国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

研究会・シンポジウム・学会などのお知らせ

2013年3月21日(木)
《機関研究成果公開》公開ワークショップ「グローバル支援の人類学―市民社会間で互恵的紐帯をいかに形成するか」

  • 日時:2013年3月21日(木) 8:00~9:50
  • 場所:Marriott City Center Hotel(米国コロラド州デンバー市)
 

趣旨

アメリカ応用人類学会(Society for Applied Anthropology)第73回大会の分科会において、本研究の成果を発表することを目的とする。本事業の意義は、第一に、学会で発表することにより、同様の関心をもつ研究者と意見交換をすることが可能となる点にある。第二に、主としてアメリカの研究者に民博の機関研究を知ってもらい、今後の研究交流を促進することである。

プログラム

分科会「グローバル支援の人類学:市民社会間で互恵的紐帯をいかに形成するか」(座長:鈴木紀
岸上伸啓(国立民族学博物館)カナダ都市中心地のホームレス・イヌイット:モントリオール調査の結果から
陳天璽(国立民族学博物館)無国籍者の研究と支援:人類学の役割
内藤直樹(徳島大学)ケニアにおけるソマリ定着難民とホスト社会の社会経済的関係:下からの平和構築活動からの教訓
鈴木紀(国立民族学博物館)フェアトレード・ツーリズム:市場型倫理的消費からグローバル市民間の倫理的出会いへ