国立民族学博物館研究報告 1984 9巻1号
目 次
縄文人口シミュレーション
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小山修三
杉藤重信
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1
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アチック・ミューゼアムのあとに
―財団法人日本民族学協会附属民族学博物館のこと― |
中村俊亀智
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41
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会話場面における人の概念の類型論(Ⅲ)
―類型の発達とその機構― |
吉田集而
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59
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カザフの木工調度
―その接着・接合について― |
木村法光
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133
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ファレアタの地縁組織
―サモア社会における称号システムの事例研究― |
山本真鳥
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151
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彙 報
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191
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国立民族学博物館研究報告寄稿要項
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194
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国立民族学博物館研究報告執筆要領
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195
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BULLETIN OF THE NATIONAL MUSEUM OF ETHNOLOGY Vol. 9 No. 1 1984
KOYAMA,Shuzo
SUGITO, Shigenobu
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A Study of Jomon Population
-Computer Simulation Analysis- |
1
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NAKAMURA, Shunkichi
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On the Ethnological Museum of Japan
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41
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YOSHIDA, Shuji
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Typology of Person Category in Deixis(Ⅲ)
-Development of Types and Its Mechanism- |
59
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KIMURA, Norimitsu
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Wooden Furniture among the Kazakh
-A Comparative Ethnological Study of Techniques of Joining- |
133
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YAMAMOTO, Matori
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Territorial Organization of Faleata-A Case Study of the Title System in Samoan Society-
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151
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縄文人口シミュレーション
小山修三* 杉藤重信**
A Study of Jomon Population
-Computer Simulation Analysisru-
-Computer Simulation Analysisru-
Shu-zo KOYAMA and Shigenobu SUGITO
* 国立民族学博物館第4研究部
** 甲南大学文学部,国立民族学博物館共同研究員
** 甲南大学文学部,国立民族学博物館共同研究員
Ⅰ.はじめに
Ⅱ.これまでの研究
Ⅲ.シミュレーションの構成要素
1. 人口増加の公式
2. 人口量
3. 増加率
4. 人口許容量
5.最大人口密度
6. 地域
7. 異動
8. 疫病
Ⅳ.シミュレーションの構成
1. 構成
2. メイン・プログラム
3. サブルーチン・プログラム
3.1. 人口移動
3.2. 人口許容量(K)の操作
3.2.1. 環境変化
3.2.2. 技術革新
3.3. その他のサブルーチン
4. 地域リンケージ・データ
Ⅴ.シミュレーション1(S1)
1. シミュレーション1の条件
2. シミュレーション1の分析
2.1. ロジスティック曲線
2.2. 開始人口の問題
Ⅵ.シミュレーション2(S2)
1. シミュレーション2の条件
2. シミュレーション2の分析
2.1. 概観
2.2. 地域性の成立
2.3. 地域性の検討
Ⅶ.シミュレーション3(S3)
1. シミュレーション2の検討
2. シミュレーション3の条件
3. シミュレーション3の分析
3.1. 東日本の状況
3.2. 西日本の状況
4. 縄文時代の生産技術
4.1. 狩猟
4.2. 漁撈
4.3. 採集
4.4. 農耕
5. 人口密度とK密度
Ⅷ.シミュレーション(S4)
1. シミュレーション4の条件
2. シミュレーション4の分析
Ⅸ.まとめ
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アチック・ミューゼアムのあとに
―財団法人日本民族学協会附属民族学博物館のこと―
―財団法人日本民族学協会附属民族学博物館のこと―
中村 俊亀智*
On the Ethnological Museum of Japan
Shunkichi NAKAMURA
*国立民族学博物館第5研究部
Ⅰ.報告の主旨
Ⅱ.全体的推移
Ⅲ.EMの3時期
Ⅳ.まとめ
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会話場面における人の概念の類型論(Ⅲ)
―類型の発達とその機構―
―類型の発達とその機構―
吉田 集而*
Typology of Person Category in Deixis(Ⅲ)
―Development of Types and Its Mechanism―
―Development of Types and Its Mechanism―
Shuji YOSHIDA
*国立民族学博物館第2研究部
0. はじめに
1. 方法について
2. 類型発達の様式とその機構
2.1. 2ND型・3D型からの発達
2.2. 2ND型・3D型形成の推論
2.3. 類型発達の機構について
3. 類型発達の例
3.1. 非双称型の発達
3.2. 非双称型から双称型へ
3.2.1. Pidginについて
3.2.2. 双称・複数の付加
3.2.3. 自称・複数の欠如
3.2.4. 発達した合成形
3.3. 双称型の発達
3.3.1. 北アメリカの言語から
3.3.2. マヤ諸語の場合
3.3.3. オーストロネシア語族の場合
3.3.4. オーストラリア系言語の場合
3.3.5. 9Ds型について
4. 類型退化の様式
4.1. 非双称型の退化
4.2. 双称型の退化
4.3. 退化の様式のまとめ
5. おわりに
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カザフの木工調度
―その接着・接合について―
―その接着・接合について―
木村 法光*
Wooden Furniture among the Kazakh
―A Comparative Ethnological Study of Techniques of Joining―
―A Comparative Ethnological Study of Techniques of Joining―
Norimitsu KIMURA
*1981-82共同研究員,宮内庁正倉院事務所
0.はじめに
1.天幕と調度品
2.調度品と概観
3.個別資料解説
4.おわりに
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ファレアタの地縁組織
―サモア社会における称号システムの事例研究―
―サモア社会における称号システムの事例研究―
山本 真鳥*
Territorial Organization of Faleata
―A Case Study of the Title System in Samoan Society―
―A Case Study of the Title System in Samoan Society―
Matori YAMAMOTO
*法政大学,国立民族学博物館共同研究員
Ⅰ.はじめに
Ⅱ.ファレアタのfa'alupega
Ⅲ.地縁合議体
1) 会議場
2) 席次
3) fonoの式の進行
4) fono召集権と連絡網
Ⅳ.ali'iたち
1) トゥアマサガの組織
2) ファレアタのali'iたち
Ⅴ.ali'i/tulafare関係
Ⅵ.Tulafareたち
Ⅶ.おわりに
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