国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

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2011年1月29日(土)
国際ワークショップ「ヨーロッパ人類学の地平」

  • 日時:2011年1月29日(土) 10:30~18:00
  • 場所:国立民族学博物館 第4セミナー室
  • 定員:約80名
  • 使用言語:英語(同時通訳なし)
  • 事前申し込み必要:
    euro-anthro@idc.minpaku.ac.jp(国際ワークショップ担当)
  • 主催:国立民族学博物館 共催:早稲田文化人類学会
  • チラシダウンロード[PDF:594KB]

[お問い合わせ]
国際ワークショップ担当
E-mail:euro-anthro@idc.minpaku.ac.jp
国立民族学博物館
〒565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10番1号

 

趣旨

ヨーロッパ人類学は20世紀末から形をなしてきた研究領域である。本ワークショップは、ヨーロッパ人類学を現代人類学の一領野として位置付け、その可能性と課題を検討する。ヨーロッパ人類学の形成期の研究を担ったボワセベン教授(アムステルダム大学名誉教授)による基調講演につづいて、国立民族学博物館共同研究「ソシアル概念の再検討」(2006年10月~2010年3月)の議論を公開する。

プログラム

10:30 挨拶 須藤健一(国立民族学博物館館長)
10:35 趣旨説明 森明子(国立民族学博物館)
10:45 基調講演 Jeremy Boissevain(アムステルダム大学名誉教授)
“The Extending Horizons of Rural Malta: 1960-2010”
11:40 質疑応答
 コメント 宇田川妙子(国立民族学博物館)・北村暁夫(日本女子大学)
12:20~13:30 休 憩
13:30~15:00 研究発表 Yuko Shioji 塩路有子(阪南大学)
“An Anthropological Study of Charities: Social Activities and a Change of Community in the English Countryside”
研究発表 Hiroko Takenaka 竹中宏子(早稲田大学)
“Analysis of Le Sociel from a Perspective of Individual: A Case Study of Patrimonialization in Galicia, Spain”
討 論
15:10~16:40 研究発表 Erika Takahashi 高橋絵里香(学振PD/国立民族学博物館)
“Halfway down to Solitude: Ageing as the Process of Engagement/Disengagement through Social Welfare in Finland”
研究発表 Osamu Nakagawa 中川理(大阪大学)
“The Morality of Illegal Practice: French Farmers’ Conceptions of Globalization”
討 論
16:50~18:00 総合討論
 コメント Mohacsi, Gergely(慶応義塾大学・研究員)・渡辺公三(立命館大学)
● パネル
  • 石川真作(京都文教大学・研究員)
  • 植村清加(東京国際大学)
  • 大岡頼光(中京大学)
  • 田中英資(青山学院女子短期大学・非常勤講師)
  • 藤原久仁子(大阪大学・研究員)
  • 三浦敦(埼玉大学)
  • Joy Hendry(オックスフォード ブルックス大学・名誉教授)
● コーディネーター
  • 森明子(国立民族学博物館)

プロフィール

Jeremy Boissevain(基調講演)

アムステルダム大学・名誉教授。主にマルタ島など地中海島嶼部を対象に調査を続ける、地中海人類学・ヨーロッパ人類学の草分け的研究者。ソーシャル・ネットワーク論の先駆的研究者でもある。翻訳書に『友達の友達』(1986)、『ヨーロッパ儀礼の復活(仮)』(近刊)。

塩路有子

阪南大学・国際観光学部・教授。イギリスの観光人類学。『英国カントリーサイドの民族誌:イングリッシュネスの創造と文化遺産』(2003)、「ウチとソトの境界意識と『よりよい暮らし』の実現」(2009)など。

竹中宏子

早稲田大学・人間科学学術院・准教授。スペインの文化遺産に関する人類学。La Fiesta en la Ciudad: Antropologa de la Fiesta de San Lorenzo en Huesca (2003)、「集う–人間関係のなかで生きる」 (2010)など。

高橋絵里香

日本学術振興会特別研究員/国立民族学博物館。フィンランドの老年人類学。「自立のストラテジー:フィンランドの独居高齢者と在宅介護システムにみる個人・社会・福祉」(2008)、「福祉〈社会〉と人類学:二十世紀福祉思想にみるホリズム」(2009) など。

中川理

大阪大学・グローバルコラボレーションセンター・特任講師。フランスの経済人類学。「不確実性のゆくえ:フランスにおける連帯経済の事例を通して」(2009)、「社会をとらえなおす想像力:フランス・プロヴァンス地方の農民の事例」(近刊)など。

森明子(コーディネーター)

国立民族学博物館・教授。ベルリン、大都市の人類学。『土地を読みかえる家族―オーストリア、ケルンテンの歴史民族誌』(1999) 、『ヨーロッパ人類学―近代再編の現場から』(2004)など。