国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。
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スタッフの紹介

立川武蔵
立川武蔵TACHIKAWA Musashi
国立民族学博物館・名誉教授
専門分野
各個研究
個人ホームページ

経歴

学歴
  • 名古屋大学文学部哲学科(印度哲学)卒(1964)
  • 同修士課程修了(1966)
  • 同博士課程中退(1967)
  • ハーバード大学大学院単位取得退学(1970)
  • 同修了(Ph.D取得)(1975)
職歴
  • 名古屋大学文学部講師(印度哲学)
  • 名古屋大学文学部助教授(1973)
  • 名古屋大学大学院文学研究科担当(1973)
  • 文部省在外研究員(ハーバード、ウィーン、プーナの諸大学にて研究)(1975)
  • 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究員(1977)
  • プーナにてヴェーダ儀礼の研究の後、西独ハンブルグ大学にてフンボルト研究員(1979)
  • 国立民族学博物館助教授第二研究部併任(1982)
  • カリフォルニア大学バークレー校客員教授(仏教学演習担当)(1987)
  • 名古屋大学文学部教授(印度哲学)(1989)
  • 国立民族学博物館教授第五研究部併任(1989)
  • シカゴ大学客員教授(仏教概論担当)(1991)
  • 国立民族学博物館教授第二研究部配置換(1992)
  • 名古屋大学教授文学部併任(1992)
  • 総合研究大学院大学文化科学研究科教授併任(1992)
  • 総合研究大学院大学評議員併任(1997)
  • 国立民族学博物館教授民族社会研究部配置換(1998)
  • 国立民族学博物館教授民族社会研究部長併任(1998)
  • 総合研究大学院大学先導科学研究科教授併任(1999)
  • 国立民族学博物館教授民族社会研究部(2000)
  • ライデン大学客員教授(仏教図像学担当)(2001)
  • ボン大学客員教授(仏教学担当)(2001)
  • 国立民族学博物館教授先端民族学研究部配置換(2002)
  • この間、愛知県立大学、京都大学、東京外国語大学、東京大学、広島大学、日本赤十字愛知女子短大、中部大学、名古屋造形大学、名古屋大学、高野山大学、愛知学院大学、中京女子大学の非常勤講師を務める
  • 国立民族学博物館名誉教授(2004)
  • 愛知学院大学文学部教授(2004)
学位

Ph.D(ハーバード大学 1975)、文学博士(名古屋大学 1975)

専門分野

インド学・仏教学

研究業績

著書
2003
Mother-Goddesses in Kathmandu, Adroit Publishers, Delhi
2003
『空の思想史』講談社
2002
「シヴァと女神たち」、山川出版、共著(写真):大村次郷
2001
立川武蔵『般若心経の新しい読み方』 春秋社(2001.12.25)
2001
『西蔵仏教宗義研究(第七巻)-トゥカン『一切宗義』ゲルク派の章-』(福田洋一氏、石浜裕美子氏との共著)財団法人東洋文庫
2000
Puja and Sanskara(TACHIKAWA, Musashi, Shinobu HINO and Lalita DEODHAR), Motilal Banarsidass, p.177, Delhi
2000
Indian Fire Ritual(TACHIKAWA, Musashi, Shrikant BAHURKAR and Maahavi KOLHATKAR), Motilal Banarsidass, p.212, Delhi
2000
『アジャンタとエローラ』(写真 大村次郷)集英社
1998
『密教の思想』吉川弘文館
1998
『最澄と空海』講談社
1998
『マンダラとは何か』高野山大学
1998
『ブッダの哲学―現代思想としての仏教』法蔵館
1997
『マンダラ瞑想法』角川書店
1997
『チベット密教の神秘』(正木 晃氏と共著)学習研究社
1997
An Introduction to the Philosophy of Nagarjuna, tr. by R. Giebel, Motilal Banarsidass, Delhi
1996
『マンダラ』学習研究社
1994
『日本仏教の思想』現代新書 No.1254講談社
1994
『中論の思想』法蔵館(名古屋大学博士論文)(第50回中日文化賞受賞)
1994
『インド・ネパール 聖なるものへの旅』人文書院
1992
『はじめてのインド哲学』現代新書 No.1123講談社
1990
『女神たちのインド』せりか書房 (第3回アジア・太平洋賞受賞)
1988
『ヨーガの哲学』現代新書 No.924講談社
1987
『曼荼羅の神々』ありな書房
1987
『西蔵仏教宗義研究(第五巻)-トゥカン『一切宗義』カギュ派の章-』財団法人東洋文庫
1986
『「空」の構造-『中論』の論理-』レグルス文庫 No.169第三文明社
1981
The Structure of the World in Udayana's Realism, Reidel, Holland(Harvard Ph.D.論文)
1980
『ヒンドゥーの神々』(序、第1章、第3章、結びを執筆、石黒 淳、菱田邦男、島 岩氏と共著)せりか書房
1978
『インド・アメリカ思索行』山と渓谷社
1977
『西蔵文日本仏教史』(ツルティム・ケサン氏と共同執筆)国際仏教徒協会
1975
『仏教と現代思想』(生田晃純、神戸和麿、宇佐見将氏と共著)信道会館
1974
『西蔵仏教宗義研究(第一巻)-トゥカン『一切宗義』サキャ派の章-』財団法人東洋文庫
編著書
2003
『マンダラ ─ チベット・ネパールの仏たち ─』千里文化財団、共著:伊藤真樹子・小野田俊蔵、佐久間留理子・桜井真樹子・野口圭也・正木晃・森雅秀・山口しのぶ・吉崎一美
2001
『癒しと救い』玉川大学出版
2001
Tree Hundred and Sixty Buddhist Deities(M,Mori、S,Yamagutiと共編)Adroit Publishers,Delhi
2000
『シリーズ密教4 日本密教』(頼富本宏氏と共編) 春秋社
1999
『シリーズ密教1 インド密教』(頼富本宏氏と共編) 春秋社
1999
『シリーズ密教2 チベット密教』(頼富本宏氏と共編) 春秋社
1999
『シリーズ密教3 中国密教』(頼富本宏氏と共編) 春秋社
1997
『チベット仏教図像研究-ペンコルチューデ仏塔-』(国立民族学博物館研究報告別冊 No.18 正木 晃氏と共編)国立民族学博物館
1996
『マンダラ宇宙論』法蔵館
1995
Five Hundred Buddhist Deities, Senri Ethnological Report 2,(森 雅秀氏、山口しのぶ氏と共編) National Museum of Ethnology
1993
『曼荼羅と輪廻』佼成出版社
1991
『仏教の受容と変容』(チベット・ネパール編) 佼成出版社
1991
The Ngor Mndalas of Tibet, Linguistics of the Names of Deities (小野田俊蔵氏、野口圭也氏、田中公明氏と共編) The Centre for East Asian Cultural Studies
1991
Nispannayagavali(グドルン・ビューネマン氏と共編) The centre for East Asian cultural Studies
1990
「特集 ネパール観自在図像資料」『密教図像』 No.8 (山口しのぶ氏と共編) 法蔵館
1989
『法界語自在マンダラの神々』(国立民族学博物館研究報告別冊 No.7 長野泰彦氏と共編) 国立民族学博物館
1989
Three Works of Vasubandhu in Sanskrit Manuscript (御牧克己氏、湯山 明氏と共編) The Centre for East Asian Cultural Studies
1988
A Catalogue of the United States Library of Congress Collection of Tibetan literature in Microfiche, Part 2., The International Institute for Buddhist Studies, Tokyo (長野泰彦氏、谷口富士夫氏、小野田俊蔵氏と共編)
1987
『チベットの言語と文化-北村甫教授退官記念論文集』(長野泰彦氏と共編) 冬樹社
1985
A Catalogue of the Gedan Sungrab Minyam Gyunphel Series (Part 1), (Studia Asiatica No.7), The Department of Indian Philosophy, Nagoya University
1983
A Catalogue of the United States Library of Congress Collection of Tibetan literature in Microfiche, Part1, The International Institute for Buddhist Studies, Tokyo.(ツルティム・ケサン氏、小野田俊蔵氏と共編)
1981
『法華経普門品諸訳対照テキスト』3 vols. 昭和55年度科研費成果報告
1979
Catalogue of Tibetan Works Kept in Joraku-ji Temple Library (Studia Asiatica No. 4), The Department of Indian Philosophy, Nagoya University
論文
2003
「解説-井上円了の『外道哲学』」『井上円了・外道哲学』柏書房、2003、588-607頁
2003
「仏教と人間安全保障:行為の基準としての仏教」、Chubu Institute for Advanced Studies, Studies Forum Series 16、中部高等学術研究所研究会、14-19頁。
2002
「空とマンダラ」、Chubu Institute for Advanced Studies, Studies Forum Series 14、中部高等学術研究所研究会、1-16頁。
2002
「聖なるものと死」、宗教研究No.333、日本宗教学会、259-286頁。
2001
"Iconology of the Sacred" Newsletter 26, p.6, International Institute for Asian Studies, Leiden University, Nov. 2001.
2001
二一世紀のブッダ『仏教』法蔵館 No.52
2001
"The Introductory Part of the Kiranavali", The Journal of Indian Philosophy, Vol.29, Nos.1-2
2001
「仏教思想とキリスト教神学」『大法輪』68巻1号、pp.92~95
2001
「インド哲学とIT」『交流』57,pp.9-12
2001
"The Sixteen Bodhisattvas in the Dharmadhatu Mandala."『国立民族学博物館研究報告』25巻4号、pp.537-623
2000
"Mandala visia lization and possession." Samten G,karmay, Yasuhiko Nagano(ed,) New Horizons in Bon Studies, Senri Ethnological Reports 15 National Museum of Ethnology, pp.227~247
2000
「カーリダーサ『王子の誕生』第2章和訳」「加藤 純章博士還暦記念論集・アビダルマ仏教とインド思想」春秋社、pp.499-519
2000
「井上 円了の仏教思想」『印度学仏教研究』49巻1号、pp.12~20
2000
「最澄―日本仏教史上の巨人」『AERA Mook 仏教がわかる』 16-20頁 朝日新聞社
2000
"The World and Amida Buddha," Toward a Contemporary Understanding of Pure Land Buddhism (ed. by D. Hirota), State University of New York Press, pp.223-240
2000
"Mandala Contemplation and Pure Land Practice," Toward a Contemporary Understanding of Pure Land Buddhism (ed. by D. Hirota), State University of New York Press, pp.101-124
1999
「仏教における時間」長野泰彦編『時間・ことば・認識』 121-142頁 ひつじ書房
1999
「般若心経と空―色即是空について」『仏教文化』No. 39 43-67頁 東京大学仏教青年会
1999
「はしがき」立川武蔵・頼富本宏編『シリーズ密教1 インド密教』 pp.i-vi 春秋社
1999
「序論―密教とは何か」立川武蔵・頼富本宏編『シリーズ密教1 インド密教』 3-13頁 春秋社
1999
「インド密教の歴史的背景」立川武蔵・頼富本宏編『シリーズ密教1 インド密教』 19-31頁 春秋社
1999
「ヒンドゥー・タントリズム」立川武蔵・頼富本宏編『シリーズ密教1 インド密教』 225-236頁 春秋社
1999
「はしがき」立川武蔵・頼富本宏編『シリーズ密教2 チベット密教』 pp.i-v 春秋社
1999
「序論―チベット密教とは何か」立川武蔵・頼富本宏編『シリーズ密教2 チベット密教』 3-23頁 春秋社
1999
「ツォンカパの生涯と密教思想」立川武蔵・頼富本宏編『シリーズ密教2 チベット密教』 51-63頁 春秋社
1999
「カトマンドゥ盆地のネパール密教」立川武蔵・頼富本宏編『シリーズ密教2 チベット密教』239-252頁 春秋社
1999
「ネワール法界マンダラ図像資料」『国立民族学博物館研究報告』23巻4号 699-808頁
1999
「「色即是空」の解釈」『鈴木大拙全集』第八巻月報1 5-8頁 岩波書店
1999
"How is World Sanctification Possible", Views of the Environment in Asian Countries: Their Relationship to Sustainable Development, pp.153-160, Asian-Pacific Center, The United Nations University
1999
"Hindu Thinking on Sakti: A Historical Perspective", M.Tanakaand M. Tachiakwa(eds.), Living with Sakti: Gender, Sexuality and Religion in South Asia, Senri Ethnological Studies 50: 21-32, National Museum of Ethnology
1998
「世界の聖化はいかにして可能か」山折哲雄編著『アジアの環境・文明・人間』 275-288頁
1998
「インドの女神たちの変容―ヒマーラヤの娘パールヴァティー」『ユリイカ』30巻15号 pp.102-108 青土社
1998
"Time in Buddhism", Yasuhiko Nagano(ed.), Time, Language and Cognition, Senri Ethnological Studies No.45:123-142, National Museum of Ethnology
1998
"On the Introduction of Buddhism of Buddhist Thought to Japan", Japan in a Comparative Perspective, International Symposium No.12: 63-75, International Research Center for Japanese Studies
1997
「世界と神の関係」『日本仏教学会年報』 133-146頁
1997
「金剛界マンダラの観想法」『国立民族学博物館研究報告別冊』18号 319-336頁
1997
「救いは必要ないのではないか」『季刊仏教』No.40 70-75頁 法蔵館
1996
「日本仏教における自然-自然解釈の可能性について」山折哲雄・中西 進編集『講座 文明と環境』第13巻 109-121頁 朝倉書店
1996
「生命体としてのコスモス」『マンダラ宇宙論』 397-426頁 法蔵館
1996
「井上円了の仏教観とその意義」『季刊サティア』No.24 34-36頁 東洋大学井上円了記念学術センター
1996
「『唯識三十頌』における識と転変(一)」『今西順吉古稀記念論集』春秋社
1995
「欧米の東洋学-ジュゼッペ・トゥッチ」『月刊しにか』11月号 102-107頁 大修館書店
1995
「『完成せるヨーガの環』第19章 和訳およびテキスト」『密教図像』No.14 1-33頁
1995
「「色即是空」について」『ひかり』 16-47頁 筑紫女学園大学・筑紫女学園短期大学宗教教育部
1995
"Svabhava and Sunyata" 『印度學仏教學研究』No. 43-2: 1027-1021 日本印度学仏教学会
1995
"Interpretation of Emptiness", HORIN, das Haus der Japaneischen Kultur, Dusseldorf, No.2: 81-92
1994
「曼荼羅の構造学」『チベット密教の本』(山口しのぶ氏と共同執筆)学習研究社
1994
「空思想における死と再生」『ユリイカ』Vol.26-13: 294-301 青土社
1994
「ブータンの図像-聖なるもののすがた-」『アジアフォーラム』No.73 14-16頁 財団法人アジアクラブ
1994
「ヒンドゥーの成就法」『ヒンドゥー教の本』 124-132頁 学習研究社
1994
「「自性が空である」をどう解釈するか―ツォンカパ空思想研究序説」『仏教』No.26:164-177 法蔵館
1994
"The Concept of Universal in Bhavaviveka's Writings," Johannses Bronkhorst(ed.), Asiatische Studien Etudes Asiatiques, XLVⅢ-2: 891-902, Berlin
1993
「竜樹の空思想」『学士会会報』No.799 97-100頁 社団法人学士会
1993
「ヴェーダ祭式におけるホーマ―新月祭満月祭の構造」『インド複合文化の構造』 pp.319-356 法蔵館
1993
「『金剛般若経』に見られる「即非の論理」批判」『印度学仏教学研究』41巻2号 984-987頁
1993
"The Logical Structure of the Tetralemma in the Mulamadhyamakakarika"『宮坂宥勝博士古稀記念論文集 インド学・密教学研究』 401-421頁 法蔵館
1993
"Mahayana Philosophies," Encyclopaedia of Spirituality, pp.188-202, Nanzan Institute for Religion and Culture
1993
"Homa in Vedic Ritual:The Structure of the Darsa-purnamasa", Senri Ethnological Studies No.36, pp.239-267
1992
「美術」『インド』 92-108頁 新潮社
1992
「マンダラの宇宙観」『創造の世界』84 6-25頁 小学館
1992
「インド・タントラ-宇宙の神秘を解く-」『仏教』19 44-56頁 法蔵館
1991
「生命体としての宇宙―マンダラと元型「母」―」『日本仏教学会年報』56号 213-217頁
1991
「行為の時間構造と縁起(二)-仏教教義学の構築をめざして(三)-」『仏教』17 176-187頁 法蔵館
1991
「ネパールにおける仏教の受容と変容」『講座仏教の受容と変容』(チベット・ネパール編)佼成出版社
1991
「チベットにおける仏教の受容と変容」『講座仏教の受容と変容』(チベット・ネパール編)佼成出版社
1991
"A Study of the Vajradhatu-mandala (1): Modern Line-drawings depicted according to the Nispannayogavali." Bulletin of the National Museum of Ethnology 15-4:1073-1120
1990
「序」『密教図像 特集ネパール観自在図像資料』No.8 2-5頁 法蔵館
1990
「行為の時間構造と縁起-仏教教義学の構築をめざして(二)-」『仏教』11 法蔵館
1990
「マチェンドラ・ナート寺の百八観自在について」(山口(服部)しのぶ氏と共著)『密教図像』No.8 6-18頁
1990
"The Mandala: Its Structure and Functions," The Ngor Mandalas of Tibet, The Centre for East Asian Cultural Studies, pp.xxi-xxxv
1989
「生と死を包摂する母神-ヒンドゥの母神と血」川崎寿彦・木谷勤編『生と死の文化史』古屋大学出版会
1989
「自己空間と行為の基準-仏教教義学の構築をめざして(一)-」『仏教』9 法蔵館
1989
「月称註「『明らかな言葉』二章和訳・解説(二) 」『藤田宏達博士還暦記念論集 インド哲学と仏教』 433-455頁 春秋社
1989
「マンダラ-構造と機能」『岩波講座・東洋思想(十)・インド仏教3』 289-314頁 岩波書店
1989
「チベットのマニ石―特に古川為三郎翁白寿の祝に進呈したマニ石について―」『名古屋大学古川総合研究資料館報告』No.5 85-95頁
1989
「サキャ派」『岩波講座・東洋思想(二)・チベット仏教』 153-170頁 岩波書店
1989
「カトマンドゥにおける法界マンダラ」『国立民族学博物館研究報告別冊』7号 5-44頁 国立民族学博物館
1989
「カギュ派」『岩波講座・東洋思想(二)・チベット仏教』第11巻 172-189頁 岩波書店
1988
【翻訳】R. オットー『インドの神と人』(立川希代子と共著) 人文書院
1988
「月称註「『明らかな言葉』二章和訳・解説(一) 」『成田山仏教研究所紀要第十一号特別号 仏教思想史論集』 195-218頁 成田山新勝寺
1988
「アジアの宗教における聖と俗」『アジア その多様なる世界』第2回「大学と科学」 14-24頁 公開シンポジウム組織委員会・朝日出版社
1987
『密教小辞典』(訳40項目を執筆) 春秋社
1987
「母神たちのコスモス」『すばる』8月号 169-178頁
1987
「仏教図像」『チベットの言語と文化』 336-363頁 冬樹社
1987
「大地母神の姿」『季刊 自然と文化』 新春号 46-51頁 日本ナショナルトラスト
1986
【翻訳】トゥカン『善説水晶鏡』ゲルク派の章和訳(一)山口瑞鳳監修『チベットの仏教と社会』 431-451頁 春秋社
1986
「不動護摩の記録」『SAMBHASA』8号 1-48頁 名古屋大学印度学仏教学研究会 (桑村恵美子、山出あけみと共著)
1986
「金剛ターラーの観想法」町田甲一先生古稀記念会編『論叢仏教美術史』 65-97頁 吉川弘文館
1986
「マンダラとしてのカトマンズ盆地」『ヒマラヤ仏教王国2・密教曼茶羅界』三省堂
1986
「ネパールの仏教」『仏教(上)-流伝と変容-』大阪書籍
1986
「チベットの仏教」『仏教(上)-流伝と変容-』大阪書籍
1986
「カトマンドゥにおける八母神と八バイラヴァ」『密教図像』No.4
1985
【翻訳】『ブッダ・チャリタ』1-7章 3-78頁 講談社
1985
「中論における二種の否定-『中論』の論理学的考察(3)-」『那須政隆博士米寿記念論文集』 632-656頁
1985
「清弁著『智恵のともしび』第Ⅱ章和訳・解説(Ⅳ-2)」 『SAMBHASA』 No.6 名古屋大学印 度学仏教学研究会 44-55頁
1985
「清弁著『智恵のともしび』第Ⅱ章和訳・解説(Ⅴ)」『名古屋大学文学部論集』93号 21-41頁
1985
「チベット仏教における心の本質-カギュ派の大印契説を中心に-」『仏教思想・心』 277-320頁 平楽寺書店
1985
「『中論』における自性(svabhava)について-『中論』の論理学的考察(五)-」『壬生台舜博士頌寿記念 仏教の歴史と思想』 123-140頁 大蔵出版
1985
「『華厳五教章』における四句分別 -『中論』における四句分別との比較 -」『雲井昭善博士古稀記念 仏教と異宗教』 249-265頁 平楽寺書店
1985
An Ancient Indian Homa Ritual, The Department of Indian Philosophy Nagoya University
1984
「清弁著『智恵のともしび』第Ⅱ章和訳・解説(Ⅳ-1)」『名古屋大学文学部論集』 90号 1-22頁
1984
「初期中観における空-『中論』におけるテトラレンマの考察から-」『理想』 No.610 126-139頁
1984
「縁起を構成する「二つの項」について-『中論』の論理学的考察(一)」『神秘思想論集・インド古典研究特別号』281-295頁 成田山仏教研究所
1984
「ネパールにおける塔崇拝」『現代南アジアにおける仏教を囲む社会的文化的環境の研究』昭和59年度科研費成果報告
1984
「『中論』にみられる大乗仏教の理論構造(一)」『昭和58年度特定研究成果報告書』 3-96頁
1984
"Two Kinds of Negations in the Mulamadhyamakakarika," Proceedings of the Thirty-First International Congress of Human Sciences in Asia and North Africa Toho Gakkai
1984
"Materials for Iconographic Studies of the Eight Mother-Goddesses in the Kathmandu valley, Part 1: Plates" Monumenta Serindica, No.12, A.A.Institute (アジア・アフリカ言語文化研究所) 1-122頁
1984
"Materials for Iconographic Studies of Mother-Goddesses in the Kathmandu valley, Part1-2," Monumenta Serindica, No.15, A.A.Institute (アジア・アフリカ言語文化研究所) 1-122頁
1983
「青木文教師将来チベット民族資料目録 Nos. 4、5、6、13、14、15 etc.」『国立民族学博物館研究報告別冊』 No.1
1983
「清弁著『智恵のともしび』第Ⅱ章和訳・解説(Ⅱ)」『名古屋大学文学部論集』 87号 31-58頁
1983
「清弁著『智恵のともしび』第Ⅲ章和訳・解説(Ⅲ)」『SAMBHASA』No.5 111-128頁 名古屋大学印度学仏教学研究会
1983
「縁起を語る命題における否定と肯定-『中論』の論理学的考察(二)-」『南都佛教』 51号 43-61頁
1983
「カトマンズの神がみ」『季刊民族学』 26号 15-125頁
1983
"A Hindu Worship Service in Sixteen Steps, Shodasa-upacara-puja"『国立民族学博物館研究報告』8巻1号 104-186頁
1982
「清弁著『智恵のともしび』第Ⅱ章和訳・解説(Ⅰ)」『名古屋大学文学部研究論集』 84 1-26頁
1982
「神々の饗宴-神々とヒンドゥー教徒」『神と仏の大地インド』 54-87頁 佼成出版
1982
「宗教実践における自己空間の変容-アミダの神学的展開のために-」『日本仏教学年報』(56年度) 345-360頁
1982
「現象世界の聖化-『中論』二十六章における縁起-」『佛教学セミナー』 35号 73-88頁
1982
「帰謬論証派-仏護と月称-」『講座・大乗仏教7』 117-145頁 春秋社
1982
「カギュー派の典籍と教義―トゥカン『一切宗義』カギュー派の章概説」『東洋学術研究』 21巻2号 99-111頁
1981
「樹木と聖なるもの」『is』 Vol.15 24-25頁
1981
「空思想研究のための諸水平」『東洋学術研究』 20巻1号
1981
「空思想研究のための諸水平(承前)」『東洋学術研究』 20巻2号 120-136頁
1980-81
"Pratiyasamutpada in the Dedication of the Mulamadhyamakakarika," The Adyar Library Bulletin, Dr. K. Kunjunni Raja Felicicitation Volume, Vols. 44-45 pp.639-653
1980
「言語活動の止滅と空性-プラパンチャについて-」『仏教学』 第9・10特集号 145-163頁
1980
"A logical analysis of the Mulamadhyamakakarika," in M. Nagatomi (ed.), Sanskrit and Indian studies: essays in honour of Daniel H. H. Ingalls, pp.159-181, Reidel
1979
「『中論』における縁起」『名古屋大学文学部三十周年記念論集』 550-535頁
1978
「密教と呪術」『密教の理論と実践』 196-222頁 春秋社
1977
「密教へのアプローチ(1) インド学的アプローチ-シヴァとヘールカ-」『密教の文化』春秋社 260-281頁
1977
「『中論』八不偈について」『宗教研究』 234号 324-325頁
1977
「『中論』における世俗と勝義-ナーガールジュナの修道論の特質-」『東洋学術研究』 16巻5号 1-22頁
1976
「宗教的決断における意志と時間」『日本仏教学会年報』 第42号 375-388頁(『仏教における浄土思想』平楽寺書店 1977に転載)
1976
「UdayanaのLaksanavaliについて(Ⅱ)」『日本印度学仏教学研究』 25巻1号 443-437頁
1975
【翻訳】A-B. M. エリアーデ『ヨーガ-不死と自由-』 第1巻、第2巻 せりか書房
1975
「アメリカにおけるインド的宗教」『大乗仏典・法華経・ 付録12』 1-4頁 中央公論社
1975
"The Tantric Doctrine of the Sa skya pa according to the Sel gyi me lon,” ACTA ASIATICA, Vol.29
1974
「反問(Ⅰ)」『東海仏教』 No.19 114-95頁
1974
「ヨーガの伝統」『中央公論』5月号 352-359頁 中央公論社
1974
「UdayanaのLaksanavaliについて(Ⅰ)」『日本印度学仏教学研究』 22巻1号 431-426頁
1974
"A Study of Buddhapalita's Mulamadhyamakavrtti(1)" 『名古屋大学文学部研究論集』 63:1-19
1974
"A Note on Sa skya pa's lam hbras Doctrine" 『日本西蔵学会会報』 20号
1973
「仏教の論理学」『東洋学術研究』 12巻1号 21-38頁
1973
「チベット資料に見られる中観プラーサンギカ派の系譜」『アジア文化』 10巻1号 66-74頁
1971
"A Sixth-Century Manual of Indian Logic" Journal of Indian Philosophy, Vol.1, Part 2: 111-145, Dordrecht-Holland
1967
「『中論』における相依について(その1)-相依解釈のための一方法の提唱-」『東海仏教』 12号 13-20頁

代表者を務めた研究・プロジェクト

受賞歴

1991
第3回アジア・太平洋特別賞
1997
第50回中日文化賞
2001
第11回中村元東方学術賞
2008
紫綬褒章

関連ページ

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展示関連
その他