科学研究費助成事業による研究プロジェクト(2020年度)
新学術領域研究(研究領域提案型)
新学術領域研究『学術研究支援基盤形成』
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
- 菊澤律子:時空間を融合する:GISと数理モデルを用いた新たな言語変化へのアプローチ(2018-2023)
- 小野林太郎:オセアニアの人類移住と島嶼間ネットワークに関わる考古学的研究(2018-2021)
- 吉田憲司:人類学における芸術研究の刷新:イメージ人類学の創成に向けた国際共同研究基盤の強化(2020-2024)
- 長野泰彦:チベットの宗教基層におけるモノと聖性の動態に関する国際共同調査研究(2020-2023)
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(A))
基盤研究(A)
- 島村一平:モンゴル仏教のグローカル実践に関する学際・国際的地域研究 (2016-2020)
- 小長谷有紀:モンゴルに関する画像記録を用いた地域像の再構築(2017-2021)
- 山中由里子:超常認識と自然観をめぐる比較心性史の構築(2018-2022)
- 林勲男:大規模災害に関する集合的記憶の物象化・物語化と防災教育(2018-2021)
- 岸上伸啓:北米アラスカ・北西海岸地域における先住民文化の生成と現状、未来に関する比較研究 (2019-2023)
- 関雄二:社会的記憶の観点からみたアンデス文明史の再構築(2020-2023)
基盤研究(B)
- 西尾哲夫:中東地域における民衆文化の資源化と公共的コミュニケーション空間の再グローバル化(2016-2020)
- 西尾哲夫:シンドバード航海記の成立過程と多元的価値共創文学の可能性に関する物語情報学的研究(2017-2021)
- ピーター J. マシウス:東南アジアにおけるサトイモの遺伝的多様性のマッピングによる栽培化モデルの検証(2017-2020)
- 日高真吾:教育資源・観光資源としての地域文化遺産の活用と保存(2018-2020)
- 園田直子:セルロースナノファイバー塗工法による脆弱化した酸性紙資料の大量強化処理の開発(2018-2020)
- 飯田卓:文化遺産の「社会的ふるまい」に関する応用人類学的研究:東部アフリカを事例に(2019-2021)
- 上羽陽子:バスケタリーをめぐる植物生態と民族技術の文化人類学的研究(2019-2023)
- 末森薫:再現模写・仮想空間構築による敦煌莫高窟千仏図が有する規則的描写の複合的評価(2019-2021)
- 寺村裕史:シルクロード都市の形成ならびに人と文化の東西交流に関する考古学的研究(2019-2022)
- 丹羽典生:紛争後社会のレジリエンス:オセアニア少数民族の社会関係資本と移民ネットワーク分析(2019-2022)
- 卯田宗平:動物保護時代における文化システムとしての鵜飼の全面解明と「最適継承ルート」の共創 (2020-2024)
- 池谷和信:装飾文化からみたアフリカ史の再構築に関する研究 (2019-2022)
基盤研究(C)
- 杉本敦:農の「EU化」に伴うトランシルヴァニア牧畜の再編に関する文化人類学的研究(2017-2020)
- 藤本透子:カザフスタンにおける伝統医療とイスラームの人類学的研究(2016-2020)
- 新本万里子:生理用品の受容によるケガレ観の変容に関する文化人類学的研究(2017-2020)
- 広瀬浩二郎:触察の方法論の体系化と視覚障害者の野外空間のイメージ形成に関する研究(2018-2020)
- 中道静香:『千夜一夜』をめぐる写本・刊本の編纂過程と書物文化の諸相(2018-2022)
- 川瀬慈:アフリカの無形文化を対象にした民族誌映画の制作による応用映像人類学的研究(2018-2021)
- 福岡正太:島嶼社会における芸能伝承の課題―対話と発見の場としての映像を活用したアプローチ(2018-2020)
- 平井京之介:ポスト紛争期の水俣における「負の遺産」の生成過程に関する博物館人類学的研究(2018-2021)
- 鈴木七美:米国での認知症高齢者を師とする人生語り・記録の多世代協働とコミュニティ教育の展開(2018-2021)
- 野嶋洋子:無形文化遺産の継承・変容と自然災害による影響の動態的把握:バヌアツ北部事例研究(2018-2020)
- 岡本尚子:未発表原稿分析によるJ.-C.マルドリュスの執筆過程の解明(2019-2023)
- 河合洋尚:中国―南太平洋島嶼国関係の変化と「オセアニアン・チャイニーズ」像の表出(2019-2022)
- 相良啓子:日本手話、台湾手話、韓国手話における語と意味の歴史変化の解明(2019-2022)
- 常田夕美子:インド・オディシャーにおける親密圏の変容:恋愛・婚姻・家族をめぐる情動と経験(2019-2021)
- 中村真里絵:世界遺産バンチェン遺跡の遺物の古美術品化とその価値づけをめぐる文化人類学的研究(2019-2022)
- 三尾稔:インド西部の地方都市における宗教実践とローカリティ形成に関する人類学的研究(2019-2022)
- 鈴木英明:20世紀前半ペルシア湾奴隷制に関する歴史民族誌的研究(2020-2024)
- 太田心平:民族誌と統計解析の手法による博物館職員の働きがいと職業意欲の解明(2020-2023)
- 杉本敦:EU農政下における家族制農業生産についての民族誌的研究(2020-2022)
- 森明子:ケアから見たベルリンのネイバーフッドに関する民族誌的研究(2020-2023)
- 高茜:「民族芸術」の生成過程―中国雲南省麗江におけるトンパ教文化の資源化と観光(2020-2022)
- 岡田恵美:南アジアのポリフォニー民謡に関する音楽民族学研究:インド・マニプル州ナガを中心に(2020-2023)
若手研究(A)
若手研究(B)
- 登久希子:社会をつくる芸術:「ソーシャリー・エンゲイジド・アート」の人類学的研究(2016-2020)
- 相島葉月:エジプト人空手家によるネイションの実践とグローバル化に関する社会人類学的研究(2017-2020)
- 八木百合子:アンデスにおける聖人信仰の展開に関する人類学的研究―聖像の所有と継承に注目して(2017-2020)
- 栗山新也:三線が引き出す社会関係、価値、感情――大衆楽器が人びとに与える効果の研究(2017-2020)
若手研究
- 黒田賢治:現代イランにおける長期的紛争介入構造をめぐる殉教概念の変容と政治言説化の研究(2018-2020)
- 彭宇潔:アフリカ熱帯雨林における狩猟採集民の生態資源獲得の行動に関する人類学的研究(2018-2020)
- 神野知恵:近現代の日本と韓国における門付け芸能の変遷‐伊勢大神楽と韓国農楽を中心に‐(2018-2021)
- 大石侑香:肉食性動物のドメスティケーション:毛皮産業近代化における人と動物の関係の変化(2019-2022)
- 早川真悠:レソトにおけるジンバブエ移民行商人の会計方法にかんする人類学的研究(2019-2021)
- 奈良雅史:宗教と移動をめぐる人類学的研究:現代中国の越境的ムスリム・ネットワーク(2019-2022)
- 石原和:近世近代移行期における教団未満の宗教者と新宗教をめぐる史的研究(2020-2023)
- 八木百合子:現代アンデスにおける寄進と宗教性に関する研究―奉納品と教会記録の分析を中心に(2020-2023)
- 工藤由美:チリのマプーチェ先住民組織における民族医療に関する文化人類学的研究(2020-2023)
- 伊藤悟:日常を美学化する詩的オラリティの人類学―タイ文化圏の声と文字の文化の比較研究(2020-2023)
- 松岡佐知:医療と制度:南インド社会にとっての公的伝統医療と伝統的治療師の関係性(2020-2022)
- 茶谷智之:中等教育脱落者の少年少女と社会参加-インド・スラムにおける仲介者の働きに着目して(2020-2023)
挑戦的研究(開拓)
- 出口正之:個別文化の標準化問題に関する文化人類学と会計学の学際的共同研究(2017-2021)
- 小野林太郎:東南アジアへ拡散したオーストロネシア語族の土器・埋葬文化に関する学際的研究(2020~2022)
挑戦的研究(萌芽)
- 竹沢尚一郎:被災後社会の総体的研究:被災後をより良く生きるための行動指針の開発(2018-2020)
- 神田和幸:新手話学の構成素の実証的検証研究(2018-2020)
- 川口聖:日本手話言語の変質に関する研究(2018-2020)
研究活動スタート支援
- 大澤由実:食の認識体系とその変容ータイにおけるMSG(グルタミン酸ナトリウム)の消費と拒絶(2018-2020)
- 高木仁:アオウミガメを例にした稀少動物に対する人為空間の構造的理解に向けての比較研究(2019-2020)
- 諸昭喜:社会変化と民俗特有の病いの変容:韓国と台湾の産後の病いに対する比較研究(2019-2020)
- 難波美芸:インフラの時間性に関する人類学的研究:ラオスの流れ橋の事例から(2020-2021)
研究成果公開促進費(学術図書)
研究成果公開促進費(データベース)
特別研究員奨励費
- 松岡佐知:高齢期の人間にとっての居住型宗教施設の役割:南インドの事例から(2018-2020)
- 額田有美:ラテンアメリカ地域における「先住民性」についての民族誌的研究:コスタリカを中心に(2019-2021)
- 稲井啓之:アフリカ内水面における「よそ者」に着目した持続的水産資源管理構築に関する研究(2019-2021)
- 崎田誠志郎:東地中海域における小規模漁業の漁場利用生態と漁場管理制度の統合的解明(2019-2021)
- 山極海嗣:ミクロネシア-南琉球の比較分析による初期人類の島嶼適応戦略の解明(2020-2022)
- 中村友香:ネパールにおける近代医療の市場化―医療アクセス・薬剤・身体経験―(2020-2022)
- 坂口奈央:災害遺構を巡る住民の語りをもとにした集合的記憶形成過程の分析(2020-2022)
- 楠和樹:第二次世界大戦後のケニアにおける越境性動物疾病対策と国家統治の変容(2020-2022)
- 工藤さくら:ネワール低カースト女性の儀礼実践とその変容に関する宗教人類学的研究(2020-2022)