国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

スタッフの紹介

橋本沙知
橋本沙知HASHIMOTO Sachi
情報管理施設共同利用型科学分析室・プロジェクト研究員
専門分野
  • 保存科学
各個研究
個人ホームページ

略歴

  • 同志社大学文学部文化学科美学及び芸術学専攻卒業後、(公財)元興寺文化財研究所を経て、2018年より民博。
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研究のキーワード

保存科学

現在の研究課題

  1. 文化財や博物館資料を対象とした一次的な非破壊調査や材質分析、分析設備の共同利用のためのオペレーション業務、博物館環境の調査分析

所属学会

文化財保存修復学会、日本文化財科学会

主要業績

「みんぱくにおける収蔵方法改善の取り組み」、『博物館への挑戦-何がどこまでできたのか-』日髙真吾・園田直子編、146-154頁、三好企画、2008年
「博物館職員による民族資料を対象とした殺虫処理法―業務用フリーザーを用いた低温処理―」、『文化資源の高度活用有形文化資源の共同利用を推進するための資料管理基盤形成』、71-76頁、大学共同利用機関法人人間文化研究機構、2008年
「博物館職員による民族資料を対象とした殺虫処理法―使い捨てカイロを用いた小型資料用高温処理―」、『文化資源の高度活用有形文化資源の共同利用を推進するための資料管理基盤形成』、83-88頁、大学共同利用機関法人人間文化研究機構、2008年

経歴詳細

学位
  • 2004年3月 学士(文学)同志社大学文学部文化学科
学歴・職歴
  • 2004年3月 同志社大学文学部文化学科美学及び芸術学専攻 卒業
  • 2004年4月 国立民族学博物館 技術補佐員(~2007年3月)
  • 2007年4月 財団法人元興寺文化財研究所 研究補佐員(~2018年3月)
  • 2018年4月 国立民族学博物館 プロジェクト研究員(2018年4月~現在)

業績詳細

論文など
 
“Characterization of Asian paper using Py-GC/MS: Application of the method at the National Museum of Ethnology, Osaka”Naoko SONODA, Sachi HASHIMOTO, “Development of a new analytical method using pyrolysis and comprehensive two-demensional gas chromatograph mass spectroscopy (Py-GCxGC/MS) for the characterization of Japanese paper, washi”, 2019.3 Tokyo University of the Arts and The Center for Research on Preservation(CRC)
 
「生物被害の予防措置を目的とした低酸素濃度環境下での封入保管」園田直子、日髙真吾、小関万緒、西澤昌樹、橋本沙知、和髙智美、河村友佳子『文化財保存修復学会第40回大会研究発表要旨集』108-109頁、2018年
 
「展示期間と温湿度環境が掛け軸装絹本絵画に与える影響についての検証」橋本沙知、河村友佳子、日髙真吾、園田直子、和髙智美、岡岩太郎、川勝頌大『文化財保存修復学会第40回大会研究発表要旨集』118-119頁、2018年
 
「米原曳山祭「松翁山」の保存修復事例-地域密着型の保存体制の構築を目指して」日髙真吾、園田直子、末森薫、橋本沙知、和髙智美、河村友佳子『文化財保存修復学会第40回大会研究発表要旨集』132-133頁、2018年
 
「ハンディ型3Dスキャナーによる大型民俗文化財の形状記録とその検証-大津祭曳山「神功皇后山」からくり岩の事例から」河村友佳子、日髙真吾、園田直子、和髙智美、橋本沙知『文化財保存修復学会第40回大会研究発表要旨集』172-173頁、2018年
 
「3Dスキャナーを活用した津波碑の文字情報取得についての検証-高知県地震津波碑の事例から-」河村友佳子、日髙真吾、園田直子、末森薫、橋本沙知、和髙智美、日尾紀暁、余語珠未、山本彩乃『文化財科学会第35回大会研究発表要旨集』328-329頁、2018年