加賀谷真梨 | 国立民族学博物館
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国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。
スタッフの紹介
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加賀谷真梨KAGAYA Mari
研究戦略センター・機関研究員
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個人ホームページ
2015年3月31日で任期満了にともない本館を退職いたしました。
経歴
学歴
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お茶の水女子大学人間社会科学科卒業(2001.3)
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お茶の水女子大学人間文化研究科 発達社会科学専攻(博士前期課程)修了(2003.3)
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お茶の水女子大学人間文化研究科 比較社会文化学専攻(博士後期課程)修了(2006.3)
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博士(社会科学)授与(2006.3)
職歴・教育歴
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放送大学教養学部非常勤講師(2005.10-現在)
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法政大学リベラルアーツセンター非常勤講師(2006.4-2011.3)
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札幌医科大学医学部非常勤講師(2008.4-現在)
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法政大学国際文化学部演習科目非常勤講師(2009.4-2010.3)
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法政大学通信教育学部非常勤講師(2010.7)
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日本学術振興会特別研究員PD(2009.4-2012.3)
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お茶の水女子大学生活科学部人間生活学科生活文化学講座非常勤講師(2012.4-2012.9)
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神奈川大学外国語学部国際文化交流学科非常勤講師(2013.4-2013.9)
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国立民族学博物館研究戦略センター、機関研究員(2012.4-現在)
研究プロジェクト
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お茶の水女子大学21世紀COEプログラムジェンダー研究のフロンティア Research Assistant(2003.9-2006.3)
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お茶の水女子大学大学院人間文化研究科附属人間文化研究所研究院研究員(2006.4-2009.3)
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国立民族学博物館共同研究員(2005.10-2008.3)
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法政大学沖縄文化研究所研究員(2007.4-現在)
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科研(基盤研究A)田里修代表(沖縄大学)「沖縄近代法の構造とその歴史的性格(研究課題番号21243002)」研究協力者(2011.3-現在)
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科研(基盤研究C)道信良子代表(札幌医科大学)[離島の子どもの身体観・健康観・医療観と医療環境とのかかわりに関する人類学的研究(研究課題番号:23601016)」研究分担者(2011.4-現在)
専門分野
研究のキーワード
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家族、共同体、コミュニティ、ケア、福祉、ジェンダー
研究課題
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高齢者地域福祉を通じた離島<共同体>の再編に関する研究
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離島の子どもの世界観に関する研究
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八重山出身者の日本統治下台湾の記憶をめぐる研究
所属学会
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日本文化人類学会、日本民俗学会、比較家族史学会、American Folklore Society
代表を務めた研究・プロジェクト
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科学研究費補助金(若手研究B)「高齢者介護と相続の相関にみる沖縄の「家族」に関する人類学的研究(2013-)
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科学研究費補助金(特別研究員奨励費)「女性介護ボランティアを通じた離島《共同体》の再生―八重山諸島の比較調査から」(2009-2011)
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特定課題グループ発表「沖縄で脱『沖縄研究』に挑む」,日本民俗学第63回年会(滋賀県立大学)(2011)
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特定課題グループ発表「民俗学的人間観への挑戦」,日本民俗学第61回年会(國學院大學)(2009)
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分科会「権力のジェンダー化-ジェンダー研究の新たな地平を求めて」, 日本文化人類学会第42回研究大会(京都大学)(2008)
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松下国際財団研究助成「女性のエンパワメント」の再考-沖縄県八重山諸島における生活改善普及事業を事例に」(2004-2005)
受賞歴
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第26回日本民俗学会研究奨励賞受賞(2006.10)
業績詳細
学位論文
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2006
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『小浜島と竹富島の生存戦略にみる女性の実践-沖縄におけるジェンダー関係の再検討-』(博士論文)
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2003
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『沖縄県・小浜島の年中行事が継続する背景』(修士論文)
学術論文
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2012
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「プロセスとしての共同体-沖縄・波照間島の「戦争マラリア」をめぐる語りを事例に」『東洋文化』93、79-97
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2011
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「新しい公共」という概念への批判的一考察―沖縄の高齢者福祉の現場に見られる人々の<間>に着目して『九州人類学会報』38号、pp.63-70
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2010
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「民俗学におけるジェンダー研究の現状と今後の展望『日本民俗学』262号、pp.179-192
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2010
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「沖縄研究にみられる『女性の霊的優位』言説からジェンダー研究へ」『比較家族史研究』24号、pp96-110
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2008
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「学校性教育への「文化としての性」の応用可能性」、『国立民族学博物館調査報告』85、pp.111-133
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2007
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「シマの維持存続をめぐる女性の多様な実践-沖縄県・小浜島を事例に」『くにたち人類学研究』2号、pp.69-90
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2005
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「沖縄県・小浜島における生涯教育システムとしての年中行事」『日本民俗学』242号、pp.35-63
報告書等
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2006
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「沖縄における学校性教育の現状と今後の展望」波平恵美子編『F-GENS Publication Series14 性と生殖・国家の政策』、お茶の水女子大学21世紀COEプログラムジェンダー研究のフロンティア、pp.111-133
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2005
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「沖縄県の学校において実施されている性に関する教育の調査報告」波平恵美子編『F-GENS Publication Series6 日本、韓国、タイにおける学校性教育の調査及び文献研究の予備的調査報告』、お茶の水女子大学21世紀COEプログラムジェンダー研究のフロンティア、pp.14-43
書評
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2010
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倉石あつ子著 『女性民俗誌論』,「日本民俗学」261号、pp.214-220
辞書項目
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2008
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日本文化人類学会編『文化人類学事典』丸善書店:「ジェンダー」
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2008
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渡邊欣雄・岡野宣勝・佐藤壮広・塩月亮子・宮下克也編『沖縄民俗辞典』,吉川弘文館:「生活改善運動」「売春」「風俗改良運動」「婦人会」「離婚」「宮城栄昌」「老人会」他
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2004
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小松和彦他編『文化人類学文献事典』弘文堂:「男性と女性」
学会発表(5年以内)
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2012
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「戦争マラリア」の記憶に見透かせる<共同性>と<絶対矛盾的自己同一>,日本文化人類学会第46回年会(広島大学)
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2011
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Accepting the absurdity of death;a case study of Okinawa's Hateruma Island , American Folklore Society, 2011 Annual meeting in the Indiana Universtiy
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2011
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ケアに照射される<家族>―波照間島の事例から, 特定課題グループ発表「沖縄で脱『沖縄研究』に挑む」(代表:加賀谷真梨),日本民俗学第63回年会(滋賀県立大学)
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2010
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「親密圏」再考-沖縄の高齢者福祉の現場に見られる人びとの<間>に着目して, 第9回九州人類学研究会オータムセミナー
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2010
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なぜ「家族」に介入しないのか―家族介護にみられる「人間関係」に着目して, 日本民俗学会第62回年会(東北大学)
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2010
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地域福祉の現場に見る代替可能な「家族機能」と代替不可能な「家族」―沖縄の2つの離島社会の比較から, 日本文化人類学会第44回研究大会(立教大学)
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2009
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『女性研究』を超克する─沖縄・波照間島における女性の介護実践を通じた家族・親族・シマの再編─日本民俗学第61回年会(國學院大學)、特定課題グループ発表「民俗学的人間観への挑戦」(代表:加賀谷真梨)
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2008
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司の継承方法の変化に見てとる交錯する権力, 分科会「権力のジェンダー化-ジェンダー研究の新たな地平を求めて」(代表:加賀谷真梨), 日本文化人類学会第42回研究大会(京都大学)
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2007
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日ジェンダーをどう伝えるか-学校性教育への文化人類学からの挑戦, 分科会「「現場」への挑戦/「現場」からの挑戦-応用・実践を目指した文化人類学の再検討」(代表:松岡悦子)、日本文化人類学会第41回研究大会(名古屋大学)
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2007
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Uniqueness construction processes of identity at Kohama Island in Okinawa , Anthropology of Japan in Japan,fall meeting ,temple university