スタッフの紹介
略歴
北海道大学文学部行動科学科卒、北海道立北方民族博物館学芸員を経て、2011年より民博。
専門分野
文化人類学
研究のキーワード
アイヌ、北方先住民族、北海道、北アメリカ、物質文化、観光
現在の研究課題
アイヌの工芸の変遷
所属学会
日本文化人類学会
主要業績
- 2012
- 「アイヌ工芸の200年―その歴史概観」、山崎幸治・伊藤敦規編『世界のなかのアイヌ・アート(先住民アート・プロジェクト報告書)』 pp.45-60, 札幌:北海道大学アイヌ・先住民研究センター
- 2010
- 齋藤玲子・大村敬一・岸上伸啓編『極北と森林の記憶 イヌイットと北西海岸インディアンの版画』京都:昭和堂
- 2006
- 「極北地域における毛皮革の利用と技術」北海道立北方民族博物館編『環北太平洋の環境と文化』pp.65-83, 札幌:北海道大学出版会
館外活動(大学教育、社会活動等)
- (社)北海道アイヌ協会「アイヌ工芸品・民芸品の調査」検討委員(2010-2012)
- 北海道大学アイヌ・先住民研究センター「先住民族アート・プロジェクト研究会」メンバー(2009-2012)
- アイヌ文化振興・研究推進機構 平成19年度アイヌ工芸品展「アイヌからのメッセージ2007―現在から未来へ―」企画委員(2006-2007)
- 【教育歴】
- 神戸女子大学神戸国際教養学科・非常勤講師「多文化共生論」(2012-)
- 東京農業大学生物産業学部・非常勤講師「北方民族学」(2006~2007年度)
- 北海道大学・非常勤講師 全学教育科目・複合科目:人間と文化「アイヌ民族の文化をもっとよく知ろう」(2004年12月10日)
- 名寄市立短期大学看護学科・非常勤講師「文化人類学」(1997-2002年度)
代表者を務めた研究プロジェクト
経歴詳細
学歴
- 北海道大学文学部行動科学科卒(1989)
職歴
- 北海道教育委員会社会教育課学芸員(1989)
- 北海道立北方民族博物館学芸員(1990)
- 国立民族学博物館民族文化研究部助教(2011-2015)
- 国立民族学博物館民族文化研究部准教授(2016-)
研究詳細
1.アイヌの工芸および観光の変遷と継承に関する研究
工芸品の商品化は近世後期に始まり、明治・大正時代と続き、昭和期では戦後の1950年代からの北海道観光ブームの中で、量的なひろがりをみせた。一方、それを担ってきたアイヌ民族は、外部からステレオタイプに見られてきたが、1970年代中頃から次第に自主的な文化復興の活動がおこなわれるようになってきた。近年では、1997年に施行された「アイヌ文化の振興並びにアイヌの伝統等に関する知識の普及及び啓発に関する法律」により工芸も振興と普及が図られ、2009年に出された国の「アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会」の報告書では、文化伝承と経済活動が連携した産業振興として、観光や工芸品のプロモーション等への支援が挙げられた。
工芸と観光は、技術や知識を継承する手段、かつ民族文化の現代的表現であり、経済的自立の可能性を持っている。また、文化の「伝統」や「本質」を考えるときに不可欠な切り口である。歴史的なレビューをおこない、アイヌの工芸と観光を客観的に語ることができる素材と論理を提供したいと考えている。
2.北米先住民等の美術・工芸および観光
カナダやアラスカの北西海岸諸民族およびイヌイットをはじめとする北アメリカ先住民の美術・工芸、観光活動について、アイヌとの比較と日本での応用のために研究をおこなっている。
3.北方諸民族の動物・植物利用文化とアイヌ文化の比較研究
生業と環境との関係をとらえるため、衣食住に関する物質文化、特に植物素材と動物の皮の利用技術についてアイヌと他の北方先住民族との比較研究をおこなっている。
4.博物館と先住民族文化
先住民族の歴史と文化、および先住民族を取り巻く現代の社会状況について、民族学博物館は利用者に適切な資料や情報を提供すべきであり、実践のための研究に取り組んでいる。
業績詳細
共編著
- 2010
- 『極北と森林の記憶 イヌイットと北西海岸インディアンの版画』齋藤玲子・大村敬一・岸上伸啓編 京都:昭和堂
論文等
- 2012
- 「アイヌ工芸の200年 ―その歴史概観」 山崎幸治・伊藤敦規編 『世界のなかのアイヌ・アート(先住民アート・プロジェクト報告書)』 pp. 45-60, 札幌:北海道大学アイヌ・先住民研究センター
- 2010
- 「"明治時代の網走のくらし"とアイヌ:小学社会科のための素材探し」『北海道立北方民族博物館研究紀要』19:69-78
- 2009
- 「北海道立北方民族博物館所蔵のイヌイトの版画について」『北海道立北方民族博物館研究紀要』18:95-110
- 2009
- 「特別展「トーテムの物語~北西海岸インディアンのくらしと美」における協力」 北海道立北方民族博物館編『 第23回北方文化シンポジウム報告書 北太平洋の文化 ―北方地域の博物館と民族文化3-』pp.25-28 網走:(財)北方文化振興協会
- 2008
- 「アラスカ・ツィムシアンの観光開発と文化復興」 岸上伸啓編著『北アメリカ先住民の社会経済開発 みんぱく実践人類学シリーズ6』pp.221-246 東京:明石書店
- 2008
- 「北海道立北方民族博物館所蔵の北西海岸インディアンの版画について」『北海道立北方民族博物館研究紀要』17:73-82
- 2007
- 「アイヌ工芸の過去と現在:200年のメッセージ」 (財)アイヌ文化振興・研究推進機構編『平成19年度アイヌ工芸品展図録 アイヌからのメッセージ2007 ―現在から未来へ―』pp.90-95 札幌:(財)アイヌ文化振興・研究推進機構
- 2007
- 「北海道立北方民族博物館所蔵の寺田弘氏収集資料について 収集までの経緯と主なアイヌ民族資料」『北海道立北方民族博物館研究紀要』16:99-104
- 2007
- 市川秀雄・弥富静江と共著 「腸皮製バッグの製作に関する報告」『北海道立北方民族博物館研究紀要』16:23-36
- 2006
- 「極北地域における毛皮革の利用と技術」 北海道立北方民族博物館編『環北太平洋の環境と文化』pp.65-83 札幌:北海道大学出版会
- 2006
- 「進化する博物館と先住民のコラボレーション ―カナダB.C.州の北西海岸インディアン文化の展示を中心に―」pp.89‐101 スチュアート ヘンリ(本多俊和)編 『カナダ先住民とメディア ―その背景と未来―』(日本学術振興会科学研究費基盤研究AB・研究課題「カナダにおける先住民のメディアの活用とその社会・文化的影響」報告書) 千葉:放送大学
- 2006
- 「アイヌの植物利用に関する研究史の概略と文献案内」『北方山草』23:23-32 札幌:北方山草会
- 2006
- 「カナダ北西海岸先住民と北海道アイヌの事例にみる博物館展示の変遷」 北海道立北方民族博物館編『第20回北方民族文化シンポジウム報告書 文化の十字路:北太平洋沿岸の文化』pp.77-81 網走:(財)北方文化振興協会
- 2006
- 「カナダ北西海岸先住民に関連した博物館の概況」『北海道立北方民族博物館研究紀要』15:85-94
- 2005
- 呉人恵と共著「トナカイ遊牧民コリャークの植物利用に関するレポート」『北海道立北方民族博物館研究紀要』14:63-92
- 2003
- 「明治~昭和期の北海道の和人社会における毛皮利用、特にイヌ皮について:企画展「毛皮」に関する覚え書き」『北海道立北方民族博物館研究紀要』12:69-76
- 2002
- 「「更科源蔵氏『コタン探訪帳』の概要について:弟子屈町立図書館所蔵ノートの紹介」『北海道立北方民族博物館研究紀要』11:79-107
- 2001
- 宇仁義和と共著 「更科源蔵をたどる旅:北海道観光における類型化されたアイヌ文化の探求」『旅の文化研究所研究報告』10:1-14
- 2001
- 「北海道観光案内のなかのアイヌ文化紹介の変遷:昭和期の旅行案内・北海道紹介記事の考察をとおして」『他者像としてのアイヌ民族イメージを検証する:文化人類学におけるアイヌ民族研究の新潮流』(『昭和女子大学国際文化研究所紀要』6)pp.29-42 東京:昭和女子大学
- 2000
- 「メトラカトラにおける観光と芸能・工芸に関する活動」 岡田淳子編『変容するMetlakatla(メトラカトラ) Indian(インディアン) Community(コミュニティ)』(平成10-12年度文部科学省科学研究費補助金国際学術研究成果報告書)pp.30-33 札幌:北海道東海大学国際文化学部
- 1999
- 「阿寒観光とアイヌ文化に関する研究ノート:昭和40年代までの阿寒紹介記事を中心に」『北海道立北方民族博物館研究紀要』8:111-124
- 1998
- 「素材としての魚皮と鞣し技術」『民具マンスリー』31(4):20-23
- 1998
- 「極北地域における毛皮革の利用と技術」『北海道立北方民族博物館研究紀要』7:69-92
- 1997
- 「コペンハーゲン・グリーンランドにおけるイヌイト民族資料調査概報」『北海道立北方民族博物館研究紀要』6:147-166
- 1996
- 「環オホーツク海地域の民族における植物利用の特徴:造形素材を中心に」『環オホーツク3 第3回北の文化シンポジウム環オホーツク海文化のつどい報告書』pp.39-53 紋別:北の文化シンポジウム実行委員会
- 1996
- 「現代社会におけるアイヌの工芸の在り方:観光をとおした研究に向けて」『北海道立北方民族博物館研究紀要』5:103-114
- 1995
- Use of Fur and Leather in the Arctic. 北海道立北方民族博物館編『第9回北方民族文化シンポジウム報告書 ツンドラ地域の人と文化』pp.111-126 網走:(財)北方文化振興協会
- 1995
- 「北太平洋沿岸地域における植物性繊維製品についての考察:編物を中心とする物質文化研究」『北海道立北方民族博物館研究紀要』4:113-134
- 1994
- 「北方民族文化研究における観光人類学的視点(1):江戸-大正期におけるアイヌの場合」『北海道立北方民族博物館研究紀要』3:139-160
- 1993
- 「北方諸民族における現代の民族芸術研究への課題:イヌイト・アートの商品化の歴史を中心に」『北海道立北方民族博物館研究紀要』2:89-102
- 1992
- 「北方地域における植物性染料、特にハンノキの利用と信仰について」『北海道立北方民族博物館研究紀要』1:133-148
翻訳
- 2005
- 「第10章 極北のパイオニアたち:極北の動物たち/初期の極北文化/ドーセット文化期のキャンプの様子」 ヨラン・ブレンフルト編集代表/大貫良夫監訳/片山一道編訳『図説人類の歴史 第2巻 人類のあけぼの(下)』pp.196-215,朝倉書店,東京("Pioneers of the Arctic" in Burenhult, G. (ed.) 1993 The Illustrated History of Humankind vol.1: The First humans: human origins and history to 10,000 BC, pp209-227)The Illustrated History of Humankind vol.1: The First humans: human origins and history to 10,000 BC, pp209-227)
解説・コラム等
- 2011
- 「再生への道(7) 民具の複製」(旅・いろいろ地球人)『毎日新聞 夕刊 2011.12.22』
- 2011
- 「くらしの美(3) 精巧な編みかご」(旅・いろいろ地球人)『毎日新聞 夕刊 2011.9.22』
- 2011
- 「魚皮製衣服」(珍品図鑑)『BIOSTORY』16:1
- 2011
- 「アイヌの保存食」『月刊みんぱく』35(10):3
- 2011
- 「100年前の資料と今をつなぐ ―北海道アイヌの歴史と現在」『月刊みんぱく』35(9):8-9
- 2011
- 「たべる/イペ」「北海道アイヌの歴史」(財)アイヌ文化振興・研究推進機構編『千島・樺太・北海道 アイヌのくらし ―ドイツコレクションを中心に―』p.109, pp.120-123 札幌:(財)アイヌ文化振興・研究推進機構編
- 2010
- 「版画による先住民芸術の普及とその後 共同研究:カナダにおける先住民芸術の歴史的展開と知的所有権問題 ―国立民族学博物館所蔵の北西海岸インディアンとイヌイットの版画の整理と分析を通して」『民博通信』130:18-19
- 2010
- 「北方の衣文化をさぐる」 北海道立北方民族博物館編『第25回特別展示図録 トナカイのパーカとアザラシのブーツ ~北方の衣文化をさぐる~』pp.4-9 網走:北海道立北方民族博物館
- 2010
- 「アイヌ民族についての教育 歴史のプラス面伝えて」(チャランケ~みんなで語ろう)『北海道新聞 釧路版 2010.2.16』
- 2009
- 「アートの「発見」から商品化まで 共同研究:カナダにおける先住民芸術の歴史的展開と知的所有権問題 ―国立民族学博物館所蔵の北西海岸インディアンとイヌイットの版画の整理と分析を通して」『民博通信』127:20-21
- 2009
- 「版画に登場する個性的な生き物たち」『月刊みんぱく』33(9):6-7
- 2009
- 「北西海岸先住民のアートの世界「象徴の森」のルネッサンス」国立民族学博物館編『自然のこえ 命のかたち―カナダ先住民の生みだす美』pp.62-75 京都:昭和堂
- 2009
- 「書評・紹介 谷本一之著『オーロラの下に生きる人々 北の館長エッセイ』」『北海道民族学』5:37-39
- 2008
- 「北西海岸インディアンと博物館 ~多文化主義の国・カナダの事例から」『Arctic Circle 北海道立北方民族博物館友の会季刊誌』68:4-9
- 2008
- 「北西海岸インディアンのくらしと物質文化」「メトラカトラのアラスカ・ツィムシャン」 北海道立北方民族博物館編『第23回特別展示図録 トーテムの物語 ~北西海岸インディアンのくらしと美~』pp.5-8、9 網走:北海道立北方民族博物館
- 2007
- 「木彫り熊と土産 新シリーズ・アイヌの人々と森7」『北方林業』59(12):15-18 札幌:(社)北方林業会,札幌
- 2007
- 「アイヌは北方民族でしょうか」 (財)アイヌ文化振興・研究推進機構編『平成18年度アイヌ文化普及啓発セミナー報告書』pp.39-46 札幌:(財)アイヌ文化振興・研究推進機構編
- 2006
- 「北西海岸先住民と観光:サケとトーテムポールを資源に」『季刊民族学』118:86-89
- 2006
- 「多彩なアイヌ民族の食材」『日本食糧新聞 2006.09.18』 東京:日本食糧新聞社
- 2005
- 「北の植物民族学」 北海道立北方民族博物館編『第20回特別展図録 アイヌと北の植物民族学』pp.5-9 網走:北海道立北方民族博物館
- 2003
- 連載 北方民族博物館友の会季刊誌『Arctic Circle』47~78号 「北図鑑」(植物編) 32回
「イソツツジ属」「ヒシ」「イラクサ」「白樺」「オオウバユリ」「ガマ」「カシワ」「ヤブマメ」「サイハイラン」「キハダ」「テンキグサ(ハマニンニク)」「ミズバショウ」「エゾニワトコ」「エゾノウワミズザクラ」「ナナカマド」「フキ」「ハマナス」「トリカブト属」「ツルウメモドキ」「カタクリ」「ハナウド属」「マムシグサ」「ハンノキ属」「エゾエンゴサク」「ヤナギラン」「ナギナタコウジュ」「イエロー・シーダー,(ウエスタン)レッド・シーダー」「ギョウジャニンニク」「クロユリ」「ヤマブドウ」「ハイマツ」「エゾヤマザクラ」(2003-2007) - 2003
- 「博物館で自文化さがし」 『地理』48(9):55-61
- 2002
- 「毛皮と狩猟」『第17回特別展図録 狩る―北の地に獣を追え』pp.29-32 網走:北海道立北方民族博物館
- 2000
- 「木彫り「熊」源流展を終えて」 『季刊アイヌ文化』11:6-7 札幌:(財)アイヌ文化振興・研究推進機構
- 2000
- 「北西海岸インディアンの森の世界 -植物利用と女性の仕事」『第15回特別展図録 トーテムポールとサケの人びと 北西海岸インディアンの森と海の世界』pp.18-23 網走:北海道立北方民族博物館
- 2000
- 「カメラアイ:東南アラスカにトーテムポールを訪ねて」「アラスカ観光に挑むトーテムポールの人びと」『季刊北方圏』111:3-5,12-16 札幌:(社)北方圏センター
- 2000
- 「コラム手前味噌:北海道立北方民族博物館」『まほら』23:57-59 東京:旅の文化研究所
- 1999
- 「観光と先住民文化」『国際開発ジャーナル』515:3 東京:国際開発ジャーナル社
- 1999
- 「観光とサケと先住民文化:東南アラスカの事例から」『第14回特別展図録 神の魚サケ-北方民族と日本-』pp.39-42 網走:北海道立北方民族博物館
- 1997
- 「海外の事例も参考にし、柔軟に適応を」(アイヌ伝統工芸の継承・発展に向けて ―私の提言)『アイヌ伝統工芸振興のための仮題と方策に関する共同研究報告書』pp.23 二風谷観光振興組合
- 1997
- 「北極海と大西洋にはさまれた世界最大の島:グリーンランドの人と自然」『網走新聞1997.01.01』 網走新聞社
- 1996
- 「スーパーマーケットと市場 デンマーク領グリーンランドの現在」『Arctic Circle 北海道立北方民族博物館友の会季刊誌アークティック・サークル』21:12-14
- 1995
- 「人間としての自分を見つめる場所(巻頭エッセイ -わたしのつくってみたい博物館)」『歴博』74:1 佐倉:国立歴史民俗博物館
- 1995
- 「北方民族文化への案内」「サミ」『Northern Peoples 北方民族を知るためのガイド』2-9,44-47, 網走:北海道立北方民族博物館
- 1995
- 「みやげの文化人類学」『網走新聞1995.01.01』 網走新聞社
- 1993
- 「衣を通してみる民族の広がり: 装飾―色・形・文様/生活に適した衣類/衣類の制作と管理」『北海道立北方民族博物館総合案内』pp.14-23 東京:日本生命財団
- 1992
- 「北方民族文化におけるアイヌの衣類」『月刊しにか』Vol.3/No.5:44‐49東京:大修館書店
- 1991
- 「衣:着装の起源、装飾における意味、素材の利用、形式と系統、現代の衣類-民族衣装として」『北海道立北方民族博物館常設展示解説』pp.21-28 網走:北海道立北方民族博物館
学会発表・招待講演等
- 2011
- 網走ライオンズ
- 2006
- (財)アイヌ文化振興研究推進機構・普及啓発セミナー(東京会場および札幌会場)「アイヌは北方民族でしょうか」
- 2006
- 生薬学会ハーブシンポジウム(第15回全国ハーブサミット北見大会)「北方民族の植物利用」
- 2005
- 「カナダの博物館における先住民とのコラボレーションの変遷―B.C.州のファースト・ネーションズを中心に」 日本文化人類学会第39回研究大会 分科会・スチュアート ヘンリ代表「交渉の場としてのメディア ―北方先住民の見方/見られ方―」
- 1999
- 「観光と芸能・工芸品に関する活動─ネイティブ・ビレッジ・ツアーを中心に」 日本民族学会第33回研究大会 分科会・岡田淳子代表「アラスカ・チムシアンの新たな挑戦」
- 1997
- アイヌ民俗文化財専門職員等研修会 演題「アイヌ民族と観光について」
- 1997
- 網走市民大学・第22期第3回 演題「グリーンランドの人と自然」
- 1997
- 「アイヌのサケ類利用文化」 日本民族学会第31回研究大会・グループ発表・岡田淳子代表「北方先住民社会における資源の利用と先住民の権利:とくにサケ類について」
- 1997
- 二風谷アイヌ文化博物館シンポジウム・テーマ「民族工芸の変容と展開」研究報告「民族工芸変容の歴史的過程に関する一試論」
- 1996
- 「『アイヌ工芸の歴史的変遷と社会的意味』の研究に向けて」 日本民族学会第30回研究大会 分科会・川森博司代表「現代日本における伝統の創造-観光をとおした自己表現の研究-」
- 1996
- 「北太平洋沿岸地域における編織物:物質文化と生業との関わり(要旨)」『北海道民族学会通信』1995(1-2):1-2
- 1994
- 「北方地域における観光芸術について(要旨)」『北海道民族学会通信』1993(1-2):1-2
講演・シンポジウム等
- 2010
- 網走教育局主催「小中高養護学校教諭 初任者研修」「同 10年経験者研修」(予定)
- 2009
- 網走教育局主催「小中高養護学校教諭 初任者研修」「同 10年経験者研修」
- 2009
- 第24回北方民族文化シンポジウム「現代社会と先住民文化 観光、芸術から考える」(1)全体責任者:演者のコーディネイト,報告書の編集
- 2008
- 第23回北方民族文化シンポジウム「北太平洋の文化―北方地域の博物館と民族文化」(1)~(3)
- 2007
- 第22回北方民族文化シンポジウム「北太平洋の文化―北方地域の博物館と民族文化」(1)~(3)
- 2006
- アイヌ文化振興研究推進機構・普及啓発セミナー(東京会場および札幌会場・各1回)「アイヌは北方民族でしょうか」
- 2006
- 生薬学会ハーブシンポジウム 演題「北方民族の植物利用」(第15回全国ハーブサミット北見大会)
- 2006
- 第21回北方民族文化シンポジウム「北太平洋の文化―北方地域の博物館と民族文化」(1)~(3)
- 2005
- 北海道教育庁網走教育局主催 「小中高養護学校教諭 10年経験者研修」 講義「北方地域の諸民族とアイヌ民族」
- 2005
- 北海道教育庁釧路教育局主催 「小中高養護学校教諭 10年経験者研修」 講義「北方地域の諸民族とアイヌ民族」
- 1997
- アイヌ民俗文化財専門職員等研修会 演題「アイヌ民族と観光について」
- 1997
- 網走市民大学・第22期第3回 演題「グリーンランドの人と自然」
- 1997
- 二風谷アイヌ文化博物館シンポジウム・テーマ「民族工芸の変容と展開」研究報告「民族工芸変容の歴史的過程に関する一試論」
その他の著作
- 2010
- 「イエロー・シーダー,(ウエスタン)レッド・シーダー 北図鑑」『Arctic Circle 北海道立北方民族博物館友の会季刊誌』73:20
- 2009
- 「アートの「発見」から商品化まで 共同研究:カナダにおける先住民芸術の歴史的展開と知的所有権問題 ―国立民族学博物館所蔵の北西海岸インディアンとイヌイットの版画の整理と分析を通して」『民博通信』127:00-00
- 2009
- 「北西海岸先住民のアートの世界 「象徴の森」のルネッサンス」国立民族学博物館編『自然のこえ 命のかたち―カナダ先住民の生みだす美』pp.62-75 昭和堂,京都
- 2009
- 「書評・紹介 谷本一之著『オーロラの下に生きる人々 北の館長エッセイ』」『北海道民族学』5:37-39
- 2002
- 「毛皮と狩猟」『第17回特別展図録 狩る―北の地に獣を追え』pp.29-32 北海道立北方民族博物館,網走
- 2000
- 「木彫り「熊」源流展を終えて」 『季刊アイヌ文化』11:6-7 (財)アイヌ文化振興・研究推進機構,札幌
- 2000
- 「北西海岸インディアンの森の世界 -植物利用と女性の仕事」『第15回特別展図録 トーテムポールとサケの人びと 北西海岸インディアンの森と海の世界』pp.18-23 北海道立北方民族博物館,網走
- 1999
- 「観光とサケと先住民文化:東南アラスカの事例から」『第14回特別展図録 神の魚サケ-北方民族と日本-』pp.39-42 北海道立北方民族博物館,網走
- 1997
- 「海外の事例も参考にし、柔軟に適応を」(アイヌ伝統工芸の継承・発展に向けて ―私の提言)『アイヌ伝統工芸振興のための仮題と方策に関する共同研究報告書』pp.23 二風谷観光振興組合
- 1996
- 「スーパーマーケットと市場 デンマーク領グリーンランドの現在」『Arctic Circle 北海道立北方民族博物館友の会季刊誌アークティック・サークル』21:12-14
- 1995
- 「北方民族文化への案内」「サミ」『Northern Peoples 北方民族を知るためのガイド』2-9,44-47, 北海道立北方民族博物館,網走
- 1993
- 「衣を通してみる民族の広がり: 装飾―色・形・文様/生活に適した衣類/衣類の制作と管理」『北海道立北方民族博物館総合案内』pp.14-23 日本生命財団,東京
- 1992
- 「北方民族文化におけるアイヌの衣類」『月刊しにか』Vol.3/No.5:44‐49大修館書店:東京
- 1991
- 「衣:着装の起源、装飾における意味、素材の利用、形式と系統、現代の衣類-民族衣装として」『北海道立北方民族博物館常設展示解説』pp.21-28 北海道立北方民族博物館,網走
展示活動
- 2009
- 国立民族学博物館平成21年特別展「自然のこえ 命のかたち―カナダ先住民の生みだす美」実行委員
その他
- 2010
- 企画展「カナダの民話をみる~極北のイヌイト・アートを中心に」 全体責任者:展示,広報印刷物作成,関連行事のコーディネイト
- 2008
- 第23回特別展「トーテムの物語~北西海岸インディアンのくらしと美~」 全体責任者:展示,図録編集,関連行事のコーディネイト
- 2007
- 企画展・北海道開拓記念館2007移動博物館 「カナディアン・ロッキーと大平原のくに:アルバータにいきづく多文化」 (北海道開拓記念館と共催) 当館責任者:展示,図録執筆,関連行事のコーディネイト
- 2006
- ロビー展 「西村幹也写真展」 全体責任者:展示,関連行事のコーディネイト
- 2005
- 第20回特別展「アイヌと北の植物民族学~たべる・のむ・うむ~」 全体責任者:展示,図録編集,関連行事のコーディネイト
- 2003
- 企画展「毛皮 ~身を守る心と技」 全体責任者:展示,広報印刷物作成,関連行事のコーディネイト
- 2002
- 写真展「渡り烏のアーチ」(実行委員会 協力:北海道大学総合博物館) 当館責任者:展示,関連行事のコーディネイト
- 2000
- 木彫り「熊」源流展(実行委員長:ウタリ協会旭川支部長川上哲) 当館責任者:展示,広報・解説用印刷物作成,関連行事のコーディネイト
- 2000
- 第15回特別展「トーテムポールとサケの人びと:北西海岸インディアンの森と海の世界」 図録編集
- 1998
- 企画展「グリーンランド 地球のてっぺんの大きな島」 全体責任者:展示,広報印刷物作成、関連行事のコーディネイト
- 1996
- 開館5周年記念企画展「Northern Peoples 北方にくらす諸民族」 全体責任者:展示,解説書編集,関連行事のコーディネイト
- 1995
- 開館5周年記念移動展(於:札幌市)「Northern Peoples 北方にくらす諸民族」 全体責任者:展示,解説書編集,関連行事のコーディネイト
- 1993
- 国際先住民年記念特別展「北方諸民族と現代の民族芸術」全体責任者:展示,広報印刷物作成、関連行事のコーディネイト
- 1993
- 第5回特別展「マヤ 歴史と民族の十字路」 全体責任者:展示,図録編集,関連行事のコーディネイト
- 1991
- 開館記念特別展「北の色・形・文様」 展示,図録編集,関連行事のコーディネイト
- 1989
- 北方民族博物館開館準備 常設展「衣」「子育て」「現代工芸」担当(1991年まで)