組織
- 田森 雅一 TAMORI Masakazu
- 国立民族学博物館 特別客員准教授
略歴
◆ 学歴
- 埼玉大学理学部生体制御学科卒業(1983年3月)
- 埼玉大学教養学部文化人類学専攻卒業(1995年3月)
- 埼玉大学大学院文化科学研究科社会文化論専攻修士課程終了(1997年3月)
- 東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻後期博士課程満期退学(2005年3月)
- 東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻・博士(学術)(2011年9月)
◆ 職歴
- 東洋英和女学院大学人間科学部・非常勤講師(1999年4月−現在)
- 埼玉大学大学院文化科学研究科/教養学部・非常勤講師(2000年4月−2002年3月)
- 埼玉大学教養学部・非常勤講師(2009年4月−2014年3月)
- 国立民族学博物館・外来研究員(2010年10月−2012年9月)
- 東京大学大学院総合文化研究・学術研究員(2012年4月−現在)
- 慶応義塾大学文学部・非常勤講師(2012年4月−2015年3月)
- 千葉大学文学部・非常勤講師(2012年4月−2014年3月)
- 埼玉大学教育機構・非常勤講師(2013年4月−現在)
- 東洋大学文学部・非常勤講師(2014年4月−現在)
- 東京外国語大学言語文化部・非常勤講師(2015年10月−現在)
- 国立民族学博物館・特別客員准教授(2016年4月−現在)
専門分野
社会人類学、音楽民族学、南アジア地域研究
研究のキーワード
北インド、ラージャスターン、音楽能カースト、親族婚姻関係、社会組織・ネットワーク、伝統音楽芸能の近代化・グローバル化、ヒンドゥーとムスリム、音楽とメディア・教育制度の変化、口頭伝承と歴史、植民地国勢調査とカースト分類
所属学会
日本文化人類学会、日本南アジア学会、東洋音楽学会、日本口承文藝学会
主要業績
2015 | 『近代インドにおける古典音楽の社会的世界とその変容―“音楽すること”の人類学的研究』 東京:三元社(全544頁) |
2011 | 「近代北インドにおける社会音楽的アイデンティティの構築―英領インド帝国期の “カースト統計と“ナウチ関連問題”を中心に」、『国立民族学博物館研究報告』、第35巻4号、583-615頁 |
2008 | The Transformation of Sarod Gharana: Transmitting Musical Property in Hindustani Music. Music and Society in South Asia: Perspectives from Japan (Senri Ethnological Studies71), Yoshitaka Terada(ed.), pp.169- 202, Osaka: National Museum of Ethnology. |
2004 | 「近代北インドにおける音楽財産の伝承形態と社会関係の変化」、『国立民族学博物館研究報告』、第28巻3号、377-418頁 |
1998 | 「都市ヒンドゥー命名儀礼における主体構築と命名慣習の変容」、『民族學研究』、第63巻3号、302-325頁、日本民族学会(現:日本文化人類学会) |
1998 | 「日本におけるラーマーヤナの受容と変容」『ラーマーヤナの宇宙:伝承と民族造形』(金子量重・坂田貞二・鈴木正崇編)、198-220頁、春秋社 |
1997 | 「桃太郎昔話とラーマ物語:比較研究における課題と読みの可能性」『口承文藝研究』第20号、71-82頁、日本口承文藝学会 |
最近の研究業績
◆ 論文等
2016 | 「インド音楽のグローバル化と21世紀」『現代インドフォーラム』、No.28、17-24頁、公益社団法人日印協会 (http://www.japan-india.com/pdf/forum/64-1.pdf) |
2013a | 「インド音楽の近代化とマスメディア―ラジオ放送が北インド古典音楽と音楽家の生活世界に与えたインパクト」、『国立民族学博物館研究報告』、37巻3号、359-391頁 |
2013b | 「インド音楽の社会的世界とその変容分析に向けて―『インド音楽家名鑑』の定量的把握」『埼玉大学教養学部紀要』49巻1号,129-143頁 |
2012 | 「宮廷から公共へ―インドにおける伝統音楽教育の近代化と国民音楽の形成」,『埼玉大学教養学部紀要』,48巻1号,147-167頁 |