スタッフの紹介
経歴
学歴
- 京都学園大学 法学部法学科卒業(1997.3)
- University of the Philippines, Diliman, Master of Anthropology(立命館大学より交換留学)(2002.3-2003.3)
- 立命館大学大学院 文学研究科 博士前期課程修了(2004.3)
- 立命館大学大学院 先端総合学術研究科 博士課程修了(2008.3)
職歴
- 立命館大学第一号助手(2005.3-2006.3)
- 日本学術振興会 特別研究員DC(立命館大学)(2007.4-2008.3)
- 日本学術振興会 特別研究員PD(京都大学)(2008.4-2009.3)
- 立命館大学 衣笠総合研究機構 ポストドクトラルフェロー(2009.3-2010.3)
- 立命館大学大学院 先端総合学術研究科 研究指導助手(2010.4-2012.4)
- 立命館大学 衣笠総合研究機構 ポストドクトラルフェロー(2012.4-2013.3)
- 立命館大学 衣笠総合研究機構 専門研究員(2013.4-2015.3)
- 国立民族学博物館 先端人類科学研究部 機関研究員(2015.4-現在)
- 神戸市外国語大学 外国語学部 非常勤講師(2009.4-2013.3)
- 京都学園大学 人間文化学部 非常勤講師(2015.4-現在)
学位
- 博士(学術・立命館大学)
専門分野
- 文化人類学、移民研究
研究のキーワード
- 移民、フィリピン人移住者、社会関係、ネットワーク、日本、韓国
研究課題
- 東アジア(日本、韓国)におけるフィリピン人移民の社会関係の広がり
- アジア・オセアニア地域におけるフィリピン人移民のトラスナショナリティ比較研究
- 日本、フィリピンにおける韓国ポップカルチャーの広がり
- 日本の地域社会における在日コリアンとニューカマー海外移住者の協働についての実践研究
所属学会
- 日本文化人類学会
- 日本移民学会
- 社会学研究会
主要業績
- 2017
- 巻き込まれてゆくことからみえる在日フィリピン人移住者たちの社会関係『異貌の同時代―人類・学・の外へ』(渡辺公三・石田智恵・冨田敬大 編)pp.309~338 以文社
- 2011
- トランスナショナル・フィリピン人の民族誌 ナカニシヤ出版
- 2007
- フィリピン人は境界線を越える―トランスナショナル実践と国家権力の狭間で 『現代思想』vol.35-7 pp.116-130
館外活動(大学教育、社会活動等)
- フィリピン系のこどもたちと学ぶ会
- 京都市地域・多文化交流ネットワークサロンにてフィリピン人移住者との協働活動
- 京都学園大学同窓会常任理事
- 文化人類学 若手懇談会 連絡担当
代表者を務めた研究プロジェクト
- 「京都市東九条における日本人・在日コリアン・フィリピン人の関係形成についての人類学」日本学術振興会 科学研究費補助金 基盤研究C(2017-2020)
- 「『新しい』フィリピン人によるトランスナショナル関係構築の人類学的研究」日本学術振興会 科学研究費補助金 若手研究B(2010-2012)
- 「トランスナショナル・フィリピン人の民族誌」日本学術振興会 科学研究費補助金 研究成果公開促進費(2010)
業績詳細
著書
- 2011
- トランスナショナル・フィリピン人の民族誌 ナカニシヤ出版
共著
- 2013
- 片岡樹/永田貴聖 『東南アジアがわかる教科書Vol.1【東南アジア全編】』アイ・イー・シー発行
学術論文
- 2017
- 巻き込まれてゆくことからみえる在日フィリピン人移住者たちの社会関係『異貌の同時代―人類・学・の外へ』(渡辺公三・石田智恵・冨田敬大 編)pp.309~338 以文社
- 2016
- 日本・韓国のフィリピン人たちによる複数の国家・国民とかかわる実践 『「国家」を超えるとは―民族・ジェンダー・宗教』(黒木雅子、李恩子 編) pp.151~199 新幹社
- 2016
- 「韓国」を消費するだけではない日本人の存在―政治的な日韓関係を超える関係についての試論 『生存学』Vol.9 pp.94~107 生活書院
- 2010
- 日比間でトランスナショナルになるフィリピン人たち『生存学』Vol.2 pp.192-206 生活書院
- 2009
- フィリピン日本人コミュニティと日本への新たな移動―形成される新しいネットワーク 『次世代人文社会研究』第5号 pp.159-179
- 2008
- 越境するネットワーク―トランスナショナル・フィリピン人の生活実践 『立命館言語文化研究』第19巻4号 pp.73-93
- 2007
- フィリピン人は境界線を越える―トランスナショナル実践と国家権力の狭間で 『現代思想』vol.35-7 pp.116-130
- 2006
- グローバライゼーションの中の生活実践―あるマニラ在住国際結婚夫婦の事例を中心に 『立命館言語文化研究』第17巻4号 pp.21-41
- 2005
- 在日フィリピン女性による日常の「戦術」―ある女性のライフストーリーを中心に 『コア・エシックス』vol.1 pp.41-56
その他
- 2016
- 「日比10万人時代―二つのルーツを活かす」『フィリピンを知るための64章』(大野拓司 鈴木伸隆 日下渉編)pp.370~374 明石書店
- 2016
- 「イロイロ ぬくもりの記憶―シンガポールのフィリピン人家事労働者について」『ワールドシネマ・スタディーズ―世界の「いま」を映画から考えよう』(小長谷有紀 鈴木紀 旦匡子編)pp.271~278 勉誠出版
- 2014
- 「韓国におけるフィリピン人―結婚移民と移住労働者」情報誌『Migrants Network』171号 pp.8-9 移住労働者と連帯する全国ネットワーク
- 2014
- 「トランスナショナル・コミュニティ」『世界民族百科事典』 国立民族学博物館(編)pp.568-569 丸善出版
- 2013
- 「在日フィリピン人と国際結婚」吉原和男・蘭信三・伊豫谷登士翁・関根政美・塩原良和・山下晋司・吉原直樹(編)『人の移動事典―日本からアジアへ・アジアから日本へ』pp.242-243 丸善出版
- 2010
- 「一五分で到着するフィールドは世界に通ずる」『生存学』Vol.2 pp.393-394 生活書院(立命館大学生存学センター編)
- 2009
- 「生存戦略としての身近な人々によるグローバライゼーション」『生存学』Vol.1 pp.395-396 生活書院
- 2008
- 「フィリピン」(小田川華子、永田貴聖、小ヶ谷千穂共著)『世界の社会福祉年鑑2008年版』pp.353-371 旬報社
- 2006
- 「外国人として生きる―「フィリピン」と「日本」をつなぐ親子」『月刊みんぱく(特集ケータイ)』第30巻7月号 pp.16-17 国立民族学博物館
口頭発表
◇ 学会報告(国内)
- 2017
- 「在日コリアンと在日フィリピン人の関係形成に関する人類学研究」日本文化人類学会 第51回研究大会 神戸大学鶴甲キャンパス
- 2015
- 「在日フィリピン人コミュニティを中心とする関係の広がり―京都市に注目して」関西社会学会 立命館大学衣笠キャンパス 第66回大会 若手企画部会『地域社会をデザインする社会学に向けて―京都における多文化的状況を通して』代表者:山本崇記
- 2014
- 「カトリックを基盤とするフィリピン人コミュニティの関係拡大」日本宗教学会 第73回学術大会 同志社大学 パネル「日本のカトリック教会の在日外国人支援にみる『多文化共生』」代表者:高橋典史
- 2014
- 「ソウル特別市および近郊に住むフィリピン人移住者の社会関係について」日本移民学会 第24回大会 和歌山大学 ラウンドテーブルD 会場「アジア・オセアニアのフィリピン人移民の現在」“Contemporary Situations of Filipino Migrants in Asia and Oceania”(日英両語セッション)
- 2014
- 「在韓国フィリピン人の社会関係の広がりについて―ソウル特別市とC道C市の事例を中心に」日本文化人類学会 第48回研究大会 幕張メッセ国際会議場(開催校 首都大学東京)
- 2011
- 「在日フィリピン人の社会関係研究への調査方法論に関する一試論」日本文化人類学会 第45回研究大会 法政大学市ヶ谷キャンパス
- 2009
- 「在日移民研究からみた応用人類学の問題点」日本文化人類学会 第43回研究大会、大阪国際交流センター(開催校 国立民族学博物館)
- 2008
- 「集住地域をもたない外国人との係わり―人類学者とインフォーマントの関係の検討を含めて―」(ラウンドテーブルA会場「日本の多文化状況」)日本移民学会 第18回大会、東京学芸大学
- 2008
- 「フィリピンから日本に移動する新たな人々―NGOによる日本への就労斡旋」日本文化人類学会 第42回研究大会、京都大学吉田キャンパス
- 2006
- 「個別事例からみる在日フィリピン人の社会関係の変遷―「90年」を境にして」日本移民学会 第16回大会、名古屋市立大学
- 2006
- 「在日フィリピン人「個人」をめぐる文化人類学的考察―錯綜する複数の関係―」日本文化人類学会 第40回研究大会、東京大学駒場キャンパス
- 2005
- 「国境を越えるフィリピン人の実像、80年代から現在まで。 ─聞き取り調査を中心に」日本移民学会 第15回大会、宮城大学
◇ 海外での報告
- 2015
- Spaces in Consociation of Filipino Migrants in Seoul of Korea. The European Association for Southeast Asian Studies (EuroSEAS) 8th conference, Panel Session "Recent Developments in Philippine Migration", University of Vienna, Austria. (August 12, 2015)
- 2013
- The Contemporary Situation of Filipino Migrants in Japan. Asia Pacific Worlds in Motion 5th conference: Migration Beyond Borders. St John's College at University of British Columbia, Canada. (May 31,2012)
- 2012
- The Present Situation of Filipino Migrants in Japan. The 9th International Conference on the Philippines. The Kellogg Center at Michigan State University, U.S.A. (Octorber 29, 2012)
- 2008
- 「フィリピン・マニラ首都圏日本人コミュニティの拡大と日本への新たな移動」日韓次世代学術フォーラム 第5回国際学術大会 韓国・ソウル大学校