国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

国立民族学博物館研究叢書

『国立民族学博物館叢書』は、本館における研究成果のうち特定の民族、地域、またはテーマに関する完成度の高い著作を公刊することを目的として、刊行されたシリーズです。新規には発行停止中。
[4]国家のなかでの狩猟採集民 カラハリ・サンにおける生業活動の歴史民族誌 2002年12月27日刊行
著者:池谷和信 孤立した狩猟採集民のイメージは、毛皮をめぐるエスノネットワークの崩壊とともに形成されたものだった。
植民地時代の空白の歴史を復元し、「歴史のなかのサン社会」を提示。
文化生態学と社会史を統合する視点から描かれる新たな狩猟採集社会像。
目 次
まえがき

[第1章]序論
第1節 ◆ 文化人類学における「カラハリ論争」
1.「カラハリ論争」の展開
2.サンの生業研究の動向
3.研究史のなかでの問題点
『国立民族学博物館研究叢書』へのお問い合せ:
国立民族学博物館 編集室
〒565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1
Fax: 06-6878-7503
email: editorial★minpaku.ac.jp
★を@に置き換えて送信ください。