国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

スタッフの紹介

関本照夫
関本照夫SEKIMOTO Teruo
先端人類科学研究部・特任教授
専門分野
  • 文化人類学・東南アジア研究
各個研究
  • 物質性の人類学的研究
個人ホームページ

略歴

  • 東京大学大学院社会学研究科博士課程(文化人類学専攻)中途退学
  • 国立民族学博物館助手、一橋大学社会学部助教授などを経て東京大学東洋文化研究所教授。
  • 2010年より民博特任教授

専門分野

文化人類学 東南アジア研究

研究のキーワード

布 工芸 モノと人間 経済と地域社会 東南アジア インドネシア

現在の研究課題

布から見るモノ・人・環境の相互関係

所属学会

日本文化人類学会、東南アジア学会、マレーシア研究学会、Association of Asian Studies

主要業績

共編著
2003
Handicrafts in the Age of Global Economy: Indonesia and Japan. Center for Japanese Studies, University of Indonesia
2000
Handicrafts and Industrial Development in Southeast Asia, Toyota Foundation Research Grant Report
1997
『現代の社会人類学』 全3巻、東京大学出版会
『国民文化が生れる時-アジア・太平洋の現代とその伝統』 リブロポート
1987
Handicrafts and Industrial Development in Southeast Asia, Toyota Foundation Research Grant Report
『現代の社会人類学』 全3巻、東京大学出版会

館外活動(大学教育、社会活動等)

財団法人東洋文庫・研究員

受賞歴

1983
論文「サウィト事件の文化論的研究」で財団法人民族学振興会第14回澁澤賞を受賞
1983
第14回澁澤賞

代表者を務めた研究プロジェクト

経歴詳細

学歴
  • 東京大学教養学部教養学科(文化人類学分科)卒業(1972)
  • 東京大学大学院社会学研究科(文化人類学専攻)修士課程修了(1974)
  • 東京大学大学院社会学研究科(文化人類学専攻)博士課程退学(1976)
職歴
  • 国立民族学博物館第五研究部助手(1976)
  • 一橋大学社会学部専任講師(1981)
  • 同学部助教授(1983)
  • 東京大学東洋文化研究所汎アジア部門助教授(1987)
  • 同部門教授(1991)
  • 東京大学東洋文化研究所長(2006-2009)
  • 東京大学を定年退職(2010)
  • 国立民族学博物館特任教授(2010)
学位
  • 社会学修士(東京大学 1974)

その他の主な活動歴

  • 1982-1984 カリフォルニア大学バークレイ校人類学部客員研究員(財団法人国際文化会館社会科学国際フェローシップによる)
  • 1987 ロンドン大学ロンドン経済政治学校(LSE)人類学部客員研究員(同校サントリートヨタ経済学センター招聘プログラムによる)
  • 1989-1994 国立民族学博物館助教授、ついで教授を併任
  • 1993-1996 米国Social Science Research Council, Joint Committee on Southeast Asia委員
  • 1998-2002 中部大学中部高等学術研究所客員教授
  • 2002-2003 JICA長期派遣専門家としてジャカルタのインドネシア大学に派遣。(「日本研究センター研究支援プロジェクト」)
  • 2006-2009 京都大学地域研究統合情報センター運営委員会委員
  • 2008-2010 国立民族学博物館運営会議委員

研究の詳細

これまで40年近く、インドネシアの中部ジャワ州の農村と地方都市で、人々の仕事の人類学研究に関わってきた。初期には、1)農村に普遍的に見られる兼業の広がりを追って人々の間の二者関係ネットワークを検討した。ついで現在まで、2)伝統染織業における技能の蓄積・継承の研究を進めている。これは、地場産業・繊維ファッション産業の社会経済的研究と背景にして、職業と家事とにまたがる手仕事の技から、モノと人との相関関係をさぐろうとするものである。さらに、3)同じジャワを対象とし、新興国家の政治と宗教を草の根の生活実践の側から論じた一連の仕事もある。

業績詳細

編著書
2004
『比較史のアジア-所有・契約・市場・公正』[編著書]、東京大学出版会。
2003
Handicrafts in the Age of Global Economy: Indonesia and Japan. [編著書] Center for Japanese Studies, University of Indonesia.
2003
Interim Report: Handicrafts and Socio-Cultural Change: A Study of Batik Making in Cirebon and Pekalongan. [編著書] Center for Japanese Studies, University of Indonesia.
2000
Handicrafts and Industrial Development in Southeast Asia, [編著書] (Toyota Foundation Research Grant Report), Institute of Oriental Culture.
1994
『国民文化が生れる時-アジア・太平洋の現代とその伝統』[編著書]、リブロポート。
1987
『現代の社会人類学』 全3巻、[編著書]、東京大学出版会。
1986
『人類学的歴史とは何か』[共著]、海鳴社。 
論文等
2008
Living in a vernacular culture: the Javanese in Surinam." Latin American Studies No.16.
2007
「ものを作る技の考察」松井健編『自然の資源化』(内堀基光編・資源人類学・第6巻)弘文堂。
2004
A comparative perspective on market and trade. Annals of Japan Association for Middle East Studies(『日本中東学会年報』)No.20-1
2004
「不平等社会に見る平等への契機-ジャワ農村の事例」寺嶋秀明編『平等と不平等をめぐる人類学的研究』ナカニシヤ出版。
2003
Selves and others in Japanese anthropology." In Akitoshi Shimizu and Jan van Bremen, eds., Wartime Japanese Anthropology in Asia and the Pacific, (Senri Ethnological Studies no.65), National Museum of Ethnology.
2003
「市場とコミュニティー-ジャワ・バティックとその社会的土台」東京大学東洋文化研究所編『アジア学の将来像』東京大学出版会。
2001
「布と人類学-世界とつながるローカルな伝統」東京大学東洋文化研究所編『アジアを知れば世界が見える』小学館。
2000
「周縁化される伝統-バティックから見るジャワの近代」『民族学研究』65巻3号
2000
Innovation, Change and Tradition in the Batik Industry. In, Michael Hitchcock and Wiendu Nuryanti (eds.), Building on Batik: The Globalization of a Craft Industry, Ashgate.
1999
「<伝統文化>概念が周縁化するもの-現代インドネシアの文化状況」坪内良博編『総合的地域研究を求めて-東南アジア像を手がかりに』京都大学学術出版会。
1998
「文化概念の用法と効果」青木保他編・岩波講座文化人類学第13巻『文化という課題』岩波書店。
1997
Uniforms and concrete walls: Dressing the village under theNew Order in the 1970s and 1980s. In, Henk Schulte Nordholt (ed.), Outward Appearances: Dressing State and Society in Indonesia, Leiden, KITLV Press.
1995
「日本の人類学と日本史学」『岩波講座日本通史別巻1・歴史意識の現在』岩波書店。
1995
「社会」綾部恒雄・石井米雄編『もっと知りたいインドネシア・第2版』弘文堂。
1995
「ジャワにおける行為の美的規範と社会秩序」清水昭俊編『洗練と粗野-社会を律する価値』東京大学出版会。
1994
Pioneer settlers and state control: A Javanese migrant community in Selangor, Malaysia. Tonan Ajia Kenkyu 32-2.
1993
A Cultural Analysis of the Sawito Incident. In, Millenarianism in Asian History, Ishi Yoneo, ed., Institute for the Study of Languages and Cultures of Asia and Africa.
1992
「ジャワ人のヒエラルキーと自由:村人の集いの二つの形」『東洋文化研究所紀要』116。
1991
「二者関係ネットワーク論再考-東南アジアの事例」『中国-社会と文化』6号。
1990
State Ritual and the Village: An Indonesian Case Study. In, Reading Southeast Asia, Vol.1, Cornell University Southeast Asia Program.
1989
「人類学にできること」田辺繁治編『人類学的認識の冒険-イデオロギーとプラクティス』同文館。
1989
「ジャワにおける儀礼と食物-スラマタン儀礼の供物の象徴性」松原正毅編『人類学とは何か-言語・儀礼・象徴・歴史』日本放送出版協会。
1989
「マレー半島のジャワ人移民社会-サバ・ブルナム調査ノート」『東洋文化研究所紀要』109。
1988
「フィールドワークの認識論」伊藤幹治・米山俊直編『文化人類学へのアプローチ』ミネルヴァ書房。
1988
A Preliminary Report on the Javanese in Selangor, Malaysia. Southeast Asian Studies 26-2.
1988
「文化の違いを見る目の違い」東京大学公開講座『異文化への理解』東京大学出版会。
1986
「ジャワ神秘主義の民族誌」『国立民族学博物館研究報告』11-2。
1986
「村と国家行事」原洋之介編著『東南アジアからの知的冒険』リブロポート。
1986
「ジャワ農村経済への社会人類学的視点」板垣與一編『アジア研究の課題と方法』東洋経済新報社。
1984
「村の時間と歴史--ジャワの王国と農民」大林太良編『東南アジアの民族と歴史』(民族の世界史 6)山川出版社。
1983
Social Gathering at Night: Forms of Communal Assembly in Java. East Asian Cultural Studies, 22.
1982
「ジャワ聖墓巡礼考--イスラームと土着的伝統主義」中牧弘充編『神々の相克』新泉社。
1982
「サウィト事件の文化論的考察」鈴木中正編『千年王国的民衆運動の研究』東京大学出版会。
1980
「二者関係と経済取引--中部ジャワ村落経済生活の研究」『国立民族学博物館研究報告』5-2。
1979
A Paddy-Growing Village in Central Java. In, M. Kuchiba and L.E. Bauzon eds., A Comparative Study of Paddy-Growing Communities in Southeast Asia and Japan, Tokyo, Toyota Foundation.
1978
「農業をめぐる人のカテゴリーと相互関係--中部ジャワの一事例」『国立民族学博物館研究報告』3-3。
1976
「中部ジャワ農村の儀礼的食物交換--スラカルタ地方の事例より」『国立民族学博物館研究報告』。
「ギアツの宗教分析論をめぐって-宗教研究の方法に関する覚書」『アジア経済』15-12.
「文字をなくした伝承と未開の文字」上田正昭編『日本古代文化の探求-文字』社会思想社。
1974
「中部ジャワ農村の儀礼的食物交換--スラカルタ地方の事例より」『国立民族学博物館研究報告』。
「ギアツの宗教分析論をめぐって-宗教研究の方法に関する覚書」『アジア経済』15-12.
報告書
2008
「文化遺産で未来を守る」 原聖編『ジョシビの無形文化遺産プロジェクト・議事録』 女子美術大学、24-40頁
翻訳書
1987
E.R.リーチ『高地ビルマの政治体系』弘文堂。
研究ノート・概説
2006
「プリント更紗とジャワの更紗製造業」『更紗今昔物語―ジャワから世界へ』国立民族学博物館(編)、国立民族学博物館。
2004
「手仕事における労働の意味-ジャワ・バティック産業の経営と労働」『東京大学東洋文化研究所新分野開拓研究プログラム、アジア諸文化間の多元的共生を求めて-過去から未来へ、平成15年度報告書』東京大学東洋文化研究所。
2004
「工芸生産に見る市場とコミュニティー:ジャワのバティック業」『研究彙報』第5号、特定領域研究「資源の分配と共有に関する人類学的統合領域の構築-象徴系と生態系の連関をとおして」"自然資源の認知と加工"研究班。
2004
「人、もの、資源」文部科学省科学研究費補助金、特定領域研究『資源の分配と共有に関する人類学的統合領域の構築-象徴系と生態系の連関をとおして・中間成果論集』特定領域『資源人類学』総括班。
1999
「今日のインドネシア・バティック産業」『染織α』99年7月号。
1996
「東南アジア近代における文化の自画像の形成」(内堀基光・田村克己・清水展と共著)『平成7年度の活動の記録』「総合的地域研究」成果報告書シリーズ:No.20。
1995
「東南アジア近代における文化の自画像の形成」(内堀基光・清水展と共著)『平成6年度の活動の記録』「総合的地域研究」No.7。
1996
「神秘主義-観察者の視線、当事者の視線」『総合的地域研究』15号。
1995
「インドネシア近代のバティック産業の事例-文化の自画像の生成」『総合的地域研究』10号。
1995
「バティック産業の経済と文化」『創文』368。
1995
「インドネシアのドラえもんと<民族文化>」『民博通信』No.68。
1994
「スリナムのジャワ人」『文明の地域性』(文部省科研費重点領域研究「総合的地域研究」成果報告書シリーズ: No.3)。
1994
「国際会議トピックス:第8回国際インドネシア研究ワークショップ」『学術月報』47-10。
1991
「解説」ミゲル・コバルビアス著『バリ島』(関本紀美子訳)平凡社。
1990
「ジャワの正義王思想」『シリーズ世界史への問い 6:民衆文化』岩波書店。
1990
「東南アジアの国家と社会」『創文』307。
1989
「東南アジアと「劇場国家」」『みすず』340 .
1988
Research Methods in Japanese Studies: Cultural Anthropology. Orientation Seminars on Japan, No.31, the Japan Foundation.
1988
The Urban Image of Solo: A Peripheral Village Perspective. East Asian Cultural Studies 27/1-4.
1988
「ソロの都市イメージ-村からの眺め」青木保編『都市の肖像-東南アジアにおける地方都市社会の研究』(昭和62年度科研海外学術調査報告書)大阪大学人間科学部。
1986
「稲作民の神話的風景」大林太良他編『田園祝祭 さと』(日本人の原風景 3)旺文社。
1979
「市場と精霊」『民博通信』6.
1978
A Preliminary Bibliography for the Study of Customary Laws of Southeast Asia and Taiwann, (coauthored with Yoneo Ishii and others) 『国立民族学博物館研究報告』3-4。
「宗教民族誌の読み方と書き方」『国際宗教ニューズ』15-3・4。
「ジャワ農村の二つの社会的空間」『民博通信』1。
1976
A Preliminary Bibliography for the Study of Customary Laws of Southeast Asia and Taiwann, (coauthored with Yoneo Ishii and others) 『国立民族学博物館研究報告』3-4。
「宗教民族誌の読み方と書き方」『国際宗教ニューズ』15-3・4。
書評
2005
「速水洋子 Between Hills and Plains: Power and Practice in Socio-Religious Dynamics Among Karen」『文化人類学』70-1。
1993
「モハマッド・ハッタ著『ハッタ回想録』」産経新聞9月12日。
1992
「清水展『文化の中の政治-フィリピン「二月革命」の物語』」『民族学研究』57-2。
1992
「白石隆『運動の時代-ジャワにおける大衆的急進主義 1912-26年』」『アジア経済』1992年4月号。
1991
「ジョセフ・ダーソー『アメリカンドリーム』」『朝日ジャーナル』33-20 。
1991
「モーリス・レーナルト『ド・カモ』」『朝日ジャーナル』33-4。
1988
Review, Robert Wessing, The Soul of Ambiguity: The Tiger in Southeast Asia, Asian Folklore Studies, 47-1.
1987
「宮本勝『ハヌノオ・マンヤン族―フィリピン山地民の社会・宗教・法』」『民博通信』36。
1986
「大林太良『シンガ・マンガラジャの構造』」『季刊人類学』17-1。
1986
「原洋之介『クリフォード・ギアツの経済学』」『朝日ジャーナル』28-2。
「『二つのイスラーム社会--モロッコとインドネシア』の翻訳について」『民族学研究』39-4。
「Turton, Andrew and Tanabe Shogeharu (eds.), History and Peasant Consciousness in South East Asia」『民族学研究』49-4。
1975
「原洋之介『クリフォード・ギアツの経済学』」『朝日ジャーナル』28-2。
「『二つのイスラーム社会--モロッコとインドネシア』の翻訳について」『民族学研究』39-4。
シンポジウム発表等
2012
“Opening remarks (with Ogawa Sayaka)” and “Indonesian batik asmodern fashion, antiques, and cheap commodities.” 国際ワークショップ「捨てるもの、捨てられないもの―布の履歴からモノの消費を考える」国立民族学博物館(2012.2.8)
2009
座談会「學問の思い出-中根千枝先生を囲んで」『東方學』118輯。
2008
「文化遺産で未来を守る」シンポジウム無形文化遺産の保護と継承、原聖編『ジョシビの無形文化遺産プロジェクト・議事録』女子美術大学。
1996
講演要旨「聖者信仰の近代-インドネシアの事例」『東洋學報』77-3/4。
1993
講演要旨「宗教の多様性の中のイスラム-インドネシア・マレーシアの場合」『東洋学報』74-1/2。
1992
Antara Tradisi dan Realitas Sosial Masyarakat Indonesia: Untuk Penelitian Batik yang Holistik." Laporan Pelaksanaan Seminar Kehidupan Batik Tradisional Indonesia, Tim Peneliti Batik Tradisional Indonesia, STSI Surakarta.
1991
コメント、松原正毅編『王権の位相』弘文堂。
1991
コメント「網野説へのいくつかの疑問」川田順造編『「未開」概念の再検討・Ⅱ』リブロポート。
1990
座談会「アジアを向く日本、欧米を向くアジア-新たな普遍的言語で語り合えるか」(関本照夫・大沼保昭・鈴木勝也・スリチャイ・ワンガェーオ)大沼保昭編『国際化・美しい誤解が生む成果』東信堂。
1989
コメントおよび総合討論「シンポジウム、フィールドからわかるということ」『季刊人類学』20-3。
1986
コメント、福島真人「イスラムリーダーにおける信念と演技」『季刊人類学』17-3。
「東南アジア島嶼部の宗教」『シンポジウム「東南アジアの宗教と芸術」-報告と討論の記録(抄)』、 国立民族学博物館。
「討議・人類学的理解とは何か」(内堀基光、小松和彦、船曳建夫との座談会)『現代思想』10-8。
1978
コメント、福島真人「イスラムリーダーにおける信念と演技」『季刊人類学』17-3。
「東南アジア島嶼部の宗教」『シンポジウム「東南アジアの宗教と芸術」-報告と討論の記録(抄)』、 国立民族学博物館。
事典項目
2009
「職人」、「政治体系(政治システム)」、日本文化人類学会編『文化人類学事典』丸善。
2008
深見純生と共著「インドネシア-[住民]」『新版・東南アジアを知る事典』平凡社。
2008
「イードル・フィトル」、「ギアツ」、「神秘主義」、「相互扶助慣行」、「断食」、「祭り[島嶼部]」、「東南アジア-[住民]」『新版・東南アジアを知る事典』平凡社。
2002
「バティック」可児弘明他編『華僑・華人事典』弘文堂。
2001
「ジャワ」、「マドゥラ」『世界民族事典』弘文堂。
1998
「文化相対主義」『歴史学事典第6巻・歴史学の方法』弘文堂。
1996
「サミン運動」『歴史学事典第4巻・民衆と変革』弘文堂。
1995
「ジャワ人」「スリナム」『世界民族問題事典』平凡社。
1995
「東南アジア-社会統合」『ブリタニカ国際大百科事典』(全面改訂版)TBSブリタニカ。
1992
「宮廷と都市・総論」「東南アジア古典期の都市」「都市と祭礼・東南アジア」「都市と聖者廟・東南アジア」「東南アジアの給排水」板垣雄三・後藤明編『事典イスラームの都市性』亜紀書房。
1991
「ガルーダ」「金枝篇」「クリス」「スラマタン」「ドゥクン」「ナガ」「秘密結社」「フレーザー」『世界宗教大事典』平凡社。
1991
「民族」「割礼」「クバティナン」「クラマット」「ゴトン・ロヨン」「ジャワ族」「スラカルタ」「ドゥクン」「中ジャワ」「ワリンギン」『インドネシアの事典』同朋舎。
1987
「奴隷」『文化人類学事典』弘文堂。
「インドネシア・住民、宗教、基層文化」「ギアツ」「金枝篇」「クリス」「ジャワ族」「スラマタン」「ドゥクン」「フレーザー」「マドゥラ族」『世界大百科事典』平凡社。
「イードル・フィトル」「インドネシア・住民、宗教、基層文化」「ガルーダ」「ギアツ」「クリス」「共食」「ジャワ族」「神秘主義」「スラマタン」「断食」「ドゥクン」「ナガ」「秘密結社」「マドゥラ族」『東南アジアを知る事典』平凡社。
1981
「奴隷」『文化人類学事典』弘文堂。
「インドネシア・住民、宗教、基層文化」「ギアツ」「金枝篇」「クリス」「ジャワ族」「スラマタン」「ドゥクン」「フレーザー」「マドゥラ族」『世界大百科事典』平凡社。
その他
2012
「新年が年に4回やってくる」『月刊みんぱく』36巻1号
2011
「世界の染めと暮らし」『国立民族学博物館 2012 カレンダー』
2011
「ポスターを飾る」(旅・いろいろ地球人-くらしの美)『毎日新聞』夕刊(2011.9.8)
2011
「布と人の人類学を構想する」『民博通信』No.133
2011
「布からモノの働きを知る」『月刊みんぱく』35巻5号
2008
「青春の一冊-カミの誕生 原始宗教」東京大学新聞2419号。
2005
「地図と国境」JAMS News『日本マレーシア研究会会報』No.32。
2001
「市場を考える-東南アジア、中東、中国」岩波講座『東南アジア史6』月報6。
2000
「贈与・個・比較社会」『阿部謹也著作集第6巻・月報6』筑摩書房。
1997
「グローバル化と国民文化」『国際文化会館会報』8-2。
1997
淡青評論「外から見えやすい東大にするには」『東京大学学内広報』。
1996
「土屋さんの最後の旅」『時間の束をひもといて-追悼土屋健治』土屋健治追悼集刊行会。
1995
「土屋健治を追悼する」『比較法史学会会報』5号。
1995
「盆地の風景」横下夏也君追悼文集編集委員会『「神々の領分」その他-横下夏也君の思い出のために』東京大学教養学部文化人類学教室。
1994
「文化概念と近代世界」『本』1994・3月号。
1992
「<ころがり枕>を抱いて寝る」『季刊民族学』61。
1990
「礼式に守られた世界秩序-東南アジア多島海の戦争と平和」『週刊朝日百科・世界の歴史 77 、戦争と平和』朝日新聞社。
1990
Implicit Culture and Explicit Culture. Echoes of Peace 28 (January 1990), Niwano Peace Foundation.
1988
「インドネシアの風土と歴史」(コンサート・プログラム)『豊かなる海上の道、マリンロード音楽の旅<3>インドネシア太陽の響き・海の舞』民主音楽協会。
1987
「ジャワの<連れ>の思想」『国際協力』1987/7。
1987
「文化の違いを見る目の違い」東京大学『学内広報』No.755。
1984
「予備校化するアメリカの大学」『歴史と地理』342。
1982
「ジャワ島の食事」『週刊朝日百科世界の食べもの』77。
1981
藤本ますみ・関本照夫「水田の稲づくり-インドネシア・ジャワ島」『NHKみんなの科学・民族の知恵 2』日本放送出版協会。
1981
「博物館と祈祷師、インドネシアのトロウラン博物館」『月刊みんぱく』5-3。
1980
「王の文書庫、インドネシアのラディオ・プストコ博物館」『月刊みんぱく』4-12。
1980
「ジャワの男と女」『世界と人口』80, 家族計画国際協力財団;(再録「ジャワの男は働かない?-男と女」宮崎恒二他篇『アジア読本・インドネシア』河出書房、1993)。
1980
「男と女の政治経済学」『月刊みんぱく』4-1。
1980
「ワヤン・オラン劇の衣装(魔王ダサムカ)」『月刊みんぱく』4-1。
1979
「影絵人形」『月刊みんぱく』3-7。
「ジャワ影絵芝居の人形」『月刊みんぱく』1-3。
「ジャワの家族と結婚式」『季刊民族学』 6号。
1977
「影絵人形」『月刊みんぱく』3-7。
「ジャワ影絵芝居の人形」『月刊みんぱく』1-3。
座談録
2009
「學問の思い出-中根千枝先生を囲んで」『東方學』118輯: 151-182頁