研究会・シンポジウム・学会などのお知らせ
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2012年2月17日(金)
~2月18日(土)
《機関研究成果公開》国際シンポジウム「アフリカを展示する―ミュージアムにおける文化の表象・再考―」 -
- 日時:2012年2月17日(金)~2月18日(土)
- 場所:国立民族学博物館 第4セミナー室
- 使用言語:英語
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※一般の方もご参加いただけますが、人数に限りがあります。
下記お問い合わせまでお申し込みください。
- [お問い合わせ]
- 吉田憲司研究室
- 〒565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1
- 国立民族学博物館
- TEL:06-6876-2151 内8288/FAX:06-6878-7503
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e-mail:yoshida★idc.minpaku.ac.jp
※★を@に置き換えて送信ください。
趣旨
国立民族学博物館では、2008年度から本館展示の全面的な刷新にとりかかり、2009年3月、その先頭を切って、新しいアフリカ展示場、西アジア展示場をオープンさせました。その後、2010年春に音楽、言語展示場、2011年春にオセアニア、アメリカ展示場の改修を終え、今後さらに3年余をかけて、全館の展示を更新していく予定です。
アフリカ展示については、当初からこうした民博の常設展示の新たな構築のモデルとして位置づけ、2000年以来、アフリカの8カ国の研究者・博物館関係者をはじめ、内外の研究者をアドヴァイザーとして迎え、共同で展示の実現に当たりました。
今般、そのような形で展示の実現に寄与していただいた研究者を改めて民博に招き、新しいアフリカ展示を評価していただくとともに、その作業を通じて博物館における文化の表象について、より豊かで創造的な方途を探るべく、国際シンポジウムを開催することにいたしました。
今回の議論の場が、アフリカの文化と芸術についての理解を深め、また博物館という装置の新たな可能性を開くものとなることを願っております。
みなさまの積極的なご参加をお待ちしております。
日本学術振興会 科学研究費補助金 基盤研究(A)
「物質文化を通じた新たなアフリカ像の構築」
代表:吉田憲司(国立民族学博物館)プログラム
2月17日(金)
10:00-10:10 主催者挨拶・参加者紹介 10:10-10:40 吉田憲司(国立民族学博物館)
「趣旨説明:民博のアフリカ展示ができるまで」10:45-12:00 本館展示場(アフリカ展示)ギャラリ-・ツアー 12:00-13:30 昼食 13:30-15:30 <第1セッション:アフリカでアフリカを展示する>
第1報告:ジャン=エメ・ラクトゥアリスア(INALCO)
第2報告:アニトラ・ネトルトン(ウィッツウォーターズランド大学)
第3報告:ジョージ・ムデンダ(ルサカ国立博物館)15:30-15:50 休憩 15:50-17:50 <第2セッション:アフリカの外でアフリカを展示する>
第4報告:クリスティン・クリ―マー(スミソニアン協会、国立アフリカ美術館)
第5報告:メアリー・ヌーター・ロバーツ(UCLA)
第6報告:ジョン・マック(イースト・アングリア大学)2月18日(土)
10:00-12:00 本館展示場 自由見学 12:00-13:30 昼食 13:30-15:00 <第3セッション:民博のアフリカ展示を評価する>
討論:参加者全員15:00-15:20 休憩 15:20-16:50 <第4セッション:新たなアフリカの表象に向けて>
討論:参加者全員参加者リスト
海外からの招聘者
- クリスティン・クリ―マー(スミソニアン協会、国立アフリカ美術館副館長《米国》)
- ジョン・マック(イースト・アングリア大学教授《英国》)
- ジョージ・ムデンダ(ルサカ国立博物館館長《ザンビア》)
- アニトラ・ネトルトン(ウィットウォーターズランド大学教授《南アフリカ》)
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ジャン=エメ・ラクトゥアリスア
(国立東洋言語文化大学教授《フランス》/元アンタナナリヴォ大学附属芸術・考古学博物館館長) - メアリー・ヌーター・ロバーツ(カリフォルニア大学ロサンジェルス校教授《米国》)
国内参加者(館外)
- サムエル・アボン(元バフツ王宮博物館館長《カメルーン》)
- 小川了(東京外国語大学名誉教授)
- 亀井哲也(野外民族博物館リトルワールド主任学芸員)
- 栗本英世(大阪大学教授)
- 小馬徹(神奈川大学外国語学部教授)
- ウスビ・サコ(京都精華大学准教授)
- 佐々木重洋(名古屋大学准教授)
- 下休場千明(大阪芸術大学教授)
- 末原達郎(京都大学教授)
- 和崎春日(中部大学教授)