国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

国立民族学博物館調査報告(Senri Ethnological Reports)

No.39 消滅の危機に瀕した言語の研究の現状と課題

2003年6月30日刊行

崎山理 編

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目次

序文
 ……………… 崎山理
太平洋地域における危機言語とその問題点
 ……………… 崎山理
東部ポリネシアの場合
 ……………… 柴田紀男
消滅の危機に瀕した第二言語――パラオに残存する日本語を中心に
 ……………… 渋谷勝己
中国雲南省における彝語方言の使用状況
 ……………… 岩佐一枝
西南中国〈川西民族走廊〉地域の言語分布――レファランス資料集
 ……………… 池田巧
カレン系言語の状況
 ……………… 加藤昌彦
海岸ツィムシアン語の現状と問題点
 ……………… 笹間史子
北アメリカの「危機言語」:現状と課題
 ……………… 渡辺己
中米の危機言語の現状と問題点――マヤ語を中心に
 ……………… 八杉佳穂
ユカギール語の現状と問題点
 ……………… 遠藤史
ロシアのツングース諸語
 ……………… 風間伸次郎
中国のツングース諸語
 ……………… 津曲敏郎
方言語彙の衰退
 ……………… 佐藤亮一
日本における危機に瀕した方言の研究課題
 ……………… 真田信治
危機言語としての琉球方言の研究状況――日本復帰後から今日までの活動についてのおぼえがき
 ……………… 狩俣繁久
日本語学の二つの課題
「日本語の方言形成過程について」および「全言語間自動翻訳・自動通訳装置の開発のための予備的研究」
 ……………… 上村幸雄
コメント1:南インド・トダ族の現状と問題点
 ……………… 奈良毅
コメント2:北タイ・ムラブリ族の現状
 ……………… 坂本比奈子
コメント3:シベリア・ユピック語の現状と問題点
 ……………… 永井佳代
コメント4:カムチャッカ半島・コリャーク語による絵本作り
 ……………… 呉人恵
コメント5:ビルマの危機言語ポン語
 ……………… 藪司郎
コメント6:記述研究の可能性――東インド・サンタル語を巡って
 ……………… 峰岸真琴
コメント7:文法記述と術語
 ……………… 宮岡伯人
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