館外での出版物
出版物情報
- 出版社:臨川書店 出版社ホームページはこちら
- 定価:4,000円(税抜)
- ISBN:978-4-653-04389-8
- 判型:A5判
- 頁数:328頁
- 共同研究 「捕鯨と環境倫理」成果
主題・内容
本書は、世界各地の捕鯨の現状、日本の調査捕鯨や商業捕鯨再開をめぐる政治的な動き、反捕鯨運動にかかわるメディア展開、NGOによる鯨類保護活動、鯨類をめぐる動物倫理問題などについて報告し、検討を加えた。
目次
はじめに・・・・・岸上伸啓
世界の捕鯨と捕鯨問題を考える・・・・・岸上伸啓
第一部捕鯨の現場 ― 商業捕鯨、先住民生存捕鯨、クジラの観光資源化
岐路に立つノルウェーの捕鯨―ミンククジラ漁のいまとこれから・・・・・赤嶺淳
日本とノルウェーの小型捕鯨・・・・・石川創
岩手県におけるイルカ・クジラ漁の歴史的展開・・・・・吉村健司
アラスカ北極海の生存捕鯨と海底油田開発・・・・・生田博子
現代グリーンランドにおける捕鯨と儀礼・・・・・本多俊和・高橋美野梨
生き残る先住民生存捕鯨、停滞するホエール・ウォッチング構想―カリブ海、ベクウェイ島の事例より・・・・・浜口尚
岐路に立つノルウェーの捕鯨―ミンククジラ漁のいまとこれから・・・・・赤嶺淳
日本とノルウェーの小型捕鯨・・・・・石川創
岩手県におけるイルカ・クジラ漁の歴史的展開・・・・・吉村健司
アラスカ北極海の生存捕鯨と海底油田開発・・・・・生田博子
現代グリーンランドにおける捕鯨と儀礼・・・・・本多俊和・高橋美野梨
生き残る先住民生存捕鯨、停滞するホエール・ウォッチング構想―カリブ海、ベクウェイ島の事例より・・・・・浜口尚
第二部捕鯨をめぐる政治力学
蘇った韓国のクジラ―絶滅から観光・環境資源へ・・・・・李善愛
日本の調査捕鯨・・・・・若松文貴
IWCでの日本外交を振り返る(一九九七~二〇一八)―妥協は不可能だったのか・・・・・真田康弘
日本のIWC脱退の問題点と今後の展望・・・・・石井敦
蘇った韓国のクジラ―絶滅から観光・環境資源へ・・・・・李善愛
日本の調査捕鯨・・・・・若松文貴
IWCでの日本外交を振り返る(一九九七~二〇一八)―妥協は不可能だったのか・・・・・真田康弘
日本のIWC脱退の問題点と今後の展望・・・・・石井敦
第三部反捕鯨運動と倫理 メディア論で読み解く捕鯨問題・・・・・河島基弘
逸脱する捕鯨推進とクジラ紛争の歴史を追って・・・・・臼田乃里子
日本におけるNGO活動としてのクジラの保全―鯨からクジラへ・・・・・倉澤七生
生態系保全と動物福祉―食べない捕鯨支持層の目に映る反捕鯨派・・・・・佐久間淳子
動物倫理の観点から見た捕鯨・・・・・伊勢田哲治
逸脱する捕鯨推進とクジラ紛争の歴史を追って・・・・・臼田乃里子
日本におけるNGO活動としてのクジラの保全―鯨からクジラへ・・・・・倉澤七生
生態系保全と動物福祉―食べない捕鯨支持層の目に映る反捕鯨派・・・・・佐久間淳子
動物倫理の観点から見た捕鯨・・・・・伊勢田哲治
おわりに・・・・・岸上伸啓
略字表/執筆者紹介