研究会・シンポジウム・学会などのお知らせ
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2009年8月4日(火)
博学連携教員研修ワークショップ2009「学校と博物館でつくる国際理解教育―新しい学びをデザインする―」 -
2008年のワークショップのひとこま国立民族学博物館を活用した国際理解教育の実践事例の紹介やワークショップを通して国際理解教育における博学連携の意義や可能性について考えます。
- 日時:2009年8月4日(火) 10:20~16:00
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場所:国立民族学博物館 セミナー室(2階)、展示場、講堂地下ロビー
〒565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1
TEL:06-6876-2151 - 国立民族学博物館・日本国際理解教育学会共催
参加費無料
プログラム
第1部 講演とミュージアムツアー 司会(国立民族学博物館:中牧弘允)10:20~10:30 開会挨拶(国立民族学博物館長:須藤健一・日本国際理解教育学会副会長、北海道教育大学:大津和子) 10:30~11:00 「素材から教材へ―開発教育と民博―」(同志社女子大学:藤原孝章) 11:00~11:15 新「みんぱっく」<アイヌ文化にであう>の紹介(国立民族学博物館:佐々木利和) 11:15~11:30 みんぱくミュージアムパートナーズ(MMP)による博学連携の取組みに関する報告 11:40~12:15 民博の教員によるミュージアムツアー<アフリカ展示><西アジア展示>(国立民族学博物館:竹沢尚一郎、川口幸也、上羽陽子) 12:15~13:30 昼食(各自ご用意ください)+ 展示自由見学 第2部 ワークショップ (都合によりプログラム担当者が一部変更になる場合があります)13:30~15:20 インターネットを用いた民博の事前学習~マルチメディア解説の作成を通して~(文教大学:今田晃一・国立民族学博物館:林勲男・光塩女子学院初等科:長田朋之)
※上記ワークショップは都合により中止となりました。お申し込みをされた方は他のワークショップに参加申し込みをしていただきます。北西海岸先住民の木箱づくり(立命館守山中学校:木村慶太・香芝市立鎌田小学校:山田幸生・国立民族学博物館:岸上伸啓、宇治谷惠)仮面をつくって語って異文化理解(神戸市立楠木高校:秋山明之・国立民族学博物館:笹原亮二、五月女賢司)モノからひらめくモノコード(東京学芸大学附属竹早中学校:居城勝彦・茨木市立葦原小学校:八代健志・国立民族学博物館:寺田吉孝)ひとかけらのチョコレートから(同志社中学校:織田雪江・国立民族学博物館:八杉佳穂、鈴木紀)鯨のESD(持続的発展教育)(桜美林大学:高橋順一・国立民族学博物館:岸上伸啓)to 私 from 私-標本資料のふるさとからの便り-(富山大学:田尻信壹・国立民族学博物館:上羽陽子)15:30~15:50 映像でふりかえる講評(日本国際理解教育学会副会長、北海道教育大学:大津和子・同志社女子大学:上田信行) 15:50~16:00 アンケート記入 16:00 閉会挨拶(中央大学:森茂岳雄) 16:15~16:45 民博図書室見学(希望者のみ) 参加・申し込み方法
所属・参加者名・参加希望ワークショップを明記の上、お申し込みください。
(当日参加も可能ですが、事前申し込みにご協力ください。)第2部ワークショップのご案内
*申し込み時に参加希望ワークショップを明記ください。
インターネットを用いた民博の事前学習~マルチメディア解説の作成を通して
民博の常設展示資料に関するWebページ情報が学校教育向けに大変充実してきています。そこで「windowsムービーメーカー」による展示資料のマルチメディア解説作成を行うとともに,学習者が民博で実物(モノ)に出会うまでの事前学習の在り方について検討します。
※上記ワークショップは都合により中止となりました。お申し込みをされた方は他のワークショップに参加申し込みをしていただきます。北西海岸先住民の木箱づくり
カナダ北西海岸の先住民は、豊富な森林資源を活用し、食料箱や油脂箱などを作ってきました。ここではレッドシダーという現地の木を使用し、木箱のミニチュア版を製作し、側面に先住民のアートを描いてみます。図画工作や技術科の授業で活用できる、ものづくりからの国際理解にぜひチャレンジしてみてください。仮面をつくって語って異文化理解
ここは文化を「受け止める力」「伝える力」を引き出すワークショップです。
仮面に込められた思いや願いを知ることで、仮面を見る目線が変わります。その後に仮面づくりの作業をしていくうちに,隠れていた自分のものの見方に気づくかもしれません。
※このワークショップでは、収蔵資料を扱いますので、前ボタンやチャックのない長袖のTシャツもしくはトレーナーをご持参ください。モノからひらめくモノコード
身近な素材「竹」を使い、音とのふれ合いを通して、民博での学習活動の組み立てに役立つ体験を得てもらいたいと考えています。また、活動の中で民博の研究者に直接語ってもらうことで、体験の質を豊かなものにグレードアップできるでしょう。「竹」にそして「音を出すモノ」に導かれる小さな旅を用意しました。ひとかけらのチョコレートから
はるか昔、カカオの起源地である中米で栄えた文明の中で、貴重品だったカカオ。さまざまな歴史を経て、今、私たちは簡単にチョコレートを口にすることができます。そのチョコレートから私たちと世界のつながりを実感し、新しいつながり方のひとつとしてフェアトレードを提案した中学生向けの教材を体験してみて下さい。
※申し込み:先着30名まで鯨のESD(持続的発展教育)
鯨の理解は、野生の動物種保護のみでなく、海洋生態系全体の保全のためにも、漁業との共生のためにも、また鯨の利用を必要とする社会文化の持続の観点からも、異文化間対立解消のためにも重要な意味があり、ESDにとって格好の主題となります。今回は鯨の持つESDにとっての可能性を体験学習します。to 私 from 私 -標本資料のふるさとからの便り-
民博の展示品をデジカメに撮り、オリジナル絵葉書を作ってみませんか。貴方の作った絵葉書を収集地へ調査に行く民博教員へ渡し、現地から貴方宛てに投函してもらいます。何ヶ月か何年か後に絵葉書が手元に届くのを楽しみにお待ちください。参加を希望する方は、当日、撮影用のデジカメをご持参ください。たくさんのご参加をお待ちしております。
『学校と博物館でつくる国際理解教育―新しい学びをデザインするー』 実費頒布
昨年度ワークショップ記録DVDについては当日ご案内します。