国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

館外での出版物

ひらめきをのがさない! 梅棹忠夫、世界のあるきかた

2011年5月31日刊行

梅棹忠夫 著
小長谷有紀、佐藤吉文 編

勉誠出版

出版物情報

主題・内容

梅棹忠夫の残した膨大な写真とことばから、世界を知的にとらえるための技術を学ぶ。
元祖「知的生産の技術」者による、発想法の極意。

「あるきながら、かんがえる」という梅棹忠夫の思想のプロセスを追体験しながら、その極意をつかむ。稀代の探求者・観察者は世界をどのように見ていたのか。どのような調査をしていたのか。その考えかたを視覚的・具体的に明らかにする、実践例題集。世界に対してあくなき好奇心を発揮し、今なおひろく実効性と応用性をもつ梅棹忠夫の頭脳をのぞき見る。

目次

はじめに
第1章
スケッチの時代
第2章
1955年 京都大学 カラコラム・ヒンズークシ学術探検隊
第3章
1957-58年 大阪市立大学 第一次東南アジア学術調査隊
1961-62年 大阪市立大学 第二次東南アジア学術調査隊
第4章
日本探検
第5章
1963-64年 京都大学 アフリカ学術調査隊
1968年 京都大学 大サハラ学術探検隊
第6章
ヨーロッパ
第7章
中国とモンゴル
第8章
山をみる旅
さいごに