国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

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2005年6月12日(日)
公開フォーラム「世界の博物館2005」

博物館は、有形無形の文化遺産を保存・継承する装置であるだけでなく、新たな文化を創造する装置でもあります。21世紀を迎えて新たな世界のあり方を構築することが求められている現在、博物館の役割はますます重要になりつつあります。
国立民族学博物館では、国際協力機構(JICA)からの委託をうけ、滋賀県立琵琶湖博物館と共同で、世界各地の博物館専門家を対象とした「博物館学集中コース」を実施しております。今年度の参加者は、グアテマラ、ケニア、コートジボアール、サウジアラビア、ザンビア、スリランカ、中華人民共和国、ペルー、ボリビアの9カ国、10名です。この機会に、これらの国々の博物館事情に触れ、あわせて博物館の可能性を考えることを目的に、公開フォーラムを開催することになりました。皆様のご参加をお待ちしています。

  • 日時:2005年6月12日(日) 13:30~17:00
  • 主催:国立民族学博物館 / 滋賀県立琵琶湖博物館 / 国際協力機構
 

プログラム

  • 13:30~13:40 主催者挨拶
  • 13:40~14:30 基調講演 大塚和義(大阪学院大学教授・国立民族学博物館名誉教授)
             演題「先住民と博物館」
      現在、グローバル化の動きの中で、世界の先住民がさまざまな問題に直面しています。
      先住民文化の継承と発展に向けて、博物館という装置がいかなる役割を果たせるのかをお話します。
  • 〈休 憩〉
  • 14:45~16:45 海外の博物館専門家による発表(4名を予定)
  • 16:45~16:55 総括
  • 16:55~17:00 閉会の辞
 

会場

大阪大学中之島センター 10F
佐治敬三メモリアルホール(大阪市北区中之島4丁目3番53 TEL 06(6444)2100)
 *駐車場はございません。公共交通機関をご利用下さい。

電車によるアクセス
 ・阪神本線 福島駅より 徒歩約9分 ・JR東西線 新福島駅より 徒歩約9分 ・JR環状線 福島駅より 徒歩約12分
 ・地下鉄四つ橋線 肥後橋駅より 徒歩約10分 ・地下鉄御堂筋線 淀屋橋駅より 徒歩約1616分

バスによるアクセス
 ・大阪市バス(53系統・75系統) 大阪駅前バスターミナル → 田蓑橋 下車 徒歩1分

申込先

国立民族学博物館「博物館学集中コース」事務局
〒565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1
TEL&FAX:06(6878)8250 hakusemi★idc.minpaku.ac.jp 

参加ご希望の方は6月9日まで必着にて、郵便番号、住所、氏名、電話番号、FAX番号、E-mailアドレスを明記のうえ、ハガキ、FAX、E-mailのいずれかにてお申し込み下さい。
先着160名。定員になり次第、締切りとさせていただきます。定員を超えた場合のみご連絡いたします。
定員内でご参加いただける場合には、とくにご連絡致しませんので予めご了承下さい。