トゥカン『善説水晶鏡』ゲルク派の章和訳(一)山口瑞鳳監修『チベットの仏教と社会』 431-451頁 春秋社
- 1986
- 「不動護摩の記録」『SAMBHASA』8号 1-48頁 名古屋大学印度学仏教学研究会 (桑村恵美子、山出あけみと共著)
- 1986
- 「金剛ターラーの観想法」町田甲一先生古稀記念会編『論叢仏教美術史』 65-97頁 吉川弘文館
- 1986
- 「マンダラとしてのカトマンズ盆地」『ヒマラヤ仏教王国2・密教曼茶羅界』三省堂
- 1986
- 「ネパールの仏教」『仏教(上)-流伝と変容-』大阪書籍
- 1986
- 「チベットの仏教」『仏教(上)-流伝と変容-』大阪書籍
- 1986
- 「カトマンドゥにおける八母神と八バイラヴァ」『密教図像』No.4
- 1985
- 【翻訳】『ブッダ・チャリタ』1-7章 3-78頁 講談社
- 1985
- 「中論における二種の否定-『中論』の論理学的考察(3)-」『那須政隆博士米寿記念論文集』 632-656頁
- 1985
- 「清弁著『智恵のともしび』第Ⅱ章和訳・解説(Ⅳ-2)」 『SAMBHASA』 No.6 名古屋大学印 度学仏教学研究会 44-55頁
- 1985
- 「清弁著『智恵のともしび』第Ⅱ章和訳・解説(Ⅴ)」『名古屋大学文学部論集』93号 21-41頁
- 1985
- 「チベット仏教における心の本質-カギュ派の大印契説を中心に-」『仏教思想・心』 277-320頁 平楽寺書店
- 1985
- 「『中論』における自性(svabhava)について-『中論』の論理学的考察(五)-」『壬生台舜博士頌寿記念 仏教の歴史と思想』 123-140頁 大蔵出版
- 1985
- 「『華厳五教章』における四句分別 -『中論』における四句分別との比較 -」『雲井昭善博士古稀記念 仏教と異宗教』 249-265頁 平楽寺書店
- 1985
- An Ancient Indian Homa Ritual, The Department of Indian Philosophy Nagoya University
- 1984
- 「清弁著『智恵のともしび』第Ⅱ章和訳・解説(Ⅳ-1)」『名古屋大学文学部論集』 90号 1-22頁
- 1984
- 「初期中観における空-『中論』におけるテトラレンマの考察から-」『理想』 No.610 126-139頁
- 1984
- 「縁起を構成する「二つの項」について-『中論』の論理学的考察(一)」『神秘思想論集・インド古典研究特別号』281-295頁 成田山仏教研究所
- 1984
- 「ネパールにおける塔崇拝」『現代南アジアにおける仏教を囲む社会的文化的環境の研究』昭和59年度科研費成果報告
- 1984
- 「『中論』にみられる大乗仏教の理論構造(一)」『昭和58年度特定研究成果報告書』 3-96頁
- 1984
- "Two Kinds of Negations in the Mulamadhyamakakarika," Proceedings of the Thirty-First International Congress of Human Sciences in Asia and North Africa Toho Gakkai
- 1984
- "Materials for Iconographic Studies of the Eight Mother-Goddesses in the Kathmandu valley, Part 1: Plates" Monumenta Serindica, No.12, A.A.Institute (アジア・アフリカ言語文化研究所) 1-122頁
- 1984
- "Materials for Iconographic Studies of Mother-Goddesses in the Kathmandu valley, Part1-2," Monumenta Serindica, No.15, A.A.Institute (アジア・アフリカ言語文化研究所) 1-122頁
- 1983
- 「青木文教師将来チベット民族資料目録 Nos. 4、5、6、13、14、15 etc.」『国立民族学博物館研究報告別冊』 No.1
- 1983
- 「清弁著『智恵のともしび』第Ⅱ章和訳・解説(Ⅱ)」『名古屋大学文学部論集』 87号 31-58頁
- 1983
- 「清弁著『智恵のともしび』第Ⅲ章和訳・解説(Ⅲ)」『SAMBHASA』No.5 111-128頁 名古屋大学印度学仏教学研究会
- 1983
- 「縁起を語る命題における否定と肯定-『中論』の論理学的考察(二)-」『南都佛教』 51号 43-61頁
- 1983
- 「カトマンズの神がみ」『季刊民族学』 26号 15-125頁
- 1983
- "A Hindu Worship Service in Sixteen Steps, Shodasa-upacara-puja"『国立民族学博物館研究報告』8巻1号 104-186頁
- 1982
- 「清弁著『智恵のともしび』第Ⅱ章和訳・解説(Ⅰ)」『名古屋大学文学部研究論集』 84 1-26頁
- 1982
- 「神々の饗宴-神々とヒンドゥー教徒」『神と仏の大地インド』 54-87頁 佼成出版
- 1982
- 「宗教実践における自己空間の変容-アミダの神学的展開のために-」『日本仏教学年報』(56年度) 345-360頁
- 1982
- 「現象世界の聖化-『中論』二十六章における縁起-」『佛教学セミナー』 35号 73-88頁
- 1982
- 「帰謬論証派-仏護と月称-」『講座・大乗仏教7』 117-145頁 春秋社
- 1982
- 「カギュー派の典籍と教義―トゥカン『一切宗義』カギュー派の章概説」『東洋学術研究』 21巻2号 99-111頁
- 1981
- 「樹木と聖なるもの」『is』 Vol.15 24-25頁
- 1981
- 「空思想研究のための諸水平」『東洋学術研究』 20巻1号
- 1981
- 「空思想研究のための諸水平(承前)」『東洋学術研究』 20巻2号 120-136頁
- 1980-81
- "Pratiyasamutpada in the Dedication of the Mulamadhyamakakarika," The Adyar Library Bulletin, Dr. K. Kunjunni Raja Felicicitation Volume, Vols. 44-45 pp.639-653
- 1980
- 「言語活動の止滅と空性-プラパンチャについて-」『仏教学』 第9・10特集号 145-163頁
- 1980
- "A logical analysis of the Mulamadhyamakakarika," in M. Nagatomi (ed.), Sanskrit and Indian studies: essays in honour of Daniel H. H. Ingalls, pp.159-181, Reidel
- 1979
- 「『中論』における縁起」『名古屋大学文学部三十周年記念論集』 550-535頁
- 1978
- 「密教と呪術」『密教の理論と実践』 196-222頁 春秋社
- 1977
- 「密教へのアプローチ(1) インド学的アプローチ-シヴァとヘールカ-」『密教の文化』春秋社 260-281頁
- 1977
- 「『中論』八不偈について」『宗教研究』 234号 324-325頁
- 1977
- 「『中論』における世俗と勝義-ナーガールジュナの修道論の特質-」『東洋学術研究』 16巻5号 1-22頁
- 1976
- 「宗教的決断における意志と時間」『日本仏教学会年報』 第42号 375-388頁(『仏教における浄土思想』平楽寺書店 1977に転載)
- 1976
- 「UdayanaのLaksanavaliについて(Ⅱ)」『日本印度学仏教学研究』 25巻1号 443-437頁
- 1975
- 【翻訳】A-B. M. エリアーデ『ヨーガ-不死と自由-』 第1巻、第2巻 せりか書房
- 1975
- 「アメリカにおけるインド的宗教」『大乗仏典・法華経・ 付録12』 1-4頁 中央公論社
- 1975
- "The Tantric Doctrine of the Sa skya pa according to the Sel gyi me lon,” ACTA ASIATICA, Vol.29
- 1974
- 「反問(Ⅰ)」『東海仏教』 No.19 114-95頁
- 1974
- 「ヨーガの伝統」『中央公論』5月号 352-359頁 中央公論社
- 1974
- 「UdayanaのLaksanavaliについて(Ⅰ)」『日本印度学仏教学研究』 22巻1号 431-426頁
- 1974
- "A Study of Buddhapalita's Mulamadhyamakavrtti(1)" 『名古屋大学文学部研究論集』 63:1-19
- 1974
- "A Note on Sa skya pa's lam hbras Doctrine" 『日本西蔵学会会報』 20号
- 1973
- 「仏教の論理学」『東洋学術研究』 12巻1号 21-38頁
- 1973
- 「チベット資料に見られる中観プラーサンギカ派の系譜」『アジア文化』 10巻1号 66-74頁
- 1971
- "A Sixth-Century Manual of Indian Logic" Journal of Indian Philosophy, Vol.1, Part 2: 111-145, Dordrecht-Holland
- 1967
- 「『中論』における相依について(その1)-相依解釈のための一方法の提唱-」『東海仏教』 12号 13-20頁
代表者を務めた研究・プロジェクト
- 共同研究「宗教行為の分析に関する諸概念の研究」(2003)
- 科研「ヒマーラヤ地域における仏教タントリズムの基層に関する研究」(2002-2005)
- 共同研究「マンダラの構造と機能」(2001-2002)
- 共同研究「癒しと救いの民族学的研究」(1999-2000)
- 先端研究プロジェクト「多文化社会の問題(宗教的価値)」(2002-2003)
受賞歴
- 1991
- 第3回アジア・太平洋特別賞
- 1997
- 第50回中日文化賞
- 2001
- 第11回中村元東方学術賞
- 2008
- 紫綬褒章
関連ページ
民族学者の仕事場
展示関連
- 特別展「マンダラ展 ─ チベット・ネパールの仏たち」(2003.3.13-6.17)
その他
- 退職記念講演「マンダラとは何か」(2004年2月18日)