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2018年2月19日(月)
国立民族学博物館・山形大学学術協定締結記念国際フォーラム「Monumentalidad y Poder en los Andes」(アンデスにおけるモニュメンタリティと権力) -
チラシダウンロード[PDF:217KB]
- 日時:2月19日(月)14:00 - 18:00
- 場所:国立民族学博物館 第4セミナー室
- 一般公開(参加無料/事前申込不要/定員80名[先着順])
- 使用言語:スペイン語(通訳なし)
- 主催:科学研究費補助金基盤研究(A)「アンデス文明における権力生成と社会的記憶の構築 」 (研究代表者:関雄二)
科学研究費補助金新学術領域研究「古代アメリカの比較文明論」計画研究A03「アンデス比較文明論」(研究代表者:坂井正人)
山形大学人文社会科学部附属ナスカ研究所 - 共催:国立民族学博物館、山形大学
- 協力:古代アメリカ学会
- お問い合わせ:
国立民族学博物館 関研究室
565-8511 吹田市千里万博公園10―1
TEL:06-6878-8252
E-mail:sekiken★idc.minpaku.ac.jp
※★を@に置き換えて送信ください。
趣旨
南米の太平洋岸で成立した古代アンデス文明。16世紀にスペイン人によって征服されるまで、巨大なモニュメントを次々と建設し、王が君臨したインカ帝国。その文明形成の過程で、いつどのように王が誕生し、社会に格差が生じたのか。じつは、この問いに対する明確な答えは、いまだに得られていない。今回は、社会内部で格差が生じ始めるまさに文明初期の様相と、権力者が出現し巨大なモニュメントを利用していった初期国家時代とを対比し、この問題を討議していく。そのためアンデス文明のなかでも、紀元前後~6世紀頃にペルー北海岸で繁栄したモチェ国家の研究で顕著な業績をあげている考古学者ルイス・ハイメ・カスティーヨ氏(ペルー文化省元副大臣・教皇庁立ペルー・カトリカ大学教授)を招へいし、日本人研究者と対話・応答する形で進めていく。なお、本フォーラムは、国立民族学博物館と山形大学との学術協定締結記念イベントの一環として実施するものである。
プログラム
14:00 - 14:15 Introducción
Yuji Seki(National Museum of Ethnology)
Masato Sakai(Yamagata University)14:15 - 14:45 “Monumentalidad y carencia de monumentalidad entre los Mochicas de la Costa Norte del Perú”
Luis Jaime Castillo Butters(Pontificia Universidad Católica del Perú)14:45 - 15:00 Preguntas y respuestas 15:00 - 15:30 “Geoglifos de Nasca y Poderes en la Sociedad Nasca”
Masato Sakai15:30 - 15:45 Preguntas y respuestas 15:45 - 16:00 Pausa 16:00 - 16:30 “El festín ceremonial, la creación de la memoria social y la veneración ancestral en Pacopampa”
Yuji Seki16:30 - 16:45 Preguntas y respuestas 16:45 - 18:00 Debate final y clausura
Kinya Inokuchi(Saitama University)
Syuichi Odaira(Tokai University)
Msaki Doi(Yamagata University)
Eisei Tsurumi(The University of Tokyo)
Koichiro Shibata(Hosei University)
Atsushi Yamamoto(Yamagata University)