受賞年度
2005年度
本文
ロベルト・ガルフィアス教授が旭日中授章を授与
2005年5月13日
民博の外国人客員研究員* として滞在されたことがあるロベルト・ガルフィアス教授(カリフォルニア大学アーバイン校人類学部教授、民族音楽学専攻)が今年の春の叙勲で旭日中授章を授章されることとなりました。
以下はロサンゼルスの日本領事館から出されたプレスリリースです。
*民博滞在期間
平成11年8月15日~11月15日(3ヶ月間)
平成15年5月15日~12月15日(7ヶ月間)
平成11年8月15日~11月15日(3ヶ月間)
平成15年5月15日~12月15日(7ヶ月間)
【4月28日午後1時解禁(日本時間4月29日午前5時)解禁】
プレス・リリース
平成17年4月25日
在ロサンゼルス総領事館
4月29日(日本時間)、日本政府は、平成17年春の叙勲受章者を発表した。南カリフォルニアでは、オレンジ・カウンティ在住のロベルト・ガルフィアス氏(72歳。カリフォルニア大学アーバイン校教授、元米国芸術評議会委員)に対し旭日中綬章(The Order of the Rising Sun, Gold Rays with Neck Ribbon)が授与される。同氏は、5月20日に東京で行われる天皇拝謁及び勲章伝達式に出席する予定。
ガルフィアス氏の略歴は以下のとおり。 同氏は、1932年、米国サンフランシスコ市生まれ。1956年州立サンフランシスコ大学卒業。カリフォルニア大学ロサンゼルス校大学院で民族音楽学を専攻し、1958年修士号取得。1965年同大学博士号取得。40年以上にわたり、雅楽をはじめとする日本の古典音楽研究を行ってきた。カリフォルニア大学ロサンゼルス校、ワシントン大学、カリフォルニア大学バークレー校及びカリフォルニア大学アーバイン校等の音楽学部や文化人類学部などで教鞭を取り、特に日本音楽関係の講座においては、自ら制作した視聴覚教材なども駆使して、雅楽、能、歌舞伎、沖縄古典音楽などの歴史や概論、楽器の特徴と演奏法などを教授してきた。また同氏は宮内庁雅楽部とも関係が深く、1959年に行われた宮内庁雅楽部の初の米国公演に同行し、各種支援を行ったほか、ストラヴィンスキー、バーンスタイン等の国際的な音楽家を雅楽に紹介する労を取った。長年にわたり米国における雅楽公演に協力してきたが、特に平成16年10月にロサンゼルスのウォルト・ディズニー・コンサート・ホールで行われた同ホール初の雅楽公演では、難解な雅楽を聴衆に分かりやすく解説するため、準備段階から企画協力を行うなど、同公演の成功にも寄与した。 本件に関する照会は、海部領事【(213)617-6712、y_kaifu@la-cgjapan.org】までお願いします。 |