国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

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2016年2月13日(土)
学術潮流サロン「公共人類学×公共社会学――学問と社会のつながりを考える」

チラシダウンロード[PDF:1.03MB]
  • 日時:2016年2月13日(土) 14:00 - 16:50
  • 場所:国立民族学博物館 第4セミナー室
  • 一般公開(参加無料/要事前申込/定員:70名[先着順])
  • お問い合わせ:
    国立民族学博物館 河合洋尚研究室
    〒565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1
    TEL 06-6876–2151(代表)/FAX:06-6878-7503
    E-mail:public★idc.minpaku.ac.jp
    ※★を@に置き換えて送信ください。
 

趣旨

近年、人文・社会科学では公共社会学、公共考古学、公共民俗学など、「公共」の二文字を冠する新たな学術領域が生まれています。この潮流は、視点や方法の違いこそあれ、議論を学問領域に閉じることなく、市民、NGO、企業、学校、メディアなどの公共空間に開いて、学問と社会の双方にとって有益な関係を構築することを目指しています。本サロンでは、そのうち民博との関わりが深い人類学と社会学に着目し、「公共人類学」と「公共社会学」をめぐる学術潮流の紹介と議論をおこなうことを目的としています。公共○○学についての学術潮流に関心をもつ研究者から、「人類学って何の役に立つの?」「社会学って社会とどうつながっているの?」などの疑問を持っておられる一般市民の方まで、幅広い層を対象として開催いたします。

 

プログラム

  司会:永田貴聖(国立民族学博物館機関研究員)
   八木百合子(国立民族学博物館機関研究員)
13:00 - 開場
14:00 - 14:05 開会挨拶 須藤健一(国立民族学博物館長)
14:05 - 14:20 趣旨説明 河合洋尚(国立民族学博物館助教)
14:20 - 15:10 山下晋司(帝京平成大学教授/東京大学名誉教授)
「公共人類学――人類学の社会貢献について」
15:20 - 16:10 盛山和夫(関西学院大学教授/東京大学名誉教授)
「なぜ公共社会学か」
16:10 - 16:50 総合討論
16:50 - 閉幕の辞 鈴木七美(国立民族学博物館教授・研究戦略センター長)