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2015年3月19日(木)
公開フォーラム「世界文化遺産『ナスカの地上絵』の研究と保護をめぐる国際協力」 -
チラシダウンロード[PDF:172KB]- 日時:2015年3月19日(木)14:00 - 16:30
- 場所:国立民族学博物館 第4セミナー室
- 一般公開(参加無料/申込不要/定員80名[先着順])
- 使用言語:日本語・スペイン語(逐語通訳あり)
- 主催:国立民族学博物館 科学研究費補助金基盤研究(S)「権力の生成と変容から見たアンデス文明史の再構築」(研究代表者:関雄二)
- 共催:山形大学人文学部 新学術領域研究「古代アメリカの比較文明論」計画研究A03「アンデス比較文明論」(研究代表者:坂井正人)
- 協力:古代アメリカ学会 文化遺産国際協力コンソーシアム
- 助成:国際交流基金
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お問い合わせ:
国立民族学博物館 関研究室
TEL: 06-6878-8252
E-mail:sekiken★idc.minpaku.ac.jp
※★を@に置き換えて送信ください。
南米アンデス地帯の海岸部に成立したナスカ社会、そこではアンデスの古代文化でも珍しい宗教的活動が見られた。乾燥した台地に無数の直線や幾何学図形、そして動植物の図像を描いたのである。これまでその意味は謎に包まれ、数多くの研究者の心を虜にしてきたが、近年、日本の山形大学のチームが現地の大学と共同で、これまでにないスケールで研究に取り組んでいる。しかし研究が進展する一方で、地上絵が日に日に破壊されていることを知る者は少ない。いったい破壊はどのように、またどうして起こるのであろうか。今回のフォーラムでは、地上絵に関する学術研究の成果を紹介するだけでなく、地上絵をとりまく深刻な状況、さらには研究者が文化遺産の保護にどのようにかかわることができるのかを提示してみたい。
プログラム
14:00 - 14:05 あいさつ
関雄二(国立民族学博物館)14:05 - 15:05 「世界遺産ナスカの地上絵に関する学術研究と保護活動」
坂井正人(山形大学)15:05 - 16:05 「ナスカの学術調査と文化遺産保護」
ミゲル・パソス(ペルー国立ビジャレアル大学)16:05 - 16:30 質疑応答