スタッフの紹介
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佐藤浩司SATO Koji
学術資源研究開発センター・准教授 -
専門分野
- 民族建築学
各個研究個人ホームページ http://www.sumai.org/- 東南アジア木造建築史の再構築
専門分野
建築史学、民族建築学
研究のキーワード
東南アジア、オセアニア
現在の研究課題
東南アジア・オセアニアの居住様式に関する比較研究
東南アジア・オセアニアにおける住文化の特質をあきらかにする。中国とインドの両文明にはさまれたこの地域は、歴史的・文化的な背景を共有する。そのため、住居の様式にも多様性と共通性が相反してみられる。このような民族学的研究領域において、建築構造や平面構成の比較が文化の指標としてどこまで有効であり、また普遍的であるかを検討する。
主要業績
- 1999
- 『シリーズ建築人類学《世界の住まいを読む》2 住まいにつどう』学芸出版社。
- 1999
- 『シリーズ建築人類学《世界の住まいを読む》3 住まいはかたる』学芸出版社。
- 1998
- 『シリーズ建築人類学《世界の住まいを読む》4 住まいにいきる』学芸出版社。
- 1998
- 『シリーズ建築人類学《世界の住まいを読む》1 住まいをつむぐ』学芸出版社。
- 1992
- 「建築をとおしてみた日本」『海と列島文化 10 海から見た日本文化』小学館 pp.520-570
代表者を務めた研究プロジェクト
- 機関研究「思い出はどこにいくのか? ─ ユビキタス社会の物と家庭にかんする研究」(2004-2006)
- 共同研究「「思い出」はどこにいくのか?:ユビキタス社会の物と家庭にかんする研究」(2004-2006)
- 科研「中世アジアの住居と集落にかんする総合的研究:資料の集成とそのデジタル化」(2004-2005)
- 共同研究「マイホームのパースペクティブ-空間のあらたな共有性へ向けて」(2000-2001)
経歴詳細
学歴
- 東京大学工学部卒(1977)
- 東京大学大学院修士課程修了(1983)
- 東京大学大学院博士過程単位修得(1989)
職歴
- 国立民族学博物館助手(1989)
- 国立民族学博物館助教授(1998)
- 総合研究大学院大学文化科学研究科併任(2000)
- 国立民族学博物館文化資源研究センター助教授(2004)
- 国立民族学博物館民族社会研究部准教授(2008)
学位
- 工学修士(東京大学工学部 1989)
研究詳細
業績詳細
編著書
- 1999
- 『シリーズ建築人類学《世界の住まいを読む》2 住まいにつどう』学芸出版社。
- 1999
- 『シリーズ建築人類学《世界の住まいを読む》3 住まいはかたる』学芸出版社。
- 1998
- 『シリーズ建築人類学《世界の住まいを読む》4 住まいにいきる』学芸出版社。
- 1998
- 『シリーズ建築人類学《世界の住まいを読む》1 住まいをつむぐ』学芸出版社。
共編
- 2005
- 『ブリコラージュ・アート・ナウ 日常の冒険者たち』(国立民族学博物館特別展「きのうよりワクワクしてきた。」図録) 佐藤浩司・山下里加(編著), 青幻舎, 71P, 2005.3
- 2002
- 『2002年ソウルスタイル 李さん一家の素顔のくらし』(国立民族学博物館特別展「2002年ソウルスタイル 李さん一家の素顔のくらし」図録) 朝倉敏夫・佐藤浩司(共編), 国立民族学博物館, 2002.3
監修
- 2003
- 『物と家族:メイキング・オブ・ソウルスタイル』佐藤浩司監修, 国立民族学博物館長編ビデオ作品 60分
- 2002
- 「2002年ソウルスタイル 李さん一家の素顔のくらし」佐藤浩司・朝倉敏夫(監修), 国立民族学博物館ビデオテーク・マルチメディア作品
- 2002
- 『2002年ソウルスタイルその後 普通の生活』(INAX BOOKLET)佐藤浩司(監修・著), INAX出版, 2002.12
論文等
- 2007
- 「東南アジアの柱」佐藤浩司, 宮本長二郎(編著)『出土部材が解く古代建築』(日本の美術 490)至文堂, pp.86-98, 2007.3
- 2005
- 「人はどれだけのモノに囲まれて生活をしているのか?: ユビキタス環境における人とモノのインタラクション支援に向けて」新垣紀子・野島久雄・佐藤浩司・北端美紀・小野澤晃『ヒューマンインタフェース論文誌』7(2), pp1-9, 2005.5
- 2004
- 「家の中の物から見えてくるもの:「2002年ソウルスタイル」展から」佐藤浩司, 野島久雄・原田悦子(編)『<家の中>を認知科学する:変わる家族・モノ・学び・技術』新曜社, pp.81-120, 2004.3
- 2001
- 「住まいから都市をみる」佐藤浩司『21世紀の生きる都市:若手専門家による連続ワークショップから』日本都市計画学会関西支部設立10周年記念事業, pp.5-12
- 2001
- 「建築人類学者のまなざし3 リセット感覚を超えて」佐藤浩司『季刊民族学』97, pp.81-84,
- 2000
- 「描かれた家屋」佐藤浩司, 越塚隆(編)『世界美術大全集 東洋編〈第12巻〉東南アジアの美術』小学館, pp.342-346,
- 2000
- 「建築人類学者のまなざし(2) 死を排除した住環境」『季刊民族学』93 pp.112-115
- 2000
- 「ボルネオの熱帯雨林に暮らす(2)」佐藤浩司『コミュニティ』125, pp.65-69, 2000.5
- 2000
- 「建築人類学者のまなざし(1) 空間の変容と人間」『季刊民族学』92 pp.114-117
- 1999
- 「ボルネオの熱帯雨林に暮らす(1)」佐藤浩司『コミュニティ』124, pp.65-69, 1999.11
- 1998
- 「さまよえる森の住まい:プナン・ボルネオ熱帯雨林の狩猟採集民・マレーシア」佐藤浩司編『シリーズ建築人類学《世界の住まいを読む》1 住まいをつむぐ』学芸出版社 pp.10-28 , 1998.4
- 1998
- 「穀倉から住居へ:東南アジアにおける高床住居の系統」浅川滋男編『奈良国立文化財研究所シンポジウム報告:先史日本の住居とその周辺』同成社 pp.420-439
- 1998
- 「民族誌からみた北東アジア・北アメリカの竪穴住居」浅川滋男編『奈良国立文化財研究所シンポジウム報告:先史日本の住居とその周辺』同成社 pp.94-119
- 1995
- 「巨大なとんがり屋根の謎 スンバ島の家屋【続・穀倉に住む】」『季刊民族学』74 pp.6-17
- 1992
- 「建築をとおしてみた日本」『海と列島文化 10 海から見た日本文化』小学館 pp.520-570
- 1992
- 「穀倉に住む:ロンボク島、バリ島の住空間」『季刊民族学』62 pp.86-99
- 1991
- Menghuni Lumbung: Beberapa Pertimbangan mengenai Asal-usul Konstruksi Rumah Panggung di Kepulauan Pasifik [To dwell in the granary: on the origine of the pile-dwelings in the Pacific], Antropologi Indonesia 49: 31–47. University of Indonesia.
口頭発表等
- 1991
- “Menghuni Lumbung: Beberapa Pertimbangan mengenai Asal-usul Konstruksi Rumah Panggung di Kepulauan Pasifik. ” Seminar tentang Tradisi Budaya Indonesia - Jepang, Direktorat Jenderal Kebudayaan. Departemen Pendidikan dan Kebudayaan, Jakarta, Indonesia.
展示関連
- 2006
- 「みんぱく昆虫館」プロジェクトメンバー
- 2005
- 「きのうよりワクワクしてきてHPできちゃいました。」佐藤浩司・ムラギしマナヴ, 特別展「きのうよりワクワクしてきた。」ホームページ
http://www.brico-art.com/index.htm - 2005
- 「きのうよりワクワクしてきた。ブリコラージュ・アート・ナウ 日常の冒険者たち」実行委員長
- 2002
- 「2002年ソウルスタイル」プロジェクトメンバー