大学・大学院のための「手話言語学出張講義・講演」
2014年度 東北大学全学教育リレー講義「手話の世界と世界の手話言語☆入門」
後期(10月1週目~1月最終週(年末年始休み)の15回)
火曜日5講時(16:20~17:50)
川内北キャンパス 講義棟A棟401号室(A401)
スケジュール
回 | 講義日 | トピック | 使用言語 | 内 容 | 講師(所属) |
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1 | 10月7日 | 【導入】 | 日本語 | 手話ってなに? 言語学ってなに? | 菊澤律子(国立民族学博物館) |
2 | 10月14日 | 【音韻論】 | 日本語 | 手話言語学入門、手話の音韻論入門 | 市田泰弘(国立障害者リハビリテーションセンター学院/国立民族学博物館) |
3 | 10月21日 | 【社会言語学】 | 日本手話、通訳あり | 手話にまつわる社会言語学 | 木村晴美(国立障害者リハビリテーションセンター学院) |
4 | 10月28日 | 【手話を使う】 | 日本手話、 通訳なし |
ナチュラル・アプローチ(ダイレクト・メソッド)による日本手話入門 | 野口岳史(国立障害者リハビリテーションセンター学院) |
5 | 11月4日 | 【方言】 | 日本手話、通訳あり | 日本手話の方言 | 磯部大吾、池田ますみ(香港中文大学) |
6 | 11月11日 | 【類型論、歴史】 | 日本手話、通訳あり | 世界の手話における数のしくみ、日本手話系言語における数表現の変化 | 相良啓子(国立民族学博物館) |
7 | 11月18日 | 【形態論、統語論】 | 日本語 | 手話の語のしくみ・文のしくみ | 松岡和美(慶應義塾大学) |
8 | 11月25日 | 【言語変化】 | 英語 | 日本手話とアメリカ手話 | スーザン・フィッシャー(ニューヨーク市立大学/国立民族学博物館) |
9 | 12月2日 | 【会話分析、マルチモダリティ】 | 日本語 | 手話会話分析,手話マルチモーダル分析 | 坊農真弓(国立情報学研究所) |
10 | 12月9日 | 【使用場面での手話】 | 日本語 | (1) 手話の書記法 (研究目的での記述,日常的な書き言葉としての書記法など) (2) 手話通訳者の言語使用 (文法,文構造などの変化・相互行為としての手話通訳など) |
菊地浩平(日本学術振興会特別研究員(PD)/国立情報学研究所) |
11 | 12月16日 | 【子どもの言語】 | 日本語 | 第一言語としての日本手話の意味-バイリンガル教育の観点から- | 野山 広(国立国語研究所) |
12 | 1月6日 | 【手話を使う人々】 | 日本語 | コーダの世界 | 澁谷智子(成蹊大学) |
13 | 1月13日 | 【手話工学】 | 日本語 | 手話の工学的な研究(コンピューター解析や翻訳、アニメーションツール)-認知、生成、形態素辞書など- | 長嶋祐二(工学院大学) |
14 | 1月20日 | 【言語機能障害】 | 日本語 | 音声言語と手話言語の失語症の比較、交通事故裁判 | 原 大介(豊田工業大学) |
15 | 1月27日 | 【まとめ】 | 日本語 | ディスカッション、レポート仮タイトル提出 | 菊澤律子(国立民族学博物館) |