研究会・シンポジウム・学会などのお知らせ
-
2003年10月3日(金)
フォーラム「モンゴル高原における植林神話の再検討」 -
- 日時:2003年10月3日(金)
- 場所:国立民族学博物館 第4セミナー室
趣旨
中国内蒙古自治区では近年、沙漠化が進行し、その阻止や防砂を目的とした植林活動がさかんに行われてきた。また、モンゴル国では火災によって喪失した森林の回復や保全を目的とした植林も行われつつある。その一方で、植林の将来的効果は今日、抜本的に問われている。未来にかけて持続性のある環境保全活動をあらためて模索していく必要が生じている。そこで、植林活動に携わってきた方がたや研究者の知見を広く交換しあう場をもうけて、植林の意義について議論した。その成果は雑誌『科学』に掲載される予定である。(→『科学』2004年3月号 岩波書店に掲載)
(関連記事:読売新聞 2003年10月22日付・夕刊 / PDF:611KB)Program
趣旨説明 小長谷有紀 基調講演1 吉川賢(岡山大学農学部森林保全学・教授) 基調講演2 安部征雄(筑波大学農林工学系・教授)
事例1
柴田剛(ひょうご環境創造協会)「モンゴル国北部での実践」
事例2
宮木いっぺい(GNC)「モンゴル国ウランバートルでの実践」
コメント
バトジャルガル大使
事例3
セルゲレン(内モンゴル砂漠化防止植林の会)「中国内蒙古ホルチンでの実践」
事例4
新田均(地球緑化センター)「中国内蒙古オルドスでの実践」
コメント
加藤久和(名古屋大学法学部・教授・モンゴル森林再生国際フォーラム議長)
高見邦雄(緑の地球ネットワーク)
目黒伸一(国際生態学センター)フォーラム参加者40名