国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。
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東日本大震災被災地に対する本館の取り組みについて

[Headline News]東日本大震災被災地に対する本館の取り組みについて

国立民族学博物館では、今回の災害に際しまして、地震等被災地の皆様へ、ご支援・ご協力していくため、次のような取り組みを進めております。(随時更新)

  • 3月15日(火)、館長の下、東日本大震災被災地支援対策会議を設置いたしました。
  • 3月15日(火)、文部科学省を通して、被災地にマスクを送付いたしました。
    また、既に行っている節電の取り組みを強化いたしました。
  • 3月17日(木)から、本館1階インフォメーションや3階図書室などに救援募金箱を設置し、救援金の受付を行っております。この救援金は、日本赤十字社を通じて、被災地の人道的支援を行うため寄付いたします。
    <受付場所及び時間>
    インフォメーション、特別展示館、観覧券売り場:10時~17時まで(平日・土曜・日曜・祝日も受付)
    その他、図書室、館内の事務室等にも設置(土曜・日曜・祝日を除く。)
    ※本救援募金は当分の間、実施いたします。なお、終了後も長期的に復興を支援するための募金活動の実施を検討しております。 ※3月18日(金)に開催いたしました、みんぱく公開講演会「自然と向きあう人びとの今-太平洋とアフリカに見る-」(於:毎日新聞オーバルホール)におきまして、多くの方々から心温まる救援募金を頂戴いたしました。ご協力いただきました皆様、ありがとうございました。
  • 3月18日(金)、東日本大震災被災地支援対策会議の下、東日本大震災復興支援対策チーム(リーダー:林 勲男准教授)を設置しました。同チームは、本館の機関研究プロジェクト「災害対応プロセスに関する人類学的研究」(平成16年~平成19年)の研究等を踏まえ、実践や提言を含め国立民族学博物館としての支援策を検討していくグループです。
    ※現在、共同研究や資料収集等を通しての研究支援、被災資料の救出・修復等に関わる博物館支援、図書資料の利用支援について具体策の検討を行っています。今後、具体策がまとまり次第、随時、お知らせいたします。 ※これまでに民博の機関研究に参加し、今回の地震・津波災害被災地での支援活動を展開しているNGO、NPOに関しては、それら組織・団体のウェブサイトにリンクを張りました。それぞれの活動についてご覧ください。
  • 3月18日(金)、被災文化財の支援活動の事例「歴史と文化を救う 阪神淡路大震災からはじまった被災文化財の支援」(平成22年度企画展資料)を本館ホームページ上に公開いたしました。
  • 4月16日(土)から当分の間、被災者支援の一つとして、被災対象地※1の方(同伴の方を含む。)が本館の展示を観覧される場合は、お申し出により観覧料を免除※2することといたしました。
    ※1 被災対象地とは、東北六県(青森、岩手、秋田、山形、宮城、福島)、茨城県、群馬県、栃木県及び千葉県とさせていただきます。 ※2 自然文化園(有料区域)を通ってこられる場合、自然文化園各ゲート脇の券売機で本館(国立民族学博物館)の観覧券をお買い求めいただければ、自然文化園を無料で通行いただけます。また、本館窓口で被災地の方である旨申し出いただき、お買い求めいただいた観覧券を呈示いただければ、窓口にて観覧料を払い戻しいたします。(来館当日に限る。)

[お問い合わせ先]
国立民族学博物館 06-6876-2151(代)