館外での出版物
出版物情報
- 出版社:明石書店 出版社ホームページはこちら
- 定価:3,800円(税抜)
- ISBN:9784750333892
- 判型・体裁:A5判
- 頁数:264頁
主題・内容
あらゆるモノや存在が国境を越えて大量に移動する現代。なかでも人間の移動は、国家や国民、文化、コミュニティなどの概念に再検討を迫っている。移民が世界にもたらした変化をヨーロッパを中心としたフィールドワークをもとに記述する意欲作。
目次
序章 移民のヨーロッパ――国際比較の視点から 竹沢尚一郎
第Ⅰ部 移民の国ドイツ
第1章 ベルリンのトルコ系移民の仕事とソーシャル・ネットワークについて 森明子
第2章 ドイツにおけるトルコ系マイノリティ団体の活動――トランスナショナルな公共圏の構築 石川真作
第3章 社会主義体制における外国人労働――旧東ドイツの別な無人労働者の事例から 山田香織
第2章 ドイツにおけるトルコ系マイノリティ団体の活動――トランスナショナルな公共圏の構築 石川真作
第3章 社会主義体制における外国人労働――旧東ドイツの別な無人労働者の事例から 山田香織
第Ⅱ部 移民から見たフランス国家
第4章 フランスにおける移民問題の複合性――サンパピエと移民第二世代の視点から 竹沢尚一郎
第5章 サンパピエからみた国民国家 エマニェル・テレイ
第6章 サンパピエの運動と反植民地主義言説――作動しなかったポストコロニアリズム 稲葉奈々子
第5章 サンパピエからみた国民国家 エマニェル・テレイ
第6章 サンパピエの運動と反植民地主義言説――作動しなかったポストコロニアリズム 稲葉奈々子
第Ⅲ部 マイノリティと国家をつなぐもの
第7章 移民女性の働き方にみるジェンダーとエスニシティ――パキスタン系イギリス女性のコミュニティワークを中心に 工藤正子
第8章 移民か、ナショナル・マイノリティか――言語政策からみるバルト三国のマイノリティ 小森宏美
第8章 移民か、ナショナル・マイノリティか――言語政策からみるバルト三国のマイノリティ 小森宏美
第Ⅳ部 東アジアの事例から
第9章 「意味ある投資」を求めて――日本から帰国したフィリピン人による出身地域での起業 高畑幸
第10章 現代移民の子女教育――日本におけるニューカマー韓国人の事例から 李仁子
第10章 現代移民の子女教育――日本におけるニューカマー韓国人の事例から 李仁子