ロシア国立民族学博物館(ロシア共和国)との学術協定
国立民族学博物館とロシア民族学博物館(ロシア連邦)は、文化人類学・民族学の調査研究、博物館の運営、収蔵品の整理と保存などの民族学博物館の諸活動における協力・相互支援関係を樹立するため、学術協力協定を締結しました。
2010年12月3日(金)、ロシア民族学博物館で行われた調印式において、須藤健一館長とV.M.グルースマン館長がそれぞれ協定書に署名しました。
今後は文化人類学・民族学、博物館学、文化財保護の諸分野に関係する研究プロジェクト、例えば、ロシア、中央アジア諸国における民族学的調査プロ ジェクト、歴史的・文化的財産の保存状態の改善を目的としたプロジェクトなどを共同で企画、実施するとともに、研究者の交流、出版物の交換などをおこない、調査研究と博物館運営の両面で協力を推進することとしています。
協定書に署名をする須藤館長(右)とV・M・グルースマン館長
協定書を交換する須藤館長(右)とV・M・グルースマン館長