国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

スタッフの紹介

飯田卓
飯田卓IIDA Taku
人類文明誌研究部・教授
専門分野
  • 生態人類学・漁民研究
各個研究
  • 両大戦期間における日本とフランスの学術交流 ――とくに人類学と民族学、民俗学に着目して
個人ホームページ https://www.r.minpaku.ac.jp/heritage/index.html

略歴

  • 京都大学大学院人間・環境学研究科 博士後期課程 研究指導認定退学
  • 2000年より民博。

専門分野

漁民研究、アフリカ地域研究、生態人類学、人類学史、視覚メディアの人類学、文化遺産の人類学

研究のキーワード

マダガスカル、インド洋、日本、技術、知識、物質文化

現在の研究課題

  • マダガスカルにおける漁民文化と漁撈技術
  • 日本とアフリカにおける文化遺産の比較研究
  • 日本における人類学の受容と普及

所属学会

日本文化人類学会、日本アフリカ学会、地域漁業学会、日本オセアニア学会、生態人類学会、環境社会学会、Association of Critical Heritage Studies

主要業績

2019
(編著)『財団法人日本民族学協会附属民族学博物館(保谷民博)関係人名の研究(国立民族学博物館フォーラム型情報ミュージアム資料集1)』国立民族学博物館』
2017
(編著)『文化遺産と生きる』臨川書店
2017
(編著)『文明史のなかの文化遺産』臨川書店
2008
(単著)『海を生きる技術と知識の民族誌――マダガスカル漁撈社会の生態人類学』世界思想社

代表者を務めた研究プロジェクト

  • 科研「文化遺産の「社会的ふるまい」に関する応用人類学的研究――東部アフリカを事例に」(2019-2021)
  • 特別研究「デジタル技術時代の文化遺産におけるヒューマニティとコミュニティ」(2019-2021)
  • フォーラム型情報ミュージアムプロジェクト「アフリカ資料の多言語双方向データベースの構築」(2017-2020)
  • フォーラム型情報ミュージアムプロジェクト「日本民族学会附属民族学博物館(保谷民博)資料の履歴に関する研究と成果公開」(2016-2017)
  • 機関研究「文化遺産の人類学――グローバル・システムにおけるコミュニティとマテリアリティ」(2013-2015)
  • 科研「マダガスカルにおける森林資源と文化の持続―民族樹木学を起点とした地域研究」(2010-2012)
  • 共同研究「マダガスカルの文化的多様性に関する研究」(2006-2009)
  • 新領域開拓研究プロジェクト「多重メディア環境と民族誌」(2002-2003)
  • 科研「沿岸漁民の口頭伝承にもとづく、ローカルな経済史・環境史の構築」(2001-2002)

経歴詳細

学歴
  • 北海道大学理III系入学(1988)
  • 北海道大学文学部行動科学科移行(1990)
  • 北海道大学文学部行動科学科卒(1992)
  • 京都大学大学院人間・環境学研究科人間・環境学専攻修士課程修了(1994)
  • 京都大学大学院人間・環境学研究科人間・環境学専攻博士後期課程研究指導認定退学(1999)
職歴
  • 日本学術振興会特別研究員(DC1)(1994)
  • 日本学術振興会特別研究員(PD)(1999)
  • 国立民族学博物館助手(2000)
  • 国立民族学博物館 准教授(2008)
学位
  • 博士(人間・環境学)(京都大学 2000)
  • 学位論文:「マダガスカル沿岸漁民ヴェズにおける市場経済の受容-その生業と家計経済に関する人類学的研究」 京都大学大学院人間・環境学研究科(2000)

研究詳細

  • マダガスカルにおける漁民文化と漁撈技術
  • 日本の漁村における水産資源の管理と利用
  • 日本のマスメディアにおける異文化表象

主な研究対象は「漁民の生活」ですが、そこを出発点として、人間のいとなみと自然のかかわりについて広く見てきました。具体的には、漁撈技術、漁撈における慣行や規範、漁家経済の変化といった点に、自然のかかわりを見ることができます。最初のフィールドは北海道、次いで大学院のときに熱心に通っていたのはマダガスカルの漁村でした。最近は八重山諸島の漁村なども訪れ、これまでのフィールドと比較しながら漁村の変化について理解を深めていこうと思っています。

館全体の重点研究「トランスボーダー・コンフリクトの研究」(平成11~13年)のシンポジウムでは、マダガスカルの漁場開拓を題材に、出漁者と地元漁民の紛争を回避するメカニズムについて発表しました。近年目まぐるしく変化していく漁撈社会も、ある程度の秩序を保ちながら変化しているようです。

同じく重点研究「文化表象の博物館人類学的研究」(平成11~13年)では、「日本のマスメディアにおける異文化表象」という研究班を受け持ちました。これはその後、民博の新領域開拓研究「多重メディア環境と民族誌」として引き継がれています。メディア学などに関してシロウトの私がこういった問題を考え始めたのは、、日本のテレビ局にマダガスカルの友人を取材された経験がきっかけでした。メディアの専門家としてでなく、人類学者としての経験に基づいて自由な視野から問題をとらえ、あわよくば民博というメディアの方向性をも考えたいと思っています。

業績詳細

編著書
(1-a 単著書)
2014
『身をもって知る技法――マダガスカルの漁師に学ぶ』臨川書店。
2008
『海を生きる技術と知識の民族誌――マダガスカル漁撈社会の生態人類学』世界思想社。
(1-b 編著書・共著書)
2019
『財団法人日本民族学協会附属民族学博物館(保谷民博)関係人名の研究(国立民族学博物館フォーラム型情報ミュージアム資料集1)』国立民族学博物館。(英題:People Who Gathered at the Hoya Museum: Their Biographies and Contributions to the Collection (Info-Forum Museum Resources 1), National Museum of Ethnology)』
2017
『文化遺産と生きる』臨川書店。
2017
『文明史のなかの文化遺産』臨川書店。
2017
(朝倉敏夫と共編、飯田は第一編者)『日本民族学協会附属民族学博物館(保谷民博)旧蔵資料の研究(国立民族学博物館調査報告139)』国立民族学博物館。
2016
(河合洋尚と共編、飯田は第二編者)『中国地域の文化遺産――人類学の視点から(国立民族学博物館研究報告136)』国立民族学博物館。
2015
(高城玲/井上潤/小島摩文/清水郁郎/羽毛田智幸/原田健一/小林光一郎/因琢哉/岡田翔平と共著、飯田は第二著者)『国際常民文化研究叢書8 アチックフィルム・写真にみるモノ・身体・表象 [資料編]』神奈川大学国際常民文化研究機構。
2014
(東賢太朗/市野澤潤平/木村周平と共編、飯田は第四編者)『リスクの人類学――不確実な世界を生きる』世界思想社。
2013
(深澤秀夫・森山工と共編、飯田は第一編者)『マダガスカルを知るための62章』明石書店。
2013
(責任編集)国立民族学博物館(編)『霧の森の叡智――マダガスカル、無形文化遺産のものづくり』国立民族学博物館./National Museum of Ethnology (ed.) Handicrafting the Intangible: Zafimaniry Heritage in Madagascar. National Museum of Ethnology.
2012
(編著書)『マダガスカル地域文化の動態』国立民族学博物館。
2012
(弓削政巳、岩多雅朗、中山清美と共著、飯田は第三著者)『名瀬のまち いまむかし――絵地図から地籍図まで』南方新社.
2007
(印東道子と共同で責任編集、飯田は第二編者)国立民族学博物館(編)『オセアニア――海の人類大移動』昭和堂。
2005
(原知章と共編、飯田は第一編者)『電子メディアを飼いならす――異文化を橋渡すフィールド研究の視座』せりか書房. →せりか書房 詳細ページへ
論文
(2-a 雑誌論文)
2017
「戦後期南西諸島における爆薬漁――八重山諸島の事例」『島嶼研究』18 (1): 1-14.
2010
(Bram Tucker, Mr. Tsimitamby, Frances Humber, Sophie Benbowと共著、飯田は第5著者)Foraging for Development: A Comparison of Food Insecurity, Production, and Risk among Farmers, Forest Foragers, and Marine Foragers in Southwestern Madagascar. Human Organization 62 (4): 375-386.
2010
「ブリコラージュ実践の共同体――マダガスカル、ヴェズ漁村におけるグローバルなフローの流用」『文化人類学』75 (1): 60-80.
2007
「昭和30年代の海外学術エクスペディション――「日本の人類学」の戦後とマスメディア」『国立民族学博物館研究報告』31 (2), pp227-300
2005
(名和純と共著、飯田は第一著者)「奄美大島北部、笠利湾における貝類知識――エリシテーション・データをとおした人-自然関係の記述」『国立歴史民俗博物館研究報告』123, pp.153-183.
2004
「マレーシア東海岸における小規模漁民の経営と漁種選択」『地域漁業研究』44 (3), pp.1-22.
2004
「異文化のパッケージ化――テレビ番組と民族誌の比較をとおして」『文化人類学』69 (1), pp.138-158.
2001
「マダガスカル南西部ヴェズにおける漁撈活動と漁家経済」 『国立民族学博物館研究報告』26(1), pp.79-129.
2001
「マダガスカル南西海岸部における漁家経済と農家経済――生業と食生活の分析から」 『アフリカ研究』57, pp.37-54.
1998
Competition and Communal Regulations in the Kombu Kelp (Laminaria angustata) Harvest. Human Ecology 26 (3): 405–423.
1996
Decision-Making on Harvesting Kombu Kelp (Laminaria angustata) in Hidaka District, Hokkaido, Japan Anthropological Science 104 (1): 65–82.
(2-b 単行本分担執筆による論文)
2019
DiPLAS: Academic Image Platform for Twentieth-Century Photographs. In Naoko Sonoda (ed.) Conservation of Cultural Heritage in a Changing World (Senri Ethnological Studies 102), Suita: National Museum of Ethnology, pp. 165-174.
2019
「技術習得と知識共有――マダガスカル漁撈民ヴェズの事例から考える」杉島敬志(編)『コミュニケーション的存在論の人類学』臨川書店, pp. 304-342.
2019
「保谷民博資料と本書収録の人名について」飯田卓(編)『財団法人日本民族学協会附属民族学博物館(保谷民博)関係人名の研究(国立民族学博物館フォーラム型情報ミュージアム資料集1)』国立民族学博物館, pp. 2-7.
2019
Traveling and Indwelling Knowledge: Learning and Technological Exchange among Vezo Fishermen in Madagascar. In Keiichi Omura, Shiho Satsuka, Grant Jun Otsuki, and Atsuro Morita (eds.) The World Multiple: The Quotidian Politics of Knowing and Generating Entangled Worlds, London and New York: Routledge, pp. 190-204.
2018
「渋沢敬三と日本民族学協会」川島秀一(編)『渋沢敬三 小さき民へのまなざし(やま うみ かわ 別冊)』アーツアンドクラフツ, pp. 18-24.
2018
「マダガスカル島と海域アジアを結ぶネットワーク」小野林太郎・長津一史・印東道子(編)『海民の移動誌――ネットワークの地域間比較』昭和堂, pp. 66-84.
2018
Use of Explosives in the Southwestern Archipelago Immediately after World War II. In Giovanni Bulian and Yasushi Nakano (eds.) Small-Scale Fishery in Japan: Environmental and Socio-Cultural Perspectives, Venezia: Ddizioni Ca’ Fostari, pp. 15-30. (http://doi.org/10.14277/6969-226-0/ CFJS-8-1)
2017
「海で遊び、生きかたを学ぶ――マダガスカルの漁民ヴェズ」清水貴夫・亀井伸孝(編)『子どもたちの生きるアフリカ』昭和堂, pp. 196-208.
2017
「「人間不在の文化遺産」という逆説」飯田卓(編)『文化遺産と生きる』臨川書店, pp. 12-35.
2017
「商品化と反商品化――マダガスカル山村の無形文化遺産」飯田卓(編)『文化遺産と生きる』臨川書店, pp. 315-342.
2017
「人類的課題としての文化遺産――二つの文化が出会う現場」飯田卓(編)『文明史のなかの文化遺産』臨川書店, pp. 12-35.
2017
「本書の成立と保谷民博資料の来歴について」飯田卓/朝倉敏夫(編)『日本民族学協会附属民族学博物館(保谷民博)旧蔵資料の研究(国立民族学博物館調査報告139)』国立民族学博物館, pp. 3-13.
2016
「家屋の堅牢さと手軽さ――マダガスカルのくらし」藤木庸介(編)『住まいがつたえる世界のくらし――今日の居住文化誌』世界思想社, pp. 101-114.
2016
(河合洋尚と共著、飯田は第一著者)「序」河合洋尚/飯田卓(編)『中国地域の文化遺産――人類学の視点から(国立民族学博物館研究報告136)』国立民族学博物館, pp. 1-17.
2015
「昭和初期の公共視覚メディア――渋沢民具学における映画と博物館」『国際常民文化研究叢書10 アチックフィルム・写真にみるモノ・身体・表象 [論文編]』神奈川大学国際常民文化研究機構, pp. 245-267.
2015
「人類学者はなぜ遊んでいるようにみえてしまうのか?」床呂郁哉(編)『人はなぜフィールドに行くのか――フィールドワークへの誘い』東京外国語大学出版会, pp. 94-107.
2014
「渋沢敬三にかかわる研究ネットワーク」近藤雅樹追悼企画実行委員会(企画・発行)大国正美/水口千里(編)『魅せる! 超フォークロア――近藤雅樹ワールドの探検』神戸新聞総合出版センター, pp. 21-26.
2014
「自然と向きあうための技術的対応と社会的調整――マダガスカル、ヴェズ漁民が生きぬく現在」東賢太朗/市野澤潤平/木村周平/飯田卓(編)『リスクの人類学――不確実な世界を生きる』世界思想社, pp. 262-284.
2014
「共有のためのメディア――戦後マスメディア史からみた映像人類学の可能性」村尾静二/箭内匡/久保正敏(編)『映像人類学(シネ・アンスロポロジー)――人類学の新たな実践へ』せりか書房, pp. 176-194.
2013
「文化の象徴としての家」国立民族学博物館(編)『霧の森の叡智――マダガスカル、無形文化遺産のものづくり』国立民族学博物館, pp. 48-55.
2013
The House as a Cultural SymbolIn National Museum of Ethnology (ed.) Handicrafting the Intangible: Zafimaniry Heritage in Madagascar. National Museum of Ethnology, pp. 48-55.
2013
「焼畑から受け継いだ粗さと細やかさ」国立民族学博物館(編)『霧の森の叡智――マダガスカル、無形文化遺産のものづくり』国立民族学博物館, pp. 68-75.
2013
Roughness and Delicacy: A Legacy from the Making of Swidden FieldsIn National Museum of Ethnology (ed.) Handicrafting the Intangible: Zafimaniry Heritage in Madagascar. National Museum of Ethnology, pp. 68-75.
2012
「ノマディズムと遠距離通信――マダガスカル、ヴェズ漁民における社会空間の重層化」杉本星子(編)『情報化時代のローカル・コミュニティ―ICTを活用した地域ネットワークの構築(国立民族学博物館調査報告106)』国立民族学博物館, pp. 227-245.
2012
「道路をバイパスしていく電波――マダガスカルで展開するもうひとつのメディア史」羽渕一代・内藤直樹・岩佐光広(編)『メディアのフィールドワーク――アフリカとケータイの未来』北樹出版, pp. 36-49.
2012
「漁師と船乗り――マダガスカルとモザンビークにおける漁村伝統の対照性」松井健・野林厚志・名和克郎(編)『生業と生産の社会的布置――グローバリゼーションの民族誌のために(国立民族学博物館論集 1)』岩田書院, pp. 125-148.
2012
「南西諸島の景観保護と環境の未来――奄美大島、名瀬地区にみる景観大変動」内山純蔵・カティ・リンドストロム(編)『東アジア内海文化圏の景観史と環境3 景観から未来がみえる』昭和堂, pp.194-211.
2012
「地域研究の舞台としてのマダガスカル――序にかえて」飯田卓(編)『マダガスカル地域文化の動態』国立民族学博物館, pp. 5-22.
2012
「マダガスカルの船、造船、操船――シングル・アウトリガー式カヌーを中心にみた技術交流」飯田卓(編)『マダガスカル地域文化の動態』国立民族学博物館, pp. 101-147.
2012
「近代空間としての名瀬市」弓削政巳/岩多雅朗/飯田卓/中山清美『名瀬のまち いまむかし――絵地図から地籍図まで』南方新社, pp. 109-149.
2011
「日本人類学と視覚的マスメディア――大衆アカデミズムにみる民族誌的断片」山路勝彦(編)『日本の人類学――植民地主義、異文化研究、学術調査の歴史』関西学院大学出版会, pp. 611-670.
2011
「海をめぐる無形の資本――マダガスカルの漁村から資源管理論を問い直す」松本博之(編)『海洋環境保全の人類学――沿岸水域利用と国際社会』(国立民族学博物館調査報告97), pp. 73-90.
2010
Les maisons Bara. Eve-Jay Hopkins (ed.) A Madagascar: Photographies de Jacques Faublée, 1938-1941, Musée d'ethnographie de Genève, pp. 18-19.
2010
「戦後学術調査の黎明――京都大学カラコラム・ヒンズークシ学術探検隊」梅棹忠夫(監修)カラコルム/花嫁の峰 チョゴリザ 刊行委員会(編)『カラコルム/花嫁の峰 チョゴリザ――フィールド科学のパイオニアたち』京都大学学術出版会, pp. 3-25.
2010
「エクスペディション映画の系譜――20世紀前半の国産記録映画をふり返る」梅棹忠夫(監修)カラコルム/花嫁の峰 チョゴリザ 刊行委員会(編)『カラコルム/花嫁の峰 チョゴリザ――フィールド科学のパイオニアたち』京都大学学術出版会, pp. 205-239.
2010
「交易の島から展望する「三つの生態学」――東アフリカ、ムワニ世界の漁師たち」木村大治/北西功一(編)『森棲みの生態誌――アフリカ熱帯林の人・自然・歴史 I』京都大学学術出版会, pp. 77-98.
2009
「涙を断ち切る文化――マダガスカル南西部ヴェズ社会における死者への態度」今関敏子(編)『涙の文化学』青簡舎, pp. 89-103.
2009
「漁業――基幹産業への昇格をめざして」中井精一/東和明/ダニエル・ロング(編)『南大東の人と自然』南方新社, pp. 54-73.
2008
「情報産業論――世相と未来を見とおす導きの書」石毛直道/小山修三(編)『梅棹忠夫に挑む』中央公論社, pp.103-127.
2008
「マダガスカルの多様な文化と社会」池谷和信/武内進一/佐藤廉也(編)『新世界地理 大地と人間の物語12 アフリカII:バントゥアフリカ、西アフリカ沿岸部、島嶼部』朝倉書店, pp. 809-821.
2008
「ミケアとヴェズ――マダガスカル南西部の採食民」福井勝義/竹沢尚一郎/宮脇幸生(編)『講座世界の先住民族5 サハラ以南アフリカ』明石書店, pp. 303-317.
2005
「電子メディアを飼いならす」飯田卓/原知章(編)『電子メディアを飼いならす――異文化を橋渡すフィールド研究の視座』せりか書房, pp. 8-30.
2005
(松田凡/赤嶺淳と共著、飯田は第三著者)「映像の体験化――大学講義の現場から」飯田卓/原知章(編)『電子メディアを飼いならす――異文化を橋渡すフィールド研究の視座』せりか書房, pp. 126-143.
2005
The Past and Present of Coral Reef Fishing Economy in Madagascar: Implications for the Self-Determination of Resource Use. In N. Kishigami and J. Savelle (eds.) Indigenous Use and Management of Maritime Resources. (Senri Ethnological Studies 67), pp.237–258. Osaka: National Museum of Ethnology.
2002
「旗持ちとコンブ漁師――北の資源をめぐる制度と規範」 松井健(編) 『講座生態人類学6 核としての周辺』 京都大学学術出版会, pp.7-38.
2002
「漁場境界のジレンマ――マダガスカル漁民社会におけるナマコ資源枯渇への対応と紛争回避」 秋道智彌/岸上伸啓(編) 『紛争の海――水産資源管理の人類学』 人文書院, pp.107-125.
2000
「インド洋のカヌー文化――マダガスカル沿岸漁民ヴェズの村から」 尾本惠一/濱下武志/村井吉敬/家島彦一(編) 『海のアジア2 モンスーン文化圏』 岩波書店, pp.181-207.
(2-c 学位論文)
2000
「マダガスカル沿岸漁民ヴェズにおける市場経済の受容――その生業と家計経済に関する人類学的研究」 京都大学大学院人間・環境学研究科博士論文.
1994
「沿岸水産資源の利用と管理に関する生態人類学的研究――北海道日高地方のコンブ採取の分析」 京都大学大学院人間・環境学研究科修士論文.
1992
「昆布採取社会の生態人類学的研究」 北海道大学文学部卒業論文.
(2-d 報告書)
2018
「北海道におけるコンブ養殖の半世紀」韓国国立民俗博物館・日本国立歴史民俗博物館(編)『学術交流の報告書 韓日海洋民俗誌』國立民俗博物館, pp. 120-135.
2018
「홋카이도 다시마 양식의 반세기」한국 국립민속박물관/일본 국립역사민속박물관(編)『한일학술교류보고서 한일해얀민숙지――한일 문화가 교차하는 공간, 바다』국립민속박물관, pp. 102-119.
2016
(西本希呼/ラザフィアリヴニ・ミシェル/深澤秀夫と共編訳、飯田は第一編訳者)『マダガスカルの民話II――ヴェズ・マシクル・タンドゥルイ・ベツィミサラカ・ツィミヘティ』東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所。
2015
「マダガスカル南西部のサンゴ礁利用をめぐる複ゲーム状況」「自然と文化」人間文化研究機構 連携研究『自然と文化』事務局(編)『人間文化研究機構 連携研究「アジアにおける自然と文化の重層的関係の歴史的解明」最終年度報告書』大学共同利用機関法人 人間文化研究機構, pp. 457-463.
2013
「アチックフィルムと戦後日本の映像人類学・映像民俗学」『国際常民文化研究機構年報』4: 250-251.
2012
「国立民族学博物館の民具資料とアチック写真・フィルム」『国際常民文化研究機構年報』3: 316-317.
2008
「モザンビーク北部キリンバ島の漁撈活動――島のくらしが育てた『人にむきあう姿勢』」『熱帯アフリカにおける自然資源の利用に関する環境史的研究』平成17年度~平成19年度科学研究費補助金研究 基盤研究B(研究課題番号17401031、研究代表者:池谷和信)成果報告書, pp.8-45.
2006
「ヴェズ漁民社会の持続的漁業をめぐる動向」『地方独立制移行期マダガスカルにおける資源をめぐる戦略と不平等の比較研究』平成14年度~平成17年度科学研究費補助金研究 基盤研究A (1)(研究課題番号14251004、研究代表者:深澤秀夫)成果報告書, pp.7-19.
2006
(吉田憲司と共編、飯田は第二編者)『アフリカ・バントゥ文明の技術誌的研究――博物館国際協力による、その拡大の歴史の解明』平成14年度~平成17年度科学研究費補助金研究 基盤研究A (1)(研究課題番号14251011、研究代表者:吉田憲司)成果報告書。
2006
「マダガスカルの民族技術誌的研究」『アフリカ・バントゥ文明の技術誌的研究――博物館国際協力による、その拡大の歴史の解明』平成14年度~平成17年度科学研究費補助金研究 基盤研究A (1)(研究課題番号14251011、研究代表者:吉田憲司)成果報告書, pp. 67-69.
2006
「資源の商品化からみたマダガスカルの生態史」『マダガスカルの生命系における共生と多様性』平成15年度~平成17年度科学研究費補助金研究 基盤研究A(研究課題番号15255007、研究代表者:長谷川政美)成果報告書, pp. 1-10.
2003
「マダガスカルにおけるサンゴ礁漁業の過去と現在――自律的資源利用の展望」岸上伸啓(編)『海洋資源の利用と管理に関する人類学的研究(国立民族学博物館調査報告46)』国立民族学博物館, pp.345-369.
2003
「マレーシア東海岸における小規模漁民の経営と漁種選択」『東・南シナ海の沿岸域における水産資源の利用とそれをめぐる民族ネットワークの研究:平成13、14年度文部科学省科学研究費補助金研究 基盤研究B (1)(研究課題番号13480018、研究代表者:田和正孝)成果報告書』, pp.107-124.
2003
「メディア飽和時代における異文化理解」『科学研究費補助金基盤研究【企画調査】「文明的世界秩序の構築と我が国の文化的安全保障」シンポジウム 文明の衝突と現代世界――文化的安全保障の可能性 報告書』p.4.
(2-e 論文に準ずる雑誌記事)
2018
「データベース構築にむけた資料情報の整理」『民博通信』161: 10-11.
2017
「民博の原点を伝える保谷民博コレクション」『民博通信』157: 10-11.
2017
「最前線のアフリカ マダガスカルで考える、文化と無形文化遺産」『Academic Journalism SYNODOS』2017年5月24日(http://synodos.jp/international/19750).
2016
Authentic Change in the Transmission of Intangible Cultural HeritageMinpaku Anthropology Newsletter 42: 1-3.
2016
「無形文化遺産の継承における「オーセンティックな変更・変容」『民博通信』153: 4-9.
2015
「和食は誰のものか?――公開フォーラムが投げかけた問い」『民博通信』149: 10-11.
2014
「「文化遺産の人類学」とはなにか」『民博通信』145: 8-9.
2013
「文化遺産を受け継ぐコミュニティのあたらしいかたち」『民博通信』141: 10-11.
2013
Exhibition ‘Zafimaniry Style: Life and Handicrafts in the Mist Forest of Madagascar.’ Minpaku Anthropology Newsletter 36: 9-10.
2012
「経験を受け継ぐということ――マダガスカルの漁村から」『民博通信』136: 2-7.
2011
Umesao’s Theory of Information IndustryMinpaku Anthropology Newsletter 32: 6-7.
2009
Canoes and Resource Management in MadagascarMinpaku Anthropology Newsletter28: 14-16.
2008
「プロジェクト 多様性のホットスポット――共同研究 マダガスカルの文化的多様性に関する研究」『民博通信』122: 18-19.
2005
「紀行 よびおこされる底辺の記憶――フランス海外県・レユニオン島」『民博通信』109: 29-32.
2003
Packaging Other Cultures: Japanese TV Production and EthnographyMinpaku Anthropology Newsletter 17: 3-5.
2003
(雑誌責任編集)「マスメディア社会に向き合う人類学」『民博通信』102: 1-17.
2003
「異文化をプロデュースする――テレビ番組と民族誌」『民博通信』102: 2-5.
2001
「イメージの中の漁民――ある海外ドキュメンタリー番組の分析」『民博通信』92: 81-95.
1997
「漁民の居場所と農民の居場所――マダガスカルでのタイムアロケーション調査から」『生態人類学会ニュースレター』3: 1-3.
(2-f 書評・論評)
2019
書評「高田明.『相互行為の人類学――「心」と「文化」が出会う場所』新曜社,2019年,248p.」『アジア・アフリカ地域研究』19 (1): 68-71.(DOI: 10.14956/asafas.19.68)
2017
「早稲田大学赤道アフリカ遠征隊の現代的意義」ナワビアハマッド矢麻・余語琢磨(編)『アフリカ横断一万粁――関根吉郎とアフリカ・マヤ資料コレクション』早稲田大学會津八一記念博物館、pp. 9-10.
2017
「書評 鈴木正崇編『アジアの文化遺産――過去・現在・未来』」『文化人類学』81 (4): 739-741.
2015
「書評 高倉浩樹・滝澤克彦(編)『無形民俗文化財が被災するということ――東日本大震災と宮城県沿岸部地域社会の民俗誌』」『文化人類学』79 (4): 480-482.
2015
Toward an Anthropology of Heritage PracticesThe Newsletter of International Institute for Asian Studies 70: 46.
2014
「書評 北窓時男著『海民の社会生態誌――西アフリカの海に生きる人びとの生活戦略』」『アフリカ研究』84: 70-71.
2013
「新刊紹介 飯田卓・深澤秀夫・森山工 編『マダガスカルを知るための62章』」『アフリカ研究』83: 87.
2009
「活動たゆまぬ梅棹山脈――『梅棹忠夫に挑む』の刊行にちなんで」『季刊民族学』127: 105.
2007
「書評 白川千尋著『南太平洋における土地・観光・文化――伝統文化は誰のものか』」『民博通信』116: 25.
2005
「コメント(辻貴志「パラワン島南部におけるモルボッグの漁撈活動の展開」に対して)」『エコソフィア』16: 86.
1998
「書評 森山工著『墓を生きる人々――マダガスカル、シハナカにおける社会的実践』」『アフリカ研究』53: 39-41.
記事
(3-a 事典などの項目執筆、コラム)
2019
「石倉久太郎」「伊藤力」「揖斐仙次郎」「岩片白銅」「梅原達治」「江上恒之」「大賀一郎」「大沢三千三」「岡長平」「岡本三郎」「岡本信三」「小田原洋二郎」「金森」「河合雅雄」「河部利夫」「河村広平」「久保昌二」「窪田五郎」「熊谷辰治郎」「耕三寺弘三」「後藤謙三」「後藤貞夫」「小林英夫」「コンクリン、ハロルド」「佐藤三次郎」「佐藤弘」「更科公護」「志道吉次」「篠遠喜彦」「渋沢」「島口雅光」「東海林貞吉」「白井一二」「白石喜太郎」「杉山みつゑ」「高野進芳」「高橋哲雄」「高畑新之助」「滝川太郎」「竹内孝一」「太刀川総司郎」「田中梅治」「田辺主計」「田村正徳」「丹田昭一郎」「長重九」「長曽我部木人」「筑紫武門」「中尾佐助」「西村朝日太郎」「額田巌」「朴春錫」「橋詰延寿」「樋口秀雄」「日高松男」「平野元三郎」「ビルケット=スミス、カイ」「古河静江」「細貝平作」「丸橋富五郎」「水原洋城」「三宅宗悦」「宮本延人」「村上長次郎」「森脇太一」「山口常助」「結城次郎」「和田格」「A・M」「営林署」「コロンビア政府」「松濤館」「西北ネパール学術探検隊」「第一銀行」「田子町教育委員会」「東宝」「日本民族学協会」「巻町公民館」(以上、飯田の単著)「大瀧新蔵」「簗瀬義一」「山貝如松」(以上、卯田宗平との共著、飯田は第二著者)
2018
Fishing and Hunting. In National Museum of Ethnology (ed.) National Museum of Ethnology Exhibition Guide, Osaka: National Museum of Ethnology, pp. 190-193.
2017
「マダガスカル共和国」中牧弘允(編)『世界の暦文化事典』丸善出版, pp. 320-323.
2017
「動物をしとめる漁具と狩猟具」『国立民族学博物館展示案内』国立民族学博物館, pp. 190-193.
2017
「はじめに」『文化遺産と生きる』臨川書店, pp. 1-2.
2017
「おわりに」『文化遺産と生きる』臨川書店, pp. 395-398.
2017
「はじめに」『文明史のなかの文化遺産』臨川書店, pp. 1-2.
2017
「おわりに」『文明史のなかの文化遺産』臨川書店, pp. 364-366.
2016
「海に生きる人々――インド洋沿岸の生活」『中学社会 地理的分野』日本文教出版, pp. 24-25.
2014
「あとがき」東賢太朗/市野澤潤平/木村周平/飯田卓(編)『リスクの人類学――不確実な世界を生きる』世界思想社、pp. 329-330.
2014
「生物多様性」国立民族学博物館(編)『世界民族百科事典』丸善, pp. 642-643.
2014
「映像メディア」国立民族学博物館(編)『世界民族百科事典』丸善, pp. 728-729.
2014
「漁業と漁村社会」日本アフリカ学会(編)『アフリカ学事典』昭和堂, pp. 280-281.
2014
「《クラ》――理解をこばむ他者」村尾静二/箭内匡(編)『映像人類学(シネ・アンスロポロジー)――人類学の新たな実践へ』せりか書房, pp. 261-263.
2014
「大島渚のテレビ報道〈忘れられた皇軍〉」村尾静二/箭内匡(編)『映像人類学(シネ・アンスロポロジー)――人類学の新たな実践へ』せりか書房, pp. 263-264.
2014
「はしご」「イメージの力」実行委員会(編)『イメージの力』国立民族学博物館、p. 262.
2013
「マダガスカル(マダガスカル共和国)」(「ウニラヒ川」「パンガラヌ運河」「ベツィブカ川」「マングキ川」「アラウチャ湖」)高橋裕/寶馨/野々村邦夫/春山成子(編)『全世界の河川事典』丸善出版, p. 789.
2013
「ブッタイ」国立民族学博物館(編)『特別展 渋沢敬三記念事業屋根裏部屋の博物館 ATTIC MUSEUM』国立民族学博物館, p. 113.
2013
「背負い運搬具」国立民族学博物館(編)『特別展 渋沢敬三記念事業屋根裏部屋の博物館 ATTIC MUSEUM』国立民族学博物館, pp. 126-134.
2013
「薩南十島調査の意味」国立民族学博物館(編)『特別展 渋沢敬三記念事業屋根裏部屋の博物館 ATTIC MUSEUM』国立民族学博物館, p. 142.
2013
(深澤秀夫/森山工との共著)「はじめに」飯田卓/深澤秀夫/森山工(編)『マダガスカルを知るための62章』明石書店, pp. 3-5.
2012
「「基本的な生業」の持続と、ビジネス・チャンスの拡大」羽渕一代・内藤直樹・岩佐光広(編)『メディアのフィールドワーク――アフリカとケータイの未来』北樹出版, pp. 100-101.
2012
「アナンツヌ湾」「アラウチャ湖」「アンカズアブ」「アンカラチャ山地」「アンカラナ山地」「アンカラファンツィカ」「アンダシベ」「アンタナナリヴ」「アンタラハ」「アンヂンギチャ山地」「アンツィラベ」「アンツィラナナ」「アンツヒーヒ」「アンディラメーナ」「アントゥンギラ湾」「アンバトゥ・ブエニ」「アンバトゥンヂャザーカ」「アンパニヒ」「アンバラヴァウ」「アンバンザ」「アンビルベ」「アンブアサーリ」「アンブシチャ」「アンブヒマンガ」「イサル山地」「イフシ」「ヴァンガインヂャヌ」「ウニラヒ川」「ヴヒペヌ」「ヴヒメナ岬」「キリンディ」「サンバヴァ」「ソネラナ・イヴング」「ツァラタナナ山地」「ツィリビヒナ川」「ツィルアヌマンディーディ」「ツィンギ・ド・ベマラハ」「トゥアマシナ」「トゥリアラ」「トラナル」「ヌシ・ベ」「ファラファンガナ」「フィアナランツア」「フェヌアリヴ」「ブバウンビ岬」「ブラハ島」「ベザハ」「ベツィブカ川」「ベチュカ」「ベティウキ」「ベレンティ」「マエヴァタナナ」「マスアラ半島」「マダガスカル」「マダガスカル島」「マナカラ」「マハヴェルナ」「マハザンガ」「マナンザーリ」「マハブ」「マルアンツェチャ」「マルヴアイ」「マンガベ島」「マングキ川」「マンザ」「マンタスア」「ミアンヂヴァズ」「ムラマンガ」「ムルンダヴァ」「ラヌマファナ」「ルクベ」(71項目)竹内啓一(総編集)熊谷圭知/山本健兒(編集幹事)加藤博/島田周平(編)『世界地名大事典3 中東・アフリカ』朝倉書店.
2012
「はじめに」弓削政巳/岩多雅朗/飯田卓/中山清美『名瀬のまち いまむかし――絵地図から地籍図まで』南方新社, pp. 35-40.
2011
「海に生きる人々――インド洋のくらし」『中学社会 地理的分野』日本文教出版, pp. 26-27.
2011
「シューティングとモンタージュ」新井一寛/岩谷彩子/葛西賢太(編)『映像にやどる宗教 宗教をうつす映像』せりか書房, pp. 220-222.
2011
「「梅棹忠夫著作集」全22巻解題 第16巻 山と旅」特別展「ウメサオタダオ展」実行委員会(編)『梅棹忠夫――知的先覚者の軌跡』財団法人千里文化財団, p. 139.
2010
「サンゴ礁がはぐくむ民俗知――豊かな生物相に根ざす漁撈文化」総合地球環境学研究所(編)『地球環境学事典』弘文堂, pp. 210-211.
2009
「はかり」「自然相手の仕事」「教室を出て学ぶ」「開拓者としての漁民」「マダガスカルまで6000キロ」国立民族学博物館(監修・編)『旅・いろいろ地球人』淡交社, p. 14, 84, 118, 140, 152.
2009
「漁撈」日本文化人類学会(編)『文化人類学事典』丸善, pp. 190-193.
2008
「アフリカ地域の舟/船」池谷和信/武内進一/佐藤廉也(編)『朝倉世界地理講座 大地と人間の物語12 アフリカII:バントゥアフリカ、西アフリカ沿岸部、島嶼 部』朝倉書店, p. 822.
2005
「学の論争とマスメディア」飯田卓/原知章(編)『電子メディアを飼いならす――異文化を橋渡すフィールド研究の視座』せりか書房, p. 144.
2005
「民族誌における対話の可能性」飯田卓/原知章(編)『電子メディアを飼いならす――異文化を橋渡すフィールド研究の視座』せりか書房, p. 252.
2000
国・地域項目「マダガスカル」、民族項目「アンタイサカ」「アンタンドゥイ」「イクング」「タナラ」「タナラナ」「バラ」「マハファリ」「メリナ」(9項目) 『世界民族事典』 弘文堂.
(3-b 共著書に収録された記事)
2019
「前衛的文化運動としての「奄美遺産」プロジェクト、そしてそれを率いた中山清美さん」奄美考古学研究会(編)『中山清美と奄美――中山清美氏追悼論文集』奄美考古学会, p. 612.
2014
「文化と情報メディア」内堀基光/奥野克己(編)『改訂新版 文化人類学』放送大学教育振興会, pp. 117-128.
2014
(石井洋子との共著、飯田は第一著者)「環境と開発」内堀基光/奥野克己(編)『改訂新版 文化人類学』放送大学教育振興会, pp. 142-155.
2014
「災害と復興」内堀基光/奥野克己(編)『改訂新版 文化人類学』放送大学教育振興会, pp. 182-193.
2014
「アフリカのなかのアジア――マダガスカル」松田素二(編)『アフリカ社会を学ぶ人のために』世界思想社, pp. 70-71.
2013
「最初のマダガスカル人――遺跡が語る人類の移住」飯田卓/深澤秀夫/森山工(編)『マダガスカルを知るための62章』明石書店, pp. 80-83.
2013
「住居――車窓から見る地方色の豊かさ」飯田卓/深澤秀夫/森山工(編)『マダガスカルを知るための62章』明石書店, pp. 181-184.
2013
「ウシ――供犠と労役、国のシンボル」飯田卓/深澤秀夫/森山工(編)『マダガスカルを知るための62章』明石書店, pp. 195-199.
2013
「コロニアル建築――中央高地のくらしへの浸透」飯田卓/深澤秀夫/森山工(編)『マダガスカルを知るための62章』明石書店, pp. 237-241.
2013
「ツーリスト・アートと造形芸術――伝統工芸の現在」飯田卓/深澤秀夫/森山工(編)『マダガスカルを知るための62章』明石書店, pp. 312-316.
2012
「干潟の小さきものたち」『月刊みんぱく』編集部(編)『食べられる生きものたち――世界の民族と食文化48』丸善出版, pp.112-113.
2007
「マダガスカルのハープ奏者」国立民族学博物館(編)『オセアニア――海の人類大移動』昭和堂, pp. 113-117.
2004
「マダガスカルの嗜好品――『祝祭』としてのウミガメ食」高田公理・栗田靖之/CDI(編)『嗜好品の文化人類学』講談社, pp.190-197.
2003
「テングハギ」 『月刊みんぱく』編集部(編)『世界民族博物誌』 八坂書房, pp.282-284.
(3-c その他の雑誌記事)
2019
「民族学博物館という職場」『鴟尾』29: 4-5.
2019
「シネクラブM 劇映画のなかの万博」『月刊みんぱく』43 (5): 18-19.
2018
「写真が築くグローバル・ネットワーク」『月刊みんぱく』42 (8): 2-3.
2017
「「フィールドワークのデジタル化」時代」『月刊みんぱく』41 (10): 2-3.
2017
「国立民族学博物館の収蔵品19 ラム島の椅子――民博のアフリカ研究の課題と見通し」『文部科学教育通信』413: 2.
2017
「マダガスカルの町と自然31 ジュアン・デ・ノヴァ島」『Serasera』36: 22-23.
2016
「学術メディアとしての映像の課題」『月刊みんぱく』40 (12): 4-5.
2016
「新刊紹介 飯田卓(著)『身をもって知る技法』(フィールドワーク選書8)(2014年、臨川書店)」『オセアニア学会 Newsletter』114: 21.
2016
「マダガスカルの町と自然28 アントゥエチャ――その後の霧の森のくらし」『Serasera』34: 33-35.
2015
「『ライオン・キング』から文化を知る2 プライド・ランドとアフリカ」『ラ・アルプ』51 (370): 30-32.
2015
Conferences: Cultural Heritage in the Regions of China: Anthropological Perspectives (2015.1.24-25) / Cultural Heritage and Museums in Conflict-Affected Areas (2015.2.7)MINPAKU Anthropology Newsletter 40: 13-14.
2015
「文化遺産 おもて うら 文化遺産としてのものづくり――マダガスカル、ザフィマニリの木彫り知識」『月刊みんぱく』39 (4): 16-17.
2014
「集めてみました 世界の船」『月刊みんぱく』38 (10): 10-11.
2014
「人間学のキーワード 文化遺産」『月刊みんぱく』38 (4): 20.
2014
「文化遺産 おもて うら 無形文化遺産の謎――ウラはあっても「おもてなし」」『月刊みんぱく』38 (4): 14-15.
2014
「理性を照らすダイオードの灯」『Serasera』30: 29-31.
2014
「30号刊行にあたって」『Serasera』30: 1.
2014
「地球ミュージアム紀行 翻弄される博物館」『月刊みんぱく』38 (2): 14-15.
2013
Symposium ‘Can Cultural Heritage Forge Communities? Efforts in Africa.’ Minpaku Anthropology Newsletter 37: 13.
2013
Exhibiton ‘Zafimaniry Style: Life and Handicrafts in the Mist Forest of Madagascar.’ Minpaku Anthropology Newsletter 36: 9-10.
2013
「みたことのある異郷――特別展「マダガスカル 霧の森のくらし」のねらい」『月刊みんぱく』37 (3): 2-5.
2012
「電子メディア時代の博物館」『月刊みんぱく』 36 (5): 5-6.
2011
「シンドバットの末裔――北部モザンビークの沿岸航海」『月刊みんぱく』35 (8): p.4.
2010
「科学研究費補助金による研究「マダガスカルにおける森林資源と文化の持続――民族樹木学を起点とした地域研究」」『みんぱくの研究 2010』大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国立民族学博物館、p. 3.
2010
「生きもの博物誌 干潟の小さきものたち <ミドリシャミセンガイ>」『月刊みんぱく』34 (2): 18-19.
2009
「「人環(じんかん)の地理学」黎明時代の青木伸好先生」『地域と環境』10: 232-236.
2009
「マダガスカル2009年の政治危機――その背景と経過」『Serasera』21: 39-42.
2009
「マダガスカルの国立公園事情」『なきごえ』47: 4-5
2009
「民俗文化の栄光と受難」『月刊みんぱく』33 (6), pp. 4-5.
2009
「歳時世相篇13 旧暦三月三日――海に願う無病息災」『月刊みんぱく』33 (4) , pp. 20-21.
2008
「マダガスカルにおける家屋建築の多様性」『Serasera』19, pp. 11-14.
2008
「地球を集める 海の仕事の映像収集」月刊みんぱく32 (1), pp.18-19.
2007
「竹細工の伝統の広がり」『世界を集める――研究者の選んだみんぱくコレクション』国立民族学博物館, pp.86-87.
2007
「地球ミュージアム紀行 アパルトヘイトの記憶」『月刊みんぱく』31 (6), pp. 10-11.
2007
「身近な自然へのまなざし」『世界思想』34, pp.34-37
2006
「人生は決まり文句で 旅すれば見つけものあり、居座れば糧尽きるのみ」『月刊みんぱく』30 (9): p. 14.
2006
「マダガスカルQ&A ツィンギということばはどういう語源をもつのですか?」Serasera 15, p.18.
2006
「マダガスカル産直のいまとむかし」『自然と文化そしてコトバ』2(特集インド洋の十字路 マダガスカル), pp.66-75.
2006
「解釈とパッケージ化――知識の伝達におけるメディアの作用について」『資源人類学 Data & Report』6, p.1.
2005
「時計のリズム 自然のリズム」『月刊みんぱく』29 (10)(10月号),pp.5-6.
2005
The Past and Present of Coral Reef Fishing Economy in Madagascar: Implications for the Self-Determination of Resource Use. SPC Beche-de-mer Information Bulletin 22: 63–64.
2005
「紀行 よびおこされる底辺の記憶――フランス海外県・レユニオン島」『民博通信』109, pp. 29-32.
2005
「見ごろ・食べごろ人類学 甘さへの欲求が島を変えた」『月刊みんぱく』29 (2), pp. 22-23.
2005
「サン・ドニ、もうひとつのマダガスカル」『SERASERA』12, pp. 4-6.
2004
Message Board from Minpaku Staff. Co-Operation Newsletter for the Minpaku Seminar on Museology, 2004: 13–14.
2004
「潟生物データベース(仮称)の見通しについての覚書」『潟アッチャー通信』潟の生態史研究会, pp.13-17.
2003
「マダガスカル大統領選挙後の国政混乱――首都住民による政治的変革への参与と地方住民の戸惑い」『アフリカレポート』36, pp.16-20.
2002
「マダガスカルの『二次葬』儀礼」 『特別展 世界大風呂敷展――布で包む ものと心』 国立民族学博物館, p.110.
2002
「地球短信29 マダガスカルのふたりの大統領」『月刊みんぱく』 26 (6), p.13.
2002
「マダガスカルの町と自然9 ムルンベ 漁民のつどう町」 『SERASERA』 6, pp.6-8.
2001
「フィールド日記 海を見下ろす青いテントで」 『エコソフィア』 8, pp.54-55.
2001
「インド洋交流の遺産、マダガスカル」 『国際協力』 551, pp.13-15.
2000
「民族博物誌74 テングハギ」 『月刊みんぱく』 24 (10), pp.20-21.
1999
「マダガスカル流の『おねだり』」 『会報 マダガスカル』 1999年1月, pp.10-13.
1998
「ヴェズ――マダガスカルの海洋民」 『季刊民族学』 86, pp.59-67.
1998
「旗持ちとコンブ漁師――共有資源利用のための制度と規範」 『人環フォーラム』 4, pp.50-51.
1998
「マダガスカルのナマコ漁」 『月刊アフリカ』 38 (2), pp.9-13.
1997
「漁村の食事と農村の食事――マダガスカル南西部乾燥地帯の食生活」 『アフリカレポート』 25, pp.42-45.
(3-d 新聞記事)
2017
「旅・いろいろ地球人 マダガスカルの今4 生活文化の商品化」『毎日新聞 夕刊』(3月2日)
2017
「旅・いろいろ地球人 マダガスカルの今3 経済自由化と生活」『毎日新聞 夕刊』(2月23日)
2017
「旅・いろいろ地球人 マダガスカルの今2 密漁に揺れる国境」『毎日新聞 夕刊』(2月16日)
2017
「旅・いろいろ地球人 マダガスカルの今1 海に開かれた島国」『毎日新聞 夕刊』(2月9日)
2015
「みんぱく食の民族誌 考える舌22 マダガスカルのナマコ」『京都新聞』(11月11日)
2015
「みんぱく食の民族誌 考える舌3 北海道の「昆布」」『京都新聞』(5月27日)
2014
「旅・いろいろ地球人 父親5 漁師としての英才教育」『毎日新聞 夕刊』(12月18日)
2014
「みんぱく世界の旅 マダガスカル4 携帯電話で便利な生活に」『毎日小学生新聞』(12月6日)
2014
「みんぱく世界の旅 マダガスカル3 マダガスカル 海辺のくらし」『毎日小学生新聞』(11月29日)
2014
「みんぱく世界の旅 マダガスカル2 南半球で日本に似た木造家屋」『毎日小学生新聞』(11月22日)
2014
「みんぱく世界の旅 マダガスカル1 6000キロメートル以上船で移動」『毎日小学生新聞』(11月15日)
2013
「みんぱく世界の旅 渋沢敬三2 敬三にしかできなかった支援」『毎日小学生新聞』(10月12日)
2013
「みんぱく世界の旅 渋沢敬三1 学生時代のコレクションが育てた夢」『毎日小学生新聞』(10月5日)
2013
「旅・いろいろ地球人 たちこめる8 囲炉裏の功罪」『毎日新聞 夕刊』(4月25日)
2012
「旅・いろいろ地球人 ずらりと並べる1 1000人をもてなす」『毎日新聞 夕刊』(5月10日)
2010
「旅・いろいろ地球人 特別な日の過ごし方4 大晦日の運だめし」『毎日新聞 夕刊』(12月22日)
2010
「旅・いろいろ地球人 そう言えば、あのとき……3 身も心も揺れて」『毎日新聞 夕刊』(4月21日)
2008
「異文化を学ぶ 陸を越え海を渡ったモノ2 タカラガイ」『毎日新聞 夕刊』(2008.8.13)
2007
「異文化を学ぶ 移動する5 マダガスカルまで6000キロ」『毎日新聞 夕刊』(2007.8.29)
2007
「異文化を学ぶ 海と人3 開拓者としての漁民」『毎日新聞 夕刊』(2007.6.20)
2007
「データねつ造番組――マスメディアの信頼回復に 学界との協働 再び 昭和30年代に起きたブーム 記録映画にヒント」『毎日新聞 夕刊』(2007.4.6)
2007
「異文化を学ぶ 移動する5 マダガスカルまで6000キロ」『毎日新聞 夕刊』(2007.8.29)
2007
「異文化を学ぶ 海と人3 開拓者としての漁民」『毎日新聞 夕刊』(2007.6.22)
2007
「異文化を学ぶ 成長と試練1 教室を出て学ぶ」『毎日新聞 夕刊』(2007.2.07)
2006
「異文化を学ぶ 働くということ7 自然相手の仕事」『毎日新聞 夕刊』(2006.7.19)
2005
「異文化を学ぶ モノめずらしいくらし(5) はかり」『毎日新聞 夕刊』(2005.8.31)
2002
「みんぱく地球通信5 マダガスカルの混迷」『読売新聞 夕刊』(2002.7.1)
2001
「せかいのこども夢気球 マダガスカル」『毎日新聞 夕刊』(2001.12.22)
2001
「せかいのこども夢気球 マダガスカル」『毎日新聞 夕刊』(2001.8.11)
口頭発表
(4-a 学会口頭発表)
2017
Dissemination Projects at National Museum of Ethnology, Japan: Toward the Hotothèque of the World. Annual Conference of International Committee of Museums and Collections of Ethnography (ICME), International Council of Museums (ICOM) (October 17, 2017, National Museum of American Indians, Washington, DC, USA)
2016
「担い手にとっての文化遺産の価値と、観光客にとっての文化遺産の価値――マダガスカル中央高地ザフィマニリの木彫り工芸と木造建築」日本文化人類学会第50回研究大会 分科会「黒船としての文化遺産」(2016年5月28日、南山大学、名古屋)
2016
Swinging between German Romanticism and French Enlightenment: Zafimaniry Cultural Heritage in MadagascarInter-Congress of the International Union of Anthropological and Ethnological Sciences (May 5, 2016, Hotel Dubrovnik Palace, Dubrovnik, Croatia)
2015
「戦後期南西諸島の漁業における爆薬の流用」日本島嶼学会2015年次大会(2015年9月5日、奥尻町海洋研修センター、奥尻)
2014
Establishing Hotlines: A Japanese Museum’s Experience of Exhibiting Madagascar Cultural Heritage. 113th Annual Meeting of American Anthropological Association (December 5, 2014, Marriott Wardman Park Hotel, Washington, DC, United States)
2014
Wars and disasters as matters of "anthropology of heritage." Inter-Congress of the International Union of Anthropological and Ethnological Sciences (May 17, Makuhari Messe, Chiba, Japan)
2013
Balancing the Material and the Intangible: House Construction and Craft Making among the Zafimaniry of Madagascar. 14th Conference of International Association of Commons Studies (June 4, 2013, Onshirin kanri kumiai, Fujiyoshida, Japan)
2011
「マダガスカル森林部の木材利用――カヌー材と建材の供給にまつわる問題」日本アフリカ学会第48回学術大会(2011年5月22日、弘前大学、弘前)
2009
「ブリコラージュ実践の共同体」日本文化人類学会第43回研究大会(分科会「人類学的方法はグローバリゼーションを穿ちうるか?」2009年5月31日、大阪国際交流センター、大阪。発表要旨には「ローカルなものの終焉――在地技術と文化伝承の相転移からみて」という題目で収録)
2007
「海暮らしの風景――石西礁湖と南大東島」生き物文化誌学会第5回学術大会 ワークショップ「生き物と景観 2 生物にとっての『うみ』」(2007年6月22日、かながわ女性センター、神奈川)
2007
「無形資本としての技術・知識――マダガスカル漁村の事例」日本文化人類学会第41回研究大会(2007年6月2日、名古屋大学、愛知)
2007
「モザンビーク北部における小規模漁業の2類型――生態人類学における地域史へのアプローチ」日本アフリカ学会第44回学術大会(2007年5月27日、長崎ブリックホール、長崎)
1998
“Small-Scale Fishery in the Age of Global Market.” Eighth International Conference on Hunting and Gathering Societies, 29 October, Osaka, Japan.
1997
「マダガスカル南西部乾燥地域の食生活――漁撈ヴェズと農耕ヴェズの比較分析から」 日本アフリカ学会第34回学術大会(1997年5月31日、新潟国際情報大学、新潟)
1997
「マダガスカル南西部・漁撈ヴェズと農耕ヴェズの生業様式」 日本民族学会第31回学術大会(1997年5月21日、国立民族学博物館、大阪)
1997
「漁撈民の経済――マダガスカル南西部乾燥地域ヴェズの生業様式とその変化」 生態人類学会第2回学術大会(1997年3月21日、芦原温泉、福井)
1993
“Regulations for Kombu Kelp Collecting in Hokkaido, Japan.” Fourth Annual Common Property Conference of the International Association for the Study of Common Property, 16 June, Manilla, Philippines.
(4-b シンポジウムなどにおける口頭発表)
2019
「国立民族学博物館のアフリカ研究」TICAD7パートナー事業シンポジウム「日本のアフリカ研究を総覧する」(2019年7月13日、上智大学四谷キャンパス、東京)
2019
What Matters for Natural Kelp Collectors and Kelp Aquafarmers? Physical and Social Factors Taken in Account. International Seminar by the UK-Japan Network on the Political Ecology of Coastal Societies “The Politics and Pitfalls of Maritime Governance” (June 19, 2019, University of Aberdeen, Aberdeen, UK)
2019
Communal Wellbeing among Competitive Fishermen. International Seminar by the UK-Japan Network on the Political Ecology of Coastal Societies “The Politics and Pitfalls of Maritime Governance” (June 18, 2019, University of Aberdeen, Aberdeen, UK)
2018
(丸川雄三と共同報告、飯田は第二報告者)「地域研究画像デジタルライブラリにおける情報化と編集環境の構築」シンポジウム「デジタル時代における人文学の学術基盤をめぐって」(2018年7月6日、一橋講堂中会議場、東京)
2018
「写真が築くグローバル・ネットワーク――DiPLASが目ざすもの」シンポジウム「写真データベースが拓く学術活動の未来――蓄積された資料をいかに活用するのか」(2018年5月19日、一橋講堂中会議場、東京)
2017
「DiPLAS――20世紀の写真を対象とした学術画像プラットフォーム」国際シンポジウム(人類基礎理論研究部 学術潮流フォーラムI)「変容する世界のなかでの文化遺産の保存」(2017年10月8日、国立民族学博物館、吹田)
2016
Traveling and In-Dwelling Knowledge: Learning and Technological Exchange among Vezo Fishers in Madagascar. Conference “The World Multiple: Everyday Politics of Knowing and Generating” (December 11, 2016, National Museum of Ethnology, Suita, Japan)
2016
Regenerative Medicine of Culture: A Perspective Based on the Woodcrafting Knowledge of the Zafimaniry, Madagascar. International Symposium “Authentic Change in the Transmission of Intangible Cultural Heritage” (March 12, 2016, Natinal Museum of Ethnology, Suita, Japan)
2015
Appropriation of Traveling Knowledge: A Case of Vezo Coastal Dwellers in Madagascar. International Workshop “Politics of Environmental Knowledge: Encounters between Indigeneity and Modernity” (March 6, 2015, Osaka University Nakanoshima Center, Osaka, Japan)
2015
「くらしに息づく文化遺産の国際的認知」琉球大学国際沖縄研究所ワークショップ「無形文化遺産の活用と継承」(2015年3月4日、琉球大学50周年記念館、西原)
2015
Communicative Aspect of Bodily Knowledge: Malagasy Fishers’ Innovation in Gears and Techniques. German-Japanese Colloquium “Knowledge Transfer across Borders: Integrative Approaches” (January 16, 2015, Old Observatory, University of Göttingen, Göttingen, Germany)
2013
From Decoration to the Ethnic Symbol: Zafimaniry Geometric Relief in Madagascar. International Symposium “Can Cultural Heritage Forge Communities? Efforts in Africa” (May 28, 2013, National Museum of Ethnology, Suita, Japan)
2010
「辺境から考える」京都大学人文科学研究所社会人類学部門創設50周年シンポジウム「人類学の誘惑――京都からの回顧と発信」(2010年4月17日、京大会館、京都)
2009
「グローバリゼーション時代における農山漁村の可能性」東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所フィールドサイエンス研究企画センター 第6回フィールドサイエンスコロキアム「グローバリゼーションと人類学の可能性」(2009年11月14日、東京外国語大学、府中)
2008
「海暮らしの風景――石西礁湖と南大東島」(2008年6月14日、南大東村離島振興総合センター、南大東村)
2008
「21世紀の孤島景観――南大東島の漁業をみる」総合地球環境学研究所・沖縄大学地域研究所共催シンポジウム「南大東島――景観から孤島地域をとらえる」(2008年3月15日、沖縄大学、那覇)
2003
「メディア飽和時代における異文化理解」文部科学省科学研究費シンポジウム「文明の衝突と現代世界」(2003年2月14日、千里ライフサイエンスセンタービル ライフホール、大阪)
2002
“The Past and Present of the Peasant-Fishermen’s Resource Use in Malagasy Coral Reefs: Implications for the Management” Monbukagakusho International Symposium 2002: New Interdisciplinary Approaches to the Study of Indigenous Use and Management of Migratory Marine Resources, 4 December, Senri, Japan.
2001
「マダガスカル南西部における1990年代の漁場開拓――フカヒレ・ナマコの商品化に対する漁民の選択」国立民族学博物館シンポジウム「紛争の海――北と南の水産資源とその管理をめぐって」(2001年1月23日、国立民族学博物館、大阪)
1999
「マダガスカルにおけるナマコ採取の現状と将来」京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科フォーラム「21世紀の地域研究」分科会「生態と社会」(1999年3月1日、京大会館、京都)
(4-c 代表者・分担者として参加した共同研究会での口頭発表)
2019
「マダガスカルのバスケタリー」科学研究費補助金 基盤研究B 「バスケタリーをめぐる植物生態と民族技術の文化人類学的研究」(代表:上羽陽子)研究会(2019年5月27日、国立民族学博物館、吹田)
2019
「無形文化遺産はマダガスカルでいかにふるまったか――ザフィマニリの木彫り知識を事例に」科学研究費補助金 基盤研究B 「文化遺産の「社会的ふるまい」に関する研究――東アフリカを事例に」(代表:飯田卓)研究会(2019年5月26日、国立民族学博物館、吹田)
2018
「自然化をめぐるいくつかの話題」国立民族学博物館共同研究会「文化人類学を自然化する」(代表者:中川敏)研究会(2018年1月21日、国立民族学博物館、吹田)
2017
「漁撈技術を支える水平/垂直な知識伝達」科学研究費補助金プロジェクト「「アフリカ潜在力」と現代世界の困難の克服――人類の未来を展望する総合的地域研究」(代表:松田素二)生態・環境班第3回研究会(2017年6月17日、京都大学稲盛記念会館、京都)
2017
「知識を共有するとはどのようなことか――マダガスカルの漁撈からコミュニケーションを再考する」国立民族学博物館共同研究会「エージェンシーの定立と作用――コミュニケーションから構想する次世代人類学の展望」(代表者:杉島敬志)研究会(2017年1月7日、国立民族学博物館、大阪)
2016
「マダガスカル南西部の祖霊と憑依霊」国立民族学博物館共同研究会「呪術的実践=知の現代的位相」(代表:川田牧人)2016年度第1回研究会(2016年6月25日、国立民族学博物館、吹田)
2016
「マダガスカル南西部の邪術と祖霊、憑依霊をめぐるエージェンシーの定立」国立民族学博物館共同研究会「エージェンシーの定立と作用――コミュニケーションから構想する次世代人類学の展望」(代表者:杉島敬志)研究会(2016年1月10日、国立民族学博物館、大阪)
2015
「マダガスカル島の対大陸ネットワークと沿岸ネットワーク」国立民族学博物館共同研究会「アジア・オセアニアにおける海域ネットワーク社会の人類史的研究――資源利用と物質文化の時空間比較」(代表者:小野林太郎)研究会(2015年10月26日、国立民族学博物館、大阪)
2015
「マダガスカル暫定政権の5年間から「国家」を考える」東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究会「現代アフリカにおける<国家的なもの>に関する研究」(代表者:内藤直樹)研究会(2015年3月30日、東京外国語大学本郷サテライト、東京)
2014
「ローカル漁民によるサンゴ礁保全のしくみ」科学研究費補助金プロジェクト「「在来知」と「近代科学」の比較研究――知識と技術の共有プロセスの民族誌的分析」(代表者:大村敬一)第5回研究会(2014年1月13日、国際日本文化研究センター、京都)
2014
「エージェンシーの定立と作用」に関わる今後の自身の研究計画」国立民族学博物館共同研究「エージェンシーの定立と作用――コミュニケーションから構想する次世代人類学の展望」(代表者:杉島敬志)第2回研究会(2014年1月11日、国立民族学博物館、吹田)
2013
「マダガスカル、ザフィマニリの木彫り知識の無形文化遺産登録とその影響」文化遺産国際協力コンソーシアム第4回アフリカ分科会(2013年11月25日、東京文化財研究所、東京)
2013
「あらたな漁法の習得と普及――海域ネットワーク社会の技術的基盤」国立民族学博物館共同研究会「アジア・オセアニアにおける海域ネットワーク社会の人類史的研究――資源利用と物質文化の時空間比較」(代表者:小野林太郎)公開研究会(2013年11月10日、大濱泉水記念館、石垣)
2013
「「文化遺産の人類学」にむけて」国立民族学博物館機関研究「文化遺産の人類学――グローバル・システムにおけるコミュニティとマテリアリティ」第1回国内集会(2013年10月22日、国立民族学博物館、吹田)
2012
「テレビによる共有人類学」国立民族学博物館共同研究会「映像の共有人類学」(代表者:村尾静二)研究会(2012年7月8日、国立民族学博物館、吹田)
2011
「アチック十島調査に関わる民博の標本資料」神奈川大学国際常民文化研究機構共同研究会「アチックフィルム・写真にみるモノ・身体・表象」(代表者:高城玲)2010年度第1回研究会(2011年7月17日、国立民族学博物館、吹田)
2011
「みなとまち名瀬の近現代――戦後期のうつり変わり」総合地球環境学研究所プロジェクト「東アジアの新石器化と現代化」(代表者:内山純蔵)第1回景観セミナー(2011年5月20日、総合地球環境学研究所、京都)
2010
「みなとまち名瀬の近現代――参与観察から」総合地球環境学研究所プロジェクト「東アジアの新石器化と現代化」(代表者:内山純蔵)第4回景観セミナー(2010年11月26日、メルパルク京都、京都)
2010
「不確実性へのオルタナティブな対処――マダガスカル、ヴェズ漁民による近年の漁法開発」国立民族学博物館共同研究会「リスクと不確実性、および未来についての人類学的研究」(代表者:東賢太朗)研究会(2010年10月2日、国立民族学博物館、吹田)
2010
「映像のコンテクストをいかに共有するか?」国立民族学博物館共同研究会「映像の共有人類学」(代表者:村尾静二)研究会(2010年2月27日、国立民族学博物館、吹田)
2009
「副業や遊びがはぐくんだ海辺の景観」赤木名地区文化的景観専門委員会/NEOMAP琉球グループ 合同ミーティング(2009年6月6日、奄美市教育委員会事務局笠利教育支所、奄美)
2009
「マダガスカルの造船と操船――文化的多様性への視点」国立民族学博物館共同研究会「マダガスカルの文化的多様性に関する研究」(代表者:飯田卓)研究会(2009年3月16日、国立民族学博物館、大阪)
2008
「景観学は未来をめざす」総合地球環境学研究所プロジェクト「東アジアの新石器化と現代化」(代表者:内山純蔵)第5回景観セミナー(2008年11月28日、大谷婦人会館、京都)
2008
「撮影チームの組織論」京都大学地域研究統合情報センター共同研究「映像実践による現代宗教復興現象の解明を通じた地域研究手法の開発」(代表者:新井一寛)研究会(2008年7月5日、京都大学、京都)
2008
「『自然埋没者/開拓者』から『自然観察者/社会観察者』へ――マダガスカル漁民とモザンビーク漁民の資料を比較して」国立民族学博物館共同研究会「生業と生産の社会的布置」(代表者:松井健)研究会(2008年5月17日、弘前大学、青森)
2008
Developing Islandscape: Fisheries of Minami-Daito Island, 総合地球環境学研究所プロジェクト「東アジアの新石器化と現代化」(代表者:内山純蔵)2007年度第2回全体会議(2008年3月21日、総合地球環境学研究所、京都)
2008
「兵站術としての学知――今西錦司がはなったインパクト」国立民族学博物館共同研究会「日本人類学史の研究」(代表者:山路勝彦)研究会(2008年3月8日、国立民族学博物館、大阪)
2008
「マダガスカルの有用植物――とくに工芸素材について」国立民族学博物館共同研究会「マダガスカルの文化的多様性に関する研究」(代表者:飯田卓)研究会(2008年1月26日、国立民族学博物館、大阪)
2007
「マダガスカルにおける物質文化研究の可能性――伝播論、民俗技術論、創造論」国立民族学博物館共同研究会「マダガスカルの文化的多様性に関する研究」(代表者:飯田卓)研究会(2007年6月16日、奄美アイランド、鹿児島)
2007
「趣旨説明」国立民族学博物館共同研究会「マダガスカルの文化的多様性に関する研究」(代表者:飯田卓)研究会(2007年2月11日、国立民族学博物館、大阪)
2006
人文・社会科学振興プロジェクト研究事業「社会制度の持続性に関する学融合的研究」(代表:加藤雄三)/人間文化研究機構連携研究「ユーラシアと日本 日本周辺海域における物資と情報の往来」(班代表:佐々木史郎) 合同研究会「奄美大島北部、笠利湾における貝類知識 のその後」(2006年12月2日、名瀬市立奄美博物館、鹿児島)
2006
「多様性を表象する:研究の課題と展示の課題」国立民族学博物館共同研究会「マダガスカルの文化的多様性に関する研究」(代表者:飯田卓)研究会(2006年11月25日、国立民族学博物館、大阪)
2006
「レユニオン、インド洋海域世界のもうひとつの中心」東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所「インド洋海域世界の発展的研究」(代表者:深澤秀夫)研究会(2006年1月28日、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所、東京)
2005
「書き手と読み手の分担作業――活字出版とテレビ放送の比較を出発点として」国立民族学博物館地域研究企画交流センター連携研究共同研究会「地域研究における記述」(代表者:石井正子/赤嶺淳/高倉浩樹)第1回研究会(2005年5月14日、中京大学八事キャンパス、名古屋)
2003
「日本の海域文化論の視点」国立民族学博物館共同研究会「環日本海文化に関する人類学的研究――その環境、資源、交易をめぐって」(代表者:大塚和義)第1回研究会(2003年9月20日、国立民族学博物館、大阪)
2002
「多重メディア環境と民族誌」国立民族学博物館新領域開拓研究プロジェクト研究会「多重メディア環境と民族誌」(代表者:飯田卓)第1回研究会(2002年10月19日、国立民族学博物館、大阪)
2002
「テレビ番組制作におけるレトリック」国立民族学博物館重点研究分科研究会「日本のマスメディアにおける異文化表象」(代表者:飯田卓)第3回研究会(2002年3月30日、国立民族学博物館、大阪)
2001
「コンブをめぐる人と人の関わり――北海道日高地方の漁村の事例」国立歴史民俗博物館「環境利用システムの多様性と生活世界」(代表者:篠原徹)第2回研究会(2001年7月19日、国立歴史民俗博物館、千葉)
2001
「マダガスカル南西部ヴェズの漁撈世界――家族生産・貨幣経済・漁場開拓」東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所「インド洋海域世界の発展的研究」(代表者:深澤秀夫)第1回研究会(2001年6月9日、東京外国語大学、東京)
2001
「北海道日高地方におけるミツイシコンブの利用と管理――多層的な利用規約」国立民族学博物館「先住民による海洋資源利用と管理」(代表者:岸上伸啓)第1回研究会(2001年5月26日、国立民族学博物館、大阪)
1997
「マダガスカルのシングルアウトリガー式カヌーについて」東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所「インド洋海域世界の基礎的研究」(代表者:深澤秀夫)第2回研究会(1997年11月22日、東京外国語大学、東京)
(4-d その他の共同研究会における発表)
2018
「文化の持続的な商品化――物質的欠乏を切りぬける技術から無形文化遺産へ」科学研究費補助金 基盤研究A 「アフリカ観光の新潮流と少数民族社会の再編――『プロジェクト観光』に着目して」(代表:丸山淳子)および 基盤研究B 「アフリカの『自然保護という名の土地収奪』をめぐる重層的ポリティクス」(代表:目黒紀夫)合同研究会(2018年1月20日、広島市立大学、広島)
2016
「日本民族学会の共同事業――博物館とエクスペディション」神奈川大共同研究「日本常民文化研究所所蔵史料からみるフィールド・サイエンスの史的展開」第1回研究会(2016年7月4日、神奈川大学、横浜)
2011
「アチック十島調査に関わる民博の標本資料」国立民族学博物館文化資源計画事業「旧民族学博物館所蔵資料の調査と整理・登録」第2回研究会(2011年8月3日、国立民族学博物館、吹田)
2011
「共同研究とエクスペディション――梅棹忠夫における知識編成の仕掛け」国際常民文化研究機構 第5回公開研究会(2011年4月23日、神奈川大学横浜キャンパス、横浜)
2010
「ヴェズ漁民の在来知――「出来事」を継承していくしくみ」科研研究会(代表者:杉山祐子)「「マイクロサッカードとしての在来知」に関する人類学的研究」(2010年10月22日、弘前大学、弘前)
2006
「スワヒリ交易ルートの現在――モザンビーク北部の実状から考える」国立民族学博物館「地球環境史の構築に関する人類学的研究」(代表者:池谷和信)第4回研究会(2006年7月1日、国立民族学博物館、大阪)
2004
Community-Based Regulations for Kombu Kelp Harvest in Hokkaido, Japan. 文部科学省科学研究費補助金(特定領域研究「資源の分配と共有に関する人類学的統合領域の構築」)「資源と生態史――空間領域の占有と共有」(代表者:秋道智彌)研究会(2004年1月27日、総合地球環境学研究所、京都)
2003
「解釈とパッケージ化――知識の伝達におけるメディアの作用について」文部科学省科学研究費補助金(特定領域研究「資源の分配と共有に関する人類学的統合領域の構築」)「知識資源の共有と秘匿」(代表者:クリスチャン・ダニエルス)研究会(2003年9月5日、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所、東京)
2002
「マダガスカルのカメ食」第5回嗜好品文化研究会(2002年11月15日、大阪サンパレス、吹田)
1999
「マダガスカルのナマコ漁について」国立民族学博物館「熱帯における環境利用と世界システムの人類学的研究」(代表者:秋道智彌)・地域研究企画交流センター「グローバリゼーションと熱帯地域」(代表者:吉田集而)合同研究会(1999年2月13日、国立民族学博物館、大阪)
(4-e その他の研究会における発表)
2018
Fisheries Cooperatives’ Economic and Social Activities: Observation from Eco-Anthropological Viewpoint (수산업협둥조합의 경제와 사회 할동 : 생태 이류학적 관찰). Lecture in National Folk Museum of Korea (April 6, 2018, National Folk Museum of Korea, Seourl South Korea)
2018
How fishermen develop their own knowledge, and how different is it from ours? Cases from Madagascar. The 37th Special Seminar for “Crossing the Border (경계를 넘나): The Humanities Korea (HK) Overseas Research Project” (April 5, Institute of African Studies, Hankuk University of Foreign Studies, Seoul, South Korea)
2017
「視覚メディアと人類学」北海道大学国際広報メディア・観光学院院内科研プロジェクト「メディアと社会のエスノグラフィ――メディア人類学の基盤研究」第3回研究会(2017年11月16日、北海道大学、札幌)
2017
What Can a Museum Do for Intangible Cultural Heritage? A Perspective Based on the Woodcrafting Knowledge of the Zafimaniry, Madagascar. Workshop “The Museum as a Guardian of Cultural Heritage.” (August 25, 2017, Manhyia Palace Museum, Kumasi, Ghana)
2016
「時間的文脈と空間的文脈――テキストとイメージの使いわけについて」第8回みんぱく若手研究者奨励セミナー「人類学的営みにおける映像」(2013年11月30日、国立民族学博物館、吹田)
2016
「離島地域の漁業発展――マダガスカル島南西部の事例をふまえて」第172回鹿児島大学国際島嶼教育研究センター研究会(2016年9月26日、鹿児島大学、鹿児島)
2016
Malagasy peasant fishermen's participation in coral reef management: Local life encounters global movementA lecture for Yagi Nobuyuki Laboratory (April 22, 2016, Agr. Bldg. 7-B, University of Tokyo, Tokyo)
2015
「漁民のサンゴ礁保全――NGOとの知識交換にみるコミュニケーションとディスコミュニケーション」第215回アフリカ地域研究会(2015年12月17日、京都大学稲盛財団記念館、京都)
2015
「地域文化のとらえかた――マダガスカル山間部での調査から考えたこと」追手門学院大学 国立民族学博物館 学術交流協定研究会「地域文化の創造と継承」第2回研究会(2015年8月24日、追手門学院大学、茨木)
2015
Ongoing Project of National Museum of Ethnology, JapanInternational Experts Meeting of the Project “Mapping Research on the Safeguarding of Intangible Cultural Heritage (ICH) in the Asia-Pacific Region” (January 27, 2015, Islamic Arts Museum Malaysia, Kuala Lumpur, Malaysia)
2014
「文化遺産実践の現場という視点」公開フォーラム「文化遺産の人類学」(2014年11月9日、国立民族学博物館、吹田)
2014
「無形遺産に関わる木質文化財――マダガスカル、ザフィマニリの木彫り知識(ユネスコ登録2003年)について」平成26年度第1回 木質文化財研究会(2014年6月6日、国立民族学博物館、吹田)
2014
Fishing Technical Innovation among the Vezo: Toward a New Descriptive Method of Fishing Practice Madagascar Workshop 2014 (9th) (7 April 2014, University of Toronto, Canada)
2014
「暫定政権5年間がマダガスカルにもたらしたもの」第18回マダガスカル研究懇談会(ポスター発表、2014年3月29日、国立民族学博物館、吹田)
2013
「くらしに伝わる技の遺産化――マダガスカルの事例より」第5回みんぱく若手研究者奨励セミナー「アートを考える――人類学からのアプローチ」(2013年11月20日、国立民族学博物館、吹田)
2013
「マダガスカル漁民の漁具改良にみる進取の気性――糸満海人を越えられるか?」NPO法人ハマスーキ講演会(2013年9月24日、NPO法人ハマスーキ 海人工房、糸満)
2012
「地域研究における非文字資料の利用」第335回奄美郷土研究会例会(2012年7月22日、鹿児島県立奄美図書館、奄美)
2011
「マダガスカルの漁民の創意」第64回 民族自然誌研究会「サンゴ礁漁民の民族自然誌:生業転換と商品化」(2011年10月22日、楽友会館、京都)
2008
「高密度技術に抗する社会(ソサイエティ/アソシエーション)」第2回DAA研究会(2008年11月21日、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所、府中)
2008
「マダガスカルのカヌー様式――文化多様性を論ずる足がかり」人間文化研究機構推進事業「パブリック・ヒューマニティーズの方法論」第5回研究会(2008年11月19日、国立民族学博物館、吹田)
2008
「マダガスカルにおける家屋建築の多様性」マダガスカル研究懇談会第12回大会(2008年3月29日、関西学院大学大阪梅田キャンパス、大阪)
2008
「プレイバック探検映画――デジタル映像人類学に残された課題」京都人類学研究会3月例会(2008年3月27日、京都大学総合人間学部、京都)
2006
「民博研究会『多重メディア環境と民族誌』について」科研(代表者:伊藤公雄)研究会「ポピュラーカルチャーの映像資料作成と編集・教材化・公開にかかわる方法論研究」(2006年2月17日、大阪大学豊中キャンパス、大阪)
2006
「すばらしい世界旅行――戦後マスメディア社会における『日本の人類学』の発展」第8回勉強会(2006年2月13日、国立民族学博物館、大阪)
2005
「環境リスクと市場リスク――マダガスカル漁村のモダニティとローカリティを読み解く視点」第184回 民博研究懇談会(2005年7月13日、国立民族学博物館、大阪)
2001
「マダガスカル沿岸漁民ヴェズにおける市場経済の受容――その生業と家計経済に関する人類学的研究」日本民族学会関西地区懇談会「博士論文発表会」(2001年6月30日、国立民族学博物館、大阪)
2001
「北海道日高地方におけるミツイシコンブの利用――資源をめぐる社会関係」第22回 民族自然誌研究会「ノリとコンブをめぐる諸問題」(2001年1月27日、紫蘭会館、京都)
2001
「漁民の暮らしと現金経済――マダガスカル南西部ヴェズ漁民に関する調査報告」第132回 国立民族学博物館館内合同研究会(2001年2月21日、国立民族学博物館、大阪)
1999
「インド洋の彼方から来る中華食材――マダガスカル島の漁撈民の生活」第4回 KSCロンド(1999年7月2日、関西学院大学、兵庫)
1999
「漁撈社会の近代――マダガスカル南西部における高級海産物の利用」第21回 京都人類学研究会(1999年1月12日、京大会館、京都)
1997
「マダガスカルの漁撈民・ヴェズの社会と経済」第47回 近江貝塚研究会(1997年9月13日、滋賀県埋蔵文化財センター、大津)
1995
「Vezoのくらし――マダガスカル西南部乾燥帯の漁撈について」第68回 東南アジアの自然と農業研究会(1995年5月19日、京都大学、京都)
1994
「北海道日高地方のコンブ採取活動――共有資源の利用調整」生態人類学研究会(1994年3月22日、水上温泉、群馬)
1994
「北海道日高地方のコンブ採取活動――共有資源の利用調整」日本民族学会近畿地区修士論文発表会(1994年3月16日、大阪大学、大阪)
1993
「北海道日高地方のコンブ採り――競争と協調をめぐって」第12回 京都民俗学談話会(1993年12月5日、楽友会館、京都)
(4-f その他、講演など)
2019
「遺産観光におけるバーチャリティ」第20回みんぱく公開講演会「アニメ『聖地』巡礼――サブカルチャー遺産の現在」(2019年11月15日、日経ホール、東京)
2019
「日常生活的文化遺產化――馬達加斯加木雕商品化案例(日常生活の文化遺産化――マダガスカルの木彫り商品化を例に)」國立臺北藝術大學博班實驗室系列講座「時空移轉・文化續存」(2019年6月10日、國立臺北藝術大學、台北)
2017
「国立民族学博物館における地域研究画像デジタルライブラリの構築と研究者支援」(丸川雄三と共同発表、飯田は第1発表者)デジタルアーカイブ学会関西支部第1回例会(2017年12月7日、エル大阪、大阪)
2017
「博物館の中の文化遺産、博物館の外の文化遺産」第490回みんぱくウィークエンド・サロン 研究者と話そう(2017年11月26日、国立民族学博物館、吹田)
2017
「フィールドワークというお仕事――あこがれから現実へ」ナレッジキャピタル「超」学校シリーズ みんぱく×ナレッジキャピタル「フィールドワークを語る」第1回(2017年11月27日、ナレッジキャピタル、大阪)
2017
「ユネスコ無形文化遺産2――日本とマダガスカルを比較する」大阪府高齢者大学校 世界遺産を楽しく学ぶ科(2017年6月27日、大阪市教育会館アネックスパル法円坂、大阪)
2017
「ユネスコ無形文化遺産1――その特色と日本の制度との比較」大阪府高齢者大学校 世界遺産を楽しく学ぶ科(2017年6月13日、大阪市教育会館アネックスパル法円坂、大阪)
2016
「奄美大島で昔おこなわれていた漁法について」第11回奄美分室で語りましょう(島嶼研勉強会)(2016年9月29日、鹿児島大学国際島嶼教育研究センター奄美分室、奄美)
2016
「マダガスカルの山の民――ユネスコ無形文化遺産に登録された技術と知識」大阪府高齢者大学校 世界の文化に親しむ科(2016年7月1日、大阪市教育会館アネックスパル法円坂、大阪)
2016
「マダガスカルの海の民――経済グローバル化で生きぬくための技術と知識」大阪府高齢者大学校 世界の文化に親しむ科(2016年7月8日、大阪府社会福祉会館、大阪)
2016
「マダガスカル山岳部の食事と台所」ナレッジキャピタル「超」学校シリーズ みんぱく×ナレッジキャピタル「世界の台所」第1回(2016年5月11日、国立民族学博物館、吹田)
2016
「身を持って知る技法――マダガスカルの漁師に学ぶ」カレッジシアター 地球探究紀行 2016年度第1回(2016年4月13日、あべのハルカスSpace 9、大阪)
2016
「「わざ」から見る。ふたつの無形文化遺産――マダガスカル、ザフィマニリの木彫り知識を中心に」第13回無形文化遺産セミナー(2016年2月26日、堺市博物館、堺)
2016
「マダガスカルの音楽――舞台と儀礼、プロとアマチュア」rondokreanto「ギターマダガスカル」上映会 同時講演(2016年1月16日、rondokreanto、京都)
2016
「マダガスカルの木彫り技術の展示と映像記録」琉球大学国際沖縄研究所 民族誌的映像製作のための実践的ワークショップ「自然利用の技と知恵を記録する」(2015年12月20日、琉球大学50周年記念館、西原)
2015
「マダガスカルの海に生きる」琉球大学国際沖縄研究所シネマトーク「海に生きる」(2015年12月19日、カフェmofgmona、宜野湾)
2015
「博物館の中の文化遺産、博物館の外の文化遺産」第402回みんぱくウィークエンド・サロン 研究者と話そう(2015年10月25日、国立民族学博物館、吹田)
2015
「民博の展示活動(Exhibition in National Museum of Ethnology)」「博物館とコミュニティ開発」コース(2015年10月20日、国立民族学博物館、吹田)
2015
「研究成果公開としての民博展示」MMP(みんぱくミュージアムパートナーズ)新規メンバー養成研修(2015年6月27日、国立民族学博物館、吹田)
2015
「手仕事のマダガスカル――アマチュア・ナチュラリストの達成」ナレッジキャピタル「超」学校シリーズ「みんぱく×KNOLEDGE CAPITAL 世界の『民芸』」第5回(2015年6月26日、グランフロント大阪北館、大阪)
2015
「日高昆布づくりの現場から」国立民族学博物館友の会 第70回体験セミナー「日本の食文化:昆布に親しむ」(2015年6月25日、阪口楼、大阪)
2015
「マダガスカルの子どもたち」FNSチャリティキャンペーン ユニセフ春のチャリティコンサート――マダガスカルについて知り、アートと音楽を楽しむ1日(2015年4月25日、カンテレ扇町スクエア、大阪)
2014
「文化遺産を伝える静かなくらし――マダガスカル」みんぱく公開講演会「無形文化遺産――選ぶ視点 選ばれる現実」(2014年11月4日、日経ホール、東京。2014年11月28日日本経済新聞に掲載)
2014
「海の民ヴェズのくらし」大阪府高齢者大学校 世界の文化に親しむ科(2014年10月10日、大阪市教育会館アネックスパル法円坂、大阪)
2014
「山の民ザフィマニリのくらし」大阪府高齢者大学校 世界の文化に親しむ科(2014年10月3日、大阪市教育会館アネックスパル法円坂、大阪)
2014
「大地と人びとの歴史」大阪府高齢者大学校 世界の文化に親しむ科(2014年9月26日、大阪市教育会館アネックスパル法円坂、大阪)
2014
「霧の森の木彫り――マダガスカルの無形文化遺産」国立民族学博物館総設40周年記念 カレッジシアター 地球探究紀行 第11回(2014年7月9日、あべのハルカスSpace 9、大阪)
2014
「学術資料・学術活動の映像記録とその活用――メディアの発展をふまえて」京都大学研究資源アーカイブ 講演・座談会(2014年6月5日、京都大学、京都)
2014
「お好みどおりのアフリカを作る」日本アフリカ学会創立50周年記念市民公開講座「アフリカ、その魅力と可能性」第8回(2014年4月12日、京都大学、京都)
2014
「ヴェズ漁民にとって英才教育とはなにか?」在マダガスカル日本人会文化講演会(2014年3月15日、日本大使館、アンタナナリヴ)
2014
「アフリカ社会の潜在力」園田学園女子大学シニア専修コース「世界の文化を学ぶ――伝統と現在」第4回講義(2014年2月14日、国立民族学博物館、吹田)
2013
「屋根裏部屋博物館主人の横顔」第424回みんぱくゼミナール(木村裕樹氏/永井周子氏との共演、2013年9月21日、国立民族学博物館、吹田)
2013
「マダガスカル展 もうひとつの準備現場」第300回みんぱくウィークエンド・サロン 研究者と話そう(2013年5月26日、国立民族学博物館、吹田)
2013
「マダガスカル 霧の森にくらす人びと」第420回みんぱくゼミナール(内堀基光氏との共演、2013年5月18日、国立民族学博物館、吹田)
2013
「マダガスカル 霧の森のものづくり」第419回みんぱくゼミナール(2013年4月20日、国立民族学博物館、吹田)
2013
「マダガスカル中央高地のザフィマニリ文化」第418回国立民族学博物館友の会講演会(2013年4月6日、国立民族学博物館、吹田)
2013
「何処にでもある何処にもない世界 マダガスカル」第105回 国立民族学博物館友の会 東京講演会(2013年3月30日、JICA市ヶ谷ビル、東京)
2012
「霧の森にくらすザフィマニリ人」在マダガスカル日本人会文化講演会(2012年9月22日、国際協力事業団アンタナナリボ事務所長宅、アンタナナリヴ)
2012
「情報アクティビスト宣言――市民の知的探究と博物館」第410回みんぱくゼミナール(2012年7月21日、国立民族学博物館、吹田)
2012
「実践における型と即興、継承と創造――マダガスカル漁民の漁法からみる」東北大学大学院 環境科学研究科 環境社会人類学研究室 公開講座(2012年7月17日、東北大学、仙台)
2011
「異文化理解・多文化共生――地球人運動としての環境主義を考えなおす」MMP(みんぱくミュージアムパートナーズ)新規メンバー養成研修(2011年6月25日、国立民族学博物館、吹田)
2010
「環境へのやさしさとは何か」けやきの森市民大学 国立民族学博物館提携講座「現代アフリカの素顔」(2010年10月29日、高槻市立生涯学習センター、高槻)
2010
「辺境から考える――知識共有の手段としてのエクスペディション」京都大学人文科学研究所社会人類学部門創設50周年記念シンポジウム(人文研アカデミー/京都人類学研究会 共催)「人類学の誘惑――京都からの回顧と発信」(2010年4月17日、京大会館、京都)
2009
「くらしと環境3 いまのくらしを考えなおす――環境と安全」川西市生涯学習短期大学レフネック 文化人類学・民族学入門(2009年6月27日、川西市生涯学習センター、川西)
2009
「くらしと環境2 人類の進化とくらしの変化」川西市生涯学習短期大学レフネック 文化人類学・民族学入門(2009年6月20日、川西市生涯学習センター、川西)
2009
「くらしと環境1 世界各地の生業とくらし」川西市生涯学習短期大学レフネック 文化人類学・民族学入門(2009年6月13日、川西市生涯学習センター、川西)
2007
「技術の伝承と創出2 海を生きぬく技術――マダガスカルにおける漁業発展と技術伝承」国立民族学博物館友の会講演会(2007年11月3日、国立民族学博物館、大阪)
2007
「マダガスカル」第354回 みんぱくゼミナール「現代に生きる島の人々――イースター島からマダガスカルまで」(2007年10月20日、国立民族学博物館、大阪)
2005
「なりわいをみる――生態からみた人間・社会・行動」第327回 国立民族学博物館友の会講演会(2005年9月3日、国立民族学博物館、大阪)
2005
「マダガスカル、インド洋の十字路」第328回 みんぱくゼミナール(2005年8月20日、国立民族学博物館、大阪)
2004
「同時代のマダガスカル漁民――市場経済と自然のはざまで」アスナ-ル佐野 民族学講座(2004年1月24日、泉佐野市立佐野公民館)
2003
「ヴェズの人々の生活と言葉」東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 2003年度言語研修(マダガスカル語)(2003年8月29日、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
2003
「主張する映像」みんぱく学術フォーラム「映像メディアと民族学」(2003年2月25日、MIDシアター、大阪。2003年3月19日産経新聞に掲載)