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出版物情報
- 出版社:世界思想社 出版社ホームページはこちら
- 定価:2,400円(税抜)
- ISBN:978-4-7907-1471-2
- 判型・体裁:四六判
- 頁数:332頁
主題・内容
シカ、イノシシ、トキ、アシカやアザラシ、そして山野の植物…様々な生物と人はどのような関係を築いてきたのか。遺伝学、生態学、地理学、考古学、民俗学、文化人類学など学際的アプローチによって、両者の関係の過去・現在・未来を展望する。
目次
序章 日本列島における野生生物と人(池谷和信)
第Ⅰ部 野生生物・人間関係を把握する視点
第1章 DNAからみた生物の進化(長谷川正美・米澤隆弘)
第2章 考古学からみた人・動物関係史(松井章)
第3章 環境民族学からみた人びとの暮らし(篠原徹)
第2章 考古学からみた人・動物関係史(松井章)
第3章 環境民族学からみた人びとの暮らし(篠原徹)
第Ⅱ部 植物の生態と人びとの生活
第4章 世界の中で日本の森と里山(大澤雅彦)
第5章 九州山地の植物利用――椎葉村の植物誌(内海泰広)
第6章 照葉樹林における森林の商業的利用――沖縄やんばるの事例(増野高司)
第5章 九州山地の植物利用――椎葉村の植物誌(内海泰広)
第6章 照葉樹林における森林の商業的利用――沖縄やんばるの事例(増野高司)
第Ⅲ部 動物と人とのかかわりの歴史
第7章 「シカの生態系破壊」から見た日本の動物と森と人(揚妻直樹)
第8章 歴史的自然としての海洋――日本近海の海獣類と猟業史(宇仁義和)
第9章 回遊魚の利用をめぐる環境史――対馬暖流域において(橋村修)
第8章 歴史的自然としての海洋――日本近海の海獣類と猟業史(宇仁義和)
第9章 回遊魚の利用をめぐる環境史――対馬暖流域において(橋村修)
第Ⅳ部 現代社会のなかでの野生生物
第10章 人間社会とイノシシ――西日本における変化と獣害(小寺祐二)
第11章 希少動物の現状と保護政策――沖縄島北部を中心として(澤志泰正)
第12章 野生絶滅したトキの復活(山岸哲)
第11章 希少動物の現状と保護政策――沖縄島北部を中心として(澤志泰正)
第12章 野生絶滅したトキの復活(山岸哲)
座談会 人間が関与した自然を考える(秋篠宮文仁・湯浅浩史・林良博・長谷川政美・池谷和信)