国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

研究会・シンポジウム・学会などのお知らせ

2019年2月27日(水) ~2月28日(木)
国際シンポジウム「フランス語によるアラブ=ベルベル文学における多声/多言語性(ポリフォニー)」

  • 日時:2019年2月27日(水) 14:00 - 17:30
           2月28日(木) 10:30 - 15:00
  • 場所:国立民族学博物館 第4セミナー室
  • 一般公開(参加無料/申込不要/定員50名[先着順])
  • 使用言語:フランス語(日本語同時通訳あり)
  • 主催:人間文化研究機構現代中東地域研究国立民族学博物館拠点
       Kaken (16KT0098, 26300021)
  • 連絡先:黒田賢治(現代中東地域研究拠点・特任助教)
        kenjikuroda★minpaku.ac.jp
    (送信の際、★のところを@マークに置き換えてください。)
 

プログラム

◆ 2月27日(水)
14:00 - 14:15 開会の辞
「極小化される言語の民族性:ニューカレドニアのアラブ人とフランス語の場合」
西尾哲夫(国立民族学博物館)
14:15 - 趣旨説明
「アラブ世界のフランス語文学とは何か」
鵜戸聡(鹿児島大学)
14:30 - 15:30 基調講演
「二つの世界の間で書く」
シャリーフ・マジュダラーニー(作家・サン=ジョゼフ大学)
15:40 – 15:50 休憩
15:40 – 16:10 報告
「ハビーブ・テングールの詩作品におけるポリフォニーと諸言語の共存」
エルヴェ・サンソン(CNRS)
16:10 – 16:40 「アルジェリアの“日本マンガ”――新しい文化的ポリフォニーの誕生」
青柳悦子(筑波大学)
16:50 – 17:30 質疑応答
 
◆ 2月28日(木)
10:30 – 11:00 「カビール語歌謡詩におけるフランス語作家: 共苦と基礎づけのモデルとして」
アリー・シバニー(コレージュ・パブロ・ネルーダ)
11:00 – 11:30 「ラシード・ミムニ三部作におけるアルジェリアの複数の声」
下境真由美(オルレアン大学)
11:30 - 13:00 休憩
13:00 – 13:30 「韓国の文脈においてマグレブ文学の多言語主義をいかに解釈するか」
鄭芝溶(成均館大学)
13:30 – 14:00 「レイラ・セバール作品における交差する声と横断的エクリチュール」
石川清子(静岡県立文化芸術大学)
14:00 - 14:10 総合討論
  閉会の辞:西尾哲夫(国立民族学博物館)