組織
- 菅野 美佐子 KANNO Misako
- 国立民族学博物館(人間文化研究機構総合人間文化研究推進センター・推進センター研究員)
略歴
2007年9月、総合研究大学院大学文化科学研究科より博士号(文学)を取得。日本学術振興会の特別研究員(RPD)、青山学院女子短期大学非常勤講師、東京福祉大学の特任講師を経て、2017年4月より民博。
専門分野
文化人類学、ジェンダー、南アジア地域研究
研究のキーワード
ウッタル・プラデーシュ州(インド)、ジェンダー、農村、開発、政治、福祉
所属学会
日本文化人類学会、日本南アジア学会、国際開発学会、International Union of Anthropological and Ethnological Science
主要業績
2014 | 「「個」から広がる村落政治―ウッタル・プラデーシュ州における分権化とジェンダー」、『現代インド研究』第5号、89-107頁 |
2009 | 「ジェンダー・プログラムが織りなす新たな関係性-北インド農村の事例-」信田敏宏・真崎克彦編『東南アジア・南アジア開発の人類学』明石書店、71-96頁 |
2007 | 『参加型開発を通した女性の自己変容過程に関する人類学的研究‐北インド農村社会を事例として‐』総合研究大学院大学文化科学研究科博士論文 |
2006 | ‘How “Disparity” Constructs “Solidarity”: A Case Study of and Organization for Women’s Participatory Development Program in Rural Uttar Pradesh’, in Journal of the Japanese Association for South Asian Studies, No.18, October, 2006, 24-50頁 |
2005 | 「ウッタル・プラデーシュ州農村社会における女性に対する暴力への取り組み」『アジア女性研究』、第14号、37-43頁 |
最近の研究業績
◆ 論文等
近刊予定 | ‘Dynamics of Working Housewives in Contemporary Rural Uttar Pradesh’ in Toshie Awaya and Maya Suzuki eds. “Women’s Work in South Asia in the Age of Neo-liberalism”, The Center for South Asian Studies (FINDAS), Tokyo University of Foreign Studies, pp.9-23. |
2015 | 「女性が政治に参加するとき―ケーララ州とウッタル・プラデーシュ州を中心に―」(菅野美佐子・喜多村百合 共著)粟屋利江・井坂理穂・井上貴子編『現代インド5―周縁からの声―』東京大学出版、155-176頁 |
2007 | 『参加型開発を通した女性の自己変容過程に関する人類学的研究‐北インド農村社会を事例として‐』総合研究大学院大学文化科学研究科博士論文 |
2012 | 「インド北部」、『新世界地理 第6巻 南アジア』(立川武蔵・安田喜徳 監修)朝倉書店、193-205頁 |
2005 | 「ウッタル・プラデーシュ州農村社会における女性に対する暴力への取り組み」『アジア女性研究』、第14号、37-43頁 |
◆ 翻訳
「インドにおけるクオータ政策と女性の議席留保制度法案」(メアリー・ジョン)、「インド・ケーララ州における政治,地方分権,女性――歴史から見えるもの」(J・デヴィカ)、「ジェンダー差別とアファーマティヴ・アクション――インドの視点から」(N・スリヴァスタヴァ)、辻村みよ子,スティール若希編『アジアにおけるジェンダー平等―政策と政治参画』東北大学出版会、95-184頁 |