国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

研究会・シンポジウム・学会などのお知らせ

【募集締切】2013年9月27日(金)
《募集要項》平成25年度みんぱく若手研究者奨励セミナー 「アートを考える――人類学からのアプローチ」

チラシダウンロード[PDF:1.6MB]

国立民族学博物館では、若手研究者による本研究機関の共同利用を促進するため、「みんぱく若手研究者奨励セミナー」を開催します。つきましては、全国の博士後期課程の大学院生およびPDを対象に参加者を募集します。本年度の当セミナーでは、本館の機関研究「マテリアリティの人間学」をテーマに、本館教員による発表に続いて、参加者による個人研究発表を行ないます。その際、参加者のなかから優秀発表者を選出し、「みんぱく若手セミナー賞」を授与します。また、共同研究(若手)などの本館の共同利用制度の紹介、図書室や展示・収蔵庫などの施設案内も合わせて実施します。ご応募をお待ちしています。

 
1.開催期間 平成25年11月20日(水)~11月22日(金)の3日間
2.開催場所 国立民族学博物館 第6セミナー室(本館2F)
3.テーマ 「アートを考える――人類学からのアプローチ」
本館の機関研究「マテリアリティの人間学」では、グローバル化が進む状況におけるモノと人との関係を、人類学を核としつつ学際的に再検討し、新しい社会理論の構築を目指しています。本年度のセミナーでは、「アート」に焦点を当てた研究を幅広く募集します。想定されるキーワードとして、文化表象、文化遺産、記憶、美術館、博物館、工芸品・民芸品、エスニックアート、芸能、音楽、映像、パフォーマンス、ファッション、布、食、景観、建築、著作権、モード、消費などが挙げられます。
4.セミナーの内容 (1)本館の共同利用制度の紹介
(2)施設案内
(3)本館教員による発表(各60分)
  ⅰ)吉田憲司「アートと人類学のあいだ」
  ⅱ)飯田卓「くらしに伝わる技の遺産化:マダガスカルの事例より」
(4)参加者による研究発表:50分(発表30分、質疑応答20分)の持ち時間のなかで研究発表をおこない、質問・コメントを受ける。
5.表彰制度 (1)優秀発表者の選定:優秀発表者を選定し「みんぱく若手セミナー賞」を授与する。受賞者はHP等で公表する。
(2)セミナー終了後、参加者の発表要旨はHP等で公表する。また、参加者は全員『国立民族学博物館研究報告』(査読有)への投稿資格を得る。
6.応募資格 日本国内の大学院博士後期課程の大学院生あるいはPD、または左記に相当する研究歴を有し、積極的に参加する意志を持つ者。
※ただしフィールドワークに基づく研究発表をおこなうことが望ましい。
7.募集人数 約10名
8.参加費 無料(参加者には人間文化研究機構の規定にもとづき旅費・宿泊費を支給)
9.応募方法 以下の書類を応募先に郵送する。
(1)履歴書 ダウンロードはこちら[xls:45KB]
(2)発表要旨(1200字程度で発表内容を記載、様式自由)
(3)その他の要望
※特別な補助等が必要な場合には、その旨明記すること。
10.応募/お問い合わせ先 〒565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1
国立民族学博物館 研究協力課共同利用係 宛
E-MAIL:kyodok☆idc.minpaku.ac.jp ※☆を@に変更して送信ください。
TEL:06-6878-8347(ダイヤルイン)
11.応募締切 平成25年9月27日(金)必着
12.参加者の決定 応募書類にもとづき本館研究戦略センターにおいて選考の上、10月中旬に通知する。
13.その他 (1)セミナー開催期間中の宿泊場所は、各参加者が手配すること。
(2)参加者はセミナーの全日程に参加すること。
(3)応募書類は返却しない。