国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

ペルー国立サン・マルコス大学との学術協定

本館は南米ペルー国立サン・マルコス大学との間において考古学調査と学術交流に関する協定を締結しました(署名:2005年6月14日;期間:5年)。国 立サン・マルコス大学は、1551年に設立された南米最古の大学として知られ、数々の学者、政治家を輩出したペルー屈指の大学として知られております。今 回の協定書締結により、同大学所有地にある形成期(前1800年~前250年)の巨大な神殿パコパンパ遺跡(カハマルカ県チョタ郡)を両機関が共同して調 査することになります。協定書に基づき、具体的な考古学プロジェクトを担当するのは、本館の関 雄二助教授です。

調印式の様子

ペルー国立サン・マルコス大学ペルー地方史研究所における調印式
(右より関 雄二 本館助教授、マヌエル・ブルガ サン・マルコス大学長、
ナンダ・レオナルディーニ サン・マルコス大学ペルー地方史研究所長、
ネルソン・タピア サン・マルコス大学化学部長)

調印式の様子

国立民族学博物館において署名を行う松園万亀雄館長