研究目的

映画のオリジナルフィルムには、撮影、編集、現像など、その作品の制作に関わる情報が豊かに備わっている。そのため、映画を歴史研究の資料として活かしていくためには、写っている内容についてだけではなく、フィルムそれ自体についての資料批判的な研究をおこなうことも必要である。本研究は、日本における民俗(族)学的記録映画の先駆的な事例であるニール・ゴードン・マンローと宮本馨太郎の映画を対象に、オリジナルフィルムを所蔵する機関と連携してオリジナルフィルムの資料批判的研究と内容調査をおこない、映画を歴史・民俗などの文化研究の資料として保存・活用するために必要な手続きを構築することを目的とする。

N.G. マンローフィルム:データベース構築のご紹介

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宮本馨太郎の民俗誌映画

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