国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

国立民族学博物館調査報告(Senri Ethnological Reports)

No.85 健康・医療・身体・生殖に関する医療人類学の応用学的研究

2009年3月31日刊行

波平恵美子 編

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目次

序文
 ……………… 波平恵美子
論文
「現場」のエスノグラフィー――人類学的方法論の社会的活用のための考察
 ……………… 小田博志
「応用する」人類学と「応用される」人類学――人類学の応用に関する諸問題
 ……………… 仲川裕里
実践の文化人類学におけるプロセス推論――日本の医療系大学における多文化医療教育プロジェクトを事例として
 ……………… 道信良子
医学教育における文化人類学の関わり方についての一考察
 ……………… 星野晋
福祉コミュニティづくり――人類学の応用について
 ……………… 宮下克也
学校性教育への「文化としての性」の応用可能性
 ……………… 加賀谷真梨
韓国における学校性教育の現状と課題
 ……………… 仲川裕里
マタニティーブルーズと産後うつ病の文化的構築
 ……………… 松岡悦子
「フィールド」への挑戦・「フィールド」からの挑戦――1980年代~1990年代の脳死臓器移植論議の事例研究
 ……………… 波平恵美子
医療人類学と精神医学―対話は可能か?
 ……………… 新福尚隆
サテライトシンポジウムと研究会の報告
サテライト・シンポジウム in 札幌
 ナラティブ・ベイスド・メディスンとプライマリ・ケア・メディスン
 ……………… 山本和利(代筆 道信良子)
サテライト・シンポジウム in 東京
 生殖のストラテジー
 ……………… 波平恵美子
サテライト・シンポジウム in 宇部
 地域の健康力:高齢化する地域社会における新しい保健・医療環境の創造に向けて
 ……………… 星野晋
地域住民を対象とした脳卒中予防――理論と実践、および成果
 ……………… 萱場一則(代筆 宮下克也)
1700人の村の診療所医師として働いて
 ……………… 白浜雅司(代筆 松岡悦子)
 
「共同研究」をふりかえって――意義と実践
 ……………… 田村克己
 
研究会の活動記録
研究会の構成員
 

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