国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。
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被災地域の共同研究員および特別客員教員への支援について

[Headline News]被災地域の共同研究員および特別客員教員への支援について

人間文化研究機構国立民族学博物館
東日本大震災被災地支援対策会議
被災地の共同研究員・特別客員教員の皆様へ

桜花の候、皆様におかれましてはお元気にお過ごしのことと思います。

このたびは、数百年に一度の東日本大震災により、大学等の研究の場が失われ大変ご不自由のこととお見舞い申し上げます。

災害からの復旧と復興のめども立たず、皆様におかれましては、将来の生活設計や研究計画への希望の見えないことが何よりも大きな不安ではないかと推察しております。

さて、国立民族学博物館では、皆様が研究を継続できますように大学共同利用機関として種々の支援を行う計画を立てています。これらの措置を利用することで、皆様が一日も早く正常な研究活動に戻られることを願っています。

民博にお出かけくださり、本館の研究資源の活用、また民博の同僚との対話などにより、皆様のご研究が進展することを期待しております。

敬具

2011年4月15日

国立民族学博物館
館長 須藤 健一



被災地域に在勤・在住する共同研究員および特別客員教員の皆様に下記の支援を実施します。

  1. 東日本大震災で被災地域*に在勤、在住する本館の共同研究員**、特別客員教員、元特別客員教員を対象とします。
    • *被災地域
      青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県に在勤、在住する者、および千葉県に在勤する者
    • **共同研究員
      共同研究員、共同研究員(機関研究)、共同研究員(文化資源プロジェクト)、連携研究員
  2. 当館の図書館の利用、映像・音響資料の視聴、標本資料の閲覧や文献図書資料を利用していただくため、2泊3日まで(今年度中原則として1人1回)の短期滞在の旅費を提供します。
    なお、本申請は今年度のみの対応とします。
  3. 文献図書資料の複写についても、1,000枚を上限として、専用コピーカードで利用していただけます。
  4. 申請期間  平成24年3月31日まで (申請書提出締切 平成24年1月31日)
  5. 申請・問合せ先
    住 所: 565-8511 吹田市千里万博公園10番1号
    機関名: 国立民族学博物館 管理部研究協力課 共同利用係
    TEL   06-6878-8361
    FAX   06-6878-8479
    電子メール kyodo2●idc.minpaku.ac.jp(●を@でおきかえてください)

以上